「論文」の検索結果
全体で74件見つかりました。
本作は2012年に執筆した作品である。かなりの量の資料を収集し緻密に未来予測をして超長編の近未来SFとして形にしたが、今のような充実した投稿サイトもなかったので、紙原稿のまま埋もれていた。あれから約10年が経過しているが、今の世界を言い当てている部分も出てきたので、改めて投稿するに至った次第である。
舞台は2038年の新首都。旧市街と呼ばれる既存の生活都市と新市街と呼ばれる新たに建造された 機能都市からなるこの街では、専用AIを搭載した自動運転型のAI自動車が専用道路や真空の地下高速を走り、ドローン型の多角飛行ヘリが飛び回っていて、人々はホログラフィー機能を搭載した立体パソコンや脳波直送型の新世代携帯電話イヴフォンを持ち歩いている時代。しかし、人々の生活は今と大きく変わるものではなく、仕事も基本的な部分は今と同じ世界である。そんな新首都で新市街の高層ビル地域にある大手マスコミ・新日新聞社のビル。その中層階の老舗週刊誌社・新日風潮社に就職した主人公・春木陽香は、ひょんな事から入手した論文データに興味を持つ。それは、政府が富裕層向けに実施しているタイムトラベル事業の危険性を示唆するものだった。論文の作成者は謎の科学者ドクターT。タイムトラベル事業を所管する政府機関・司時空庁の長官・津田幹雄は、その論文が送りつけられていた事実そのものを揉み消そうと画策する。春木は先輩記者や同列の新聞社の記者たちと共に身を危険に晒しながら真相を追うが、記者たちが津田に直接訴えても危険かもしれないタイムトラベル事業は依然として継続されたままだ。そればかりか、津田は記者たちを拘束したり抹殺しようと企んだりするに至る。ついに春木を含む記者たちは変わり者弁護士・時吉の協力で法廷テクニックまでも駆使して津田の妨害を排除するが、明らかになった真実は春木たちの想像を絶するものだった。
背景にうごめく国家機関同士の縄張り争い、国会議員たちの権力闘争、現職総理と前総理の対立に国内トップの大企業の会長までが絡む権力闘争の渦に巻き込まれながら、ついには国防軍や国際秘密結社の私設軍隊までもが動き出し、この国にとって危険極まる事態となる。そんな渦中を、記者たちは言論と正義の力だけで戦い抜こうとする。
魔法も武器も異能力も持たない普通の女子が、気持ちと体力と頭脳と最高の笑顔で悪と立ち向かう全力ニコニコエンターテイメント!
個性的な先輩キャラたちとの軽妙な会話や、しっかりと設定が固められた複雑でリアルな政治劇、張り巡らされたさまざまな伏線の綺麗な回収、激しいアクション、そして何度も振られる大どんでん返しが見物となる、お仕事系社会派リアル近未来SFミステリーです。
理不尽な暴力に言論とペンの力で立ち向かう記者たちの痛快な活躍を、どうぞ、お楽しみください!
