「幕」の検索結果
全体で5,875件見つかりました。
テーマ=人間とは?
(※遺伝子治療は実際に行われています。よってSFカテゴリーではありません。)
202X年、世界は「治療の不可能」を覆す新技術に震撼した。
CRISPR-Cas9によるゲノム編集。 エピゲノム制御による発現操作。 そして、ナノキャリアを用いたin vivo遺伝子導入。
難病と闘う一人の医師が行ったのは、「人類未承認領域」への介入だった。 医療現場での臨床応用を前にして立ちはだかるのは、科学的限界ではなく、倫理・宗教・国家権力の壁。
「それは神の領域ではないか?」
だが彼は、こう答えた。 「命を救うことが、神を冒涜するというのか?」
子どもを救いたいと願った医師が踏み込んだのは、ヒト遺伝子改変治療の臨界点(シンギュラリティ)。 それはやがて、世界を二分する“人間の定義”を問う争いへと発展していく。
命とは何か。進化とは何か。そして人間とは何者か。
最新医学と哲学が交錯する、遺伝子革命サスペンス、ここに開幕。
文字数 91,252
最終更新日 2025.05.09
登録日 2025.04.23
東京都新中野で2年間、独身生活を謳歌してきた埼玉県出身の俺(井上俊二)は、32歳のデータサイエンティストだ。
7月下旬のある土曜日の午後、久しぶりにエレクトリックギターの音を出してみたくなり、JR中野駅南口の「リンキーディンクスタジオ」で個人練習をした。
〝禁断の反則技〟を使った極上サウンドの波長のため、俺は大学生時代の同級生と結婚していた別次元、パラレルワールドに移動してしまった。
別次元の俺は30代の若さで、中野区議会議員となっていた。それから俺は、区長秘書の川田から極秘の特命を告げられた。中野区本町(ほんちょう)の中野区からの分離と、渋谷区本町(ほんまち)への吸収・合併を企んでいる〝分離派〟という組織の内情と黒幕を探索するというミッションだ。
任務を開始して間もなく、俺は川田から分離派のテロリストが俺の命を狙っていることを知らされた。急遽、長野県須坂市に潜行した俺は、分離派のテロリストの男に尾行されていた。俺に危害を加える意思のないことを伝えた男(200年後の俺)によると、分離派の黒幕はAIで、分離派の陰謀とは、退屈したAIの暇つぶしのエンタテインメント。俺は役者として踊らされていたのだ。
そんなカラクリを明かされた俺は、男のアドバイスに従って元の次元に戻った。安心したのも束の間、俺と入れ替わっていた別次元の俺は、まるでアイドルのような若い女子と結婚していたのだった。
文字数 32,407
最終更新日 2026.04.02
登録日 2026.04.02
人が困っているとすぐに助けに入ってしまう小井野 恋(こいの れん)は、人の役に立つ仕事をしたいと考え、人助けをする店を開くことにしたのだが、恋自身、色々な厄介事に巻き込まれてしまう性格で…。そんな恋を心配し、幼馴染の桜田 叶翔(さくらだ かなと)は、恋と一緒にお店を開くことにするのだが…。
2人のドタバタコメディここに開幕!!
文字数 10,093
最終更新日 2025.04.01
登録日 2024.06.30
高校2年生の男子、水瀬悠真(みなせ ゆうま)には、誰にも言えない秘密がある。
それは、脳内スイッチ一つで思考速度を極限まで加速(オーバークロック)させる特殊な演算能力。
学校では熱を持ちすぎた脳を冷却するため、あえて「スリープモード」で擬態し、死んだ魚の目をした地味な陰キャを演じている悠真。だが、一歩バイト先のファミレス『クローバー』に入れば、彼は誰よりも速く最適解を導き出し、トラブルをゼロ秒で解決する最強の「シゴデキ男子」へと豹変する。
同じバイト先で年上の美人大学生・美月(みつき)という秘密の恋人もいて、完璧に守られていたはずの彼の「平穏な二重生活」。
しかしある日、店長に紹介された新人バイトの正体は、あろうことか同じクラスのカースト頂点に君臨する女王ギャル・白石ソラだった――。
「え、あんた……あの地味な水瀬!?」
「白石さん、私語はいいから手を動かして。30秒以内に8番卓へ水を」
圧倒的な仕事ぶりで見下していた「モブ」に支配されるソラと、正体バレを恐れながらも完璧に店を回そうとする悠真。さらには、恋人・美月の嫉妬も混じり合い、バイト先は予測不能な「修羅場」の演算フィールドへと書き換えられていく。
全速力で駆けるか、完全に停止するか。
二極端なスイッチを持つ少年の、平穏(スリープ)を懸けた戦いが今、幕を開ける!
