青春ラブコメ 小説一覧
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23件
1
【陰キャぼっち×無自覚最強】隣の席の美少女にやたら気にされているんだが――俺の“普通じゃない一面”を知るたび、彼女がどんどん近づいてくる
何の取り柄もない陰キャぼっち――そう思っているのは、どうやら本人だけらしい。
一之瀬陽太は、“陰キャぼっち”を自称する高校二年生。
教室では無気力に過ごし、誰とも深く関わらず、目立たないまま静かに高校生活を終えるつもりだった。
自分は何の取り柄もない、ごく普通の男子高校生。
陽太本人は、本気でそう思っている。
――けれど、隣の席の美少女・佐々木彩乃だけは気づき始めていた。
普段は何事にもやる気を見せないのに、ふとした瞬間に周囲を驚かせる陽太。
運動でも、日常でも、ときには大人との駆け引きでも。
本人が「普通」だと思っていることほど、まるで普通ではなかった。
最初は、ただの興味だった。
けれど、陽太の新たな一面を知るたびに、彩乃の視線は彼を追うようになり、話しかける回数が増え、二人の距離も少しずつ近づいていく。
なぜ自分なんかを気にするのか分からない陽太。
自分だけが知っている彼のすごさから、目を離せなくなっていく彩乃。
誰にも気づかれなかった陰キャぼっちの本当の姿を、隣の席の美少女だけが見つけていく。
これは、無自覚に周囲を驚かせる少年と、そんな彼に少しずつ惹かれていく少女の、隣の席から始まる青春ラブコメ。
※本作は小説家になろう・カクヨムにも掲載しています。
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文字数 6,249
最終更新日 2026.07.21
登録日 2026.07.18
2
相談女の同室生に好きな人を奪われた私、彼女が落とせなかった先輩に告白されました
憧れていた男子に自分から近づいてみて、藤崎恵はようやく気づいた。
本当に不安にさせられるのは、拒まれることそのものとは限らないのだと。
同じクラスの犬塚亮太を好きになってから、女子学生会館で同じフロアに住む白石琴音は、いつも隣でやわらかく忠告してきた。
「男の人って、あんまり信用しすぎないほうがいいよ」
亮太がLINEで「キャンパスを少し歩かないか」と誘ってくれば、琴音は「そういう誘い方って、ちょっと曖昧で怖いよね」と言った。
亮太が腕時計を贈ってくれたときも、琴音は「まだ始まったばかりなのに、そういうものを渡すなんて、少し気持ちが急ぎすぎてる気がする」と眉を下げた。
何度も聞かされるうちに、恵も少しずつ自分の気持ちを疑うようになっていた。
けれどある日、彼女は見てしまった。
亮太と琴音が図書館裏の小道を回り込み、監視カメラの死角へ入っていくところを。
ふたりは陰に隠れた途端、待ちきれないように互いの服の裾へ手を差し入れていた。
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文字数 31,844
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.07.10
3
女の子を好きになったことがない俺が初めて恋をした
生まれてから高校生になるまで、恋を知らなかった少年――柳悠一が《初恋》をしたのだが、その相手は女の子ではなく、男の娘だった!? 悠一はそれを知ってショックをうけたが、その男の娘――渡部秀樹が女の子を好きになれるように協力してくれることになった。 その第一歩として秀樹と瓜二つの双子の妹――渡部香織と初デートすることになり!? 女の子を好きになったことがない悠一と、瓜二つの双子の兄妹、秀樹と香織が繰り広げる青春学園ラブコメディー!
*小説家になろうで開催された第8回ネット小説大賞の一次選考を通過しました!
*小説家になろう・カクヨム・ノベルアップ+でも連載しています。
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文字数 35,792
最終更新日 2021.03.30
登録日 2019.09.21
4
魅惑の出来ない淫魔令嬢
――特異体質の淫魔が、頑張ったりラブコメしたりバトったりする魔界学園モノ――
舞台は魔界、淫魔貴族のライラは人間の母をもつ半魔。
淫魔としてのアイデンティティーとも言える「魅惑」ができない出来損ない。けれども、異母兄たちや屋敷の皆に可愛がられぬくぬくと育ってきた。
十七になる今年、自覚ある箱入り娘のライラは入学した《学園》の森で魔獣の狼と出会い、友達になってもらう。不安と緊張を胸に教室へ向かうと、いかにも強者である隣の席の男子生徒から「俺は、お前ら淫魔が嫌いだ」と嫌悪され――
ある秘密を抱えながら前向きに過ごすライラと、どうしても惹かれてしまって後悔していく狼。
ラブコメ×青春×魔界学園!
