ライト文芸 努力 小説一覧
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奏空(かなでそら)高校のマーチングバンドには、部員が三人しかいない。
唯一の男子部員である川上は、いつも通り合奏練習をする為に、音楽室の代わりにしている空き教室のドアを開けた。
そこで待っていたのは、元気いっぱいな様子でビッグニュースを持ってきた女子部員・山本。
何とそれは、三人だけで県大会に出場しようという大それた提案だった。
しかし、出場には指揮をしてくれる先生が必要だ。
そんな中、職員室前に並ぶ優勝トロフィーの前で、国語科の教師・海(うみ)先生に出会う。
先生は、かつて全国に名を馳せていた頃のマーチング部を率いた熱血な指導者だった。
早速指導を願い出た三人だったが、練習は想像していた以上にハードで、ねを上げる寸前に。
それでも必死に食らいつき、待ち焦がれた県大会の先で三人が掴んだ想いとは——。
これは誰の代わりもいない特別な部員たちが、それぞれの音色を響かせて、県大会やその先を目標に努力する青春物語である。
※この物語に出てくる大会の規約は、現実のものと大きく異なります。リアリティを追求したい方はご注意をお願いいたします。
文字数 7,812
最終更新日 2025.04.27
登録日 2025.04.27
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文字数 11,078
最終更新日 2023.06.28
登録日 2023.06.23
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※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載中です
※タイトル詐欺です。超能力要素はおまけ程度です
※チート系や無双系ではありません
高坂宏彰は私立貴津学園高校 第二進学科(通称2科)在籍のちょっとオタクな2年生。
貴津学園では1科と2科、二つの学科に分かれており、学科によって制服のネクタイやジャージの色、教室の位置など、同じ学園の中でも明確に区別されている。
そして各科での一番の違いは『学内地位』だった。
1科は普通の共学校と同様に男女ともに在籍しており、ルックスが良く、スポーツが得意で明るくコミュニケーション能力が高い生徒が多い。
一方の2科は全体的に勉学は優秀だが外見がイマイチで華がなく、スポーツが苦手でコミュニケーションに難がある生徒が多い。
更に女子生徒が一名も在籍しておらず、実質男子校状態となっている。
そんな構成のためか、1科生徒の中には2科生徒を見下したり、得体の知れない集団と嫌悪する生徒も少なくなかった。
特に辻堂晴生は2科生徒を見つける度に因縁をつけてくるため、多くの2科生徒が怯えていた。
そんなある日のこと、宏彰はまたも辻堂から侮蔑の言葉を羅列されるが、ついに我慢の限界に達して友人たちとともに1科に挑戦することを決意する。
その裏で『負の記憶』を媒体とした超能力の存在も動いており――――
文字数 241,684
最終更新日 2023.04.02
登録日 2021.03.11
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「魔女になりたいって、普通の人からしたら笑われるようなことを言ってるのかもしれない。だけど……。私は、たとえ周りからバカだのアホだの言われても、自分がやりたいことはやりたいんです!」
主人公のヒカリは、魔女になりたいという強い思いを、命の恩人である魔女に向かって力強く伝える。
そして、高校卒業後に魔法使いが働く会社で、期限付きの契約社員となり、仕事をしながら魔女試験合格を目指す。
少しぶっきらぼうだけど頼りになる青年、いつも優しくたまに子供っぽい先輩、小さくて可愛いのに口が達者な少女など、個性豊かな社員達との新たな生活が始まる。
日々悩み苦しみながらも様々なことに気づき、少しずつ成長していくヒカリのひたむきな姿を描いた物語。
文字数 142,965
最終更新日 2021.11.21
登録日 2021.10.09
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