「ハッキリ」の検索結果
全体で106件見つかりました。
異世界転移したとたん、魔獣に狙われたユキを助けてくれたムキムキ虎獣人のアラン。襲われた恐怖でアランに縋り、家においてもらったあともズルズル関係している。このまま一緒にいたいけどアランはどう思ってる? セフレなのか悩みつつも関係が壊れるのが怖くて聞けない。飽きられたときのために一人暮らしの住宅事情を調べてたらアランの様子がおかしくなって……。
ベッドの上ではちょっと意地悪なのに肝心なとこはヘタレな虎獣人と、普段はハッキリ言うのに怖がりな人間がお互いの気持ちを確かめ合って結ばれる話です。
ムーンライトノベルズさんにも掲載しています。
文字数 8,671
最終更新日 2022.03.21
登録日 2022.02.12
令嬢に必要な物は何か。優雅さ?美しさ?教養?どれもこれも確かに必要だろう。だが、そうではない。それがなければ、見向きもされず、それがなければ、壁の花にすらなれない。それとはなにか。ハッキリ言おう。身長である!!!
前世聖女であったココレットが、今世は色恋に花を咲かせようと思っていた。しかし、彼女には今世身長が足りなかった。
これは、自分は成人していると声を大にして言いたい元聖女のはじまりの話。
書きたくなって書いた、勢いと思いつきのお話です。それでも良い方はお読みください。
文字数 107,846
最終更新日 2020.12.13
登録日 2020.09.08
成人してから母親の影響でBLに目覚めた西浦瑠璃子。そんな時、勤務先の東京本社に浮田卓課長が大阪支社から移動してくる。浮田課長は流行のイケオジで、自分のBL推しキャラクター(生もの)にそっくりだった。瑠璃子はBL世界のモブに徹しようと、課長に纏わり付く女子社員を蹴散らしていくのだが、どうやら浮田課長はその男前な性格の瑠璃子にある秘めた感情を寄せていく。
浮田課長はSMのM属性。理想の女王様を探していた。そんな時に部下である瑠璃子の物事をハッキリ言う性格に惹かれ、尚且つヒーロー的に自分を助けてくれる瑠璃子に理想の女王様像を重ねていく。
そんなチグハグな思いを内に秘めた二人が繰り広げる、どこかすれ違っているお話。
この作品はムーンライトノベルズ、魔法のIらんどにも掲載しています。
~ベリーズカフェさんに載せているものを大幅改稿して投稿しています~
文字数 41,970
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.07.16
地元の国公立大学に通う、大学三年生の宮村皇紀は、幼い頃から、絶世の美少年と言われるほど容姿端麗なこともあり、いつも周りにはいろんな男性が集まってきていた。毎日のように、チヤホヤされている様子を、大学のある一室から、南大和は、レポートを作成しながら、呆れるように眺めていた。全く接点のなかった二人だったが、ある日、ホテルから逃げ出したという理由で、相手の男から追われていた皇紀が、突然大和の部屋へと逃げ込んで来る。一人静かに大学生活を過ごしたいと思っていたところに、その日から皇紀が毎日のように顔を出すようになったが、男遊びの激しい皇紀を大和はいつも冷たい態度であしらっていた。しかし、話してるうちに、自分がものすごく大好きな、一年に一度しか本を出さないレアな小説家と、一年に一度ネット配信でしか歌を出さないレアなアーティストを皇紀も知っていたことに、大和は嬉しさを覚える。口数が少なく、一人の時間を大切にする大和に対し、たくさんの人数で行動するのが好きだった皇紀は、最初は物足りなさを感じていたが、一緒に過ごしていくうちに、自分と向き合うという時間の大切さに気付き、将来のことを真剣に考えるようになる。皇紀は、全身に発疹が広がるという原因不明の皮膚疾患にかかっていることを今まで誰にも言えずにいたが、それを大和に打ち明ける。自分でも気持ちが悪いと思うくらい、全身にしきつめられるように、次々にできてくる発疹の症状に悩み続けていた皇紀に、大和は、前向きになれるような言葉をさりげなく言い放った。皇紀はそんな大和に惹かれていくが、大和は、遊びで簡単に体の関係を持つような奴は無理だ、と、会話の中で一刀両断する。そして南がようやく三年生最後のレポートを提出し終え、二人の就活が本格的に始まろうとする中、皇紀は勇気を出して大和をホテルに誘うが「不特定多数の、思い出にも残らない中の一人になるのはごめんだ」と、ハッキリと断られてしまう。しかし皇紀は、今まで誰とも関係を持ったことがないことを大和に言えず、それから二人は別々の道に進むことになり、会うこともなくなるが、皇紀は、自分の中に芽生えていた大和への恋心を消すことが出来ない日々を過ごしていた。お互いのインスタはフォローしていたものの、連絡を取り合うことが出来ずにいた。半年が過ぎた頃、二人に突然の偶然が重なり、思いがけない再会を果たすことになる。大和に想いを届けたいが届けられずに苦しむ皇紀に、幸せは訪れるのか…