文字数 57,230
最終更新日 2026.04.09
登録日 2026.03.12
南 奏(みなみ かなで)、25歳。
生徒や同僚からのアプローチが絶えない美貌の音楽教師だが、彼女の心には「ピアノ」しかない。恋愛には目もくれず、プロのピアニストになる夢を叶えるため、来る日も来る日も鍵盤に向かうストイックな日々を送っていた。
次のコンクールを目前に控えたある日。奏は夕暮れの音楽室で一人、居残り練習をしていた。彼女が弾いていたのはベートーヴェンの名曲『月光』。自らの魂を削るように紡ぎ出されるその音色は、誰もいないはずの音楽室の空気を震わせ、ある「奇跡」を呼び起こす。
ふと背後に気配を感じて振り返ると、そこにはボサボサの白髪に、ヨレヨレのフロックコートを着た時代錯誤な男が立っていた。しかもその顔は、壁に掛けられていたはずの「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」の肖像画と瓜二つ。いや、肖像画のフレームはもぬけの殻になっていたのだ。
「見事な演奏であった。……そして、あまりにも、美しい」
奏の澄んだ音色とひたむきな姿に惹かれ、なんと楽聖ベートーヴェン本人が肖像画から実体化してしまったのである。しかし、そんな事態を受け入れられない奏は、「不審者!?」と防犯ブザーを構えて大パニック。「待て!俺は怪しい者ではない!ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンだ!」と必死に釈明する彼との、最悪でコミカルな出会いから物語は幕を開ける。
行く当てのない彼を放っておけず、渋々自分のアパートに居候させることになった奏。そこから始まるのは、伝説の天才音楽家との奇妙な同居生活だった。現代の「全自動お風呂」に感動して湯船に引きこもったり、朝は「コーヒー豆をぴったり60粒」数えて淹れさせたり、お掃除ロボットを敵とみなして戦い始めたり。彼のマイペースぶりと奇行の数々に、奏は毎日頭を抱えるハメになる。
しかし、ひとたび彼がピアノの前に座れば空気は一変する。奏がずっと壁を感じていた「綺麗に弾くこと」の限界。それを打ち破ったのは、彼が鍵盤に叩きつけた、魂を燃やすような圧倒的な「情熱と絶望」の音色だった。
気難しくてワガママな天才。けれど、誰よりも純粋に音楽を愛する不器用で真っ直ぐな彼に触れるうち、奏のピアノは劇的な進化を遂げていく。そして同時に、ただの「変な居候」への想いが、少しずつ特別なものへと変わっていくのだった。
数百年の時空を超えて交わった、二人の不器用な旋律。果たして奏はコンクールで夢を掴むことができるのか?そして、現代日本で「本気の恋」を知ったベートーヴェンが下す決断とは――。
音楽の神様に愛された気難しい天才と、ピアノ一筋な美人教師が奏でる、極上のクラシック・ラブコメディ!
文字数 68,963
最終更新日 2026.04.30
登録日 2026.03.20
勝者は『賞金二十五億円』、敗者には死。このゲームを勝ち抜くことはできるのか?!
