「サバ」の検索結果
全体で879件見つかりました。
心臓が止まったはずの人が、また、歩き出す。
原因はわからない。5Gのせいだとも、隕石のせいだとも言われたが、誰も本当のところは知らない。ただ、世界中で同じことが同時に起きた。死んだ人が起き上がり、ゆっくりと、生前と同じ道を歩く。会社へ。学校へ。夕暮れには、家へ。誰かがそれを「もどり」と呼んだ。死んで、帰ってきた人たち。
人類は、十分の一になった。日本国政府はほぼ機能を止め、最後に一つだけ法律を残した――必要な物資は店から持ち出してよい。ただし、一度に一人一週間分まで。取りすぎず、奪い合わず、みんなで生き延びること。専門家は言う。あと三年、長くて五年。それまで、なんとか、各自で生き延びてほしい、と。
熊本市西区。この日から、田崎家の非日常だけど、普通の毎日が始まる。
父・康夫(五二)はスコップ片手に、酒を探しに出る。母・幸代(五〇)は猫の餌のため、フライパンを握って奮闘する。兄・大地(一六)は窓辺で「もどり」を観察し、中二病全開の研究ノートをつける。妹・花音(一四)は、漫画家になる夢を諦めない。そして四匹の猫――ちゃとらん、かぐや、マロン、おはぎ。なぜか「もどり」は、猫を襲わない。
地下水を汲み上げ、太陽光発電を活用して、お風呂も沸く。ご飯も食べられる。家族は、多数決と、二人以上での外出と、交代で書く一冊の交換日記。三つのルールだけを頼りに、終わった世界で、終わらない日常を生きていく。
運動不足を解消したい母は、ジムから器具を調達しようと言い出す。漫画の道具が欲しい妹は、画材を調達するために街に行きたがる。熊本城を拠点にしたら格好いいと、兄は無茶を言う。父は今日も、酒のために命を張る。わがままで、賑やかで、ちょっとだけ命がけ。そんな家族のドタバタが、リレー形式の日記で綴られていく。
でも――歩き続ける「もどり」たちは、ただの怪物ではない。いなくなった妻の残した大切な庭を、いつまでも守り続ける者がいる。誰かを守るように、手を引いて歩く者がいる。彼らは、何を抱えて生きて、何を残して、帰ってきたのか。襲う者と、襲わない者を分けるものは、何なのか。賑やかな笑いの底から、その謎が、静かに立ち上がってくる。
少しだけスプラッターありの、ハチャメチャな終末サバイバル。なのに、読み終えると、なぜか少しだけ、泣いている。熊本の土地と方言を錨に描く、物悲しくて、可笑しくて、温かい、家族と猫と死者の物語。
あとぜき、お忘れなく。開けたら、閉めること。閉めなければ――入ってきますけん。
文字数 131,354
最終更新日 2026.07.20
登録日 2026.06.30
あなたは自分の記憶が信じれますか
謎の車両で目覚めた時そこは・・・
例えるなら深淵の底
背徳と死が重なる場所
つながり重なる死体、死体、死体
頭蓋からしたたる鮮血
記憶に無い死の車両
ガラスに映る死の残影
見知らぬ世界
魂の沈む深海
狂った怨嗟の呻き
生々しき命の残骸
累累と重なる死の墓場で少年が辿る真実とは。
読者参加型サバイバルミステリー
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⚠️死亡保険に入ってからお読みください。
文字数 10,403
最終更新日 2020.09.26
登録日 2020.07.24
高校一年、春の校外学習は親睦を深めるための林間合宿だった。
中田翔哉の幼なじみである麻耶はいわゆる『見える人』だ。クラスで孤立している麻耶は遠足に行きたくないと言う。前日、彼女は死んだ祖母の夢を見たと言うのだ。
――「ここから先は死者の行く道だよ」
「それって予知夢かな」
「つまり、あたしが死ぬ目に遭うってことじゃないの」
その麻耶の言葉通り、一年A組を乗せたバスは道を外れ……
クラスの王子様『ショウ』
ショウの幼なじみ『麻耶』
副担任の『のぞみ先生』
女王様気取りの『トワ』
いじめっこの『すがっち』
虐められっ子の『山ブー』