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文字数 170,608
最終更新日 2021.10.10
登録日 2021.01.03
5
推しと一緒に君に近づく方法
Vtuberが大好きな高校生・佐久間優は、学校では目立たない存在。
そんな彼がある日出会ったのは、クールで一見近寄りがたい先輩・宮下遥。
けれど、ふとした会話から、二人には同じ“推し”がいることがわかって──
「もしかして、先輩も“コトち”のリスナーですか?」
Vtuber「桜庭コトネ」への共通の“推し活”をきっかけに、少しずつ距離を縮めていく優と遥。
放課後に空き教室で一緒にお弁当を食べたり、配信を見ながらチャットで盛り上がったり。
コミケ、リリイベ、遊園地と、オタクな二人らしいイベントを通じて育まれていく“恋未満の関係”。
人付き合いが得意じゃない二人が、共通の趣味を通してお互いを知っていく。
「好き」の言葉がうまく言えない、だけど心はどんどん近づいていく──
そんなじれったくて、甘酸っぱい青春の物語です。
●登場人物
・佐久間優(さくま ゆう)
人付き合いが苦手な高校2年生。オタク趣味とネット文化に生きているけれど、誰かとその“好き”を共有する喜びをまだ知らなかった。
・宮下遥(みやした はるか)
クラスでは「近寄りがたい美人」と思われている高校3年生。実は根っからのVtuberオタクで、家では熱心なリスナー。
人前では感情を出せない分、“推し”を語る時は饒舌になる。
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文字数 24,699
最終更新日 2025.05.26
登録日 2025.05.24
6
白雪姫は甘えたい~『天才を演じる幼なじみ』を陰から支えるラブコメ~あるいは『劣等生を演じる彼』を必死に追いかける青春物語~
高校一年の夏、幼なじみの『白雪姫』がポツリとこぼした儚い願い。
「……甘えたい」
その言葉が、何故かずっと耳に残っていた――。
高校二年、葛原葛男(くずはら くずお)。極貧家庭に生まれた彼は――天才だった。切れ過ぎるナイフは、無意識に周囲を傷付ける。だから彼は、『劣等生』を演じた。
白雪冬花(しらゆき とうか)。日本を代表する名家に生まれた彼女は――凡才だった。周囲の高い期待に応えなければ、家族として認められない。だから彼女は、『天才』を演じた。
幼なじみでありながら正反対の性質を持つ二人は、小学校卒業と同時に離れ離れとなり、高校生になって偶然再会。
初めは少しギクシャクすることもあったが……生徒会室で一緒に勉強したり、休みの日にお出かけしたり、風邪を引いて看病してもらったり、甘えたり、甘やかされたり――。
お互いの持たざる部分に惹かれ、次第に気持ちを寄せ合っていく。
これは本当の自分を偽った二人が、徐々にその仮面を外していき、お互いに好き合っていくという『両片思いの青春ラブコメ』。
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文字数 21,639
最終更新日 2021.12.25
登録日 2021.12.22
7
最後のページをめくるまで、君の正体に気づかない
図書室の隅を特等席とする如月栞には、誰にも言えない秘密がある。ネット上で小説を書き、顔も知らない読者「将棋さん」と心を通わせていることだ。
一方、現実世界では接点のないクラスメイト・葛城歩が、なぜか毎日栞の隣に座って本を読み始める。初めは警戒していた栞だったが、歩が語る本の感想や言葉選びに、次第に画面の向こうの「将棋さん」の面影を重ねていき——。
雨色銀水様主催の自主企画参加作品です。
「図書館の隅」「最後のページ」「窓辺の光」の三つのお題を織り込んだ、心温まる青春すれ違いストーリー。
◇◇◇
自主企画:あなたの世界観にて『三題噺』を見せてください!【抽選で感想orイラストを差し上げる特典付き】
主催者:雨色銀水 2026年2月22日 18:48 作成
https://kakuyomu.jp/user_events/822139845706236191
に参加させて頂きました。
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文字数 8,017
最終更新日 2026.02.25
登録日 2026.02.25
8
『となりの君が、コバルトブルーを使いすぎる件。』― 似すぎたふたり、隣に住んで、美術部で毎日ケンカ中。たまに、見惚れてしまう ―
美術部の“カリスマ顧問”を追って、県外から田舎の高校へ進学した高校一年生のふたり。
顧問の好意で、同じお屋敷に下宿中。
絵の好みも、クセも、性格までも似すぎて、まさかのライバル状態!?
