「や」の検索結果
全体で84,919件見つかりました。
魔法学園にウキウキしていた私だが、危うくこのままじゃピンチ…!って所だったらしい。
私を助けてくれたらしいフードを目深に被った子供はどうやら私にしか見えず、私を助ける変わりに自分を助けて欲しいと言う。
そもそも私は誰?あなたも誰?
助けるってどうやって?
質問にはあまり答えてくれず、干渉できる時間は一日事に決まっているとから言ってなかなか大事なことは教えてくれないフードの子供とハッピーエンドを目指す女の子の成長のお話。
文字数 742
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.04.24
・第1章
彼、〈君島奏向〉の悩み。それはもし将来、恋人が、妻ができたとしても、彼女を不幸にすることだった。
そんな彼を想う二人。
席が隣でもありよく立ち寄る喫茶店のバイトでもある〈草壁美頼〉。
所属する部の部長でたまに一緒に帰る仲の〈西沖幸恵〉。
そして彼は幸せにする方法を考えつく――――
「僕よりもっと相応しい人にその好意が向くようにしたいんだ」
本当にそんなこと上手くいくのか!?
それで本当に幸せなのか!?
そもそも幸せにするってなんだ!?
・第2章
草壁・西沖の二人にそれぞれの相応しいと考える人物を近付けるところまでは進んだ夏休み前。君島のもとにさらに二人の女子、〈深町冴羅〉と〈深町凛紗〉の双子姉妹が別々にやってくる。
その目的は――――
「付き合ってほしいの!!」
「付き合ってほしいんです!!」
なぜこうなったのか!?
二人の本当の想いは!?
それを叶えるにはどうすれば良いのか!?
・第3章
文化祭に向け、君島と西沖は映像部として広報動画を撮影・編集することになっていた。
君島は西沖の劇への参加だけでも心配だったのだが……
深町と付き合おうとする別府!
ぼーっとする深町冴羅!
心配事が重なる中無事に文化祭を成功することはできるのか!?
・第4章
二年生は修学旅行と進路調査票の提出を控えていた。
期待と不安の間で揺れ動く中で、君島奏向は決意する――
「僕のこれまでの行動を二人に明かそうと思う」
二人は何を思い何をするのか!?
修学旅行がそこにもたらすものとは!?
彼ら彼女らの行く先は!?
・第5章
冬休みが過ぎ、受験に向けた勉強が始まる二年生の三学期。
そんな中、深町凛紗が行動を起こす――
君島の草津・西沖に対するこれまでの行動の調査!
映像部への入部!
全ては幸せのために!
――これは誰かが誰かを幸せにする物語。
登録日 2024.05.02
敏腕弁護士の不埒な盲愛に堕とされました
レンタル有りフリーのライターとして働く二十八歳の夏乃子。彼女は事故で死んだ恋人を忘れられないまま、仕事に没頭するだけの無感情な日々を送っていた。そんなある日、圧倒的な魅力を放つイケメン弁護士・黒田と出会う。初対面でいきなりデートに誘ってくる軽薄な男かと思ったら、驚くほどの優しさと誠実さで包み込んでくる彼に、思いがけず強く感情を揺さぶられ――気づけば一夜を共にしていた。「ぜんぶ俺のせいにして流されてしまえばいい」過去に囚われ彼への想いを否定する夏乃子を、黒田はこれでもかと甘やかし、熱く激しく翻弄して……!? 敏腕弁護士と薄幸ライターの、ドラマチックな極上愛!
文字数 161,257
最終更新日 2024.07.10
登録日 2024.07.10
聖女を失って、いわゆる「ざまぁ的展開」に陥ってしまった領民達が、力を合わせて再起を図る異色の異世界ラブコメファンタジー。
主人公のシリルが住む『カルギス領』は、聖女と呼ばれるエルフの少女ミレイユの能力によって芳醇な恵みがもたらされていたが、ある日領主は彼女を追放してしまう。
そして彼女が隣の『グリゴア領』に亡命したことによってシリルたちの国は加護を失い荒れ果ててしまう。
一方で聖女が逃げたグリゴア領は、まともに努力をしなくても芳醇な作物が実るようになっていき、その中で聖女ミレイユは薬屋として友人に囲まれながら、スローライフを送る生活を過ごしていた。
若い女性も大量に流出し、中高年ばかりとなってしまったカルギス領で、シリルは、使用人仲間のセドナと共に、少しでも自領を良くしようと尽力する毎日を送る。
そんな中、雑豆を用いて調合した『プロテイン』を『サブスク方式』で移動販売する商法が大ヒットしたことで、徐々にカルギス領と立場が再逆転していく。
更に自称『優しい男』であるコミュ障な獣人『ザント』や、
ミレイユの友達のふりをして惚れ薬を調合させ、シリルを自分のものにしようとするヤンデレ美少女『スファーレ』。
その他、様々なキャラの様々な思惑が、プロテインの市場を巡って波乱を引き起こしていく。
小説家になろう、カクヨムでも掲載しています!
