「原」の検索結果
全体で11,253件見つかりました。
「御伽の世界の領土は、人々の記憶と同じ。だから物語は国を造り、より広大でより豊饒な土地を求め争い合う。」
都内の小中高一貫校に通う有栖川花子は、冷めた性格のへそ曲がりな小学五年生。しかし、猫のようで兎のような、横柄な「先輩」にだけは、少し狂った情熱を抱いていた。ある日の放課後、先輩のあとを追うなかで階段から転落した花子。真っ逆さまに落ちた先で彼女を迎え入れたのは、戦争真っ只中の、硝煙たなびくシビアな御伽の世界だった。
悪役狼の集落『オオカミの森』、赤い靴の国『ヴァルハラ』、オズの魔法使いの国『エメラルド公国』、西遊記の国『四千年王国』、雪女の国『カムイコタン』、千夜一夜物語の国、『ナイル帝国』。そして――数年前に国が滅んだという、不可侵領域『アリス湿原』。
どこの国にも属さぬ、争いとは無関係なはずの花子。とにかく元の世界へ戻るため、彼女は戦火渦巻く御伽の世界を放浪することとなる――
文字数 35,995
最終更新日 2026.09.13
登録日 2026.08.31
『自分が書いたシナリオ世界の破滅回避のため強制異世界転生させられた。
自分が作り上げた世界を守るため、主人公の恋を全力バックアップします!』
乙女ゲームのシナリオを執筆中に死亡したシナリオ作家。目覚めた時には投身自殺の真っ最中だった。落下する体を助けてくれたのは、自分が書いた乙女ゲの攻略対象。どうやら自分はシナリオを担当した乙女ゲの主人公の友人A、名もなきモブに転生していた。
原因不明の何かのせいで、この世界は破滅しかけているらしい。適当な神様の「君のシナリオなんだから何とかして」の一言で、訳も分からないまま世界の破滅回避を余儀なくされる。
原因はどうあれゲーム的には主人公・マリアと攻略対象がハッピーエンドを迎えないと、どのみち世界が滅亡するストーリーだ。まずはシナリオ展開から主人公の行動が外れないよう監視修正しようと試みる。
モブキャラ転生原作者・ノエルは主人公マリアと攻略対象たちの親密度を上げるために奮闘する。だが、攻略対象の一人・ユリウスはマリアよりノエルに夢中で主人公との親密度が上がらない。更に現実に起こる事件の展開が、シナリオからどんどん離れていき、ノエルは焦る――――――。
文字数 235,210
最終更新日 2025.09.15
登録日 2025.06.05
テンプレ(お約束)異世界転生シーン
神様「あなたを手違いで死なせてしまいました」
テンプレ展開を「あれれ、おかしいぞ」そう思われたこと、読者諸賢ならあるはず。
論理の怪物たる主人公をこのシーンに放り込み、導き出された結論。
主人公「手違い→過失、死なせた→殺人。結論:過失致死の示談交渉!」
テンプレ異世界VS論理の怪物のメタ小説、ここに開幕!
主人公が挑むテンプレの一例
・王女の馬車はなぜ襲撃され、苦戦する?
・スタンピードの原因は?
・ギルドは冒険者同士の争いになぜ不干渉?
・薬草をなぜ採取する?
・中世はなぜ終わらない?
・著作権のない世界でゲームで儲ける?
・現代的な下着を女剣士が装備している?
・ドラゴンになる幼女?
