「じゃ」の検索結果
全体で12,719件見つかりました。
「素質が無いのに勇者になりたい?」
「魔王なのに世界征服をしたくないって?」
「なんとかしてやるから、まあ焦るな」
対象の攻撃/守備属性や外部認識を自由に変えられる超スキル持ちのランジット。
冒険者ギルド職員として悠々自適な毎日を送っていたが、150年ぶりに降臨した魔王により彼の生活は一変する。
適正無いのに勇者になりたい幼馴染の少女、世界征服に興味ないのに実家のしがらみで魔王になったモフモフ魔族。
属性改変スキルで彼女たちの悩みを解決していくうちにふと気づく。
俺が黒幕になれば、もう戦う必要がないんじゃないかと。
さらに、魔王の兄が帰還するまで時間を稼げば魔王軍と講和できることが分かったランジットはふたりに八百長をさせ、適度に物語を進めながら時間を稼ぐことにした。
だが、空気の読めない魔王軍の四天王や他国の勇者候補がこぞって戦いを先に進めようとするのだ。
いやお前ら、ちょっとは俺の話を聞け?
だが少しばかり盛り上げすぎたせいか、稀代の勇者だ魔王だと持ち上げる周囲を抑えきれず物語はじりじり進んでいく。
ランジットは世界の平和を守るため、勇者と魔王と協力し、なんとか戦いを引き延ばすのだった。
これは、レアスキル持ちのランジットが可愛いヒロイン達と共にあの手この手で時間稼ぎをする八百長英雄譚提案系コメディ!
※他サイトでも連載中です
文字数 74,918
最終更新日 2022.09.20
登録日 2022.08.30
「創業千年の我が白馬御嶽神社ホールディングスが大ピンチなのだ!」
東京の居酒屋『パラレル・ライン』で働く23歳の看板娘・長沢陽菜(ながさわ ひな)の元に、実家のクソじじいからかかってきた一本の電話。
それは、男を見る目だけが霊感ゼロの母親が「ツインレイを見つけた」と言って紐男と蒸発し、神社が千年間守ってきた北アルプスの霊的臨界点の調律仕事(宿題)を放り出したという大迷惑な報せだった。
実は陽菜の実家は、インバウンド向けの高級宿坊やスキー場を経営し、みなし寄付金を駆使して極限まで法人税を合法的に圧縮する、年商億超えのハイパーホワイトな超巨大神社ホールディングス!
警備はすべて民間軍事会社に完全外注、境内はドローンが巡回するサイバー神社だが、長沢家の血筋だけが担う「霊的な裏仕事」だけは外注できない。
「東京で私欲のために術を使うな」と五感ごと霊力を完全封印されていた陽菜だったが、おやき(好物)に釣られた銀髪の相棒・神獣デジットと共に、久しぶりに実家の『宿題ドリル』を片付けるため長野県白馬村へ帰省することに。
しかし、不在の母親がいなければ二度と霊力の再封印はできない。
おじいちゃんから「力を宿したまま生きていく覚悟はあるな?」と問われた陽菜は、サバサバと不敵に笑う。
「何言ってるのよ、おじいちゃん。私はもう子供じゃないわ」
解呪の瞬間、地下儀式室を震撼させたのは、東京でのバンド活動を経てバグレベルにまで成長していた規格外の霊圧――!
おやき狂いのツンデレ神獣と、霊力が完全に戻った居酒屋の看板娘。
二人の規格外なコンビが、最新のサーバーラックと陰陽術の結界陣が融合したサイバー祭壇を舞台に、山の怪異(世界のバグ)をパッション一つで歌い飛ばす!
現代サイバー陰陽術のグルーヴに身を任せる、爽快無双な帰省ファンタジー、ここに開幕!