文字数 29,580
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
どうも皆様こんにちは、私の名前はミリア。元伯爵令嬢であり、転生者であり、今は王子様の側室という地位です。
ハッキリ言いましょう。王子は私に飽きてしまったようで、ここ数年は私の住まいに来ようともなさいません。おかげで正妻さんや侍女から虐められているんですけどね。
殿下にはほとほと愛想も尽きましたから。もういいです。
新しく恋をしようと思います。
文字数 43,981
最終更新日 2018.07.24
登録日 2017.10.01
小さい頃からエロ漫画が大好きな獅童ここね(しどう ここね)。
エロ同人誌を姉に勝手に開封されて読み上げられて両親や姉が軽蔑的な視線を向けられる中、孤独に過ごしていた。祖母の家にエロ漫画を隠して読んでいた。ここねを否定しなかった祖母の家に住み、認知症になった祖母が老人ホームに行ってしまった。
見舞いをしている時に、
「私は異世界に行ったことがある。ここねが大好きな――が沢山あって触れる素晴らしい世界だよ」
と穢れのない笑顔でハッキリ手を握られて言われた。病院で亡くなった祖母がここねに一軒家と形見分けのクッキーの缶を開けるとそこには見慣れないお金と数枚の紙と指輪があり触れて見るとお金も紙もなくなってしまった。
不思議に思って荷物を持って外に出ると見知らぬ世界。
言葉ははっきりわかり、男性の――レベルもはっきり分かる。
どうやら貰った指輪や紙のおかげでおばあちゃんのレベルを継承して、孫のここねが賢者と錬金術師として働けるようにしてくれたらしい。
どうせ元の世界にいてもやることがないので異世界グリアで大好きなアレに囲まれた生活を送りたいと思う。
異世界で異種姦されまくった聖女と呼ばれている祖母と全く似ていないのに孫のここねは似ていると言われて処女を狙われて子作りする事になる。
文字数 10,463
最終更新日 2022.09.30
登録日 2022.08.23
これは もしかして よく小説にあった転生ってものかしら?ハッキリしない頭で考えてみるけれどよく見ると 着ている服装はいつものではなく 凄く高そうなんです!
文字数 32,758
最終更新日 2022.03.27
登録日 2021.11.11
鳳条碧人は完璧な人間だ。色素の薄いブラウンの髪。祖母から受け継いだ外国の血が混じり、目の色はヘーゼルブラウン。容姿は目鼻立ちがハッキリしており、微笑むだけで男女問わず虜にさせる魅力の持ち主。唯一の欠点は、性格が最悪に悪いことと、男女ともに食い散らかす素行の悪さだ。
わがまま、自分勝手、自分大好き人間。
碧人にとっては、他人なんてただの欲求解消のための道具。欲求を満たせればそれでよかった。
そんな碧人が貧乏学生に恋したらしい。
※数年前にpixivで投稿した小説をアレンジしたものになります。
※登場人物や設定はオリジナルです。
文字数 56,495
最終更新日 2024.04.10
登録日 2024.03.20
アーリア王国の有名な王太子、レイモンド・アーリアは容姿端麗、頭脳明晰、クールで飄々としていてどこまでも完璧な王太子である。『クールで完璧な王太子』という評判を持つレイモンドは実のところかなりの泣き虫であった。そんな彼の婚約者である子爵家の令嬢、エマ・シャロルは王太子妃に自分は相応しくないと感じていた。「今日こそはハッキリ言うのよ」と、固い決意と共にレイモンドへ『婚約解消』を迫るために歴史深い王城でコツコツと歩みを進めるのだった。
文字数 15,735
最終更新日 2024.02.28
登録日 2024.02.26
交通事故に巻き込まれて死んだ私、ノアージュはシノなんちゃらとかいう神様に転生券を与えられた。
その時希望職種を聞かれたので、私は【モブがいい】って言ったわ。ええ、それはもうハッキリと。
なのになんで乙女ゲームの悪役令嬢になってるのよ!!しかも公爵家って馬鹿なんじゃないの!?