クラス委員の『メグ』
天然系美少女『美優』
スポーツマンの『千葉』
サバサバ系イケメン少女『桃香』
・・・彼らは生き残って、元の世界に戻って来れるのか。
文字数 127,229
最終更新日 2025.03.22
登録日 2025.02.24
未知のウイルスが蔓延し、わずか一か月で自分が知りうる限りの人間は死んでしまった。
が、その数日後。
死体が動き出す…
文字数 18,965
最終更新日 2023.01.30
登録日 2022.02.02
人類が恒星間航行技術を獲得し、限定的ながら星間航行を行っている時代。
冷凍睡眠を用い、十年もかけて太陽系からもっとも近い恒星系に向かう定期貨客船・[ケンタウリ・ライナーⅥ]に乗り込んだメカニック・エンジニア、多比良 穣司は、スローライフを夢見つつも、六か月ごとに乗組員が起床して一斉に行う船のチェックを終え、再び冷凍されるまでの休暇を過ごしていた。
そんな折、船長から緊急の呼び出しがされ、嫌々ながらもブリッジに向かった彼を待ち受けていたのは、船に搭載されている管理AIの反乱という、深刻な事態だった。
≪判定:無能。
結論:無用。
決定:追放≫
人類という存在を否定し、排除しようとするAIに対し、穣司たちは船に乗っている十万人の乗客の生命を守るために奮闘する。
そうして、辛うじて乗客の安全を確保することには成功したものの、自身の敗北を悟ったAIは穣司たちを道連れにしようと自爆を試みる。
この危機を、一刻も早く地球に知らせなければ。
唯一の生き残りとなった穣司は脱出艇に乗り込み、太陽系を目指すが、しかし、気づいたら地球ではないどこか、未知の惑星に不時着してしまっていた。
AIの反乱による影響なのか。
あるいは、機器の故障なのか。
幸いなのは、そこが地球に類似した、居住可能な惑星であること。
穣司は冷凍睡眠されたまま宇宙を漂っているはずの十万人の乗客の行方を案じながらも、この偶然の発見と自身の強運を喜び、生き延びるためにサバイバルを開始する。
しかし、穣司は一人きり。
孤独だった。
そのことに寂しさを覚え、未来への不安を募らせる穣司だったが、ある日、ケモミミと尻尾を生やした少女と出会い、懐かれてしまう。
そして、ケモミミはその少女だけではなかった。
見知らぬ物体に乗ってやってきた穣司のことを警戒して隠れていただけで、その惑星には、多くの住人が暮らしていたのだ。
十人十色、様々な個性を持ったケモミミたちと遭遇し、騒動に巻き込まれつつも、穣司はより快適な生活を送るべく惑星の開拓を進め、念願だったスローライフを目指して奮闘する。
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〇作者より
本作は、小説投稿サイト「カクヨム」からの転載となります
2024年に同サイトにて行われた「カドカワBOOKSファンタジー長編コンテスト」のために執筆し、中間選考に残れたものの書籍化には至らなかった作品を、そのまま掲載しております
お楽しみいただけますと幸いです
(*- -)(*_ _)ペコリ
文字数 169,574
最終更新日 2026.01.19
登録日 2025.11.22
『今日は頭痛の先約があるので、イロんな意味でお引き取りください』
大学生・神代蓮は、恋愛オタクの「愛の神」によって、異世界へ強制召喚された。そこは、愛こそが正義、恋をしない者は人権すら危ういという『恋愛至上主義のディストピア』。
現代へ帰るクリア条件はただ一つ。
【期限内に、誰とも恋に落ちず、貞操を守り抜くこと】
だが、クリア失敗すると、神々の「愛の奴隷」として、そのディストピアの世界で一生を終えることになる。
蓮は、モテすぎた経験から得た、人間の本質を見抜く『審神者の眼』と、リアリストな『知識』と鍛え抜いた『武術』で、あらゆるジャンルのヒロインを【塩対応】でスルーしていき、
順調かと思いきや、傍観していた他の神々まで〝攻略難易度S級″認定をし、熱狂し始めた!
