ホラー トラウマ 小説一覧

11件
1

開いているドアは見過ごしなさい

 天川と国分を結ぶことで天国線と呼ばれる路線で最近人身事故が多い。  九泉駅で起きた飛び込み、その被害者が同じ高校の知人らしいという情報を受けサトウヒロシは違和感を覚える。  飛び込みをした知人はとても自殺を企てるような人物に思えないし、ホームドアがしっかりある駅でそんなことが出来るのか?  さらに身近な人の自殺ということが、ヒロシの心を不安定にしていく。
2

野球好きであるがゆえの悲劇

「大丈夫」その油断が命取りになった。
3

赤の伝染

人の想いの強さが時に重くのしかかる。 軽い気持ちで起こした過ちが最悪の結果を生んだお話。
4

聞こえたもの

誰もいないはずの山に響く、怪しい声。 それは近づく程に、意味のある言葉へと変化していく。 その言葉に隠された本当の意味を知った時、恐怖のどん底へ突き落される。 これを読んだら、あなたは山に登るのが怖くなる-。
5

腐った絵本

幼少期に読んだ絵本が、心の中で腐っている。 トラウマに感染した物語が体を蝕む奇病「蔵書症」——その治療法はただ一つ、患者の内面世界に潜り、腐った物語を縫い直すこと。 だが、パステルカラーの絵本世界に待っているのは、笑顔で内臓を盛り付ける怪異と、逃げることしかできない絶望だった。 繕い手・糸守縁、31歳。他人の痛みに一切共感できない。だからこそ、トラウマに引きずり込まれずに物語を縫い直せる。 解き手・鉤谷棘、24歳。他人の痛みがすべて自分の体に来る。だからこそ、トラウマの核を一瞬で見抜ける。 共感しない女と、共感しすぎる男。正反対の二人が、壊れた物語を摘出する——グロゴアホラー×バディ探索×心理ドラマ。 「治してどうするの?」 腐った世界の片隅で、黒い影が嗤っている。 「最初から壊れた物語を与えれば、壊れたまま生きていける」 治す者は、自分自身を治せるのか。
6

夜明けの夢想者

 高校生・白瀬陽波は、母から贈られたペンダントを手に眠りにつくと、不思議な「夢の世界」に迷い込んでしまう体質を持っていた。  ある日、入院中の母を見舞った病院で、思いがけず夢の世界に囚われた陽波は、「カヅキ」と名乗る謎めいた少女と出会う。微笑みの奥に影を漂わせる彼女に導かれ、陽波は夢の病院をめぐる旅へと踏み出す。  そこに潜んでいたのは、心を蝕む狂気の悪夢――そして、自らの弱さや過去と向き合わざるを得ない試練だった。夢と現実の狭間で出会った二人の少女は、闇を彷徨いながらも、自立と再生の光を探し求めていく。  希望と絶望が交錯する、サイコロジカル青春ホラー。
7

トラウマ

「元気なうちに中学時代の恩師に一目会って、感謝の気持ちを伝えたい」それが、番組に応募した理由だった。
8
9

誰もいない城

気がついたら見知らぬ場所にいた。 暗い部屋の中、自分がどこの誰か、名前すらも思い出せない。 冷たい石の壁と床。 廊下より聞こえてくる不気味な音。 顔が映らない姿見。 失われた記憶。 パニックに陥りそうな状況下にあって、 目に入ったのは小さな明かりとりの穴から差し込む、わずかな月明かり。 優しい月光に惹かれるようにして壁の穴へと近づき、のぞいた先。 そこにあったのは……。 ここにあるのは明けない夜と混沌と怪異のみ。 泣こうがわめこうが誰も助けてくれはしない。 頼れるのは己だけ。 跋扈する異形。 惜しみなく注がれるのは、絶望と恐怖。 ようこそ、理不尽な世界へ。
10

萎びた茄子のように、壊れた髪飾りのように

 幼い頃の一瞬が、それまでの舗装された道から砂利道へと逸らせる。そんな歪んだ娼婦の日常をタバコの煙がリセットさせる。 (サクッと読めるショートショート)
11

かっちゃん人形

ショートショートです。人形怪異系 幼稚園の頃、不気味な「かっちゃん」という人形が園長室にあった。 僕や友達は気になって覗こうとしたけど、先生が怒るからダメだった。 だから僕はお泊り保育の夜、一人で覗いたのだけど‥‥
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