「狂」の検索結果
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第1章 ― 虚無の劇場(きょむのげきじょう)
目を開けると、そこには何もなかった。
光も、音も、時間さえも――ただ、終わりなき静寂だけがあった。
少年は、自分の名前を思い出せなかった。
過去も、故郷も、誰かの声も。
ただ、胸の奥で「何かを探している」という感覚だけが残っていた。
やがて、遠くに小さな灯りが見えた。
それは炎ではなく、まるで「呼び声」のように揺れていた。
少年はその光に導かれるように歩き出す。
どれほど歩いたのか分からない。足跡さえも、すぐに消えていく。
そして、彼の前に――古びた劇場が現れた。
壊れかけた扉には、奇妙な文字が刻まれている。
「The Theatre Beyond the Reason」
扉を押し開けると、冷たい風が頬をなでた。
中は闇に包まれていたが、どこか懐かしい感覚を覚える。
その時、奥から声がした。
「やっと来たか……」
その声には、安堵と狂気が混じっていた。
少年は一歩を踏み出した――そして、彼の物語が始まった。
文字数 1,697
最終更新日 2025.10.10
登録日 2025.10.10
神話の昔、罪を犯したことにより神に翼を奪われ地に落とされた竜。
その竜の末裔とされるリザードマンは人々に忌み嫌われ、日々虐げられて生きていた。
ある日劣悪な環境から死に物狂いで逃げ出したリザードマンの青年は盲目のシスターと出会う。
神を憎むリザードマンと、神に祈りを捧げるシスターの出会いの向かう先は──
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全7話完結です
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※こちらは恋愛オムニバス【悪恋】に既に収録されている短篇になります。
※悪恋の小噺が増えて参りましたので、いくつかこんなん載ってるで、という紹介を込めて一つの短篇として公開しますシリーズその②
※悪恋内の短篇はコメディからシリアスまでジャンルは様々ですが、こちらの話はシリアス寄りの話となります。
文字数 15,119
最終更新日 2022.03.01
登録日 2022.02.28
文字数 3,193
最終更新日 2026.05.08
登録日 2026.05.08
人の心とはどこから生まれるのか。感情は何のためにあるのか。狂い、喜び、吠え、そして残酷になる。それが本来の人間なのか。
文字数 1,582
最終更新日 2017.07.30
登録日 2017.07.30
《小説を読むにあたって簡単な説明》
1・コードネームは『』で呼んでいる。
2・視点変更…┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
場面変更…━━━━━━━━━で分けている。
3・創作小説は初めてなので、誤字脱字が多い&語彙力が乏しいなどがあるので心の目で読んで頂けると嬉しいです。
それではよろしくお願いいたします。
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今から25年ほど前、世界の秩序が完全に崩壊した……
規律が無くなったことをいいことに多くの人が悪行に走った。
盗みや殺し、薬、密輸武器の販売を当たり前のように行われ、世界は"強い者が生き、弱い者が死ぬ"といった弱肉強食な時代に変わってしまった。
人々はそれを狂乱時代と呼んだ。
その中でも、『善』を考える強い者達が狂った世界を治そうと努力を重ねて数年。
崩壊前程ではないが、弱い者でも生き抜くことができるような世界へと戻っていった。
しかし、金と権力を持つ者がまるで自分の国だとでも言うように玉座にふんぞり返り、かき集めたゴロツキを駒のように扱っては、別の組織と闘わせるような者が現れはじめた。
行われる領地の奪い合いに血が流れ、人が死ぬことはもはやその世界の日常茶飯事になってしまっていた。
これは、そんな時代に生きるある便利屋の物語
迷い猫探しから、護衛、暗殺、特殊部隊など、幅広く活動している『Jeweral』は便利屋を営んでいる組織である。
しかし、基本的には血生臭い仕事の依頼を多く取り扱っており、裏世界でもそこそこ有名だ。
そんな彼らに今日も依頼が入る。
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文字数 15,616
最終更新日 2021.11.10
登録日 2021.09.29
俺の父親は魔王を倒した勇者だ。
剣も魔法も得意で、誰もが憧れる世界を救った英雄。
俺も父親のようになりたいと思い、必死に努力を続けていた。
でも、魔王はもういないじゃないか。
それで武力を高めてどうするんだ?