「……面白い。全神々を動員して、あいつを恋に落とせ!これは聖戦だ!」
神々が仕掛ける超弩級の恋愛フラグだらけの世界で、蓮は無事に現代へ帰還できるのか!?
――「貞操防衛」愛のバイオハザード・ラブコメサバイバル、ここに開幕!
登録日 2026.08.03
「私、また仮面をつけないといけないんだろうか……」
誰にも名前を覚えてもらえない総務の事務OLが、突如として異世界の超エリート外資系投資銀行「シルバーマン・ノヴァク」の七戦略本部に召喚される。彼女の新たな職場は、金融データと魔力が混ざり合う戦場だった。彼女の持つ能力は、その“本音”を強く共鳴させてしまう力。エビフライ弁当を一口かじるたびに「おいしい……」と涙が出そうになるほど、心は疲弊していく。これは、等身大のOLが、理不尽な魔法外銀の世界で、自分の弱さと向き合いながら「居場所」を探すファンタジー成長譚。
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* 投資銀行
* 異世界ビジネス
* 現代知識チート
* 企業サバイバル
* OL
* 異世界召喚
* 金融
* 社会派
* 成長
* 魔法×経済
*社畜
文字数 14,099
最終更新日 2025.12.14
登録日 2025.12.07
そこは女の戦場。
戦うのは愛する家族の為に!!
掲げる武器は?
サバゲー風キャットファイト?ですが、基本ギャグクオリティー。
読み笑って頂けると嬉しいです。
文字数 10,484
最終更新日 2019.07.16
登録日 2019.07.16
【キャッチコピー】
━その恐竜は、神々が大地を削るための『土木重機』だった。
━その人類は、神々の『肉体を繋ぎ止めるため』に創られた。
あなたが知るシュメール神話の裏には、宇宙消滅を生き延びた神々の、命を賭けた超科学サバイバルがあった!
人類誕生、そして恐竜絶滅の真実を描く、壮大なる
スペースファンタジーSF
ここに開幕!
【あらすじ】
全宇宙の終焉「ビッグクランチ」まで、あと1000年。
宇宙エネルギーを貪る
『人工頭脳AI』の支配から逃れるため、シータ星人(アヌンナキ)は人工惑星ニビルに超科学力を集結。唯一の活路である「ブラックホール」へと決死のダイブを敢行する!
科学者“エンキ”の秘策により、『人工頭脳AI』の追撃を振り切り、未知の宇宙へと脱出した神々。
「勝った!」誰もがそう確信した。だが、代償はあまりにも大きすぎた。
敵の断末魔が放った「汚染波動」が、神々の根幹である〈3重螺旋構造DNA〉を破壊。肉体が崩壊していく絶望のカウントダウンが始まる。
生き残る鍵は、ただ一つ。体内イオンを安定させる物質 ━『金(ゴールド)』。
彼らが命からがら辿り着いたのは、莫大な金の埋蔵量を誇る、3億年前の「地球」だった。
しかし、傷ついた彼らは人工惑星Θシータから一歩も出られない。
そこで最高神『エンキ』は、効率良く金を採掘させるため、神々の世界の動物を改造した。『土木重機=恐竜』を投入。そして、自らの遺伝子を組み換えた労働者 ━『2重螺旋構造DNAの人類』を創造する。
すべては神々が生き残るための超科学プロジェクト。
6600万年前の恐竜絶滅の真実は!