美術室では毎日言い合い。絵の具(特にコバルトブルー)は取り合い。
…それでも、一緒に描く時間が、ちょっとだけ好き。
恋じゃない、友情でもない、でも大切で、まぶしくて、
名前のつかない“青”が、ふたりの間でじわじわとにじんでいく。
騒がしくて、可愛くて、ちょっぴり切ない青春アートラブコメ。
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文字数 13,189
最終更新日 2025.08.02
登録日 2025.08.02
9
父たちの昼酒大暴走 ― 頼明と引っ越し業者が泣いた日 ―
守と彩香が学校へ向かったその裏で——
父たちは今日も元気に暴走していた。
「昼間から飲みに行くか」
「行くか」
母たちの制止を華麗にスルーし、
全力ダッシュで逃走したおっさん二人は、
中華料理屋「頼明」で昼酒を開始。
勢いのまま酔いつぶれ、
勢いのまま引っ越し業者を呼び、
勢いのまま子どもたちの部屋を空にしてしまう。
頼明の叫びも虚しく、
父たちの暴走は止まらない。
そして翌日——
彼らは“張り込み作戦”を決行することになる。
あの章の裏で起きていた、誰も知らない地獄の一日。
白波坂シリーズ、混沌のスピンオフ。
2月25日から28日まで、毎日1話ずつ配信!
※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。
お酒は適度に楽しみましょう。
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文字数 1,240
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.25
10
聴かせてよ愛の歌を…翔と華那恵のラブストーリー
歌を通じ幼い頃の約束を守る為に努力していく少年と少女の純愛ストーリー
「かなえの事はおれが守ってやる」「じゃあわたしは可愛くなる」
子供の頃にお互いに約束した華那恵と翔。
再会した華那恵は約束したとおり美少女に成長していた。
しかし、翔は性格も暗く華那恵の期待を裏切るような少年に成長していた。
翔は自分の性格や容姿が華那恵に相応しくないと思い、彼女から距離を取るようになってしまう。
しかし、そんな自分に変らぬ態度で接してくる華那恵に惹かれ、少しでも華那恵に相応しい男になる事を決意する。
そんな時、翔は隆二の音楽に出会い音楽に勉強にと目標を持って努力していく。
だんだんと自分に自信を持ち、華那恵との距離を近づけていく翔。
しかし、クラスメート達はそんな翔の事が気に入らなくて…
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文字数 390,200
最終更新日 2025.08.27
登録日 2025.05.13
11
どうしてもモテない俺に天使が降りてきた件について
ラブコメな青春に憧れる高校生――茂手太陽(もて たいよう)。
好きな女の子と過ごす楽しい青春を送るため、彼はひたすら努力を繰り返したのだが――モテなかった。
それはもうモテなかった。
何をどうやってもモテなかった。
呪われてるんじゃないかというくらいモテなかった。
そんな青春負け組説濃厚な彼の元に、ボクッ娘美少女天使が現れて――
モテない高校生とボクッ娘天使が送る青春ラブコメ……に見せかけた何か!?
最後の最後のどんでん返しであなたは知るだろう。
これはラブコメじゃない!――と
<追記>
本作品は私がデビュー前に書いた新人賞投稿策を改訂したものです。
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文字数 101,300
最終更新日 2024.07.13
登録日 2024.05.20
12
〜A◯女優に恋した男〜
地味で目立たない女子高生・乳原茉侑(ちちはらまゆ)。
しかし彼女には、誰にも知られてはならない秘密があった。
実は彼女、「まゆう」という名で活躍する人気AV女優だったのだ。
学校では瓶底メガネにそばかすメイク、ボサボサ髪で地味に過ごし、仕事では無邪気な笑顔を振りまく。
そんな二重生活を送る茉侑の前に現れたのは、クラスメイトの窪田助平(くぼたすけひら)——古波蔵くう、2度目の活動再開作!