こんな悩みを持つことはおかしいのだろうか。
「強い者が正義だ」という、この世界の価値観は魔王がいた頃から変わっていない。
いまだに1番強いヤツを目指して、皆が戦い続けている。
極大魔法が使えるから何なんだ。
剣聖と呼ばれていたら何なんだ。
小指で岩を壊せたから何なんだ。
もっと便利で、
もっと楽しく、
もっと幸せな世界にはできないのか。
力が強ければいいなんて、こんな世界間違ってる。
だから、たとえアウトローな生き方だと思われても
俺は真面目に勉強して
立派な商人になってやる
そして戦いに狂ったこの世界を俺が変えてやる
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新しいビジネスでスタートアップしたり、経営学の知識を活かして競争戦略を立てたりしながら、合間では何やかんや圧倒的な力でバトルを繰り広げたりする物語です。
異世界特有の価値観と我々が持っている現代的な価値観が入り混じり、新しい世界が作られていきます。
登録日 2021.08.23
傭兵を引退しギルドの受付をするギィドには最近、頭を悩ます来訪者がいた。
毛皮屋という通り名の、腕の立つ若い傭兵シャルトー、彼はその通り名の通り、毛皮好きで。そして何をとち狂ったのか。
「ねえ、頭(髪)触らせてヨ」「断る。帰れ」「や~、あんたの髪、なんでこんなに短いのにチクチクしないで柔らかいの」「だから触るなってんだろうが……!」
俺様青年攻め×厳つ目なおっさん受けで、罵り愛でどつき愛なお話。
バイオレンスはありません。ゆるゆるまったり設定です。
15話にて本編(なれそめ)が完結。
その後の話やら番外編やらをたまにのんびり公開中。
文字数 199,223
最終更新日 2022.12.30
登録日 2019.05.17
11時までに眠くなれないと
明日が来る恐怖と不安で焦りで目と意識が冴え、
日付が変わると何もかもどうでも良くなって
2時辺りになるとTwitterにも飽きてきて
3時を来えると虚無感がある
4時になると罪悪感が出てきて
5時になると罪悪感やら焦燥感やらで
誤魔化せない自己嫌悪で自分の首をしめる
俺には何もない
人は終わるに終われない期間が一番苦しく辛い
仰向けになり眠くなった気になってうつ伏せで
ゾンビのように無気力に身を任せながら
唾液の染みてない場所に顔を移動させ数十分。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「はぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁあぁああああ
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ああああァァぁぁあああぁぁぁぁッッッッあ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なぁ、もしも生まれ変われるならお前は何になりたい
俺は・・・・・・・・・・・・生まれ変わりたくない
文字数 10,448
最終更新日 2023.07.10
登録日 2023.07.10
昔バンドを組んでメジャーデビューまで果たしたがバンド活動のような娯楽を金に換えるような活動を嫌う親によって強制的に抜けさせられ、OLとなるも過労死してしまった私……そこで人生が終わる筈だったのに、どういう訳か昔曲を提供していた恋愛ゲーム『ラブソングを止まらせない』に出てくるライバルキャラ、永井みちるに転生していた。
大企業の令嬢の娘に転生したはいいもののブラック企業勤め、毒親による仕打ちが記憶からこびりついて離れない彼女は精神を病み、毎日不眠症で眠れず吐いてしまう毎日……でもギターを咎める人は誰もいないし、ライブハウスでバイトできたし、今世でもバンド組むことできたしで私……恵まれてます!家とは半ば絶縁状態だけど!!
登録日 2026.02.12
伝説の勇者と同じ銀髪を持って生まれた子爵令嬢、エリーシア。
髪色故に「勇者にする」と狂った母から行き過ぎた教育を受け続けていた。
命の危機に瀕した日、母から逃げ出す。
外の世界には、優しい家族と笑い合える友人達。
何よりも、拾った少年クロヴィスとの出会い。
「欲しい」と言って彼を従者にしたことが、エリーシアの世界を変えた。
初めて知った安心できる居場所。
自分を選んでくれる人。
「君がいたから、自分を好きになれたんだ」
エリーシアは変わる。
そのはずだったのに。
忘れてはならない。
この世界は神と魔法が支配する“アルマディア”。
これは、夢さえも定められた少女が、
愛されて未来を切り開く物語。
勇者じゃなくても。
あなたは愛してくれるのでしょうか。
勇者じゃなくても。
私はあなたを愛したでしょうか。
勇者じゃなくても。
それでも。
私は。
文字数 21,172
最終更新日 2026.05.06
登録日 2026.04.30
「自己責任です。ご自分でドーゾ」
クズい。
「サトリは死にたくないので例え嫌だと言おうが引き摺って行って無理矢理戦わせますからね」
ゲスい。
「…………………」
大事なことは言わない。
サトリと名乗る少女の弓の実力はピカイチで状況判断能力は凡人を圧倒している。
性格は多少ひね曲がり捻れ折れているが、本当にここぞと言う時には手を差し伸べてくれる。それ以外は例え足の骨1本折れていようと助けてくれないが。
彼女を一言で表すなら、「常識人枠の狂人」である。
そんな彼女と仲間が自己中心的に生きていく物語。
文字数 3,278
最終更新日 2021.03.10
登録日 2021.03.08
柳葉剣人は瀬名城市に生きる探偵だ。父の唱えた男の美学、祖父が示した探偵の掟を背負っていても、三代目の彼は御多分にもれずイマイチ頼りない。だが、だからこそ皆が彼を慕い、皆の為に彼は奔走する。そんな彼と瀬名城市に襲いかかる危機。襲いかかる怪物達に、仮面を着けて暴れる狂人達。ある日に屋敷の調査を命じられた彼は怪物と狂人達に襲われ、自らも怪人へ変身できるようになってしまった。その力で人々を守り続ける日々の中、彼はようやく見つけ始める。柳葉剣人自身の、ヒーローの決まりを。
登録日 2015.01.07