神の過失で死んだ冷徹ハッカーが、示談の条件として『中世で停滞した異世界』を、近代の論理と銃器で強制デバッグして文明を再起動させる物語。
魔王戦から現代への帰還まで完結済みです。
※マヨネーズも醤油も作りません
※現代知識で異世界人にマウントをとる物語ではありません
※宣伝!現代帰還後の続編も完結済。
文字数 61,923
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.04.25
「友達ゼロ、進路ゼロ、将来もゼロ」
見た目は絶世のツインテ赤目美少女。中身は激寒ギャグを無限量産する超変人。
学校でぼっちを極めていた女子高生・幽ノ坂 冬火は、登校中にケンケンパーで禁術の魔法陣を踏み、異世界へ転移してしまう。
そこは、果てなき空と草原、いにしえの都市、未知の異形や怪異が息づく、美しく奇怪な異世界。
冬火はそこで、街を襲う災厄級の飛竜さえ一撃で凍てつかせる「極氷の白焔」の能力に覚醒する。
なんとその力は、魔王や勇者をもしのぐ、「魔女と言う存在の力」だったのだ。
彼女の能力に気付いた時、世界中は、正体不明の"魔女"を追い始める。
しかし当の本人は、草原を駆け回り、意味不明なギャグを連発しながら、心優しい美少女ラシやパーティーのみんなと自由気ままな異世界生活を全力で満喫していた。
これは、不器用な一人の少女が、初めて本当の居場所と大切な仲間を見つけていく、吐く程笑えて、泣く程熱い、異世界ファンタジー。
冬の名を持つ火は、滅びを知らない。
――今、彼女の宿命が燃える。誰もその本当の熱さを知らぬまま……
文字数 123,233
最終更新日 2026.07.23
登録日 2026.06.30
凪原悠真のスキルは、本人を強くしない。
彼がひどい目に遭うほど、なぜか仲間だけが強くなる。
異世界で与えられたスキルの名は、天上簒奪。
名前だけなら、どう見ても
だが、悠真に攻撃力はない。防御力もない。魔法も撃てない。金もない。尊厳もない。
普通に生きたいだけだった悠真は、危険すぎる魔導師、信用できない盗賊、寝不足の騎士とパーティを組む羽目になる。
彼の願いは、世界を救うことではない。
温かい飯を食べたい。
普通のベッドで眠りたい。
できれば今日は死にたくない。
けれど、貧乏なパーティに必要なのは、金と依頼と、少しの運。
そして仲間たちは、どうやら悠真の体を「作戦」と呼び始めている。
これは、静かな第二の人生を望んだ少年が、
ろくでもない仲間たちに人間型サポートアイテム扱いされながら、
なぜか冒険者として生き残っていく物語。
文字数 60,768
最終更新日 2026.09.01
登録日 2026.06.24
i)登場人物の紹介
ヴァネス――三十一歳。大手食品会社を辞め、祖母の家「風待ち荘」を飴工房へ変える断面設計職人。
ペルニラ――品質管理と会計に強い親友。友情だけの無償労働を拒み、共同所有者として工房を支える。
ジェス――修繕職人。ヴァネスを「守る」のではなく、彼女が決めた条件に参加する相棒。
ザック――十九歳の研修生。会社の不正資料を持ち出すが、正義のためなら何でも公開してよいのかを学んでいく。
シュアナ――大手食品会社のブランド責任者。安定と権限を選んだ、ヴァネスとは違う生き方をする女性。
アルウア――会社社長。町を守るには大規模資本と統一ブランドが必要だと信じる。
エストール――ヴァネスの養父。家族を守るため秘密を抱えた男。
ii)あらすじ
どこを切っても同じ笑顔が現れる金太郎飴を作ってきたヴァネスは、新商品発表会で原料表示の不正に気づく。会社は責任を彼女一人へ押しつけようとし、同じ日に亡き祖母の家「風待ち荘」が借金の担保となり、三十日後に売却手続きへ進むと知らされる。