文字数 378,658
最終更新日 2023.03.08
登録日 2022.12.31
魔法という概念が、一般的に使われるようになって何年が経過したのだろうか。
まず、魔法という概念が発見されたのは、西暦2199年の十二月一日の事だった。たまたま、古よりの魔術の本を解読していたヤン・ウィルソンが、ふと本に書いてある本に載っている魔法をつぶやいてみたところ、何と目の前の自分の机が燃え始めのだ。
慌てて火を消すうちにウィルソンは近くに載っていた火消しの魔法を唱えると、その炎は消化器を吹きかけられた時のように消したんだのだ。
ウィルソンはすぐに魔法の事を学会に発表し、魔法は現実のものだという事を発表したのだった。
ただに魔法の解読が進められ、様々な魔法を人は体に秘めている事が発見された。
その後の論文では、人は誰しも必ず空を飛ぶ魔法は使え、あとはその人個人の魔法を使えるのだと。
だが、稀に三つも四つも使える特異な魔法を使える人も出るらしい。
魔法を人の体から取り出す魔法検出器(マジック・ディセイター)が開発され、その後は誰しも魔法を使えるようになった。
だが、いつの世にも悪人は出る。例え法律が完全に施行された後でも……。
西暦2332年の日本共和国。
その首都のビッグ・トーキョーの一角に存在する白籠市。
この街は今や、修羅の混じる『魑魅魍魎の都市』と化していた。
その理由は世界有数の警備会社トマホーク・コープと東海林会の癒着が原因であった。
警察や他の行政組織とも手を組んでおり、街の人々は不安と恐怖に苛まれ、暮らしていた。
そんな彼らの不安を拭い去るべく、彼らに立ち向かったのは4人の勇気ある警官たちであった。
彼らはかつてこの白籠市が一つのヤクザ組織に支配されていた時に街を救った警官たちであり、その彼らの活躍を街の人々は忘れてはいなかった。
ここに始まるのは新たな『魔法刑事たち』の『物語』
文字数 991,764
最終更新日 2021.06.30
登録日 2020.02.17
「冷凍保存」
タモリ
2017年。イギリスでもっとも古い新聞のひとつ『Daily Mail』は、2030年に起こるであろうミニ氷河期を予測しました。
かつて世界中で恐慌を起こしたこの現象、本当に起きたら乗り越えられるのでしょうか。もし乗り越えても、本当の氷河時代に、私達は対抗できるのでしょうか。
本編
20××年、ある国の数学者が、「少なくとも1世紀以内に大氷河期が発生し、二千万年に渡り世界を氷に閉じ込める」と発表した。最初は誰も本気にしなかったが、これに対しあらゆる研究機関がそれを認める論文を発表、世間は大混乱に陥った。
首脳「何か対策はないのかね」
大臣「首脳、全てを一気に解決する手段がございます」
首脳「ほう、それは何かね」
大臣「『冷凍保存』ですよ」
冷凍保存は氷河期を越えるためのあらゆる課題をクリアした。
『種の保存』『食料の確保』、果ては『人工冬眠』まで可能である事がわかった。
更に別の研究機関も『現在の星間移動速度でも、コールドスリープさえ実現すれば何万光年だって移住可能』と発表した。
首脳「これで人類は安泰だな」
大臣「首脳の地位も安泰ですなぁ」
学者「首脳! 大臣! 大変です!」
大臣「なんだね騒々しい」
学者「北から気象庁史上最大の寒波が時速500kmで迫り・・・・・つい先程、我が国土は全て凍結しました」
首脳「なん、だと?」
そのころ、とある星
??「今回『地球冷凍保存計画』のため、数万年に渡り超自然的に星を凍結させる計画を進めて来ました」
「しかし、6度目の今回、かの星の知的生命体『ホモ・サピエンス』はこの冷凍保存を100年以前に予測し、対策を立てられるぐらい文明は発達を遂げました」
「本来なら喜ばしい事なのですが、我々と同じレベルに達するには更なる試練を乗り越えてもらいたい」
「そこで我々はかの星の冷凍保存を超強制的に加速させる事にしました。予定通りに行けば、地球時間にして20時間ほどで地球は完全に氷に閉ざされます」
「このペースの場合、全人類が絶滅する可能性もありますが、私たち研究チームは彼らの底力に期待したい所存であります」
「以上で最終会合は終了になります。お疲れ様でした」
大臣「彼らは私たちの関与に気付いているのでしょうか?」
首脳「数億年周期でじっくり進めてるんだぞ? 流石に気付く者は存在しないだろう」
学者「首脳大変です!」
首脳「なんだね騒々しい」
学者「我々が観測できる最も遠い天体『第2サンクチュラ星雲』が・・・・・凍結しました」
タモリ
地球に限らず、我々がいる宇宙は、既に幾度となく、氷に閉ざされていたのかもせれません。
文字数 1,065
最終更新日 2021.03.11
登録日 2021.03.11
女子高生の月野姫星(つきのきら)が行方不明になった大学生の姉を探して北関東地方を旅をする。
姉が卒業論文作成の為に、北関東の村に取材に行った。それから姉の身辺に異変が起きる様になり、遂には失踪してしまう。
姉の婚約者・宝来雅史(ほうらい・まさし)と共に姫星が村に捜索に出かける。
そこで、村の神社仏閣に押し入った泥棒が怪死した事を知る。
姉が訪ね歩いた足跡を辿りながら、村で次々と起こる異変の謎を解いていくミステリー・ホラーです。
(旧:五穀の器を改稿してます)
*残酷なシーンもありますので苦手な方はスルーしてください。小説家になろうさんでも投稿してます。
文字数 101,700
最終更新日 2020.04.17
登録日 2020.03.21
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この作品は、やりたい事が見つけられなくて困っている。
やりたい事を見つけたいのに進まない。という方向けです。
少々、論文っぽい箇所が多数ありますが、
最後まで読んでいただけると光栄です。
全4章構成にて投稿致します。
異論・異議等は、読者間で争いかねませんのでご遠慮くださいませ。
あくまで、自分の体験を交えたものでございます。
よければコメントくださいませ!
