「さくら」の検索結果
全体で991件見つかりました。
生まれ変わったと自覚した瞬間、俺は思いっきりガッツポーズをした。
なぜならこの世界、男でも妊娠・出産が可能だったからだ。
から始まる、毎度おなじみ前世思い出した系。
見た目が幼い、押せ押せな受けと、たじたじになっていながら結局押し切られる大柄な攻めのごくごく短い話、になる予定です。
突発、出オチ短編見た目ショタエロ話!のはず!
・いつもの。(他の異世界話と同じ世界観)
・つまり、男女関係なく子供が産める魔法とかある異世界が舞台。
・数日で完結、させれればいいなぁ!
・R18描写があるお話にはタイトルの頭に*を付けます。
文字数 1,890
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.05.31
|慟哭《どうこく》の|色褪《いろあせ》ぬ夜風が身に沁みる。
さて。今日は何を書こうか。
ひと呼吸おいては、体を動かす。
生きるとは書くことである。わたくしから筆をとったら何も残らない。
黒糖のパンをみかけた。中にはバターが含まれた。
こんがりと。パンの艶やかなること。芳ばしい。
パンは嫌いではない。むしろ好きなほうだ。
口に含むとほんのりと薫る。牛乳で流し込むことはしない。
そのたんせいな味わいを。かおるバターを楽しむ。
幸福とはこんなささいな場所にもいたのかという気持ちにひたる。
放り出された男がひとり。何をしたのかはわからない。
夫婦でつながれていたはずの女性が憎々しげにほえた。
もう帰ってくるんじゃないよと聞こえた。
恐怖に打ち震える肉体は、サンヘドリンへとやってきた。
野良犬とハイエナがこれらの者の屍を食らうのか。
烏の行水。この言葉をきいて。不思議とそまつな言葉だと思う。
人が人たるゆえんを剥奪した言葉。いっしゅんで理解した想いとは。
夜風に揺れる花束が。心もとなく揺れている。
ぽっぽっー。夜汽車は荷台を震わせる。前進と後退はあるのか。
いまは亡き祖母とでもいうべき存在に思いを馳せる。
賛美歌。ハレルヤ、ハレルヤ。この賞賛に意味などは無い。
失われた記憶。それこそが価値がある。
時間と空間に意味など無い。疾走という名の面影がちらほらと輝く。
人はさまざまな思いを告げている。それを聞くのも聞かぬのも自由だ。
寂れた町並み。寂れた記憶。余暇と博愛すべき人たちよ。
夜汽車は揺れながら、警笛を打ち鳴らしている。
誰よりも食べてゆくことに必死な時。人の言葉とは寝耳に水である。
驚嘆こそすれ。その生き様が己の人生に糧になることはない。
人生。山あり谷あり。針のむしろのように思える。
それでも、いつかは、トンネルを抜け出て、幸福があると聞く。
わたくしは無いと思う。失われた時とは返らないからである。
七つの時とは七たびのかん難が訪れるのか。
人はそれほど強くはない。幼子が泣いている。
取り残されたのかと聞く。
ざわめきだつ町並みに赤子を残したものは誰か。
紆余曲折とは、ときおり見せるその顔立ちに身の毛がよだつ。
幼子はどうなったのかは、いまは誰も知らない。
ふと気がつくとやすらぎがそこにはある。
人はやすらぎなくしては生きられない。
家とはその人のもといであろうか。確かにもといだと答える。
生活のちゅうすうが。いきざまがねづいているのだから。
よぎなくされた人々が行き着くさきは、マドレーヌ。
甘い菓子パンのようであった。
文字数 452,237
最終更新日 2024.05.29
登録日 2024.03.16
親の転勤で、引っ越しばかりをしていた佐久間凛。でも、高校の間は転校することはないと約束してくれていたこともあり、凛は友達を作って親友も作り、更には彼氏を作って青春を謳歌していた。
それが、再び転勤することになったと父に言われて現状を見つめるいいきっかけになるとは、凛自身も思ってもいなかった。
文字数 43,500
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.04.25
ジスカールという国で、雑草の中の雑草と呼ばれる花が咲いていた。その国でしか咲くことがない花として有名だが、他国の者たちはその花を世界で一番美しい花と呼んでいた。それすらジスカールの多くの者は馬鹿にし続けていた。
その花にまつわる話がまことしやかに囁かれるようになったが、その真実を知っている者は殆どいなかった。