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文字数 13,460
最終更新日 2025.02.23
登録日 2025.02.23
13
学校で地味メガネな僕がバイト先ではシゴデキな件。~年上彼女との秘密の恋に、新人の同クラギャルが割り込んできた~
高校2年生の男子、水瀬悠真(みなせ ゆうま)には、誰にも言えない秘密がある。
それは、脳内スイッチ一つで思考速度を極限まで加速(オーバークロック)させる特殊な演算能力。
学校では熱を持ちすぎた脳を冷却するため、あえて「スリープモード」で擬態し、死んだ魚の目をした地味な陰キャを演じている悠真。だが、一歩バイト先のファミレス『クローバー』に入れば、彼は誰よりも速く最適解を導き出し、トラブルをゼロ秒で解決する最強の「シゴデキ男子」へと豹変する。
同じバイト先で年上の美人大学生・美月(みつき)という秘密の恋人もいて、完璧に守られていたはずの彼の「平穏な二重生活」。
しかしある日、店長に紹介された新人バイトの正体は、あろうことか同じクラスのカースト頂点に君臨する女王ギャル・白石ソラだった――。
「え、あんた……あの地味な水瀬!?」
「白石さん、私語はいいから手を動かして。30秒以内に8番卓へ水を」
圧倒的な仕事ぶりで見下していた「モブ」に支配されるソラと、正体バレを恐れながらも完璧に店を回そうとする悠真。さらには、恋人・美月の嫉妬も混じり合い、バイト先は予測不能な「修羅場」の演算フィールドへと書き換えられていく。
全速力で駆けるか、完全に停止するか。
二極端なスイッチを持つ少年の、平穏(スリープ)を懸けた戦いが今、幕を開ける!
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文字数 57,230
最終更新日 2026.04.09
登録日 2026.03.12
14
ポケットに夢を詰め込んで
「君の声が、僕の夢を動かした――。」
高校三年の春。
物静かな脚本志望の男子・相原夢翔(あいはら ゆめと)は、
朗読劇の配役オーディションで
ひときわ澄んだ声を持つ少女・七瀬花音(ななせ かのん)と出会う。
将来に迷う夢翔。
声優という夢に一歩踏み出したい花音。
すれ違いながらも交差する、ふたりの“夢”と“恋”の物語が動き出す――!
文化祭、卒業、進路、そして告白。
やがて彼らが選んだ道は、
「自分だけの夢」ではなく「一緒に描く未来」だった。
読めば心が温かくなる、
青春×恋×夢を詰め込んだピュア・ラブコメディ!
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文字数 14,173
最終更新日 2025.05.24
登録日 2025.05.24
15
白波坂修理人の守と亮太ー壊れる家電と、守の静かなやさしさと巻き添え亮太ー
白波坂シリーズの裏側でひっそり起きていた、
“男子だけが知る秘密のエピソード”を描いたスピンオフ。
家電を次々と壊してしまう彩香から届く、
「守……助けて……」の一言。
そのたびに工具箱を片手に駆けつける守は、
文句ひとつ言わず、ただ静かに直していく。
壊れた掃除機、沈黙する電子レンジ、火花を散らすIH。
そして巻き添えで連れてこられた亮太のツッコミが、
守の“彩香にだけ甘い”一面を容赦なく暴いていく。
修理の帰り道、亮太がこっそり仕掛けた
“送信予約された爆弾メール”が物語の余韻を残す、
青春コメディ×ほのかな恋の温度が混ざり合う一作。
守の優しさが好きな人、
男子同士の掛け合いが好きな人に刺さる、
白波坂シリーズの“裏の主役”が輝く物語。