文字数 1,651
最終更新日 2022.05.22
登録日 2022.05.22
1905年は、天才物理学者アインシュタインが、20世紀の物理学の基礎となる重要な概念を記述した5つの論文が発表された年であり、奇跡の年と言われている年である。 2003年は、その奇跡の年の100年後の2005年の2年前である。 ヤスヒロは、2003年を自分の奇跡の年となるように5件の発明をし特許出願しようと決めた。その2件目の発明である。
文字数 6,167
最終更新日 2022.03.20
登録日 2022.03.20
20XX年人類がそろそろ宇宙に行けるだろうと言われ始めた頃、主人公武田彰久はいわゆる天才と言われる物理学者だ。
世間のあらゆる企業達が使っている論文や特許は数知れず。
日夜その優れた能力であらゆる物理的な科学を探求し続ける。
ある時彰久はブラックホールと似て非なるものを作り出してしまい渦に飲まれる…ついた先では本人が大好きな中世ファンタジー世界だった。
彼は一体異世界で何を成し、何に嘆き、何に怒るのか。
壮大(予定)なファンタジーが今から始まる。
2~3日に一回の更新予定です。
この作品ではあえて登場人物の外見(金髪や黒髪)等は描写していません、皆さんの想像で楽しんで頂けたらなと思います。
文字数 20,184
最終更新日 2021.03.22
登録日 2017.08.24
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短編はここで章立てして公開します。
第一章は戦国武将太田資正です。一万文字程を九話に分けています。一日に一話づつ上げます。当初は「奔れ資正 走れ源九郎」なるタイトルを予定していましたが、何も考えずに書いたせいか話の筋がぼやけてしまったので、郷土史家の論文みたいな表題となりました。太田資正は私の好きな戦国人物のひとりです。彼の人生のほんの一コマを描いたのみですが、楽しんでいただければ幸いです。
※なおこれらの小説は史実を元にしてはおりますが、基本的にフィクションです。
文字数 11,311
最終更新日 2021.03.12
登録日 2021.03.04
「これで、私の発表を終わります」
俺の発表したプレゼンはただ黙々と拍手の音がなるだけのものだった。そこにはなにも感情もない。ただ聞いてる人は俺の発表を聞いて、どうでもよさそうな顔をして俺のプレゼンへの質問をしていた。そんな姿を見た俺はその日から、笑顔が消えた、。
私立紫園(しぞの)学園に通う四条海斗(しじょう かいと)は、最高のプレゼンを心がけるために日々大学のゼミで練習を繰り返していた。今後はコンクールの発表、卒業論文、そして社会に出て更なる高いプレゼンを目指そうとしていた。そんな中日々いいものにしていきたいと考えていたかいとは日々思考を巡らせていた。あらゆるライバルの中で共にプレゼンを高め合うライバルたちもからめる。青春新感覚ラブコメストーリー
文字数 429
最終更新日 2023.01.11
登録日 2023.01.11