文字数 143,728
最終更新日 2024.07.13
登録日 2024.06.24
刈磨汰一(かるまたいち)は、生まれながらの不運体質だ。
幼い頃から数々の不運に見舞われ、二週間前にも交通事故に遭ったばかり。
久しぶりに高校へ登校するも、野球ボールが顔面に直撃し昏倒。生死の境を彷徨う。
そんな彼の前に「神」を名乗る怪しいチャラ男が現れ、命を助ける条件としてこんな依頼を突きつけてきた。
「その"厄"を引き寄せる体質を使って、神さまのたまごである"彩岐蝶梨"を護ってくれないか?」
彩岐蝶梨(さいきちより)。
それは、汰一が密かに想いを寄せる少女の名だった。
不運で目立たない汰一と、クール美少女で人気者な蝶梨。
まるで接点のない二人だったが、保健室でのやり取りを機に関係を持ち始める。
一緒に花壇の手入れをしたり、漫画を読んだり、勉強をしたり……
放課後の逢瀬を重ねる度に見えてくる、蝶梨の隙だらけな素顔。
その可愛さに悶えながら、汰一は想いをさらに強めるが……彼はまだ知らない。
完璧美少女な蝶梨に、本人も無自覚な"危険すぎる願望"があることを……
蝶梨に迫る、この世ならざる敵との戦い。
そして、次第に暴走し始める彼女の変態性。
その可愛すぎる変態フェイスを独占するため、汰一は神の力を駆使し、今日も闇を狩る。
文字数 289,382
最終更新日 2024.08.11
登録日 2024.07.15
月光に照らされる銀髪の王太子クラウス殿下。その美しい姿に憧れる平民の少女セリアは、ある夜、驚くべき秘密を目撃する。クラウス殿下が実は王女クラウディアであり、王家の事情で二重生活を送っていることを知ってしまったのだ。
セリアはクラウディア殿下の秘密を守ることを誓い、彼女の側近として学院生活を送ることになるのだが、やがてクラウスの心に変化が訪れて――?!
登録日 2024.08.10
20XX年、技術の進化が進み機械化やAI化により、働かなくても良くなり人々は娯楽を求めた。
技術が進んだことで医療が発展していくと中でVR技術が生まれた。
最初は脳への負担が大きくあまり使えないものであったが、次第に脳への負担を最小限に時間の圧縮を行いVR世界では現実の1/4にもなった。
一般に広まってからはさらに技術は進み、異世界をVRの中で創れるようになった。
数多のゲーム会社がVRに取り組み、所謂『VRMMO』に進んで行ったがユーザーが満足できるようなものではなく人々は酷く落胆した。
時を経て、ゲーム会社【Lost Arcadia】がSNSにて«我々はこれまで数多の他会社が実践・研究してきたVRMMOの満足いく作品を創ることに成功した。その名は【Lost Atlantis】。後日、先行予約100名に対しβテストを行う。日時は次に記しておくので存分に楽しんで欲しい。
4月〇〇日(□)~4月××日(△)まで…»と発表した。
初めは皆、疑心暗鬼であったがβテストが始まり体験してきたものからは口を揃えて、「これこそ求めていたものだ」といった。
そのため、体験していないものは今か今かと正式リリースを待っていた。
その1ヶ月後、正式リリースの告知があった。
この物語は機械を愛してやまない男、皇 謙信のVRMMO紀行である。
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皆様、お久しぶりです。
ウルトリア🐺です。
この度、不具合により小説の削除を行いまして、その後の第一作としてこの作品を作り上げます。
これよりも前の作品は、全て削除されていますので、閲覧することはできませんが、この作品以降、順次再度作り上げていきますので暖かい目で見守って頂けると幸いです。
前の作品は、多少内容が変わっていることがあるかもしれません。そこのところ御容赦頂けると嬉しいです。
