「たす」の検索結果
全体で3,163件見つかりました。
恋人が、死んだ。
将来を誓い合った仲だった、大切な人だった、誰よりも、何よりも愛していた。
「きみ、異世界転生って知ってるかね?」
ちょっとした顔見知りのその少年は、そんな突拍子もないことを平然と私に訊ねてきた。
喪失感が消えぬまま彼女の墓の前で立ち尽くす私に、少年は言った。
「きみの恋人はね、異世界で新しい人生を一から始めたのだよ。こことは全く別の世界さ。――もし、きみがもう一度彼女に会える方法があるとおれが言ったら、きみはどうする?」
「きみはね、異世界転移をすればいいのだよ。彼女が転生したその異世界に。まあ、ルールはいくつかあるのだがね。まず第一に、きみはこの世界での立場を何もかも捨てなければいけない。別世界の人間になるのだからね。第二に、彼女にかつてきみと彼女が恋仲だったと知られてはならない。今の彼女にはこの世界の記憶がないわけだから。第三に、きみにはこの世界と同じく、異世界でも教職についてもらう。そして別世界の彼女はきみの生徒になる。だから大っぴらに彼女に迫ったりはできない。立場上ね」
俄かには信じ難い話を、少年は饒舌に語って。
そして、彼は意味深に笑った。
「以上を踏まえて、だ。きみ、異世界転移に興味はあるかね?」
「おれなら、きみの願いを叶えてあげられるのだよ」
「――なんたって、おれは、『神様』だからね」
普段の私なら、馬鹿馬鹿しいと一蹴していただろう。
それでも。
それでも最愛の存在を失った私は、彼が差し伸べて来た手を縋るように握って。
――愛する彼女に再び出会う為だけに、私は生まれ育った世界を簡単に捨てたのだ。
『貴方の隣で呼吸がしたい。』は死んで異世界転生した恋人に異世界転移で会いに行った主人公がヒロインをただひたすら想い続けるラブストーリーです。
※ヒロインの柊木小夜ちゃん含む大半の登場人物の設定は海月水母さん(@unatuki_minamo)にお借りしました。ありがとうございます!
文字数 49,389
最終更新日 2025.07.12
登録日 2025.01.02
地味な男子高校生の実咲(みさき)は、クラスのマドンナ狩野麗子(かのう れいこ)が好きだった。
高嶺の花と遠巻きに眺めていた彼女が「美少女とイチャイチャしていかがわしいことに発展したすぎる人生だった」という願望を持つ変態淑女・百合絵師(漫画も描くよ☆)であると知ったところから運命が変わり始める。
「俺が美少女だったら、狩野さんとこういうことできたのに」
彼女の作ったいかがわしい百合同人誌を眺めてそう思っていた次の日、彼は「美少女」へと変身した。
※女装趣味もない普通の男性が、好きな女の子のために美少女になる疑似百合小説です。
主人公の属性:地味で平凡な男子高生/小柄で顔が可愛い/性格は男性だが目的のために女装/気づいたら押し倒されているちょろいタイプ
ヒロインの属性:黒髪ロングヘアのお嬢様系女子高生/美少女大好き/肉食系女子/ゼロ距離射撃をガンガンに撃ち、相手のHPが切れた頃に押し倒してくるタイプ
【注意書き】
・ヒロインが変態です。
・主人公もだんだん変態さが出てきます。
・女性×男性(女装)描写のみ。(作中作では百合有り)
※逆転無し
・後半(8話)に鬱っぽい暗い展開がありますが、最後にはご都合主義で丸く収まります。
※男性が女性の振りをしてヒロインを騙している行為に生々しい現実は要らない、そういうのしんどいという方は、読むと不快になるかもしれないので回避してください!