文字数 34,868
最終更新日 2026.06.22
登録日 2026.06.15
高校二年生のある日突然、自分を除いた全ての人々が動きを止め、まるで時間が止まってしまったかのような現象に遭遇してしまった主人公、秦瀬陽太。何もわからぬまま、これまでに読んだラノベ等の知識と突如自分に宿った固有スキル、『創造』を武器に奮闘する。
そんな中、彼の知らないところで世界はその姿を変えていて‥‥。
世界と異世界とが交差する未知のハイ&ローファンタジー。
(主人公が無双するお話です。読んでいて動ける人いないじゃん、と思った方、そこはちゃんと大丈夫なので、安心してお読みください)
登録日 2017.01.09
第二王子のヨハネスと婚約が決まったとき、私はこの世界が前世で愛読していた物語の世界であることに気づく。
そして、この婚約がのちに解消されることも思い出していた。
ヨハネスは優しくていい人であるが、私にはもったいない人物。
慕ってはいても恋には至らなかった。
やがて、婚約破棄のシーンが訪れる。
私はヨハネスと別れを告げて、新たな人生を歩みだす
――はずだったのに、ちょっと待って、ここはどこですかっ⁉︎
しかも、ベッドに鎖で繋がれているんですけどっ⁉︎
困惑する私の前に現れたのは、意外な人物で……
えっと、あなたは助けにきたわけじゃなくて、犯人ってことですよね?
※ムーンライトノベルズで公開中の同名の作品に加筆修正(微調整?)したものをこちらで掲載しています。
※pixivにも掲載。
8/29 15時台HOTランキング 5位、恋愛カテゴリー3位ありがとうございます( ´ ▽ ` )ノノΞ❤︎{活力注入♪)
文字数 13,482
最終更新日 2018.09.04
登録日 2018.08.26
普通でなんの取り柄もない中学3年生、木下優。ある日、パパに連れられて空港に行くと、そこには美少女が。話を聞いてみると、名前はロエリーナ、留学生、そして、こいつと1年、卒業まで一緒ににすごすとのこと……………………。おい!俺のノーマルライフにこんなに凄い刺激はいらないと激昂する優。だがしかし、もう既に断れないようで、じゃあこのまま彼女とラブコメ展開が始まるのか?!と期待する優。まずは一言でも話すことから始めよう。だが、彼女との初めての会話は「私のピンクのパンツ知らない?」
そこから優に不幸が舞い降り、この女とのラブコメ展開はないなと確信した優。
果たして優はロエリーナに邪魔されずにノーマルライフを卒業まで送ることができるのか!?
文字数 3,511
最終更新日 2022.02.14
登録日 2022.02.14
同名のタイトル作品、「お飾り妻は離縁されたい」の主人公、シルフィーナの一人称バージョンになります。
読み比べて下さった方、ありがとうございます。
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「君を愛する事はできない」
新婚初夜に旦那様から聞かされたのはこんな台詞でした。
貴族同士の婚姻です。愛情も何もありませんでしたけれどそれでも結婚し妻となったからにはそれなりに責務を果たすつもりでした。
元々貧乏男爵家の次女のわたくしには良縁など望むべくもないとは理解しておりました。
まさかの侯爵家、それも騎士団総長を務めるサイラス様の伴侶として望んで頂けたと知った時には父も母も手放しで喜んで。
決定的だったのが、スタンフォード侯爵家から提示された結納金の金額でした。
それもあってわたくしの希望であるとかそういったものは全く考慮されることなく、年齢が倍以上も違うことにも目を瞑り、それこそ父と同年代のサイラス様のもとに嫁ぐこととなったのです。
何かを期待をしていた訳では無いのです。
幸せとか、そんなものは二の次であったはずだったのです。
わたくしの人生など、嫁ぎ先の為に使う物だと割り切っていたはずでした。
女が魔法など覚えなくともいい
それが父の口癖でした。
洗礼式での魔力測定ではそれなりに高い数値が出たわたくし。
わたくしにこうした縁談の話があったのも、ひとえにこの魔力量を買われたのだと思っておりました。
魔力的に優秀な子を望まれているとばかり。
だから。
「三年でいい。今から話す条件を守ってくれさえすれば、あとは君の好きにすればいい」
とこんなことを言われるとは思ってもいなくて。
新婚初夜です。
本当に、わたくしが何かを期待していた訳ではないのです。
それでも、ですよ?
妻として侯爵家に嫁いできた身としてまさか世継ぎを残す義務をも課されないとは思わないじゃ無いですか。
もちろんわたくしにそんな経験があるわけではありません。
それでもです。
こんなふうに嫁ぐ事になって、乳母のミーシャから色々教えて貰って。
初夜におこなわれる事についてはレクチャーを受けて、覚悟してきたのです。
自由な恋愛など許される立場ではなかったわたくしです。
自分の結婚相手など、お父様が決めてくる物だとそう言い含められてきたのです。
男性とそんな行為に及ぶ事も、想像したこともありませんでした。
それでもです。
いくらなんでもあんまりじゃないでしょうか。
わたくしの覚悟は、どうすればいいというのでしょう?