バニシングナイトとは、年に一度、治外法権(ちがいほうけん)の無人島で開催される、命を賭けた人狼ゲームの名称である。
勝者には五億円の賞金が与えられ、敗者には問答無用の死が待っている。
このゲームに抽選で選ばれたプレーヤーは十二人。
彼らは村人・人狼・狂人・占い師・霊媒師・騎士という役職を与えられ、村人側あるいは人狼側となってゲームに参加する。
人狼三名を全て処刑すれば村人の勝利、村人と人狼の数が同数になれば人狼の勝利である。
高校三年生の小鳥遊歩(たかなし・あゆむ)は、バニシングナイトに当選する。
こうして、平和な日常は突然終わりを告げ、命を賭けた人狼ゲームの幕が上がる!
文字数 86,666
最終更新日 2022.01.12
登録日 2021.09.14
役者を目指したいが物事がうまくいかず、多額の借金を背負ってしまったせいで自分の人生に未練など覚えず、ビルから飛び降りた男……霧島 昶(きりしま あきら)が死後の世界で目覚めたのは大きな古時計の前であった。
しかもそこには事故で死んだ美少女である加藤 灯里(かとう あかり)と昶と同じく自殺した少年である御堂 綾波(みどう あやなみ)の姿が居た。
するとそこへ金髪で羽の生えた天使が現れ「あなたたちは選ばれたのです!」そう告げる。
なんと三人は生死を司る狂った古時計を修理する人間に選ばれたのである。そして三人はそれぞれ、平成、昭和、令和と時代を象徴する人間でもあると話されて……。
古時計の修理を任された青年、少女、少年のミステリーSFファンタジーの開幕!
文字数 14,035
最終更新日 2025.08.07
登録日 2025.07.30
この作品は、自身の作品である「落花流水、掬うは散華」の閑話集となっております。
※本編「落花流水、掬うは散華―歴史に名を残さなかった新選組隊士は、未来から来た少女だった―」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/807996983/911484841
幕末にタイムスリップした少女が、男装し新選組の隊士となり、その歴史から救おうとするお話です。
史実、創作、シリアス、コメディを織り混ぜ展開しております。
そんな本編では描ききれなかった何でもない日常を切り取り、ほのぼの増し増しで書き綴ったのが、この閑話集となります。
※もくじにて“―番外編―”としているものは、本編・この閑話集ともに一切関係のないお話となっておりますのでご注意を。
この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
文字数 27,268
最終更新日 2022.10.31
登録日 2022.04.01
高木奈緒、30歳。
彼女は、ただの喫茶店マスターではない。
無類のお茶好きが高じて起業し、今や「1000 break(サウザンド・ブレイク)」を本店に、計10店舗のカフェを展開する若き女性経営者。
その手腕は鋭く、淹れる一杯は人の心をほどく。さらに、誰もが思わず振り返るほどの美貌まで持ち合わせていた。
けれど、その20代のすべてをお茶と仕事に捧げてきた奈緒に、恋愛経験は一度もない。
彼女にとって人生とは、「至高の一杯」で客を笑顔にすること――ただそれだけだった。
そんな奈緒には、社長となった今でも欠かさず続けている日課がある。
それは、自らの原点である本店「1000 break」の店先を、毎朝自分の手で掃き清めること。
その日も、いつものように箒を動かしていた。
朝の澄んだ空気の中、静かに店前を整えていた奈緒の前に、ひとりの青年が現れる。
現代の街並みにはまるでそぐわない、薄茶色の着物姿。
ふらつくような足取りでこちらへ近づいてきたその青年は、奈緒の目の前でかすれた声を絞り出した。