文字数 3,815
最終更新日 2024.09.27
登録日 2024.09.04
「座して見よ、我が慈悲の極星を」のR18部分になります
本編未読の方は、ファンタジーBL・ラスボス後ということだけ把握していただければ。
(本編間話の話数は本編時系列と対応しております)
話中のメインCPはタイトルに表記(ゼファクロ=主従、年下受、運命度高めCP)(シアロベ=年上受、腐れ縁度高めCP)
■恋愛方面中心キャラ説明(年齢と肩書は十四話時点、説明は主に成立後)
ゼファー(24)
国王。長い紺碧の髪に金目。
迅雷剣ハルファドの使い手。
しれっとした顔でクロードを独占した上で見せびらかすタイプ。独占欲もすごければ執着心も強いし精力も強い。ただ国王をやっている時の自分にクロードがメロってるのを分かっているので職務には真面目。
クロード(17)
ユーノヴェルト辺境伯。赤毛に蒼目。
迅雷剣と対の癒炎剣アレストの使い手。
一途な献身で愛情を示すタイプのため、ゼファーとの相性が良すぎて後年めちゃくちゃになった。それはそれとして政策や戦略でぶつかった時にはゼファーにも言う事は言う。
ロベルト(24)
軍都弓騎士隊隊長。黒髪に碧翠の目。
対空迎撃射撃において並ぶもののいない弓騎士。ゼファーと後述ユリウスとは幼馴染。
元々世慣れた大雑把兄貴分気質だったが、シアンと付き合ってからド天然クーデレお兄さんとして覚醒してしまいシアンがめちゃくちゃになった。
シアン(22)
軍都弓騎士隊副隊長。砂色の髪に若草色の目。
ロベルトの弟弟子。
ロベルトへの十年ネチネチ初恋をどうにかして成就させた執念の男。成立後ロベルトのクーデレを毎日噛み締めつつ、後になれば後になるほど、こいつどこまでオレを甘やかすんだ?でビビってくる。結構アブノーマルなプレイまで通った。
ユリウス(24)
軍都魔術師隊特別顧問。銀髪に赤い目、特徴的なそばかす。
千年に一度の天才魔術師にして魔法学者。
魔術一家の9人兄弟のスーパー長男。ゼファーとロベルトの幼馴染。
上記四人の恋愛関係に巻き込まれたり巻き込まれなかったりしつつ、本人は36歳で18歳の女性から見合いを申し込まれて結婚した。
文字数 78,403
最終更新日 2025.09.11
登録日 2025.06.27
公爵令嬢エリアーナは、婚約者リアムと侍女リリアの裏切りによって心を深く傷つけた。
婚約破棄を宣言し、父に支えられて王都を離れ、修道院で静かな日々を送ることになる。
やがて、彼女の瞳には「魂の共鳴」を色として視る力が宿る。
白は友情、金色は無償の愛、そして濁った灰や赤は支配や欲望──光の色は、感情の質をそのまま映し出していた。
この力は、断罪のためではなく、人を理解し、癒すためにあるのかもしれない──そう思い始めた矢先、森で“森の番人”カインと出会い、彼からもまた信頼の光を感じ取る。
修道院の仲間やマザー・テレーゼとの交流を通して、エリアーナは「守るための愛」と「支配する愛」の違いを知っていく。
友情、家族愛、信頼──色は異なっても、根底には同じ温もりが流れていることを理解する。
しかし、マザーは告げる。
「その力は試されます。おそらく、あなたが最も避けたい相手によって」
心に浮かぶのは、リアムとリリアの顔。
過去の傷が疼く中、エリアーナは決意する──たとえその日が来ても、私は逃げない。この力を私の意思で使い、私自身の魂を自由にするために。
だが、静かな日々は長くは続かなかった。
修道院の門に現れた使者が差し出した封書には、リアムの家の紋章が刻まれていた。
それが再び、彼女を偽りと裏切りの渦中へと引き戻す引き金になることを、彼女はまだ知らない──。
文字数 61,186
最終更新日 2025.08.14