会社の救済契約へ署名せず、ヴァネスは風待ち荘を自分の飴工房にすると決める。ところが家には、夜中に減る牛乳、壁から聞こえる酔客の声、丘の歌声、仮名だらけの宿帳が残されていた。
親友、修繕職人、告発者の青年、そして敵とも味方とも言い切れない女性管理職。違う考えを持つ人々と条件を交わしながら、ヴァネスは「守られる代わりに従う」道を拒む。
やがて彼女が作るのは、切るたびに家、風、横顔、歌、最後の一点へ模様が変わる「物語飴」。同じ顔で生きることをやめた女たちが、自分で仕事と居場所の条件を決め直す
文字数 43,268
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.08.14
蛯原 鹿野(ひるはら かの)は飛行機事故で死んだ。様だ。
様だと言うのは、いま蛯原鹿野は湖畔に佇み、自分を見ているからだ。
飛行機事故で空から海に落下する途中で、この世に神様が本当に居るなら、貴方に‥‥‥じゃねぇ、3つのお願い聞いて欲しいの。
一つ私を何処でも良いから転生させて欲しい。2つ飛行艇が欲しい。3つアイテムボックス下さい。4つ誰にも秘‥‥‥じゃねぇ。3つだみっつ。それだけで十分。
はあ〜、死ぬ前だと言うのに呑気な奴だのう。その願い叶えてしんぜょう。
私の前に突然現れた爺は‥‥『誰が爺じゃ、誰が。儂はこれでも神なんじゃがのう』
あっ、私の前に突然現れた神に抱かれて私は死にたいじゃねぇ。
て、私はやっぱり死ぬんかい。
『残念じゃがの、運命は変えられん。ただし今お主が心の中で言った願い。儂が叶えてしんぜよう。一つ目はヴィエラという世界に転生させてやる。二つ目はUS-2の事じゃな。それも叶えよう。三つ目はアイテムボックスじゃな。相分かった。悪いがそれ以上は無理じゃぞ。お主4つ目を所望せずに助かったのう』
もし4つ目を欲しがれば、転生の枠から外れておった。
あのう神様飛行艇にはゴムボートとか付いてますよね。
『ああ、備品は付いておるから、安心せい。それと水陸両用車両が1台付いておる。後はアイテムボックスに、今から行く世界の通行証やら食料やら、そうだのう‥‥‥三年分の生活費も入れておいてやる。これでどうじゃ。それからな、お主の良い借り腹が見つからんかった。仕方ないから5歳の平民として生まれ変わらせてやる。よし、これまでじゃ。さらば、達者でな』
そして今、私の前には湖に浮かぶUS-2がある。
傍らにはフォンダ製の軽をベースにした、水陸両用車が鎮座しております。
そして水面に映る私の姿は、淡い水色のワンピースを着た、5歳の少女だ。
ついでにパンツも映っているが、提灯ズロースだった。
したらばと、ステータスボードと唱えてみた。多分出るはず‥‥出た。
出なかったら恥ずかしいところだった。
ちゃんとアイテムボックスが、ギフトとして載っていた。指で触ると中身が表示される。小金貨999枚、銀貨1枚、小銀貨4枚、銅貨1000枚とある。3年分の生活費だから、おそらく小金貨は一万円ぐらいだろう。
その他は通行証(身分証明書)に、食料は‥‥‥アレ? 神様購買部で購入可能とある。
何だ神様購買部って?
触ってみたらネットショップみたいなものだった。これは便利だ。嬉しいなっと。そしてその下には『食量入れるの面倒くさいから購買部にしておいた』とある。
まあ良いけど。その方が嬉しいからね。何故かと言うと、前世日本の色々な物が買えるからだ。
水陸両用車は手足が届かず運転できなかった。どうすべ?