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文字数 1,165
最終更新日 2026.02.07
登録日 2026.02.07
16
春になるまで、名前のないままで
高校の入学式の日。
人の多さに少し疲れながら駅を出た朝比奈ゆいは、校門へ向かう途中で、不思議と目を引く少女とすれ違う。柔らかな声、控えめな笑顔。ほんの一瞬の出来事だったはずなのに、その印象はなぜか胸に残った。
数日後、同じゼミで再会したその相手――望月のの。偶然が重なり、自然と隣に座り、言葉を交わすようになる。会話は多くない。けれど沈黙が気まずくならない、不思議な距離感がそこにはあった。
ゆいは自分でも理由の分からないまま、ののの仕草や声に意識を向けてしまう。一方、ののもまた「ひより」という一人称のまま、少し照れたように笑いながら、ゆいとの時間を大切にしていく。
季節は春から夏へ。ゼミの帰り道、図書館、駅までの短い道のり。特別な出来事はないのに、二人の間には少しずつ「特別」が積み重なっていく。視線が合う時間、言葉を探す沈黙、並んで歩くときの歩幅。どれもが名前のない感情を静かに育てていった。
やがてゆいは気づいてしまう。この気持ちに、名前があることに。
けれど、その言葉を口にする勇気は持てない。壊してしまうかもしれない関係が怖くて、想いは胸の内にしまわれる。一方のののもまた、どこか踏み出せないまま、同じように揺れていた。
秋から冬へ。距離は少しずつ近づき、ふとした拍子に触れてしまう手や、思わず抱き寄せてしまう瞬間が生まれる。そのたびに二人は戸惑い、何も言えずに笑ってごまかす。それでも確かに、心だけは前よりも近くなっていた。
そして訪れる、クラス替えの季節。
「来年は、同じじゃないかもしれない」
その事実が、今まで見ないふりをしてきた気持ちを浮かび上がらせる。
春の朝、校門へ続く道。始まりと同じ場所で、二人は並んで歩く。長い沈黙のあと、ようやくこぼれる小さな言葉。確かめるように向き合い、ためらいながらも伝えられる想い。強くはないけれど、確かなぬくもりがそこに残る。
名前を与えるにはまだ不器用で、未来の約束もできない。
それでも――この一年が、かけがえのないものだったことだけは確かだった。
静かで、やさしくて、少しだけ切ない。
これは、春が来るまでの、二人の「名前のない恋」の物語。
感想数 0
文字数 69,480
最終更新日 2026.01.30
登録日 2025.12.30
17
水族館デート大作戦 ― 黒幕は母たち ―
白波坂で育った幼馴染、守と彩香。
本編では、二人がゆっくりと距離を縮め、
“幼馴染”から“恋”へ変わっていく姿が描かれる。
──しかし、その裏側では。
実は、二人の関係を誰よりも早く察していたのは、
守の母と彩香の母だった。
「もうあの子ら、ほっといても進まんわ」
「せやな。なら、押したろか」
そうして始まったのが、
母親主導の“水族館デート強制プロジェクト”。
巻き込まれるのは、
・友人の美羽と亮太
・ノリの良すぎる水族館スタッフ
・気づけば協力させられる父親たち
という、なぜか豪華な裏方陣。
クラゲゾーンの照明、
イルカショーの演出、
“手つなぎスポット”の誘導、
さらにはライブ配信まで──
本編では描かれなかった“裏の努力”が、
このスピンオフで明かされる。
守と彩香が自然に距離を縮めていったあの日。
その裏では、
母たちの暴走と、友人たちの悲鳴と、スタッフの職人魂が渦巻いていた。
本編の甘い恋の裏側で起きていた、
誰も知らない大騒動を描く、
ドタバタ恋愛サポート・スピンオフコメディ!