・R18相当の性描写はありませんが、15歳以下には不適切かもと思ったのでセルフレイティングをつけました。
※防衛のためなので期待はしないでください。
今回は少年漫画レベルのお色気描写をなるべくいかがわしく書こうチャレンジなので、実際に起きていることは本当に大したことありません。
【導入を飛ばしたい方へ】
・第5話(デートする話)もしくは第6話(ヒロインの自宅へ連れて行かれる話)からどうぞ。
【イチャラブとちょっぴりのお色気が欲しい方へ】
・オマケをどうぞ。(軽度のSMっぽい描写があるので、無理な方は回避してください。痛いのはないです。)
文字数 37,444
最終更新日 2025.06.18
登録日 2025.05.29
武に身を捧げひたすら戦地で武功をあげていた傭兵のグランツは、ある日王国と帝国との戦いの果てに敗れ戦死してしまう。
その後グランツが目を覚ますと…
一応ぐろありです。
文字数 1,560
最終更新日 2016.05.11
登録日 2016.05.10
不慮の事故によりこの世を去った少年 長谷 裕貴。しかし死後、女神の加護により異世界転生を果たすも…。
文字数 11,753
最終更新日 2022.10.02
登録日 2022.09.05
とある国で最強の騎士マリオンは他国との戦争により滅亡の憂き目に立たされた王国の希望を紡ぐため、国王であり親友である男の頼みを受けて自決により戦前を離脱して未来への転生を果たす。しかし、転生した体はまさかの病弱体であり、必死に鍛えたところで得意の魔力の適性すら芽生えない最弱体であった。かつての王国の痕跡も何一つ見つけられず、全ての希望を打ち砕かれ失意の中で転生先の国の一兵士として平々凡々と生きるカイ(元・マリオン)。もう、あきらめても良いかもしれない。恋人との結婚を前に転生体としての人生を全うする決意をしたカイの前に皮肉にも宿命は舞い戻る。秘された邪神の花嫁(生贄)として選ばれることによって——……。
(しかもやっと見つけた前世の自分の記録は子持ちの母だった……?なん?)
と、いう感じの楽しい夢を見たので皆様にもおすそ分け。書けるとこまで頑張ってみます。
文字数 13,185
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.02.24
大昔の日本で、究極の刀を追い求めた天才刀鍛冶・宗雅(むねまさ)。
彼は鍛錬の最中、気づけば**「鍛冶技術が存在しない異世界」**に転移していた。
異世界の武器は、粗悪な鋳造品が主流。
宗雅の目にはすべてが**「おもちゃ」**に映る。火床も金床もなく、**家事(かじ)に精を出す宗雅にとって、「鉄が錆びつく」**という焦燥こそが最大の苦痛だった。
しかし、彼の持つ**「古代の失われた製法」は、異世界で規格外の力を発揮する。
高レベル魔物に窮地に立たされた討伐隊隊長・ライナーは、宗雅の「叩きかけの未完成な刀身」を借り、魔物を一刀両断。
宗雅の無自覚なチート**を目撃したライナーは、彼の技術の価値を悟る。
宗雅の唯一の願いは、「最高の刀を打つこと」。ライナーは、彼の才能を権力から守るマネージャー兼護衛となり、宗雅を王都へ連れ出す。
**「最高の打ち場」を得た宗雅は、異世界の伝説の素材(竜の骨、魔王の血が染みた鉱石など)**を求め、ただひたすらハンマーを振るい続ける。
「兵器などではない。これは**『芸術』**だ」と主張する宗雅が、純粋な職人の魂を込めて打つ一振りが、魔王軍との戦いの行方、そして世界の歴史そのものを、静かに塗り替えていく――。
文字数 4,884
最終更新日 2025.11.11
登録日 2025.11.11
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文字数 97,405
最終更新日 2026.03.19
登録日 2025.03.15
芝井隆人26歳。異世界召喚経験者。
後に地球への帰還を果たすものの、以前の仲間に誘われて剣と魔法の異世界に舞い戻り、ネット通販事業の立ち上げに着手する。
そんなある日、彼に天啓が舞い降りた。
「そうだ!ネットアイドルに宣伝させよう!」
人類を救う冒険から11年。
かつて勇者と呼ばれた男は、今、アイドルをプロデュースしていた。
***
ネット通販を運営する側視点のお話です。