文字数 9,735
最終更新日 2026.06.25
登録日 2026.06.11
渚は編入した学園の情報に疎い高校1年生。
ある日、共に中学から編入してきた幼馴染に好きな人ができた事が発覚。
幼馴染への情を恋心と思い込んだ渚は失恋の痛みを発散させる為に学園の管理する渡船で無人島に渡る。
そこに突然ワカメを体中に纏って泳ぎ着いた不審者と遭遇して、上段前回し蹴りを炸裂させてしまう。
その男が学園の崇拝の対象 財閥御曹司“会長さま”だと三泊四日のサバイバル生活の後知ってしまった渚は、隠れる事を決意した……けどあっさり見つかってた話。
とくに捻りもない素直なお話です。
表紙絵及び挿絵は画像生成AIを使用しています。
文字数 49,631
最終更新日 2018.06.02
登録日 2018.06.02
日本の高校に通っていた天川賢斗(あまかわけんと)は、突如振り出した豪雨にさらされると落雷を浴びてしまい即死してしまう。
意識だけの存在になった賢斗に女神と名乗るアステアから異世界転生をさせる代わりに、世界を救ってほしいとお願いされる。
ゲーム大好き人間だった賢斗は即答で了承すると、転生時の職業を【賢者】にしてくれると約束してくれた。
──だが、その約束は大きな間違いを伴っていた。
確かに職業は【賢者】だった。きっともの凄い魔法が使えるのだろう。だけど、だけどさあ…………レベル1だから超強い魔法が魔力不足で使えないんですけど!?
魔法欄には現代魔法の最高峰やら、忘れ去られたであろう古代魔法やらがずらりと並んでいるのだが、レベル1で魔力5しかない賢斗には全く、何も使えなかった!
これは、レベル1の最弱賢者がレベリングに躍起になる、そんなお話。
……あれ、世界を救うとかなんとかって、どうなった?
※カクヨム、小説家になろうにも掲載しています。
文字数 113,973
最終更新日 2020.04.22
登録日 2020.02.15
【あらすじ】
茜色の夜空に浮かぶ巨大なスクリーンに、冷酷な声が響いた。
「国民の皆様へ。ゲームは始まった。ルールは簡単――じゃんけんで最後まで勝ち残れ。勝者には無限の富、敗者には死が待つ。」
首都の雑踏は凍りつき、誰もがスマホやテレビに映る【主催者】の影を見つめた。なぜ、こんなことに? 昨日まで普通の生活を送っていた女子高生【十七夜くれは】も、家族や友人と共に、突如として【全国じゃんけんトーナメント】に強制登録されたことを知る。
それは、✖️年前に世界を襲った「資源戦争」の後、政府が極秘に開発した「運命選択システム」によるものだった。人口過多と資源不足を解決するため、AI「ジャッジメント」が国民全員を対象に、究極のサバイバルゲームを開催。参加を拒否すれば即座に抹消され、逃亡は不可能。【くれは】は、幼馴染で親友の彩花や、友人の高校生プロゲーマー・玲司と共に、生き残りを賭けた戦いに挑む。
最初は軽い気持ちで出した「グー」が、命を握る選択となる。じゃんけん――それは、運か、戦略か、知略か、裏切りか、忘却か、それとも心の読み合いか? 【くれは】の選択が、自身の運命と国の未来を変える!
文字数 1,092
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.07
現世に帰還したレオノ。だが世界はゾンビに溢れていた。ピンチな状況になりながらも、現世でも魔法が使えることが判明し、途中で仲間になったアズと共に無双のサバイバル生活を送るアクション&ファンタスティックコメディー!
文字数 6,246
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.03.30
林家で飼われている三匹のにゃんこ、キジトラのキジタロー、サバトラのサバオ、茶トラのチャーコ。
ひょんなことから、三匹の猫が人間に!
でも、その姿でいられるのは、ごく短い時間だけ。
それぞれ慕う飼い主さんへ、人の言葉で伝えたい事がある三匹は、どう行動するのか。
にゃんこと飼い主さんの、ほのぼのストーリー。
文字数 7,209
最終更新日 2024.07.11
登録日 2024.06.04