「黒」の検索結果
全体で12,159件見つかりました。
これは、私の次の物語である。
鉄・血・影・光・夢によって均衡を保つ世界。
血の契約を司る王国に、一人の王女が生まれた。
王族は必ず赤い髪を持って生まれるはずだったが、その赤子の髪は闇のように黒かった。
「厄災だ」
そう囁かれ、彼女は名すら与えられぬまま王城の奥へ隔離される。
王族の血は確かに流れている。だが、契約は歪み、属性魔法もほとんど使えない“不完全な存在”。
やがて王国は彼女を守ることを諦め、追放という形で世界から切り捨てた。
――生きるために、名を持たないまま。
赤子として転生した彼女は、前世の記憶を持っていた。
冴えない二十八歳のOL。生活能力皆無。
彼女が持っていたのは、
「スマートフォン」と「鑑定スキル」だけだった。
火も、水も、風も、雷も使えない。
護身の術を持たぬ彼女は、スマホで知識を検索し、鑑定でこの世界の素材を見極め、
独自の“武器”を生み出す。
それは剣でも魔導具でもない、異質な遠距離兵装――
血の契約を動力源とする、彼女だけが使える“銃”。
撃つたびに命を削り、血が尽きれば二度と引き金は引けない。
それでも彼女は、生きるためにそれを握る。
名を問われれば、彼女はこう答えた。
「……旅人です」
王国を持たぬ者として、五つの国を巡る旅。
鉄の秩序に拒まれ、光の信仰に裁かれ、影に狙われ、夢の国で真実を垣間見る。
これは、
名を奪われた少女が、
力なきまま世界を歩き、
最後に“自分自身の名”を選ぶ物語。
厄災と呼ばれたその存在は、
やがて世界に問いを投げかける。
――力とは、血か。
――名とは、誰のものか。
文字数 20,266
最終更新日 2026.01.05
登録日 2025.12.18
文字数 12,318
最終更新日 2017.01.07
登録日 2016.06.01
「美しい華もいずれ枯れるでしょう、私達も同じ… だから、私が枯れないようにしなくちゃいけないの……」
私、南歌波 !女子高にかよう高校1年生 ある日私はある1人の女の子と出会ったの!! 実はその子 私の夢の中に出てくる少女にそっくりなの。
うん、凄いびっくりした……
夢かと思った…… こほん、では改めて…
そんな夢の中に出てきた少女そっくりな子に わたし 恋されちゃった?!
気になる恋の行方は!?
そして、最近何かと世間を騒がせている 女子学生を狙った連続失踪事件の真相とは!?
白百合と黒百合 二つの華が散る時
果たして 私達は何を見るのか ……
文字数 416
最終更新日 2018.01.20
登録日 2018.01.20
『父が呪われて倒れた』
12年振りに訊く双子の兄の言葉に、主人公ロシュと、彼を愛してやまないクロヴィス(師匠1)とマリアンヌ(師匠2)は絶句する。呪われたという父も、それを伝えた兄王子も、12年前にロシュに刺客を放った黒幕の容疑者だったからだ。しかし呪いがロシュにも影響するかもしれないと聞かされては無視出来ない。一行はロシュの命を守るため、兄からもたらされた情報に従って神竜の住まう聖峰を目指す事になる――。
■□■登場人物■□■
ロシュ:主人公17歳。前世の記憶を持つため発想が興味深いという点を稀少種族の師匠二人に気に入られて生き永らえた双子の弟王子。
クロヴィス:齢200越えのエルフ。賢者。ロシュが大事。
マリアンヌ:年齢不詳のヴァンピール。大魔導士。ロシュを気に入っているが可愛がりたいのは初心な女の子。吸血対象も女の子。
イライザ:ロシュの乳姉。19歳。マリアンヌのお気に入りで吸血対象。『紅蓮の戦乙女』という二つ名を持つ戦士。
■□■第15回ファンタジー小説大賞にエントリーします■□■
文字数 33,795
最終更新日 2022.10.02
登録日 2022.08.31
ある日、教会の地下から変な音が聞こえた。おとなに言っても誰も聞こえないと言う。だから僕とエドは二人でなんの音か確認に行った。
地下のドアの向こうから音がする。恐る恐るドアを開けると黒い影が飛び出して来た。
逃げようとするとエドが僕を影のほうに突き飛ばして
「おまえなんか食われてしまえ」
足の痛みをこらえて起き上がろうとする僕が見たのは・・・・・
「ほーーーいい魔力だな・・・・」と言う声の主だった。
文字数 7,546
最終更新日 2023.10.25
登録日 2023.10.05
嵐の中、竜の住処から卵がひとつ飛ばされる。その卵は、命の始まりから終わりまでを共にする真紅の絆で結ばれた双竜のものだった。
必死の捜索の甲斐なく、番である黒竜をも失い、目の前の潰れてしまった卵に呆然とする赤竜。終わりを待つしかない竜の家族の前に現れたのは、ティアの一族の母子だった。
嵐の中で生まれたティアの一族の赤子は、双竜の片割れと新たな絆を結ぶ。
これは、竜と共生する女の子のお話です。
登録日 2016.02.26
白狐学園の特別小隊―通称『白狐隊』。
ある日、白狐学園に沢山の暗殺者がやってきた―白狐隊の命運は?