登録日 2025.08.08
「緑なんて名前より桜みたいな鮮やかな名前が良かったわ。」
生前の緑はそう良くこぼしていた。
3度付き合い直した僕らだったが、僕はふらふらと他の女性にも言い寄られ緑にその日も別れを告げられる。
それでも緑を忘れられない僕は彼女の住むマンションを訪れるがそこに緑はもういなかった。
知人、友人の話で僕は緑が余命宣告を言い渡され好きなことを仕事にして新しい毎日を送っていることを知る。
せめて子どもが欲しかった。久しぶりに再会した緑はそう言って涙を流す。
「僕が育てるから産んでくれ!!」
僕はそう言って泣くが緑は首を縦には振らなかった。そうして緑は余命通り息を引き取り僕は緑の父母に呼ばれる。
文字数 16,390
最終更新日 2025.09.25
登録日 2025.08.28
本作は〈影咒記(EIJUKI)〉の江戸咒譚 第三篇 ― 湯煙鬼火奇譚(ゆけむりおにびきたん) ―です。
江戸の闇に息づく恋と祈りの記録を描きます。
――影は祈りを映し、咒は恋を刻む。
江戸の夜に咲いた十の物語、それを人は『影咒記』と呼ぶ。
鬼火は、忘れられた言葉の温度で燃える――江戸怪異伝奇。
湯の香の奥で、ひと夜だけ灯る鬼火。
江戸の夜を照らす、影咒記第三篇。
江戸・深川。湯気の消えた湯屋の中で、ひとすじの火が揺れていた。
それは怒りの炎ではない。怨みの炎でもない。
ただ、伝えられなかった言葉の温度が、闇の底でまだ息づいている。
榊原新右衛門。南町奉行所の同心。
理(ことわり)を信じ、人の道で事を裁こうとする男。
だがこの夜ばかりは、法も理も、ひとつの声の前に立ちすくむ。
――「忘れないでください」
声の主は、十七年前に千歳湯で焼け死んだ娘・お蓮。
鬼火と呼ばれ、夜ごと深川の水面を漂うと噂された。
けれど彼女は怒っていない。ただ、言えなかった。
火事の裏で隠された帳簿の記録、封じられた名、嘘で塗り固められた裁き。
それらを「誰かに伝えたい」と願っただけなのだ。
おせん。
かつて新右衛門が愛した女。今はこの世とあの世のあいだに立つ影。
彼女は夜ごと湯気の中に現れ、誰も聞かぬ声を拾い上げる。
その瞳には涙も笑みもない。だが、残された者の痛みだけは知っている。
そして道明。
修験の徒。山を下り、祈りとともに火を封じる男。
「怨みは祓えば消えるが、想いは祓ってはならぬ」
彼はそう言って、焔影(えんえい)と呼ばれる霊刀を授ける。
焔影は斬るための刃ではない。
声を受け止めるための器だ。
その刃に映るのは敵ではなく、訴えである。
そして静かに語りかける。
――「罪を斬るためじゃない。声を届かせるために、俺はここにいる」
鬼火の謎は、やがて人の罪に触れる。
火事の夜、なぜお蓮は逃げなかったのか。
湯屋の帳場に残された焼け跡は何を語るのか。
望月家、与力・香坂、そして沈黙を守り続けた老人。
ひとつの火事に織り込まれた欲と愛憎が、再び炎を上げる。
おせんの指先が灯をなぞるたびに、記憶の残滓が蘇る。
そこに映るのは、ただ人の生と死の形。
鬼火とは、誰かに見てほしかった命の記録なのだ。
物語は、裁きでも祓いでも終わらない。
最後に残るのは、「伝える」というたった一つの救い。
――「忘れない。それが、俺の務めだ」
それは終わりではなく、始まりだった。
『影咒記』連作はこちら → 明神恋咒変/紫陽花庵夢死帳/湯煙鬼火奇譚
※毎晩21時頃更新予定。
江戸に残る“祈りと咒”の記録を、どうぞゆるやかにお読みください。
文字数 53,904
最終更新日 2025.11.10
登録日 2025.10.18
様々な街や村を救ってきた一人の若い勇者は自分の将来を考え、人生の岐路に立とうとしていた。
ある森に辿り着いた彼は突然に出会う。
自分と同じように別の道を考え始めた、ある一人の…?