そんな花に囲まれながら、家族に冷遇されて育った女の子がいた。彼女の名前はリュシエンヌ・エヴル。伯爵家に生まれながらも、妹のわがままに振り回され、そんな妹ばかりを甘やかす両親。更には、婚約者や周りに誤解され、勘違いされ、味方になってくれる人が側にいなくなってしまったことで、散々な目にあい続けて心が壊れてしまう。
その頃には、花のことも、自分の好きな色も、何もかも思い出せなくなってしまっていたが、それに気づいた時には、リュシエンヌは養子先にいた。
そこからリュシエンヌの運命が大きく回り出すことになるとは、本人は思ってもみなかった。
文字数 88,786
最終更新日 2024.05.24
登録日 2024.03.16
侯爵家の次女として生まれたエリシュカ・ベンディーク。彼女は見目麗しい家族に囲まれて育ったが、その中で彼女らしさを損なうことなく、実に真っ直ぐに育っていた。
だが、それが気に入らない者も中にはいたようだ。一番身近なところに彼女のことを嫌う者がいたことに彼女だけが、長らく気づいていなかった。
嫌うというのには色々と酷すぎる部分が多々あったが、エリシュカはそれでも彼女らしさを損なうことなく、運命の人と出会うことになり、幸せになっていく。
彼だけでなくて、色んな人たちに溺愛されているのだが、その全てに気づくことは彼女には難しそうだ。
文字数 72,514
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.03.10
残念な姉と最年少でクラベル国から留学することになるような優秀な兄をもつ侯爵家の次女として生まれたルシア・エンリケス。
そんな彼女が一目惚れしたと思っていたら、それがどうやら一回り近く歳の離れた姉のやっとできた婚約者だったようだ。
ルシアは、自分だけの王子様だと勘違いしたことで、自分と別の記憶がいりまじることになり、前世を思い出すことになるのだが……。
文字数 104,612
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.03.23
β性の劣等感を忘れるために、毎晩違う男に抱かれるβの桜井 理久(さくらい りく)。誰かの特別になれないと苦しむ理久は、カリスマホストでエリートαの花牟礼 仁(はなむれ じん)と出会う。
目を覚ますと仁の自宅に監禁されていて、毎晩身も心もとろとろに溺愛される。そんなある日、自宅から逃げ出した理久は激怒した仁に見つかってしまい___?
カリスマホストなスパダリ攻めα×身寄りのないビッチ受けβ(→Ω)
※作中には以下の表現があります。
・モブに抱かれる受け(序盤のみ)
・無理やり表現
・β→Ωのビッチング表現
※R18シーンには、タイトルに♥マークをつけます。
コメントやエール、非常に励みになっております!
いつもありがとうございます!
文字数 52,744
最終更新日 2024.02.09
登録日 2024.01.14
僕、イーフェは婚約者であった王太子(王甥)からいきなり婚約破棄を言い渡された。
と、思ったら何故かそのまま国王陛下から求婚された。
どうして。
混乱し、わけがわからないまま、断れるはずもなく、だけど本当は嫌でもなく、婚姻式は後回しだと早急に書類上の伴侶になったかと思えば、僕はその日のうちに国王陛下と初夜を迎えていた。
突然始まった王宮生活。
一番求められているのは国王陛下との閨事?
昼夜を問わず手を伸ばされ、流されるままの僕は果たしてこれでいいのだろうか。
ここで上手くやっていけるのか。
本人が知らないうちに、大切な役割を負っていたイーフェが、それゆえいきなり王妃に据えられて、戸惑いながらも夫となった国王陛下と愛を育んでいく話。の予定です。
・以前一度少しだけ上げていた物の改稿改編した上での上げ直しになります。宣言通り!
・上がっていた部分まではほとんど同じです。
・いつもの。
・他の異世界話と同じ世界観。
・ただし今回は血縁ではないし、舞台国は別。
・男女関係なく子供が産める魔法とかある異世界が舞台。
・R18描写があるお話にはタイトルの頭に*を付けます。
・00は過去描写、XXは主人公(イーフェ)以外、主に国王(リア)の視点になります。
文字数 131,198
最終更新日 2023.11.30
登録日 2023.10.29
男子校に通う一年生、櫻木 碧 (さくらぎ みどり)は、学校のツートップ、友沢 幸人(ともざわ ゆきと)と大神 怜央(おおがみ れお)をいつも観察しては、2人がモデルの物語を書くのが趣味な、少し……いや、かなり変わった男の子。
けれど、2人が本当に好きなのは……。
三角関係×ラブコメ×BLものです!