そして黒幕は?
(更新遅れます)
文字数 1,312
最終更新日 2016.08.31
登録日 2016.08.21
大航海時代終わり、産業革命が起る前の石畳で有名な城下町の喫茶店。その店の女店主は金髪碧眼、赤髪緑眼ばかりの国にかなり珍しく黒髪黒目という容姿だった。妖艶な美しさと人当たりのよい性格もあわせて人気があった。
そんな彼女には口外出来ない特別な顔が……。
文字数 33,075
最終更新日 2016.12.01
登録日 2016.08.26
〈お知らせ〉
第9回キャラ文芸大賞エントリー中。
〈全体あらすじ〉
鈍感で能天気な男子高校生・贄原陽斗(にえはら はると)は妖怪をはじめとする異形を見、引きつける体質。
訳あって、彼のもとに集った三匹の鬼、蒼劔(そうけん)・黒縄(黒縄)・朱羅(しゅら)、そしてタイトルからハブられているサブカルズボラ妖怪・五代(ごだい)は、互いの目的のため、協力し合うことに。
学園要素あり、アクションあり、ギャグあり、シリアスあり、ホラーあり、恋愛ありの、ジャンルを聞かれたら「キャラ文芸」以外の説明に困る異形群像劇、始動!
〈第1部第一話 あらすじ〉
陽斗は妖怪や霊などの「異形」を日常的に目にしていながら、持ち前の鈍感さで人外だと気づいていなかった。
そんな日々がつづいた、ある帰り道。陽斗は人間をエサに妖怪を集め、妖力を奪っている鬼・黒縄と、その部下・朱羅に拉致される。連れてこられたのは、「映える心霊スポット」と呼ばれる廃工場。そこには訪れる者を食らう、恐ろしい妖怪が住み着いていた!
絶対絶命の陽斗を救ったのは、人を助けたい鬼・蒼劔だった……!
〈第2部第一話 あらすじ〉
春を迎えた節木市。蒼劔は毎年春になると現れる鬼のストーカー・桜下乱魔(おうからんま)から逃れるため、しばらく陽斗から離れることに。「桜が散ったら、また会おう」と約束するが、蒼劔の留守をねらうかのように、陽斗へ危機が訪れる! 蒼劔は陽斗を救えるのか?!
〈章分け〉
1部(出会いと魔石編):序〜11.5話
2部(過去と術者協会編):12話〜
〈注意事項〉
※この作品はフィクションです。実在の人物や団体、出来事などはいっさい関係ありません。また、一部差別的描写が含まれておりますが、時代背景に合わせたものであり、差別を助長・扇動する意図はありません。
文字数 904,616
最終更新日 2026.01.07
登録日 2018.04.06
大企業に勤めているエリート会社員の主人公(霧野)は、夜遅くまで会社の同僚[光毅(こうき)]と飲んで別れた帰り道に、
「待てよ。」と見知らなぬ男に呼び止められる。その後、霧野の周りでは
不可解な現象が次々に起きてゆく
文字数 1,056
最終更新日 2019.04.09
登録日 2019.04.09
猫だ猫だと言われ続けてブチ切れた黒猫は里を捨て、美人妹助手と共に大都市で探偵業を営んでいた。
黒猫は宝石を探している。
理想の体を手に入れるための、伝説の宝石だ。
世の秘密を暴く探偵とは、所在不明の宝石を追う彼にとって理想的な職業だった。
猫の耳、猫の鼻、夜の翼、不思議パワーを駆使すれば、人の秘密を暴くのはお茶の子さいさい。
戦闘センス抜群の妹と力を合わせれば異形の存在を相手取っても怖いものなし。
しかしそんな彼の元に持ち込まれる依頼は、ひと癖もふた癖もあるヘンテコな依頼ばかり。
戦闘狂娘の素行調査。
寝取られそうな男の浮気調査。
下着ドロの追跡。
極道動物組織の取りまとめ。
サイコ少女の罠。
悪徳女警官のヘルプ要請。
ゴリラとの再会。
街の闇に紛れる強盗団。
謎のいけ好かない白鳥怪盗との出会い。
まさかの巨大昆虫との友情。
性欲お化け騎士団の魔の手。
そして、異形の存在を暗躍させる教授との対決。
そんな忙しくも楽しげな日々を送る黒猫と妹助手は、やがて都市の存続をかけた大きな戦いに巻き込まれていくことになる。
妹に溺愛される礼服猫よ翔(かけ)ろ!