楽しんでいただければ幸いです。
文字数 141,717
最終更新日 2021.09.06
登録日 2021.07.25
45歳、ブラック企業の中間管理職。
妻と子供を養うため、毎日ひたすら働き続けるだけの人生。
そんな男――石降誠也は、ある日神社で奇妙な声を聞く。
「お願い。アオイを助けて。」
次の瞬間、誠也の魂は光に包まれ、異世界へ。
気がつけば、そこは魔物だらけの危険な森だった。
剣も魔法も知らないただの男が、生き延びるため必死に戦う中で見つけたのは――
不思議な果実。
それを食べた瞬間、誠也の身体は20歳の姿へ若返る。
さらにこの世界では、神に選ばれた存在――
「御使い様」
として扱われることに。
やがて誠也は王国騎士団、そして侯爵家と出会い、
神の使命を知らされる。
その使命はただ一つ。
「アオイを助けろ」
だが、その言葉の裏には
世界の滅亡に関わる大きな秘密が隠されていた。
戦いたくない元社畜が、
若返りの力と仲間を得て、
神の使命に巻き込まれていく――
文字数 52,927
最終更新日 2026.03.11
登録日 2026.03.10
ライルは錬金術師の中でも、基礎の基礎である【置換】しか使えない落ちこぼれだった。周囲はすでに鉄から金を錬成しているのに、彼はフォークを溶かしてスプーンにする程度。
ついには学長から愛想を尽かされ、追放処分となる。
途方に暮れるライルだったが、自分にできることは基礎を極めること。研究以外にやることがなかった彼は、ひたすらに【置換】を突き詰めていった。
するとある日、ライルは死者の魂を鎧へ【置換】することに成功する。それを境にして、彼は周囲の評価を覆していくことになるのだった。
一方その頃ライルを追放した者たちは、基礎をないがしろにしたことで、窮地に立たされる。
登録日 2020.09.28
舞台はロボットが労働力として社会に普及した世界。ロボット開発を夢見た主人公はアルバイト漬けのどん底にいたが、、、。永遠に愛し合うと誓った2人、どんなに苦しくとも夫は妻の「最後は一緒が良い」という約束を果たすことが出来るのか。
「愛」とは何か、「人間の心」とは何か、近未来の純愛ストーリーをお楽しみください。
文字数 1,201
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.05.13
時波の世界にまだ聖人が存在していた時代。世界がやわらかで、理はよく揺らぎ、不安定だった時代。
穏やかな魔女と苛烈な聖人は出会い、そして突然に婚姻を結ぶ。
――ちょうどよかったんだ。俺はどこかの国に肩入れする気はまったくないからな。
――あなたの事情に巻き込まないでください。わたしは静謐の魔女。騒がしいのは好みません。戦なんて、もってのほかです。
静謐と戦火。正反対ともいえる性質を持つふたり。
しかし魔女と聖人が一度結んだ繋ぎは解くことができない。好まない戦の要素を削ろうにも、婚姻によって紐づいてしまった自身の要素を崩すわけにもいかない。
静謐と戦火の繋ぎは成されたのだ。
しかたなく伴侶としての役目を果たすことにした静謐の魔女は、肌に合わぬ要素を最小限に抑えるため、友である明星黒竜たちに協力を仰ぎ魔法具を作ることにした――。
迷子が趣味な魔女と、国落としに精を出す聖人。
世話焼きお父さんな冬の竜と、貢物でレストランを営む秋の竜。
これは、最後の聖人を育んだ人ならざる者たちが紡ぐ、対話と幸福についての物語である。
文字数 121,979
最終更新日 2024.09.13
登録日 2024.08.04
かつて「正しさ」を信じ、剣を振るい続けた元騎士。
その信念はやがて、愛する人々さえも遠ざけ、己を孤独へと導いた。
処刑という最期を迎えた彼は、転生の果てに“白き天使”ルシエルとして新たな命を得る。
しかしその姿は、白銀の鎧に身を包みながらも、翼を持ちながらも「飛べない天使」だった。
重すぎるその鎧は、まるで“正しさ”という名の呪いのように、彼の自由を奪い続けていた。
そんな彼がたどり着いたのは、不思議な温泉宿「ヴィア」。
癒しを求める者たちが集うその場所で、ルシエルは“癒し”という言葉に違和感と怒りを覚える。
「間違った者は、裁かれるべきだ。癒しなど甘えだ。」
そう信じて疑わない彼の心に、宿の人々との出会いが少しずつ変化をもたらしていく。
なぜ、誰も彼を責めないのか?