こうなったら逃げるしか手はないわね。
断罪エンドなんて絶対回避よ!!!!
更新日⇨毎週㈫、㈭、㈯
文字数 20,515
最終更新日 2019.08.27
登録日 2019.02.04
「好き」ってどういう感情?
水上雪が告白したのは、学校で1番有名な一色兄弟の兄、流。断られることは分かっていた。ほとんど話したことがない上に、男同士。諦めるための告白……だったのに、なぜか流は「お友達から」なんて言い出して……。|告白から始まる物語。|双子兄(人嫌いなひねくれ者)×同級生(コンプレックス持ちの地味な見た目/気が弱そうに見えてハッキリ言う)|双子弟(無口で無愛想)×先輩(バスケ部マネージャー/双子の理解者/すぐに手が出る)|『小説家になろう』サイトより性描写を削除して掲載
文字数 127,862
最終更新日 2018.03.13
登録日 2018.03.13
月影さんへの気持ちをハッキリと自覚出来ぬまま、花吐き病にかかってしまう武蔵君のお話です。
月影さんの事が好きすぎて、涙ぐみながらオエオエお花を吐き続ける武蔵君ってめちゃくちゃえっちじゃないですか?
関係が落ち着いた後のイチャイチャしてる百合おじさんな二人も好きだけど、武蔵君がただひたすら切ない思いして気持ちを飲み込んで色々こじらせている時期のこの二人の関係も大好きです。
月影さん無自覚とはいえ乙女武蔵君とヤる事だけヤって気ぃ持たせて後は宙ぶらりんとか、酷い男ですよね。悔い改めてどうぞ。
(2022年にpixivに投稿した小説を再録したものです)
文字数 10,256
最終更新日 2023.01.16
登録日 2023.01.16
無意識に前世の記憶に振り回されていたせいで魔導の森と呼ばれる禍々しい場所にドナドナされたユーラス(8歳)が、前世の記憶をハッキリ取り戻し、それまで役に立たないと思われていた自らのスキルの意味をようやく理解する。
「これって異世界で日本のものを取り寄せられる系便利スキルなのでは?」
そうしてユーラスは前世なんちゃってハンクラ―だった自分の持ち前の微妙な腕で作った加工品を細々売りながら生活しようと決意する。しかし、人里特に好きじゃない野郎のユーラスはなんとか人に会わずに人と取引できないかと画策する。
「夜のうちにお仕事かたずけてくれる系妖精は実在するというていで行こう」
―――――――――――――――――
更新再開しました(2018.04.01)
文字数 90,538
最終更新日 2018.04.01
登録日 2017.12.20
私、坂井 美咲 二十歳。趣味、読書とハンドメイドなんて綺麗に言ってますが、読書はラノベ、BL大好物。ハンドメイドはコスプレ衣装製作がメインです。行きつけの手芸屋の店主はイケメンだけど、男性は苦手なので拝めるだけで十分です!!隠れオタクは、恋愛よりも趣味が大事。今日も趣味にお金と命かけてます!
第14回恋愛小説大賞の結果 982位
ご投票、ありがとうございました。
3月1日 本編 完結
3月8日 番外編 完結
文字数 67,426
最終更新日 2021.03.08
登録日 2021.01.10
高校教師の俺。
いつもと同じように過ごしていたはずなのに、ある日を境にちょっとずつ何かが変わっていく。
テスト準備期間のある放課後。行き慣れた部室に向かった俺の目の前に、ぐっすり眠っているマネージャーのあの娘。
そのシチュエーションの最中、頭ん中で変な音と共に、俺の日常を変えていく声が聞こえた。
『強制フラグを、立てますか?』
その言葉自体を知らないわけじゃない。
だがしかし、そのフラグって、何に対してなんだ?
