現代文学 ローファンタジー 小説一覧

8件
1

職業、異世界言語翻訳家

現代に突如もたらされた異世界の文学たち。異世界言語翻訳の仕事をする青年の話。 ※※※もしも異世界の本が現代にもたらされたら? ……というわくわくする設定で書いてみました。※※※
2

レーゾン・デートルの炎上

「作者は分かるわ。……アルルネシア。災禍の魔女、アルルネシアよ」  自分には、誰より作家としての才能があるはず。宇田川小百合はそう信じて生きてきた。だが現実は無情。六年書き続けても、小百合の作品は大落選ばかり。小百合の友人は、WEB小説サイト“スターライツ”に投稿してたった一年で大賞を受賞したというのに。  苛立っていた小百合は、いつもの古書店でその本を見つけてしまう。  それは、災禍の魔女・アルルネシアが作った恐るべき魔導書。それを手にした小百合の運命は。そして魔導書を回収しようと動く、少年少女達は。  己の存在理由と“願い”を問う、魔法の物語――開幕。
3

サイズの合わない家を脱ぐまで -忘れ物屋で見つけた歩幅-

この物語は、「家族を嫌うための話」でも、「親を断罪するための話」でもありません。 自分の声が、家族の中で少しずつ消えていった。 そんな経験を持つ人にだけ届いてほしい、静かな記録です。 「今日、帰り少し遅くなるかも」 そう言ったはずの言葉が、 返事のないまま消えていく。 怒鳴られたわけでも、否定されたわけでもない。 ただ、なかったことになる。 この家では、 自分の意見がどこへ行くのか分からなくなる。 主人公は、実家で暮らす大人の女性です。 反抗期らしい反抗もせず、 「いい子」のまま年を重ねてきました。 ある日、「家を出たい」と口にしたことで、 家の空気が変わります。 母は三十分だけ姿を消し、 何事もなかったように戻ってきた。 見捨てられたわけじゃない。 でも、「いなくなることはできる」と知ってしまった。 怒鳴られるよりも静かで、無視されるよりも重い、空白の時間。 その感覚が、胸の奥に残ります。 街の路地にある、少し不思議な店。 名前は「忘れ物屋」。 そこには、 言えなかった怒りや、 飲み込んだ言葉、 役割として背負ってきたものが、 “物”の形で置かれています。 重たい鍵束。 サイズの合わない上着。 小さくなっていた靴。 行き先のない切符。 どれも、魔法の道具ではありません。 持ち帰っても、人生が急に変わるわけではない。 ただ、 「これは私のものだったのかもしれない」 と気づくための場所です。 この物語では、 誰かが劇的に変わることはありません。 母も、兄たちも、 大きくは変わらない。 けれど、 主人公の「見え方」だけが、少しずつ変わっていきます。 ・我慢が足りなかったわけじゃない ・優しくなかったわけでもない ・ただ、サイズが合わなくなっていただけ そう気づいたとき、 初めて選べる距離があります。 近づかなくても、家族だった。 離れることで、続けられる関係もある。 これは、 「家族から逃げる話」ではありません。 「家族を許す話」でもありません。 自分の歩幅を取り戻す話です。 静かな語り口で進む連作短編です。 ホラーではありません。 でも、少しだけ、不思議な気配があります。 重いテーマを含みますが、あなたを責める言葉はひとつもありません。 もし読んでいて苦しくなったら、いつでも本を閉じてください。 この物語は、最後まで読み切ることよりも、あなたが呼吸を整えることを大切にしたいと思っています。 もし今、 ・家族と距離を取りたいと思っている ・「自分が悪いのかもしれない」と考え続けてきた ・どこにも行けない気がしている そんな状態なら、 この物語は、あなたの隣に静かに座るかもしれません。 答えは出しません。 正解も示しません。 ただ、 「もう少し息をしてもいい場所」があることを、 そっと置いておきます。
4

今もダイホンエイ

ただの勤め人、万年ヒラのつぶやき「今もダイホンエイのように思えています」
5

棺と男

朽ちた棺を引きずる男の話。
6

please take me to heaven

全5話 完結済み。 数年前に雨が降らなくなってから、この町の草木や農作物は次々と姿を消していった。 病弱な少女アミエルは、幼い頃に見た花畑をもう一度見たいと願っている。 彼女を想うベルネは叶わない願いだと知りながらも、町に残る“綺麗なもの”を集めてはアミエルに贈り続けていた。 枯れゆく世界で想いだけが静かに積もっていく、二人の少女の儚くも美しい物語。
7

一人で最終バスに乗って足摺岬に行った話です。

2月に一人で最終バスに乗って足摺岬に行きました。なぜ最終バスを選んだのか、それはある目的があったからです。断崖絶壁の岬、冬の風、冷たそうな海、綺麗な星空。やることは決まっていました。 初投稿です。よろしくお願いします。 この作品は下記のサイトにも掲載しています。 カクヨム→ https://kakuyomu.jp/works/16817330664955238360 小説家になろう→ https://ncode.syosetu.com/n3771il/
8

青い春を漂う

【第9回ネット小説大賞2次選考進出作品】 金魚が空中でも泳ぐことができる不思議な透海(とうみ)町。 そんな町で起きたちょっとした奇跡のようなお話。 少女は大切な人のことを忘れていた。 何故、少女は大切な人のことを忘れていたのか。 大切な人と一体何があったのか。 忘れていた記憶を少しずつ少女は思い出してゆく……。 あの頃あたし達は大人びていて、そして幼かった。 不定期更新ですが、更新する時は必ず月曜日の21時にします。
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