「な、何か……飲み物を……」
今にも倒れそうな様子に、奈緒は息をのむ。
ただごとではないと察し、すぐに彼を店の中へ招き入れた。
こだわりの内装が施された静かな店内。
奈緒が彼の前にそっと差し出したのは、よく冷えた一杯の麦茶だった。
18歳だというその青年は、差し出されたグラスを両手で受け取ると、喉の渇きを癒やすように一気に飲み干した。
琥珀色の液体が体の奥まで染み渡っていく。ようやく人心地ついたのか、彼は大きく息を吐き、少しだけ表情を和らげた。
奈緒はその様子を見届けてから、静かに尋ねる。
「……お名前を、聞いてもいいですか?」
すると青年は背筋をすっと伸ばし、まっすぐ奈緒を見つめた。
その目には、年若さに似合わぬ凛とした光が宿っている。
「私は、田中与四郎です」
その名を聞いた瞬間、奈緒の全身を衝撃が貫いた。
一般の人間なら、どこか古風な名前だと受け流したかもしれない。
だが、お茶をこよなく愛し、お茶の世界に人生を捧げてきた彼女が、その名を知らないはずがなかった。
――田中与四郎。
それは後に“茶聖・千利休”となる人物が、若き日に名乗っていた幼名そのものだった。
なぜ、戦国の世を生きるはずの若き利休が、現代の喫茶店に現れたのか。
お茶に人生を捧げ、恋を知らぬまま30歳を迎えた美しき女性社長。
そして、のちに天下一の茶人となる18歳の青年。
本来なら交わるはずのなかった二人の時間は、「1000 break」で差し出された一杯の麦茶をきっかけに、静かに、けれど確かに動き始める。
これは、お茶に魅せられた二人が時を超えて出会い、やがて若き日の千利休が、年上の美しき喫茶店主・奈緒に恋をしていく――
そんな数奇で不器用な恋の、ほんの幕開けの物語。
文字数 22,960
最終更新日 2026.04.09
登録日 2026.04.03
普通……よりはオタ活推し活多めだが、社会人として日々働く主人公の野々日。推し活は日々の癒し、自分の生き甲斐と周りにも憚らずに楽しむ毎日。だって、二次元の押しは裏切らないもの!
元々オタク気質はあった彼女だけれど、ここまで二次元に嵌まるのは、ちょっと理由がありまして。
三次元の、しかも3Bの男は懲り懲りで、推し活と仕事に生きる野々日の、夢いっぱい?なシンデレラストーリー(ちょっと違うかな?)の開幕です!
文字数 12,552
最終更新日 2023.08.02
登録日 2023.05.04
「青春という舞台、彼女たちは全力で演じる」
かつて廃校となった高校をリノベーションし、新たに生まれ変わった舞風女子学園高校。
新しさと懐かしさが交差するその場所で、設立されたばかりの「演劇部」が動き出す。
・幼い頃からなりきり遊びが大好きな天然少女・本宮ひのり。
・ひのりの幼なじみで、物語を紡ぐことが得意な脚本担当・伊勢七海。
・明るく周囲を盛り上げるムードメーカー・小塚紗里。
・内気で人見知りながら、繊細な観察力を持つ城名みこ。
・かつて子役として舞台に立ち、演じることから距離を置いていた宝唯香。
始まったばかりの部活動は、仲間を増やし、ぶつかり合い、支え合いながら――
“演じること”を通して、彼女たちは自分自身と向き合っていく。
これは、青春と演劇が交差する五人の少女たちの群像劇。
――幕が上がる、その瞬間を、あなたに。
文字数 179,113
最終更新日 2026.04.15
登録日 2025.08.09
売れない小説家、画噺人生⦅えばなしとき⦆は雑誌掲載用の小説を書いていたが、なかなか筆が進まずに困っていた。
そんな時、決まって彼女は。
「物語なんて家から出ればたくさん落ちているわよね」
なんて言って、お気に入りの黒いワンピースを身に纏い、宛もなく放浪をしては毎回、帰り道を見失って途方に暮れるのだ。
けれどそれは人生《とき》にとって悪いことばかりではない。