文字数 8,424
最終更新日 2022.05.05
登録日 2022.05.05
プレイヤースキルだけで強すぎる彼を皆は尊敬の眼差しで見ていた。
その国ではクランバトルよりもそのプレイヤーに勝つ事だけがこのゲームの醍醐味に移り変わったのは何時の頃だろうか。
そんな彼を皆は口を揃えてこう言った。
『ルールブレイカー』
物語はクラン戦のバトルでミスをして、クビにされるところから始まる。
だがマスターがクビと言っても、クビにするのはクラン全員の承諾がいる。シンは五年も一緒にやって来た仲間たちに視線を配るが、クランメンバーはクビに賛成とシンに言葉を贈り、賛成のカウントは増えていく。
そしてクランで一番話して来た仲間にまで「じゃあね」と言われ、一人噴水広場に立っていた。
仲が良いと思っていた仲間から貰った紙を投げ捨てると、タダの紙と思っていたアイテムが強制的に発動した。そのアイテムの効果はランダム転移だ。
ランダムで国を渡れば、この国で持っている金の価値が無くなり、アイテムは全部没収される。
絶望して、国から国へと転移が終わる。
それからゲームの時間で三年が経った。
文字数 101,438
最終更新日 2022.10.21
登録日 2022.09.10
溺愛、ざまぁ、婚約破棄等をテーマにした、アルファポリス未掲載だった2万字~4万字前後の小説をまとめ、公開します。
【収録作品】
1.そのままの君が好きだよ
2.元傾国の悪女は、平凡な今世を熱望する
3.おまえじゃ、ダメだ
4.『王太子の耳』だけど、黙ってばかりじゃいられません!
【1作目あらすじ】
王太子ジャンルカの婚約者であるディアーナはある日『新たに聖女が現れたから』と、一方的に婚約を破棄されてしまう。この国では王族と聖女が婚姻を結ぶのが慣わしだった。けれども、突然の婚約破棄にディアーナは納得ができない。そんな彼女にジャンルカは「君と一緒に居ると疲れるから」と冷たく吐き捨てるのだった。
その翌日、ディアーナはジャンルカが新たな聖女ロサリアと仲良さげに歩いている所を目撃してしまう。婚約破棄が原因で、クラスメイト達からも陰口を叩かれていたディアーナは、己の存在価値を見出せなくなった上、激しい自己嫌悪に苛まれることに。
「ディアーナは何も悪くないよ」
ジャンルカの弟、第二王子サムエレはそう言って、ディアーナに救いの手を差し伸べる。その日を境に、ライバル同士だった二人の距離はぐっと近づくことに。
そんなある日、サムエレに誘われて赴いた夜会で、ディアーナは元婚約者であるジャンルカと再会する。そこで彼が口にしたのは、思いもよらない内容で――――。
文字数 97,792
最終更新日 2022.10.10
登録日 2022.10.05
僕、蛍原瑛太は不登校になっていた17歳の一人ぼっちな誕生日、真っ白な光に包まれた。
目が覚めたらそこは異世界と、女の子と、そして鏡に映る小学生?
「僕は何歳に見える?」
異世界だけど異世界じゃない、
魔法は無いけど異能力はある、
《《二度目》》のひねくれた世界での生活が始まる。
文字数 32,232
最終更新日 2025.08.12
登録日 2024.05.13
異世界転移したと思ったら、レベルが存在する世界だった。
しかし、レベルもステータスもマイナスに振り切り、エラーになっていた。
与えられたのはリスポーン能力って、死なないだけで役に立たない無駄能力じゃないか!
