恋愛 神官小説一覧

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「聖女と教皇が公私共に信頼し合う──そしたら、教徒達も安心すると思いません?」
「恋情ではなく、純な信頼をご所望でしたら、幾らでも差し上げます。そもそも、君は未だ神官でしょう。弁えてください」
「相変わらずだなぁ。まぁそこが好きなんだけど」
「いい加減諦めてください……」
圧倒的な浄化能力を持つ神官・タリスは、その生活態度の悪さから、常に破門の危機にあった。タリスの実力を惜しんだ当代の聖女・シフォンは、度々交流を持つようになる。
懐かれた結果、終始口説かれる羽目になるとも知らずに。
(飄々としているけど感情が読めず、時々凄く辛辣になる年下神官×聖女の称号に負担を感じている、貴族出身の生真面目聖女)
文字数 9,456
最終更新日 2024.06.22
登録日 2024.04.14
神官アウラは、勇者で幼馴染であるダグと将来を誓い合った仲だったが、彼は魔王討伐の褒美としてイリス皇女との結婚を打診され、それをアウラの目の前で快諾する。
アウラと交わした結婚の約束は、神聖魔法の使い手である彼女を魔王討伐パーティーに引き入れるためにダグがついた嘘だったのだ。
『お前みたいな、ヤれば魔法を使えなくなる女となんて、誰が結婚するんだよ。魔法しか取り柄のないお前と』
そう書かれた手紙によって捨てらたアウラ。
傷心する彼女に、同じパーティー仲間の盾役マーヴィが、自分の故郷にやってこないかと声をかける。
アウラは心の傷を癒すため、マーヴィとともに彼の故郷へと向かうのだった。
捨てられた主人公が、パーティー仲間の盾役と幸せになる、ちょいざまぁありの恋愛ファンタジー短編。
※思いつきなので色々とガバガバです。ご容赦ください。
※力があれば平民が皇帝になれるような世界観です。
※単純な話なので安心して読めると思います。
文字数 31,256
最終更新日 2023.08.17
登録日 2023.08.11
花の女神の神官アンリエッタは嵐の神の神官であるセレスタンと結婚するが、三年経っても子宝に恵まれなかった。
そのせいで義母にいびられていたが、セレスタンへの愛を貫こうとしていた。だがセレスタンの不在中についに逃げ出す。
式典のために神殿に泊まり込んでいたセレスタンが全てを知ったのは、家に帰って来てから。
愛らしい笑顔で出迎えてくれるはずの妻がいないと落ち込むセレスタンに、彼の両親は雨の女神の神官を新たな嫁にと薦めるが……
文字数 49,264
最終更新日 2022.06.10
登録日 2022.04.19
ひねくれた青年×落ち着いたお姉さん。
見知らぬ場所へ放り出されたぬいは、名前も記憶も朧気な異邦者である。出会った青年には騙され、彼女を探していたらしい教皇には放置される。案内役の少女は、同じ世界からやってきた彼に夢中で、周りが見えていない。御業や魔法という奇跡のような力はあれど、ぬいは並み以下であった。
異邦者同士の名と、どちらかの素顔を明かしてはいけないと言われ、やがておかしな状態に気づき始める。
ぬいの存在自体に嫌悪を抱いている青年が、溺愛するようになるお話。
※本編完結済。
なろうさんにも転載しておりますが、こちらが先行配信です。
文字数 345,637
最終更新日 2021.08.30
登録日 2020.12.01
「勇者さま、おもてなし係」のスピンオフ小説です。
あちらの目次で、番外編で連載していたカリン編です。雰囲気が違いすぎるため、こちらに移動しました。
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カリンは勇者一行の魔法使いで、美人にもかかわらずまったくモテない。
それというのも、「砲撃の魔法使い」という呼び名のせいだ。
攻撃魔法の威力調整が苦手なせいで、カリンと聞くと、男どころか誰しもが逃げ出す始末。
結婚仲介所にも出禁をくらい、やけになったカリンは、いきずりの相手と子どもを作ろうと最低な決意をし、変装して酒場にやってきた。
しかし、そこで出くわしたのは、勇者一行の仲間で、神官のライアン・レーシスだった。
作戦は失敗し、傷心中のライアンと酒を飲みかわしたのだが、うっかりライアンとベッドをともにしてしまい……!
二十代の女子が、いろいろとこじらせています。
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短編形式でのせています。
「勇者さま、おもてなし係」を読んでからのほうがわかりやすいです。
R15は保険です。
大人な雰囲気の恋愛で、草野の作品の中ではかなり糖度が高めです。
文字数 54,313
最終更新日 2021.08.02
登録日 2019.08.31
私、ルーナ・アゲットは乙女ゲームのヒロインとして転生した。
ぶっちゃけ、大好きな乙女ゲームに、しかもヒロインに転生した為、嬉しいといえば嬉しいのだが………1つだけ問題がある。実はこの乙女ゲーム、バッドエンド、しかも死亡ルートの数が異様に多いのだ。
順調に進んでも、何故か気付いたら死ぬ。順調に進んでなくで、死ぬ。取りあえず、死ぬ。といった感じにとにかく死ぬのである。
冷静になって考えた時、前世、攻略サイトを見なければ、攻略できなかった私にとって、適当にやった時必ずバッドエンドにたどり着いたわたしにとって、これは死活問題。そもそも、前世も今世も恋なんてしたことがない私にとって、最重要課題。
私にヒロインは務まる訳がない!!!死にたくない!!!と考えた末に、たどり着いた答え、それは他の誰かにヒロインを任せること。
そう、ヒロインにふさわしい他の誰かに、わたしはヒロインの役割をゆずることにした。
小説家になろうでも同じものを乗せています
文字数 155,564
最終更新日 2019.06.15
登録日 2016.12.22
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