なぜ、罪を背負った者が癒されているのか?
そして——なぜ自分は、ここにいるのか?
揺れ動く価値観、崩れていく信念。
鏡の中に見たのは、“完璧な騎士”ではなく、“迷い傷ついた一人の男”だった。
「あなたが戦い続けたのは、誰のため?」
その問いに、彼は初めて言葉を失う。
“正しさ”に縛られ、自分を許せずにいた男が、
初めて鎧を脱ぎ、温もりに触れ、空を見上げる。
そして知る、「正しさ」とは誰かを裁くためではなく、自分を縛るものでもないということを——
これは、「正しくあらねばならない」と苦しみ続けたすべての人に贈る、
癒しと再生の物語。
文字数 29,953
最終更新日 2025.04.08
登録日 2025.04.06
ごく普通の女子高生・月光羽闇(げっこう はやみ)。亡き母から託された紫の石のペンダントが白く光を放ったあの日から羽闇の日常は信じられない出来事の連続へと一変する。
突如現れた祖父と名乗る男から告げられたのは、羽闇が月光家の特別な使命を帯びた存在――月姫に選ばれたという驚愕の事実。その役割とは後継者を残し月の力を未来へと繋ぐ事、そしてその力で人々を守るという重大な使命だ。
更に羽闇はその使命を共に果たす伴侶を個性豊かな複数の婚約者候補の中から選ばなければならないという。一体誰が羽闇の運命の相手なのか?
平凡な日々は終わりを告げ、月姫としての二つの責務と未来の伴侶選びという難題が一人の少女の肩に重くのしかかる。運命の歯車は容赦なく回り始める――。
※R15程度では御座いますが、性的・残酷描写が若干含まれておりますので苦手な方はご注意下さい。
※この作品は『カクヨム』『小説家になろう』『ネオページ』『Nolaノベル』でも掲載しています。
文字数 114,228
最終更新日 2025.10.26
登録日 2025.06.13
中世、ヨーロッパのどこか。
命をかけて愛し合い、国を守った二人の女性がいた。
自分にはなにも無いという劣等感から、歴史上初の女性騎士になるという夢を持ったルカ。
ひたすらに努力を重ねて自らの手で掴み取った騎士という名誉。
ただ、その先に待つのは訓練に明け暮れる同じような毎日の連続だった。
だが、ある日その国を女一人で収める姫エルサの専任護衛へと任命される。
人生のすべてを持っていると思っていた姫エルサには、誰にも言えない秘密と孤独があった。
それらを満たせられるのは自分だと気がつくルカだったが、そのときにはもう姫エルサの姿はない。
ー 私は、私という人間に生まれて良かった。なぜなら貴女に出逢えたから ー
生まれた意味を知った後、国を守るため旅立った先で二人は永遠に語り継がれる神話となる。
登録日 2026.04.15
どこにでもいるコミュ障気味のボッチ女子・香津子(かづこ)は道端でネコに襲われていた自称悪魔を助ける。悪魔は助けてくれたお礼にと香津子のスマートフォンに「悪魔謹製・催眠アプリ」なるものをインストールする。普通であればスマホの肥やしになるだけのはずだったが、ささいな出来事からイジメの標的にされたクラスメイトを見ていられず、香津子は半信半疑ながら「催眠アプリ」を使う。その魔法のような絶大な効果を目の当たりにした香津子は、「催眠アプリ」を使えばボッチな自分の学校生活を変えられるかもしれないと考えて……。
文字数 37,401
最終更新日 2020.12.31
登録日 2020.12.24
~エンリのテンソンとカミムスビのミコ~
ある夏の日、一人の少女が消えた。走っている電車の車両から、鞄と傘だけを残して消えてしまった。
それを見ていた唯一の男は自ら命を絶ち、以来少女の行方はしれなかった。
消えた少女が辿り着いたのは、世界自体が半神半人のような不思議な国、道俣淡島(ちまたあわしま)。
そこは神々が住まう高天原(たかまのはら)と、人間が暮らす豊葦原(とよあしはら)の狭間にある、神とも人ともつかぬ人々が生きる世界。
そこで少女が出会ったのは、美しくも近寄りがたい一人の男神と、ただひたすら献身的に仕えてくれる一人の従者だった。