虚弱すぎて喋ることもできない。虚弱すぎて動くこともできない。
石に小指をぶつけただけで死ぬ。僅かに衝撃を受けただけで死ぬ。
しかし日下部虎次は気づいた。
マイナスがあるということはプラスがあるということに。
※※※第一部完結しました。第二部開始の時期に関しては、『小説家になろう』の活動報告に記載します※※※
※小説家になろうでも連載しています。
http://ncode.syosetu.com/n5436da/
登録日 2016.09.11
高校2年の雪音は何をしても普通な冴えない学校生活を送っていた。何をしても自分より優れた人がいて、自分なんて別にいなくたっていいんじゃないか、日々そう感じていた。
ある朝学校に遅刻しそうになった雪音は急いで電車のホームに向かう。しかしそこには異様な光景が広がっていた。ホームには乗客どころか駅員ひとりいないのだ。動揺する雪音の元に1台の電車が停まる。そして雪音は誘われるように電車に乗り込んだ。
そして電車に半日揺られ、たどり着いたのは海に浮かぶ巨大な街・アエイロン。そこは見たことない生き物たちーワニの頭のついた人間、翼の生えた猪、石のような皮膚の大男ーが住う異界の街だった。
そして、雪音は街の外れでボロボロになった一人の男の子を見つける。その子の名はハル。この異界の街で唯一の時計職人だった。
ハルの工房で働くことになった雪音。彼と一緒に仕事をしていくうちに雪音は自分の生きる価値を見出していくようになる。
文字数 6,390
最終更新日 2020.06.06
登録日 2020.05.26
文字数 1,584
最終更新日 2025.04.29
登録日 2025.04.29
主人公マナが執筆中の魔導書。
+主人公の日常のお話。
第一章は、魔導書。
第二章からが、お話だよ。
【ストーリー】
魔法の理を、誰よりも深く知る少女――その名は《マナ》。
世界樹として生まれ、魔王を屈服させた彼女は、魔族たちから“大魔王”と呼ばれる存在に。
でも本人はその肩書にうんざり。
「私は、ただ、魔法の事をもっと知りたい、もっと知って欲しいだけなのよね」
そんな彼女が書き始めたのは、世界の理を記す魔導書。
魔素、魔気、詠唱、術式、魔法陣――
異世界の魔法を、ガチで体系化しようとしてみたら、ちょっとした冒険が始まった!?
執筆に行き詰まったマナは、気晴らしに視察へ。
砂漠の街で門前払い、偽の魔法使いとの対峙、耳長族との交流――
魔導書の理論が、現実の戦場と政治で試されていく!
これは、魔法を“使う”だけじゃ物足りない、
“語りたい”あなたに贈る、異世界魔法の新境地!
※今まで書いて挫折した小説の、魔法に関わる設定を全部詰め込んでいます※
古文書のようなフォント、装飾華美なハードカバー、それっぽい図解、ボロボロの紙。
ぶっちゃけ、オブジェとしても申し分ないガチ感強めの魔導書として、出版したいんだよね。
できんか?
文字数 99,375
最終更新日 2025.11.05
登録日 2025.08.28
二人の若い女性の物語。言葉も文化も違う二人が、気づけば見知らぬ異世界に迷い込んでいた。そこは魔法と不思議な生き物に満ちた世界。彼女たちはただ元の世界に戻りたいと願っているが、どうやってここに来たのかさえわからない以上、帰り道を見つけるのは簡単ではなかった。
私はタイ人であるため、文章の流れが不自然だったり、誤りがあったりする部分もあるかと思います。読者の皆様にはご不便をおかけしますことを、ここにお詫び申し上げます。
文字数 19,869
最終更新日 2026.05.02
登録日 2026.04.30
俺は、『フロンティア ストーリア』と言うゲームに没頭していた。
帰ってきてから就寝時間の12時までゲーム。そんな生活をしているとそのゲーム上で、とある異変に気づいた。
いや、そんな俺だから気づいた。
それは・・
明らかにプログラミングされた動きじゃない動きをするNPCがいることだった。
文字数 2,331
最終更新日 2017.01.08
登録日 2017.01.06
異動してきたイケメン同期の黒井。酔い潰れた彼をタクシーに乗せようとして、僕は何かが駆けめぐるのを感じた…。人懐こく絡んでくる黒井に一喜一憂が止まらない、日記風の長編。カクヨムでも公開しています。
【あらすじ】
西新宿の高層ビルで、中堅企業に勤める営業5年目の僕(山根)。本社から異動してきた黒井は同期だが、イケメン・リア充っぽいやつで根暗な僕とは正反対。しかし、忘年会をきっかけに急接近し、僕はなぜだかあらぬ想いを抱いてしまう。何だこれ?まさか、いやいや…?…えっ、自宅に送ってもう泊まるとか大丈夫なのか自分!?