今日は古く寂れて廃墟となった映画館を見つけることが出来た。
館内からはカラカラと回る映写機の音が聞こえる。
「あら?まだ映写技師はご健在なのかしら?」
人生⦅とき⦆は映写機の音に誘われて「からから短編劇場」へと足を踏み入れた。
人の気配を感じられない、がらんどうとした館内の映写室には、捨てられるようにして地面に置かれている短編映画フィルムが転がっている。
人生《とき》は可哀想だなとフィルムを拾い上げて、映写機に入れると「死を埋める鉄」という3分ほどの映画がスクリーンに映し出され、人生《とき》の長い長い物語を辿るお話が幕を開けるのだった。
全編を通して共通するコンセプトは、闇の中にあるささやかな光です。
カクヨムでは続きの短編が読めます。
文字数 19,012
最終更新日 2026.04.18
登録日 2026.04.18
甲子園——それは、全ての野球人の憧れの場所。雲一つ無い美しい青空、吹奏楽と人が織りなすアルプススタンドの大応援。
誰も彼もが手を伸ばしては夢破れていくそんな世界を、主人公・花咲扇詩は夢見ていた。
——いじめによって親友を亡くし、硬式野球部の無い彗勢高校へと入学する事となってしまった扇詩。それでも約束を果たす為、プロ野球選手になるべく日々練習に励んでいた。
しかしそんな毎日は、父親の再婚によって家族になったクラスメイト・斉投美空との出会いで一変することとなる。
「扇詩くん! 私と一緒に野球しよう!」
男と女——球児と球女が共にグラウンドを駆け抜けるスポーツ・男女混合野球を舞台に、扇詩は再び野球の表舞台へと足を踏み入れる。
目指すは混合野球の甲子園。しかしそんな男女混合野球部の前に、いきなり廃部の危機が訪れる。
部の存続が絶望的となっても、誰よりも直向きに勝利を求める美空の姿をかつての親友の姿と重ねた扇詩は、この混合野球部で甲子園を目指す事を決意する。
「松尾は俺の中で生きてる。だからあいつとの夢を、俺が叶える」
親友を失い、それでも甲子園の夢を追いかける球児・花咲扇詩と、野球に愛され野球を愛する天真爛漫な球女・斉投美空とその仲間達が織りなす青春野球ドラマが、ここに幕開ける。
文字数 47,912
最終更新日 2026.04.18
登録日 2026.04.18
激闘の末、世界に束の間の平和が訪れた。主人公・田中太郎と白鳥麗華の関係は、周囲も認める公認カップルへと進展し、甘い日常が続く――はずだった。しかし、太郎の中には、新たな変化が静かに芽生えていた。S2で吸収した「調停者」の冷徹な理性が、彼の脳内お花畑な恋心とせめぎ合いを始める 。麗華の機嫌を「好感度パラメーター」で分析し、桜並木を「極めて安定した事象」と呟く太郎に、麗華は彼の「人間性」が失われていく恐怖を覚える 。
そんな二人の前に、宇宙の「完全な調和」を謳う新勢力「調和世界ユニゾン」が出現する 。彼らは、太郎の存在そのものを「宇宙の調和を乱すバグ」と断定し、その消去を宣言 。物理攻撃ではない、芸術や音楽といった「非効率な概念」を世界から消し去るという、恐るべき概念戦争が始まった 。
麗華を守りたい一心で、太郎は無意識にユニゾンの「論理」に対抗しようとするが、それは皮肉にも彼を人間から遠ざけ、ついにはその力が暴走 。街は、彼の脳内を具現化した「メルヘンと幾何学模様が入り混じる混沌の異空間」へと変貌してしまう 。
僕が、僕でなくなる前に――。
暴走し、心を閉ざした太郎を救うため、麗華は最後の賭けに出る。それは、彼の精神世界へとダイブし、その魂に直接呼びかけることだった 。
二人の「愛」は、宇宙の絶対的な「秩序」に打ち勝つことができるのか?「僕と彼女」の関係性が、文字通り世界の法則を書き換える鍵となる、シリーズ最大スケールで描かれる壮大なSFラブコメディ、堂々開幕!