聞いたことがない声。聞こえてくる場所も、ハッキリしない。
混乱する俺に、さっきの声が繰り返された。
しかも、ちょっとだけ違うセリフで。
『強制フラグを立てますよ? いいですね?』
その変化は、目の前の彼女の名前を呼んだ瞬間に訪れた。
「今日って、そんなに疲れるようなことあったか?」
今まで感じたことがない違和感に、さっさと目の前のことを終わらせようとした俺。
結論づけた瞬間、俺の体が勝手に動いた。
『強制フラグを立てました』
その声と、ほぼ同時に。
高校教師の俺が、自分の気持ちに反する行動を勝手に決めつけられながら、
女子高生と禁断の恋愛?
しかも、勝手に決めつけているのが、どこぞの誰かが書いている某アプリの二次小説の作者って……。
いやいや。俺、そんなセリフ言わないし!
甘い言葉だなんて、吐いたことないのに、勝手に言わせないでくれって!
俺のイメージが崩れる一方なんだけど!
……でも、この娘、いい子なんだよな。
っていうか、この娘を嫌うようなやつなんて、いるのか?
「ごめんなさい。……センセイは、先生なのに。好きに…なっちゃ、だめなのに」
このセリフは、彼女の本心か? それともこれも俺と彼女の恋愛フラグが立たせられているせい?
誰かの二次小説の中で振り回される高校教師と女子高生の恋愛物語が、今、はじまる。
文字数 6,697
最終更新日 2024.05.17
登録日 2024.05.02
●本作品はアルファポリスのみで限定公開/更新しています。
●主人公シユンの一人称が本編で迷子になっていると思いますが正しくは「俺」です。
●誤字脱字沢山あると思いますが温かい目で読んで頂けると幸いです。
𝑭𝒊𝒓𝒔𝒕 𝒔𝒕𝒐𝒓𝒚
''君との出会いは運命じゃない、必然なんだ''
輝かしい金髪、中性的で整った顔立ち。
そんな俺は、高校生ながら現役アイドルであり、''シユン'' と名乗って活動している。
橘 春(たちばな しゅん) を含む、四人のグループは、今若者を中心に絶大の人気を誇る 「splash」というアイドル達。しかし、リーダーの彼は、クールな見た目とは反対の性格を持っている。
アイドル活動だけで無く、その他の仕事も増えてきたある日。
会員限定の握手会で、とある人物と出会う事となる。その人物が、彼の運命の相手なんて知る由も無く…。
それぞれの想いが交差していく二人の、近くて遠い恋の駆け引きが今、始まる。
𝑺𝒆𝒄𝒐𝒏𝒅 𝒔𝒕𝒐𝒓𝒚
アイドル活動を始めて早三年程、俺の周りの環境は驚く程に変わり始めていた。そして、人生で初めての恋人が出来た。
相手は男で、しかも有名俳優の早坂伊織。彼は俺の昔からのファンらしく、オフの日にはCDを買いに行ったり、イベントにも変装して来てくれたりしている。思えば、初めて彼と対面した時も握手会のイベントの時だった。
俺は、この人の事を思う気持ちにハッキリとした名前を付けれずとも、彼と一緒にいる事を選んだ。そうして、色々あって、ようやくお試しのお付き合いから正式なお付き合いへと昇格。
日々、仕事で奮闘しながらだが、共に過ごす日々。しかし、きちんとした恋人になった今、様々な問題が浮き彫りになってきて…
更に、アイドルスクールに通っていた頃の友人と思いもよらぬ再会を果たす。
そして、仲良くさせて貰っている十時の様子が少しおかしく…?
二人と彼等の周りが送る波瀾万丈のラブストーリー。
𝒄𝒉𝒂𝒓𝒂𝒄𝒕𝒆𝒓
・シユン(本名:橘 春/グループのリーダー/受け)
・早坂 伊織(俳優/シユンのファン/攻め)
・緑山怜(早坂伊織のマネージャー/元同級生且つ親友)
・十時(大人気モデル&俳優)
・小芭留衣(元:江花瑠璃)
splashメンバー
・リン
・レイ
・ソウ(高木李 蒼)
Uzeenリーダー
・理央(アイドル育成所に居た時の同期/いざこざがあり、今迄シユンが避けていた)
■作品について■
基本的に番外編は本編を読了後にお勧めします。
■𝑺𝒑𝒆𝒄𝒊𝒂𝒍 𝒕𝒉𝒂𝒏𝒌𝒔■
黒猫様@chatnoir315nm
:表紙絵
:挿絵
:番外編
(この度は大変素敵なイラストを有難う御座いました!)