その後も気持ちを隠したまま友人付き合いをするが、キスをきっかけに社内で大騒動が起こってしまい…
途中から、モヤモヤする社会人生活で、何かを成したい、どこかへ向かいたい二人の、遅咲きの青春小説?的な感じにもなっていきます!(作者の趣味全開な部分もあり、申し訳ありません!)
【設定など】
2013年冬~、リアルタイムで彼らの日々を「日記風」に書いてきたものです。当時作者が西新宿で勤めており、何日に雪が降ったとかも、そのまんま。社内の様子などリアルに描いたつもりですが、消費税がまだ低かったり、IT環境や働き方など、やや古臭く感じるかもしれません…。
なお視点は<僕>による完全一人称で、ひたすらぐるぐる思考しています。また性描写はR15にしていますが、遭遇率は数%かと…(でもないわけじゃないよ!笑)。
【追記】
長編とはいえとうとう300話もこえてしまい、初めましての方のために少々ガイド的な説明をば(尻込みしてしまうと思うので…)。
ひとまず冒頭は<忘年会>がメインイベントとなり、その後クリスマスを経て年明け、第27話まで(2章分)が、山根と黒井が出会って仲良くなるまでのお話です。読み始めてみようかなという方は、ひとまずそこまででひと段落するんだなーと思っていただければ!
ちなみにその後は、温泉に行こうとしておかしなことが起きたり、会社そっちのけで本気の鬼ごっこみたいなことをしたり、決算期にはちょっと感極まった山場を迎えたりします。まだ更新中ですが、ハッピーエンド完結予定です!
文字数 1,952,568
最終更新日 2022.05.27
登録日 2020.06.19
私、カリンは幼なじみのダルに恋してます。
だけどダルは私の事まったく女の子扱いしてくれないし、妹みたいってダル一人っ子じゃん!
私がどんなけ女の子らしいか見せつけてやるんだからっ!
文字数 18,291
最終更新日 2021.07.20
登録日 2021.07.05
筋肉があったって罪じゃない。
文字数 1,457
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.05.28
あなたのことを許さない。怪物に喰われ続ける私を見捨てたのだから。
あの頃、僕たちのすぐ隣で暗闇は生きていた。悪意を持てない少年メロスと暗闇に喰われ続ける少女かふかの懐かしくて哀しいジュブナイルホラー。
5月の連休初日。メロスが部屋で起きると母親は失踪していた。母の遺した一万円札を持ってモール型ショッピングセンターに行くと学校一の嫌われ者である永井かふかがクラスメイトにいじめられる場面に遭遇する。メロスはこっそりとかふかを助けるが、逆にかふかに逆恨みされ善意をつけこまれる。メロスにはかふかに決して逆らえない負い目があった…。
「メロスはかふかを見捨てた。かふかはメロスに殺されたの」
その夜、アパートのベランダで永井かふかが暗闇の怪物に生きたまま喰われるのをメロスは見る。それはまるで夕暮れの校舎で少女を見捨てたときと同じように―――。
ちょうど同じころ、モール型ショッピングセンターで幼児失踪事件が起きていた。かふかが言うにはその事件にはかふかを喰らっていたクラヤミの怪物、晦虫が絡んでいるという。
晦虫は人の悪意を喰らう。ショッピングセンターの奥に捕らわれた少女の絶望を美味そうに食べているが、もうじきその絶望の灯も消えるのだと。
少年は耳たぶを報酬に晦虫の毒である少女の助けを得ると、晦虫に捕らわれた女の子を助けに深夜のショッピングモールに潜入するのであった。そこで少年と少女が見たのは大人の悪意に寄生した晦虫の群れと巨大な晦虫の王、そして、■■の裏切り―――。
ヒトの悪意は怪物にとって蜜の味、じゃあ、ヒトの善意はどんな味?
※本作品はホラーです。性的描写、身体欠損など猟奇的描写はできるだけ抑えめにしていますが、人によっては不快と感じる描写が多数あります。ホラー、サイコサスペンスが苦手な方はご注意してお読みください。
文字数 68,253
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.02.07