文字数 25,008
最終更新日 2024.05.31
登録日 2023.11.07
とある世界に成人できずに人生を毎回終える少女がいた。彼女は、与えられた寿命を毎回が上手く生ききれないことにずっと悩んでいた。
そんな彼女がユヴェーレンという世界に転生することになり、アンジェリーカという名前を与えられるのだが、その世界に自分だけは染まるものかと思っていたのに染まりきってしまうのに時間はさほどかからなかった。
色んな誤解と勘違いから、成人して学園を卒業することとただ長く生ききることだけを目標にしていたのだが、無意識のうちにやっていたことが本人がそれらを理解するより先に1番自分のやりたいことを成就するために全てを捧げることにした。
たとえ、それで自分の魂が終わることになろうとも、余すことなく助けたいと思う者に命を狙われることになろうとも、みんなが幸せになれると信じていた。
彼女は、自分というものを知らなさすぎたようだ。アンジェリーカが頑張れば頑張るほど、幸せな人間が増えていくことになる。
文字数 44,721
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.05.14
1話完結。短いです。
文字数 2,156
最終更新日 2023.01.23
登録日 2023.01.23
スヴェーア国の子爵家の次女として生まれたシーラ・ヘイデンスタムは、母親の姉と同じ髪色をしていたことで、母親に何かと昔のことや隣国のことを話して聞かせてくれていた。
そんな最愛の母親の死後、シーラは父親に疎まれ、姉と妹から散々な目に合わされることになり、婚約者にすら誤解されて婚約を破棄することになって、居場所がなくなったシーラを助けてくれたのは、伯母のエルヴィーラだった。
同じ髪色をしている伯母夫妻の養子となってからのシーラは、姉と妹以上に実の父親がどんなに非常識だったかを知ることになるとは思いもしなかった。
文字数 75,724
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.02.28
異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
文字数 508,538
最終更新日 2024.05.31
登録日 2023.12.01
アナスターシャの婚約者は自分にぞっこんだからと好き勝手していた。好きにしすぎていたことに婚約破棄となってから慌てることになったようだが、やり直したいとアナスターシャが思うわけがないことに彼は気づかなかったようだ。
※全5話。
文字数 4,167
最終更新日 2023.02.20
登録日 2023.02.16
これは、沼米 さくらが書いた1000から5000字強くらいの掌編を放り込んでおく倉庫です。ご自由に、見たいタイトルをクリック(タップ)して見てくださいませ。
ちなみに、v1はノベルアッププラスにあります。内容はあまり変わりませんが、ノベプラオリジナルの短編とか、こっちで投稿してなかったやつもこちらにぶちこみました。
掲載順は公開時期順としました。2019年公開の旧作品から最新作まで基本全部網羅しました。
文字数 153,107
最終更新日 2024.05.07
登録日 2021.12.11
三廻部琉斗は、奇妙な日々を過ごしていた。最初におかしなことになっていたのは、10歳の頃だった。両親が存命中は、長く10歳のままを続けていて、そのことに気づいていたが、自分のために必要なことだと思って黙っていた。
その日々が恙無く続くことを何より大切にしていたのだが、それも両親が亡くなるまでのことだった。
しかも、琉斗は生まれも育ちも人間界だが、生粋の人間ではなかった。琉斗は自分のことを知れば知るほど、いつの間にやら自分こそ最強すぎる存在のようになっていくのだが、それについて本人は滅多なことでは全てを把握することはなかった。そのことで、誤解と勘違いが起き続けるとは思いもしなかった。
文字数 70,408
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.04.28
とある王国のとある上級貴族家の新妻は政略結婚をして早半年。
溜まりに溜まった不満がついに爆破し、家出を決行するお話です。
名前無し設定で書いて完結させましたが、続き希望を沢山頂きましたので名前を付けて文章を少し治してあります。
名前無しの時に読まれた方は良かったら最初から読んで見てください。
登場人物のサイドストーリー集を描きましたのでそちらも良かったら読んでみてください( ˊᵕˋ*)
第二王子が10年後王弟殿下になってからのストーリーも別で公開中
文字数 52,657
最終更新日 2024.03.05
登録日 2024.02.18