SF サラリーマン 小説一覧
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9件
1
TS秘書室 ―リストラの代わりに、俺は社長秘書(女)にされた―
「クビか、女になって社長秘書か」——四十五歳の俺に、会社が突きつけた二択は、そのどちらもが地獄だった。
大鷹物産・総務課で二十三年。無遅刻無欠勤、課長代理止まり。独身、ローン残債あり、母の介護費あり。そんな俺に人事部長が示したのは、給与三倍の「特別秘書室」への異動だった。ただし条件は、グループの医療ベンチャーによる“施術”を受けること。目覚めたとき、鏡の中には二十代半ばの女が立っていた。
用意されたのは膝上二十センチの特注制服。値踏みするような視線。接待の席で強要される酌。ホテル、温泉、野球拳——社長と取引先会長の思惑に、俺は日ごとに追い詰められていく。
だが、忘れてもらっては困る。こっちは総務二十三年だ。経費の裏も、宴会の切り抜け方も、役員の力関係も、全部この頭に入っている。
若い女の身体に、おっさんの魂と、経理の知識。やられっぱなしで終わるほど、サラリーマン人生は甘くない——これは、備品にされた男の、静かで痛快な逆襲の物語。
※全8話・完結済み
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文字数 8,920
最終更新日 2026.08.18
登録日 2026.08.11
2
TSしても俺は男だ! 無自覚に恥じらう自分が一番悔しい
ある朝目覚めると、体が女になっていた。――女に縁のない冴えないサラリーマン・田中、二十五歳。
「体が変わっても、俺は男だ」。そう自分に言い聞かせ、いつも通り生きようとするが、体だけは俺の意思と無関係に、勝手に"恥じらいの反応"を見せてしまう。
満員電車の視線、風にめくれるスカート、社員旅行の浴衣、そして家族にすら気づかれる事件まで――心は決して揺らがないのに、体だけが無自覚に反応し続ける。「恥じらってるのは体であって、俺じゃない」。そう思い込もうとするたび、俺は自分自身の一番の悔しさと向き合うことになる。
中身はおっさん、見た目は美人。抗えない体との、羞恥まみれの攻防戦。
※第1部・全9話
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文字数 11,007
最終更新日 2026.08.27
登録日 2026.08.16
3
無敵のサラリーマンと異星の姫~全てを超えた愛はなにを救うのか~
ここはとある地方都市、しがない会社員の塵保満(ちりやす みつる)はいつものように遅い時間、帰宅の途についていあ。
家の近所までやってきたとき、空き地の林にまばゆい光が落ちてきたのを目撃する。
「一体なんだ!? まさか隕石でも落ちて来たのか? それにしてはなにも音がしなかったけど……」
独り言をぶつぶつ言いながら林へ入って行くと、そこにはカプセル錠剤をデカくしたような物体が鎮座していた。
「まさか宇宙人!?」
思わず大声を出すとそのカプセルは静かに開き、中からほっそりとした金髪女性が現れた。
その肌は同じ人類とは思えないように光っておりまるで妖精のようだ。間違いなく宇宙人だと確信した満へ向かって彼女はなにかを訴えている。
だが言葉は全く通じない。それでもその美しさに惹かれ、とりあえず自宅へ連れて帰ってしまうのだった。それが地球全体を巻き込む災厄の始まりだとも知らずに……
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文字数 27,865
最終更新日 2026.08.24
登録日 2026.08.22
4
しかし、眠い。
ある国で、僕はワクワクドリームプログラムの研究開発プロジェクトの責任者として、日々仕事をしている。そのプログラムにより、人間は三つの夢を見ていて、それぞれでマルチバース的に人生を歩んでいる。しかし、眠い。気づくと僕はうとうとしていて、瞼の裏の黒を見ていた。ああ、眠る。夢が始まる。そして僕は人間原理となり、人類ではなくなった。そんな僕の選択で、全ての夢が消去され、そうして人類は永遠の眠りについた。※pixivの「第2回日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト」に、昔応募した作品です。あらすじが、ほぼすべての内容です。よろしければご覧下さい!