文字数 104,533
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.05.05
作品紹介:転生したら俺以外インキャの世界だった件
「汚物」と呼ばれた前世を、最高の「輝き」で塗りつぶせ。
前世の俺は、クラスの底辺で息を潜めるだけの「透明人間」だった。
凄惨ないじめに遭い、誰とも目を合わせられず、ただ摩耗するように終わった孤独な人生。
だが、次に目を開けた時、俺は「絶世の美男子」の赤ん坊として転生していた。
しかも、この世界はどこかおかしい。
母親、医者、さらにはテレビの中のトップアイドルまで――。
「この世界の住人、全員が極度のインキャ(内向的)だったんだ」
少し微笑めば聖母のように崇められ、ハキハキと喋るだけで「神の啓示」と震え上がる人々。
前世で俺を苦しめた「カースト上位の陽キャ」など、この世界には一人も存在しない。
「なら、俺がこの世界の『太陽』になってやる」
圧倒的なビジュアルと、前世の地獄で磨かれた「空気を読む力」を武器に、俺は幼少期から周囲を魅了し、伝説的な神童として君臨していく。
やがて大学生になった俺は、かつて画面越しに憧れた芸能界へと足を踏み入れる。
プロデューサーとして、才能がありながら自分を信じられない「インキャな原石」たちを磨き上げ、世界を熱狂させるアイドルへと押し上げていく。
その裏では、誰もが憧れる国民的アイドルと、俺だけの「秘密のイチャイチャ同棲生活」が待っていて――。
これは、泥水を啜って生きてきた男が、二度目の人生で「最強の陽キャ」としてすべてを手に入れる、究極の逆転成功譚。
「世界よ、俺を直視できるか?」
今、誰も見たことがない最高に眩しい青春の幕が上がる。
文字数 39,540
最終更新日 2026.05.07
登録日 2026.05.05
ラーメンはうまい。
だが、転移先の状況はいつもまずい。
大池大輔が近所に現れた屋台で塩ラーメンを食べると、なぜか巨大な鳥が飛び交う異世界の草原へ転移してしまった。
しかも、ラーメンを完食すると元の世界へ戻ってしまう。
翌日は王の御前、その次は勇者と魔王が戦う最終決戦の真ん中。
どうやら、注文する味によって転移先が変わるらしい。
そして四日目。
豚骨ラーメンを食べた大輔がたどり着いたのは、人間の王に捕らえられた魔王の娘がいる牢屋だった。
武器もなければ、特別な力もない。
あるのは一杯のラーメンと、二本の箸だけ。
これは、ラーメンが伸びる前に異世界の戦争を終わらせようとする、ただのラーメン好きな男の物語。
文字数 6,590
最終更新日 2026.08.09
登録日 2026.08.09
サバイバルゲームとアウトドアが趣味の主人公が、異世界でサバゲを楽しみます!
って感じで始めたのですが、どうやら王道異世界ファンタジーになりそうです。
ある春の夜、季節外れの霧に包まれた和也は、自分の持ち家と一緒に異世界に転移した。
転移初日からゴブリンの群れが襲来する。
和也はどうやって生き残るのだろうか。
本作は“なろう”およびアルファポリス公開作品で登場する主人公と3人娘が出会わない世界線を書いています。結果的に原作とは全く別のストーリーを辿ります。
Web版はAI校正のトライアル用にアプリ版から移植しつつ加筆修正しているものです。
文字数 98,917
最終更新日 2025.06.13
登録日 2025.06.03
「美しくないものは、整えればいいよね?」
絶世の美少女な“聖女”である僕は、ただ景観を守っているだけの紳士だ。
血で汚れた庭? → 治す。
魔物? → 駆除。
完璧な対応だと思うんだけど――
なぜか人は僕を崇め、勝手についてくる。
しかも、笑い続けたり、意思を失ったりと、明らかに様子がおかしい。
「……これ、なんでこうなったの?」
原因不明のまま、事態は悪化していく。
冷酷メイド・ノルン、万能メイド・有紗。
仲間たちを巻き込みながら――
僕の“景観維持”は、やがて人の在り方すら塗り替えていく。
それでも僕はやめない。
紳士として、“美しくないもの”は整えるべきだから。
これは、善意で整えていただけなのに、気づけば世界を歪めていた物語。
文字数 127,587
最終更新日 2026.06.09
登録日 2026.06.01
「お前を覇王にしてやるわ。その道を共に歩む覚悟はある?」
持ち前の頭脳を隠し、色ごと好きの愚かな姫のふりをする、皇国の第三皇女フェイラエール。
滅ぼされた聖王国の直系である彼女は、聖王国復興の旗印にされるのを防ぎ、将来の自由を得るため、日々女騎士と愚かなふるまいを繰り返していた。
皇国に滅ぼされた騎馬の民の英雄タキスに出会い、密かに彼に心惹かれながらも、平穏な毎日を送っていたのだ。
しかし、十七歳の成人の誕生日、父である皇帝から告げられた一言に、その平和は一転する。
「お前の婚約が決まった。相手は私だ」
皇帝は「覇王を導くもの」と予言された王女であるフェイラエールを、その野望のため、手に入れようとしていたのだ。
神の予言を授かりし聖王女を巡る中原の覇権争いは、フェイラエールの想いを越えて、彼女の大事なものを否応なく踏みにじっていく。
「私が、間違っていた」
覇王を巡るこの争いが避けられないというのなら。
「私が覇王を導く──この中原に平和をもたらす覇王を」
予言の聖王女は、立ち向かうことを心に決めるのだった
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カクヨムの「世界を変える運命の恋」中編コンテスト参加作品です。
第一部完まで書いてます!