文字数 2,434
最終更新日 2025.11.08
登録日 2025.11.08
雨の降る、ある日の放課後。 一人暮らしの平凡な高校生・石川荒木いしかわ あらきは、クラスメイトのギャル・五木アイいつき あいが、独り空ろな瞳で座り込んでいる姿を目撃する。
彼女はクラスで「悪い噂」が絶えない、孤独な存在だった。
「……どうして助けるの? 学校じゃ、私のこと『悪い女』だって思われてるのに」
しかし、目の前にいるアイは噂とは正反対の、今にも壊れそうなほど絶望していた。その瞳を放っておけなかった荒木は、思わず彼女を家へと連れ帰ってしまうのだが……。
「……話を聞いてくれてありがとう、荒木さん」
彼女の悲惨な状況を知った荒木は、アイを更生させ、そして守り抜くために「一緒に暮らすこと」を提案する。
突然の優しさに戸惑うアイ。けれど、一つ屋根の下で過ごす時間の中で、二人の距離は少しずつ、けれど確実に縮まっていく。
これは、自分の価値を見失った少女と、お節介な少年が紡ぐ、切なくて甘い更生物語。
文字数 42,746
最終更新日 2026.01.17
登録日 2026.01.16
『ぼっち』で小、中と友達ができず、入学して2ヶ月が経った高校でもやはりそれは変わらなかった。その理由は自分でも分かっている。間違いとかを恐れて、話しかける勇気が無いからなんだ。
でもそんなある日1人の女の子ー西郡紗彩ーが車にひかれそうだったところを助けた。このことをきっかけに二人は知り合い、恋の感情が芽生えてくる。
基本的にこの二人の恋愛と主人公のぼっち脱出を軸に話は進行していきます。
登録日 2016.02.21
異世界?それも想定内だ。33年間、あらゆる可能性を生きてきた男
33歳、独身、これといった取り柄もない男。ただ一つ、誰にも理解されない習慣だけがあった――「もしもゾンビが出たら」「もしも大地震が来たら」「もしも異世界に転生したら」。生まれてこの方ずっと、あらゆる"もしも"を本気で考え続けてきたのだ。
変人扱いされ、大切な人との関係を壊しかけながらも、彼は積み重ねることをやめなかった。そしてようやく人生が上向き始めた矢先――頭の奥で、鐘が鳴る。
天界で与えられた猶予は、わずか40秒。「望む力を、想像しろ」という神の言葉に、迷いはなかった。33年間、この瞬間のためだけに生きてきたのだから。
超人的な身体能力。翼のない飛行。意のままの炎。そして何より――33年分のあらゆる想定を、瞬時に呼び覚ます力「想定録」。
「異世界? それも想定内だ」
ジェクスと名を変えた男は、目立ちすぎず、埋もれすぎず、慎重に力を隠しながら冒険者としての道を歩み始める。だがその内側では、少年のように高鳴る心が、ずっと疼いていた――想像の中でしか出会えなかった世界に、ついに触れられたという昂りが。
養子として死に物狂いで強さを掴んだライバル、黒豹の二つ名を持つギルドマスター、そして世界の裏で蠢く闇ギルドの影――積み重ねてきた"もしも"だけでは埋まらない現実に、彼はどう応えるのか。
そしてもう一つ。想定録がどうしても読み切れない、たった一人の存在。彼女の言動だけが、33年分のどの記録にも当てはまらない――。
これは、「転生したから強い」男の話ではない。33年間、本気で備え続けてきたから強い、一人の男の物語。
文字数 306,841
最終更新日 2026.09.14
登録日 2026.07.30
数多くのメイドたちが暮らし、学び、貴族に仕えるため腕を磨く巨大なメイド室。
その片隅で暮らすCランクの見習いメイド、ナナとミイス。
ある日、仕事をサボってソファの下に隠れていた二人は、運悪く伯爵令嬢リアラの面談に居合わせてしまう。
ところが、ナナの人並み外れた嗅覚と、ちょっと変わった言動がリアラの興味を引いてしまい……。
やがて届いた一通のスカウトレター。
それをきっかけに、二人の平穏で騒がしい日常は大きく変わり始める。
個性豊かなお姉様たち、メイドたちの思惑、そして伯爵令嬢との不思議な関係。
これは、小さな見習いメイドが織りなす、ちょっと騒がしくて、ときどき優しい物語。
文字数 9,249
最終更新日 2026.10.10
登録日 2026.10.10