文字数 168,308
最終更新日 2022.01.03
登録日 2020.10.04
気が弱い事で知られる王・イルヴィンド。
彼はまだ12歳。しかし、父王の急逝によって王位を継いだ。
そんな彼に与えられた妻は、妖艶さが男の目を惹く令嬢・リラフィア。
押しが強くハッキリものを言う、気が強い女性で現在21歳。
9歳の年の差と真逆に近い性格。
周りが決めた政略結婚の行方は・・・?
「始まりは政略結婚ですけれど、今後愛を育めば宜しいのですわ。 夫婦内恋愛、致しましょう?」
少年王と妖艶姫の、恋の物語
開幕です―――――
文字数 61,939
最終更新日 2022.02.08
登録日 2021.08.29
三十路を超え、もう結婚は無理なのかなと諦め気味の瑠璃。
かっこいい女性になりたい。
すがる女性にはなりたくない。
長年付き合った彼氏に去られてからは、すっかり男性との交際に絶望してヨガを追及する日々。
そんな中、社内でもイケメンでホープの年下社員である深瀬から何かと声をかけられるようになる。
どうして自分に近づいてくるんだろうと不思議でならない。
歳の差もあるし、色々無理だろうと諦めていたが、ひょんなことからキスされてしまう。
段々に揺れていく瑠璃の心。
年齢差、見た目の姿、背景にある社会的地位。
そういうものに惑わされていたが、心がどこを向いているかはハッキリした。
今まで「世間の常識」に沿って生きようとしていた瑠璃が、深瀬との関係を通してその殻を破る。
簡単な道ではないだろうけれど、きっと乗り越えられる。
そう決意し、二人で生きていくことを決断する。
文字数 57,412
最終更新日 2022.06.06
登録日 2022.05.17
それなりに恋をして、渇愛した…
“これは、私と彼の備忘録ーーーーー”
あなたには、忘れられない人がいますか?
佐野由梨香ーーサノ ユリカーー
×
安藤透也ーーアンドウ トウヤーー
あるきっかけで透也に恋する由梨香と、
なかなか関係性をハッキリとしない透也。
一途に想うこの気持ちの行方は……?
文字数 77,530
最終更新日 2022.10.08
登録日 2022.09.29
「真人兄さん」
「真人お兄ちゃん」
「お話があります」
「今日こそハッキリさせるわよ!」
俺の目の前には双子の姉妹。今年17歳の高校三年生で、もうすぐふたりとも18歳になる、俺の従妹たちだ。
10歳で両親を亡くして孤児になったこの子たちを、親戚一同の反対を押し切って引き取ってきてからはや7年。彼女たちはとんでもない美少女に成長してしまった。元々母親が日仏のハーフで、その母親の血を濃く受け継いだクォーターの彼女たちは、日本人とは思えぬほど凄絶な美貌を誇っている。
そんなふたりが、ここのところやけにグイグイ来る。父親の叔父の息子、つまり見た目も中身も純日本人な俺に対して、従兄だとか引き取ってくれた養い親だとか以上に『アピール』してくるのだ。
いや、お前たちの言いたいことは分かってる。分かってるから皆まで言うな。
「「私たちの、どっちと結婚するの!?」」
だから言うなってば!
だいたい、どっちかなんて選べるわけないだろ!結婚って『ひとりとしか出来ない』んだぞ!?俺に片方捨てろっていうのか!?
そんな俺、真人(まこと)の気も知らないで、今日も美人双子姉妹がグイグイ来る。
ホントマジで、どうなっても知らないからな!?
◆大好きな“お兄ちゃん”に自分を選んで欲しい双子と、片方なんて選べないお兄ちゃんのドタバタラブコメディ。
もだもだしているうちに、恋のライバルなんかも現れたりして……!?
◆最初の方は小学生編なので糖分控え目。ラブコメ展開は主に中学生編以降で。
若干の性的な匂わせ表現がそのうち出るかも知れません。苦手な方はご注意を。
◆本来の作品にはローファンタジー要素、具体的には魔術と魔術師が出てきますが、アルファポリス版ではその部分をカットして、現実世界の恋愛作品としてお届けする予定です。
なお、登場する地名は全て架空のものです。一応、舞台は九州北部のとある県です。
◆小説家になろうでも公開を開始しています。
執筆しつつの投稿になるので不定期更新です。ご了承ください。
文字数 121,695
最終更新日 2023.08.29
登録日 2023.01.31