文字数 38,751
最終更新日 2023.11.25
登録日 2023.11.25
北極圏の小さな町ルミラヴィで、十五歳のアイナは、療養に出た祖母に代わって雑貨喫茶「白夜亭」を預かることになった。けれど、町を守る“冬守り”である祖母と違い、アイナに使えるのは、スープを少し冷めにくくしたり、毛糸に小さなおまじないを込めたりする程度の生活魔法だけ。そんなある日、白い毛玉のような北の使いニエルが煙突から落ちてくる。「この町のオーロラが、眠りかけている」時を同じくして、祭りの飾り紐がほどけ、毛糸から色が消えるなど、町では奇妙な異変が起こり始める。アイナは、雪原から町の学校へやってきた寡黙な少女リーヴァとともに、忘れられた歌や手仕事の意味を探すことに。温かなスープ、色とりどりの毛糸、雪原の子守歌――。小さな魔法と二人の絆が、眠るオーロラをもう一度空へ導く。北極圏の雑貨喫茶を舞台にした、少女二人の百合スローライフファンタジー。
文字数 90,928
最終更新日 2026.08.17
登録日 2026.08.01
地球ではない別の世界の山奥の綺麗な場所でのんびり一人で過ごしていた少年レオル。
彼の家は外から人が来ることもない自然に包まれた、一種の楽園のようで日々動物達と楽しく暮らしていた。
しかしレオルは気がついていなかったが、森に人が入ってこないのは外縁部のもりは『魔の森』と呼ばれるほどに魔物が強かったためだった。
もちろん森を突破できる強者もいたが、それ以上に人を遠ざけていた原因はレオルの家を中心とした広大な範囲は古から言われ続ける【聖域】だったのだ!!
ただ隠居にちょうどよかったから住んでいるだけのレオルが、外の事情など知るはずもなく。
そこへ様々な事情から聖域へとやって来た者達と出会い、関わりレオルは自身の住んでいる場所が外でどのように扱われているのかを知ることになっていくのだった。
文字数 6,812
最終更新日 2024.01.23
登録日 2019.09.16
千年にも及ぶ戦乱が続く中原世界。その間、中立を保ってきた魔道師たちの都エイサも、ついに東方のガルマニア帝国によって戦火に巻き込まれてしまう。そのさなか、老魔道師ケロニウスは、古代バロード聖王国から伝わる【アルゴドラスの聖剣】をある人物に託す。
その頃、新バロード王国の王子ウルスと従者タロスはガルマニア帝国に寝返った家臣によって、遥か西の辺境近くまで追い詰められていた。謎の超戦士ゾイアに助けられたウルスだったが、運命の悪戯で離ればなれとなってしまう。流浪の王子ウルスは、やがて中原全体を覆う陰謀の渦に巻き込まれて行く。
一方、ウルスを探して放浪の旅に出たゾイアは、超絶的な剣の技で次々と敵を斃していくが、その本当の力は人知を超えたものだった。ゾイアとは、果たして何者なのか。中原の命運を握る存在なのか。
だが、本当の危機は、北方の人外の魔境から、密かに迫って来ていたのである。
*毎日18時20分を目途に更新しています。
登録日 2019.08.17
普通の男子高校生——三雲来斗(みくもらいと)にはある秘密があった。
彼はかつて異世界にクラス召喚された記憶があったのだ。そして再び行われる異世界へのクラス召喚。
異世界に召喚されるよりも前に、生徒達には女神から天職が授けられる。クラスメイト達が様々なチート天職を授けられる中、来斗は外れ職業である無名剣士【ノービス】を授かってしまう。