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文字数 6,178
最終更新日 2024.04.04
登録日 2024.04.04
5
多田宏一は何もしていない
出社してただけ。
多田宏一、25歳。
どこにでもいる普通のサラリーマン。
彼はただ、いつも通りに起きて、朝食をとり、改札を通り、吊り革を握って会社に向かった──それだけのこと。
だがその裏で、風に舞ったシーツから始まった一連の出来事が、SNSを介し、行政を狂わせ、AIを誤作動させ、そして世界に「ちょっとした破滅」をもたらす。
本人は、なにも知らないまま「おはようございます」と出社した。
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文字数 1,908
最終更新日 2025.07.03
登録日 2025.07.03
6
助けて!イモイモン!
高校2年生のいじめられっ子・ちょび太の前に、28世紀から“コードを置いて”現れた猫型ロボ(中身は未来人)イモイモンが出力される。
「ほら、助けて!イモイモン!って言えよ」——その一言が言えないまま、学校は“秩序”と“管理”で役所化し、文化祭は稟議書が舞う地獄のプレゼンに。
バグが増殖し、イモイモンの消滅カウントダウンが迫る中、ちょび太は初めて自分の意思で「助けて」を選べるのか。
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文字数 40,592
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.23
7
社畜リーマン、ポンコツヒューマノイドのお陰でQOL爆上がり
「人ってそうやって笑うんだ」
ヒューマノイドロボットの所持が一般化した世界。
仕事ばかりで疲弊した毎日を送るアラサー芳賀燈一は、部下に勧められ旧型のヒューマノイドロボットを購入する。中古品だった為取り扱い説明書が無く、製造メーカーの記載もない。何に特化したヒューマノイドか分からず、とりあえず家事支援タイプとして指示を出してみるが、家事の仕方が分からないと言う。その上、三十年以上前の筐体は貧弱で手がかかる。果たしてポンコツヒューマノイドは燈一の役に立てるようになるのか?
【芳賀燈一】
34歳男性。社畜サラリーマン。会社では仕事の出来る中堅社員だが、家事など身の回りのことが疎かになりがちでゴミ屋敷同然の部屋に住んでいる。後輩に勧められヒューマノイドを購入するも早々に後悔する。
【コハク】
ヒューマノイド。性別不明の外見小学生(芳賀は僕っ娘だと思っている)。中古の旧型なので低性能で劣化が酷い。表情の変化が乏しい。家事も炊事も出来ない。
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文字数 91,771
最終更新日 2023.07.26
登録日 2023.07.20
8
【短編001】 最適化:苦しみのない世界は、本当に幸せか
定年まであと少し。
再雇用申請書を引き出しにしまったまま、真壁亮介は三週間、答えを出せずにいた。
「AI使えない世代を残す余裕、会社にもないですし」
その一言が背中を押した夜——深い眠りの中で亮介が見たのは、人間関係の苦痛が完全に消えた未来都市だった。
誰も怒鳴らない。誰も傷つけない。
それは、ずっと望んでいたはずの世界だった。
はずだった。
AIが感情を管理する時代に、それでも生きるとはどういうことか。定年間近のおじさんと一匹の猫が問う、現代SF短編。
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文字数 4,580
最終更新日 2026.05.16
登録日 2026.05.16
9
怪物万事塞翁が馬
将来への希望もなく、ただ漫然と生きるだけの会社員A氏。彼はある夜、見知らぬ男から「地球の為に、働いてみる気はありませんか?」との誘いを受ける。怪しみながらも、とある施設へ出かけた彼を待っていたのはトンデモナイ依頼であった。
彼は、怪獣タイプの”異星人”になったのだ。そして以前と同じように、平凡な社会生活を送り始めた。その結果は、果たして……。
地球全てを巻き込んだ壮大な社会実験とは何か。そして、その裏に潜む大きな謎とは。 人類が宇宙へ飛び出す時、彼らが通り抜けなければならない、大いなる試練の物語。
感想数 0
文字数 28,002
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.05.07
9件