やがて神々に仕える巫女となった少女は、この世界を創った原初の女神の啓示を受け淡島の名もなき神々と心を通わせていく。
そんな少女に、ある思惑を持ち近づいてくる神々。彼らは少女を処女のまま抱き、その刻印を身に残す。
喜びも幸せも、怒りも憎しみも。あらゆる想いを寄せ、あるいは寄せられて、少女は少しずつ成熟していく。
神代×現代。古代和風ハイファンタジー。
━━━
別サイト様にて2016年09月30日に発表・完結したものに、大幅加筆修正を加え「大人のケータイ官能小説」様にて2019年12月31日に完結。(現在は一部を残し非公開)
そちらでは、300万以上のPVをいただいていました。
2024年アルファポリス様へ移転。
文字数 359,053
最終更新日 2024.09.05
登録日 2024.08.09
愛ゆえに――世界を救おうとした少女、ウラオー・ホタル。
彼女は父親に連れられ、中国福建省の奥地に足を踏み入れた。
人の目から隠された滝つぼの奥に、その世界は広がっていた。
フェニックス、ドラゴン、バハムート、かつて地球を支配していた幻獣たちが、隠れ、住まう処だ。
人間たちは聖域の中に巨大な要塞を建て、神聖なる生き物を捉え、外の世界へ連れ出そうと目論んでいた。
愛ゆえに、世界を破滅に導く男、モハティ・ルドヴィング。
彼が、要塞を建てた張本人だ。彼は、異常な執着心で、幻獣たちを突け狙っていた。
彼のそばには、常に一人の男がいた。
愛ゆえに、国を滅ぼそうとする男。名をオーサム・ドレイクと言った。
得体の知れない傭兵だ。
彼らとともに、研究者として働く父親。
次々に森を切り開き、燃やしていく兵士たち。
周りにいる大人は誰一人として信用できず、ホタルは、自らの手で、この世界を救おうと立ち上がる。
幼なじみのワタルとともに、要塞の奥地へと足を踏み入れた時、ホタルは、運命的な出会いを果たす。
父親の作った拘束具に捕らわれていたのは、燃えるような赤い髪、ルビーのように紅い瞳を持つ少女――――愛ゆえに、掟を守れなかった王、フェニアス・バックスだ。
彼女を救いだし、ホタルの運命が大きく動き出す。
モハティの真の狙いとは何か。
彼に与するドレイクの思惑は何か。
そして、フェニアスが抱える使命と闇――――
これは、平和を願う少女が起こす、死と誕生の物語。
文字数 201,993
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.09.28
・開始6話で成り上がる、異世界音楽ファンタジー
・音楽の存在しない世界で、音楽を広めて成り上がる
・『一切の例外なく全員』が、主人公を好きになる
ーあらすじー
家に引きこもり、楽器ばかり弾いていたサクライ・ミナト20歳。
唯一の家族だったギタリストの祖父が死に、ミナトは祖父の形見であるクラシックギターを片手に自殺を図る。
……その瞬間、ミナトは、ギターと共に『音楽が存在しない』異世界に召喚された。
最初は典型的な異世界チート主人公になれるかと期待したミナト。
しかし冒険者ギルドでは何のスキルの才能も無いと言われ……
魔法は使うのが非常に難しく、身体も強くなったわけではない。
「想像してたのとは全く違う異世界。どうやらこの物語の主人公は俺ではないらしい。」
ミナトはその事実に落ち込むものの……
「むしろ気楽でいい」「現実はこんなものだ」と、何気なくギターを演奏する。
この時、ミナトはこの世界の人にとって音楽がどんな意味を持つのか理解する。
麻薬のような感動は、”一切の例外なく全世界の人”が防御できない攻撃。
理性を飛ばす興奮は、そこにいる誰も経験したことの無い新たな欲求。
初めて音楽を聴いた衝撃に、誰もがミナトに恋をした。
開始から6話で成り上がり、世界を音楽で満たす優しい異世界音楽ファンタジー。
※無双展開はありますが、主題は無双ではありません
文字数 134,757
最終更新日 2022.06.03
登録日 2022.05.17