そしてその事が原因で来斗は役立たずとして捨てられてしまう。
だが、来斗にとっては好都合だった。前回の知識がある来斗は自由に動けるようになった環境を喜んだ。そしてソロの冒険者として、動き出したのだ。
やがて来る破滅の未来を回避し、この世界を救う為に来斗は底辺職業である無名剣士【ノービス】で成り上がる。
これはそんな成り上がりの英雄譚である。
文字数 107,180
最終更新日 2022.01.08
登録日 2021.12.07
ジャスティル・ブライト侯爵夫妻には三男一女の子供がいる。長女、長男、次男は母クララの美しい容姿を受け継いだが、三男のヒューバートだけは地味な父親に似て生まれた。
だが父は天上界でも優秀な魔術師であり、元軍人。退役してからも、軍から臨時役職を任されるほど優秀だ。しかもブライト侯爵は、天上界初ともいえる特別の出自を持っていた。おかげで昔は、理不尽な苦労の連続だった。
ヒューバートは容姿こそ父親似だが、家族の中で魔術もろくに使えないコンプレックス持っていた。それでも家族の愛情の中で成長し、5歳の誕生日を迎えた。
5歳の誕生日の夜、ブライト侯爵がかけた封印は解かれた。ヒューバートは容姿だけでなく、実は魔力量や厄介な体質も、父親から受け継いでいたのだ。
ヒューバートは父親と同じく、上級天使第二階級智天使の魂を持っていた。それに気づいたブライト侯爵が、胎児の段階で、ヒューバートの天使の魂を封印した。
早速、かつてブライト侯爵を執拗に天使になるよう勧誘した、天使世界の最高神がヒューバートに接触し、天使になるよう強制勧誘を始めた。それをブライト侯爵がことごとく跳ね除けてヒューバートを守ってきたが、その1年後に生まれたヒューバートの妹爆誕により、攻める最高神と守るに徹したブライト侯爵の形勢が逆転する。
ブライト侯爵家の末娘、ヴィクトリア・アルムは父やヒューバートより位の高い、上級天使第一階級の熾天使の魂を持っていた。だが性格は苛烈で、敵だけでなく味方にとっても諸刃の剣に。
ヴィクトリア・アルムは、ヒューバートを守る名目で、上級天使エリアを喜んで破壊、ヒューバートに近づかないよう、ブライト侯爵は最高神に脅しをかけた。
そんななか親達の仲介で、リヴァ将軍の男女の双子が、ヒューバートの友人候補として顔合わせした。3人は直ぐに仲良しになり、各々の家庭の事情もあって、親友と同時に3人兄妹のように成長していく。
ヒューバートにとって厄介なのは、彼を仇なす者へのヴィクトリア・アルムの容赦ない制裁、その最たるが『ブライト侯爵家による粛清』。天使世界の最高神が、魔法契約でヒューバートに近寄らないよう約束したのにも関わらず、抜け道を使ってヒューバートに接触を図ったことを知り、激怒したヴィクトリア・アルムが上級天使エリアを全壊させて、最高神をその座から引きずり下ろしたのだ。以来、ヴィクトリア・アルムは周囲から殊更恐れられる存在となる。
それと後々判明するが、ヒューバートは面倒な男を魅了してしまう厄介な体質持ちだった。ヒューバートの厄介者へは、ブライト侯爵自らが、我が子のために鉄槌を下す。
ヒューバート、リヴァ将軍家の男女の双子、ヴィクトリア・アルムの4人の成長記録。
思春期の感情や進路変更などの紆余曲折を経た、ヒューバート達4人の未来はいかに?
文字数 254,176
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.04.25