文字数 71,521
最終更新日 2025.08.18
登録日 2025.08.04
花巻こむぎ、28歳。私の人生の喜びは、朝のトースト、昼のラーメン、三時のおやつのクッキーで構成されていた。そう、過去形。
ある日突然、医者から突きつけられた非情なる宣告…「小麦アレルギーですね」。
パンがダメ?パスタも?うどんも!?
……終わった。私の人生、完全に終わった。
灰色の世界で小麦の幻覚を見ながら床に突っ伏す私の耳に、壁の向こうから神々しい声が響いた。
「お黙りなさい、ひよこ豆!その程度のことで地球の終わりみたいな顔をするんじゃありません!」
声の主は、隣室に住む米田クイーンと名乗る謎の美女。なぜか常にティアラとドレスを身にまとい、自らを「グルテンフリー界を統べる女王」と称する彼女に、私は拉致されるようにキッチンへと連行された。
「さあ、始めましょう。絶望を希望に変える、魔法のお菓子作りを!」
これは、お菓子作りレベルゼロの私が、いちいち芝居がかった女王陛下の檄に翻弄されながら、米粉のポテンシャルに目覚めていく物語。
電子レンジで2分のマグカップケーキに感動し、天井にパンケーキを貼り付けて絶叫し、メレンゲという名の白い魔物に泣かされる日々。
果たして私は、小麦粉への未練を断ち切り、美味しくて新しい世界への扉を開けることができるのか?
笑って、学べて、お腹が空く!
家庭で絶対マネしたくなる、絶品グルテンフリーレシピもたっぷり収録。
理不尽なアレルギーに「美味しくざまぁ!」する、腹ペコ逆転コメディ、ここに開幕!
文字数 60,882
最終更新日 2025.09.27
登録日 2025.07.19
平凡な高校生、田中太郎の日常は、ある日突然、ブチ壊れた。クラスの太陽、お嬢様・白鳥麗華に片想い中の太郎は、彼女が落としたペンダントを見つけたことで、人生最大のチャンス到来と大歓喜! しかし、再会した麗華は、ペンダントを見た途端、なぜか大号泣&「ごめんなさい」を連呼!? 困惑する太郎の目の前で、突如現れた異形の影を、麗華は華奢な体には似合わない巨大な剣で一閃!
訳が分からないまま連れて行かれた麗華の部屋で、太郎は衝撃の事実を告げられる。この世界には、普通の人には見えない宇宙人が跋扈しており、麗華が持つペンダント――「アーティファクト」と呼ばれる特殊な力を持つ道具――に触れた太郎も、もはや普通の人間ではないと。さらに恐ろしいのは、二人の命が共有されていること! どちらかが死ねば、もう一方も死ぬ、という究極の運命共同体になってしまったのだ!
普通なら絶望する状況のはずが、太郎の脳内では「麗華様と命の共有!? マジで!?」と、お花畑が強制満開。憧れの麗華様と永遠に一緒なんて、これって天国じゃん!?と一人で有頂天になる太郎を、麗華は困惑しつつも、どこか頼もしく感じ始める。
こうして、麗華率いる個性豊かな仲間たち(クールなリーダー、内気な文学少女、理屈っぽい参謀、脳筋、小悪魔ギャル)と共に、悪い宇宙人「ディスパイアラー」との苛烈な戦いが幕を開ける。シリアスな戦場で、仲間たちが精神的に疲弊していく中、太郎だけは「麗華様が隣にいるから今日も頑張れる!」と、どんな絶望的な状況でも脳内お花畑をキープ。その能天気なポジティブ思考が、かえって彼を無敵にし、次々と奇跡を起こしていく!
果たして、太郎の脳内お花畑は、世界の危機を救うことができるのか!? そして、麗華の太郎への感情は、「恋」から「愛」へと昇華していくのか…? 笑いと感動、そしてちょっぴり切ない恋が、世界の命運を握るドタバタ異能力バトル、ここに開幕! アルファポリスで大流行間違いなしの、予測不能な物語をお楽しみに!
文字数 49,601
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.07