感想数 0
文字数 4,523
最終更新日 2026.03.19
登録日 2026.03.14
18
隣の幼馴染から強引なバレンタイン・キスで好きだと告白されました。
高校一年生の咲彩は、兄の恭也が大好き。バレンタインデーにチョコレートをあげるのは、毎年兄にだけ。一方たくさんもらっては来るものの、恭也も妹の手作りチョコレートしか食べない。
そんな、ふたりのバレンタインデー。
今年はお隣の幼馴染のせいで、ほのぼのとはいかないようです。
今年は、お隣の幼馴染のせいで、ほのぼのとはいかないようです。
【小説家になろう】さんにも掲載しています。
感想数 0
文字数 4,328
最終更新日 2024.01.08
登録日 2024.01.08
19
白波坂商業高校女子会 ― 彩香、恋バレ地獄の昼休み ―
昼休みの教室。
男子のいない空間で、女子たちの会話は容赦なく核心へ踏み込んでいく。
「彩香、昨日泣いてたよね?」
静かに刺す美羽。
暴走しながら人生設計を始める千夏。
追い詰められていく彩香。
そこへ、亮太から届く“悪気ゼロの爆弾メール”。
掃除機事件、家電全滅事件、そして──
守の本音まで女子会に晒される。
笑いと悲鳴と恋心が入り混じる、
白波坂シリーズ屈指の“女子会地獄編”。
男子スピンオフの伏線がここで炸裂し、
彩香の恋が一気に暴かれていく。
女子なら絶対共感する生々しさと、
青春の甘さが同時に押し寄せる一作。
感想数 0
文字数 1,365
最終更新日 2026.02.07
登録日 2026.01.30
20
幼馴染の終わり方 ― 当人たちより周りが先に気づく恋 ―
白波坂を毎日並んで歩いてきた守と彩香。
幼馴染として積み重ねてきた“当たり前”は、
高校進学をきっかけに静かに形を変え始める。
守は自分を犠牲にする癖を捨てられず、
彩香は“しっかり者”を演じ続けて疲れていた。
互いに言えない想いを抱えたまま、
心の距離だけが少しずつ揺れていく。
——ただし、揺れているのは二人だけじゃない。
工業高校の男子たちは守の表情ひとつで大騒ぎし、
商業高校の女子たちは彩香の赤面を見逃さない。
当人たちより周囲が先に恋を確信し、
勝手に盛り上がり、勝手に暴走していく。
白波坂で重なる影。
歩幅が自然と揃う瞬間。
中学時代の“守の秘密”。
そして、ゼロ距離の告白。
それらすべてが、
幼馴染という関係が終わり、恋が始まる伏線だった。
笑って、照れて、すれ違って、また歩幅を合わせる。
これは、二人の心の成長と、周囲の暴走が織りなす
青春ラブコメ・ヒューマンストーリー。
本作品のスピンオフシリーズ
白波坂の前日譚 ― どら焼きと守の秘密ー
白波坂修理人の守と亮太ー壊れる家電と、守の静かなやさしさと巻き添え亮太ー
白波坂商業高校女子会 ― 彩香、恋バレ地獄の昼休み ―
父たちの昼酒大暴走 ― 頼明と引っ越し業者が泣いた日 ―
水族館デート大作戦 ― 黒幕は母たち ―
感想数 1
文字数 51,447
最終更新日 2026.03.30
登録日 2026.01.27
21
恋する乙女 | 三題噺Vol.5
感想数 0
文字数 1,775
最終更新日 2025.08.19
登録日 2025.08.19
22
白波坂の前日譚 ― どら焼きと守の秘密ー
大好評の幼馴染の終わり方 ― 当人たちより周りが先に気づく恋 ―よりスピンオフ作品の発表!
「あーんしてくれた、あの日のどら焼き。
でも、守は何も言わなかった。」
白波坂の夕焼けに染まる帰り道。
幼馴染の彩香と守は、まだ“恋”じゃない距離を歩いていた。
どら焼きの甘さに隠された、守の秘密。
それは誰かを庇った、たった一つの嘘。
彩香はまだ知らない。
守が怒られた理由も、
袖をつまんだ指先に込めた想いも。
甘くて、切なくて、少しだけ痛い。
これは、恋が始まる一歩手前の物語。
感想数 0
文字数 3,438
最終更新日 2026.01.29
登録日 2026.01.29
23
可愛すぎるクラスメイトがやたら俺の部屋を訪れる件 ~事故から助けたボクっ娘が存在感空気な俺に熱い視線を送ってきている~
人よりも十倍以上存在感が薄い高校一年生、宇治原簾 (うじはられん)は、ある日買い物へ行く。
目的のプリンを買った夜の帰り道、簾はクラスメイトの人気者、重原愛莉 (えはらあいり)を見つける。
しかしいつも教室でみる活発な表情はなくどんよりとしていた。只事ではないと目線で追っていると彼女が信号に差し掛かり、トラックに引かれそうな所を簾が助ける。
事故から助けることで始まる活発少女との関係。
愛莉が簾の家にあがり看病したり、勉強したり、時には二人でデートに行ったりと。
愛莉は簾の事が好きで、廉も愛莉のことを気にし始める。
故障で陸上が出来なくなった愛莉は目標新たにし、簾はそんな彼女を補佐し自分の目標を見つけるお話。
*本作はフィクションです。実在する人物・団体・組織名等とは関係ございません。
感想数 0
文字数 108,138
最終更新日 2024.08.14
登録日 2024.07.10
23件