宝石を手に入れる、その日を夢見て!
◇◆◇
不定期ですが、区切りでまとめてアップします。
短編連作形式です。1エピソード1万字前後でサクサク。お気軽にどうぞよろしくお願いします。
外部サイトでも掲載しています。
登録日 2020.03.01
金髪ロン毛の中学生黒澤遊季は、高校進学の為にイメチェンした。優等生?として高校生活をおくる遊季の元に厄介な問題が舞い込む。
さて、黒澤遊季の学校生活は、どうなるのか?
(注意.作者ですらどんな学校生活になるか、わかりません。)
文字数 5,205
最終更新日 2020.12.12
登録日 2020.12.06
高校の同窓会で久しぶりに会う同級生達。
高校時代の話しで盛り上がる中、何があってもいつも笑っていた麻耶、その笑顔の仮面が外れた時に…
文字数 13,707
最終更新日 2022.02.25
登録日 2022.02.25
東京のITソリューション企業・大堂商事――誰もが「ホワイト企業」と羨むその場所で、営業社員OL、黒羽咲の日常は、誰にも言えない地獄と化していた。
彼女を追い詰めるのは、営業部長・体力剛の陰湿なモラハラと理不尽なパワハラ。「その胸で色気出して案件取ってこい!」「貧弱だから給料が半分なんだ」――そんな心ない言葉と、一人では終わらない過剰な業務が、咲の心と体を蝕んでいく。
終電を逃す日々が常態化し、咲の帰る場所は、ネカフェの鍵付個室へと変わっていった。早朝、何も着ない姿でトーストにソフトクリームを乗せて食べるのが、貧困の中で見つけた唯一の安らぎ。洗濯代を惜しみ、週末は絶食してまで生活費を捻出する、極限のサバイバルを強いられていた。
そんな極限状態の中、咲に最後の希望であった「家」も、突如として閉ざされる。家賃滞納による強制退去。帰る場所を完全に失った彼女は、体調の限界を超え、営業先の商談中に意識を失い倒れてしまう。
救急搬送された病院のベッドで、さらに咲を追い詰めたのは、体力部長からの非情な電話だった。「サボりだ!会社に来い!」と響く怒号は、彼女の絶望を極めたが、同時に、運命を覆す決定的なきっかけとなる。
これは、過酷な現実の底で全てを奪われた一人の女性が、偽りのホワイト企業に痛烈な制裁を加え、人生を清算するに足る代償と、本当の自由を掴むまでの、静かで痛快な再生の物語である。
文字数 14,419
最終更新日 2026.01.19
登録日 2026.01.12
夏の終焉を告げる太陽が血の色を帯びて沈み、20歳の青年は、孤独に包まれたベランダで煙草に火をつけた。彼の黒い煙は、故郷への誓いとともに、空に溶けていく。都会の喧騒、世界の虚しさ、そして神への反逆が彼の心を支配し、かつての自信は影を潜め、断ち切られた翼の痛みを感じながらも、彼は煙と共に過去を吐き出す。
彼の人生は、希望に満ち溢れていた。この一族の連鎖を断ち切り、新たなる世界を築くという強い決意。しかし、その夢は次第に色褪せ、彼は深淵の中で自由を謳歌した。友達、愛、欲望、それらすべてを求めたが、結局手に入れたのは深い虚無感だけだった。毎夜、酒と女とをともにし、タバコの煙を紫煙として宙に舞わせる。しかし、心の奥底では不安が渦巻き、真の生命感を見失っていた。
彼は悪魔から逃げるように、日々を酔いに任せて過ごす。彼の人生は、斜陽のようにゆっくりと沈んでいった。愛すべき人も、愛される才能も失い、友も去り、持っていた金も少しずつ消えていく。食欲も眠りも失われ、彼の心は日に日に崩れていった。残されたのは、浅い関係の友人とわずかな金のみ。不安と渇望が彼の魂を蝕んでいた。
神は首を吊って死んだ。彼は黒い車を走らせる。父親が善く聴いたビートルズの曲が夜を彩りながら、彼は過去を追いかける。しかし、彼の目に映る世界は灰色で、人々の姿はない。南麻布、田園調布を通った。そこには成功者の家々が並ぶが、彼にはただの虚飾に過ぎない。彼は車を停め、再び煙草に火をつける。汚れた街に、きれいな吸い殻を残す。
そして、彼は幼少時の記憶を辿る。幸せだったあの時期。しかし、今はガソリンも尽きかけ、幻聴が彼を苦しめる。ウイスキーの味も彼には苦い。太陽はもう昇らない。青年の目には、世界は真っ黒に映る。彼はもはや飛べない。首を吊った神は彼を見ている。彼は神を睨む。人間としての幸福を求めながら、悪魔のような運命を辿る。青年の口からは、祈りが漏れる。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」
文字数 821
最終更新日 2023.11.27
登録日 2023.11.27