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江戸中期の武蔵国を舞台に、人柱に選ばれたことをきっかけに土地神と暮らすことになった少女・小藤が、不条理であったり、人情味あふれる体験をする連作短編。 注:R-15ではありませんが、若干、残酷なシーンがあります。 【登場人物】 ●小藤(こふじ)16才 人柱になった心清らかな少女。芯は強い。正義感が強いのには理由がある。 ●光仙(こうせん)見た目20代半ば 土地神。神々しく美しい容姿。 ●阿光(あこう)/●吽光(うんこう)見た目10才ほど。 狛犬の神使。双子のようにそっくりな容姿。
大賞ポイント 3,515pt
文字数 44,919 最終更新日 2024.06.02 登録日 2024.05.29
村の鎮守の弁天ちゃん meets 黒船! 幕末の神奈川・横濵。 開国開港を求める黒船ペリー艦隊により、日本の鎖国は終わった。 見たこともない西洋の文化と新しい時代の到来に右往左往する人々の喧騒をよそに楽しげなのは、横濵村の総鎮守である弁天ちゃん。 港が開かれ異人さんがやって来る。 商機を求めて日本全国から人が押し寄せる。町ができていく。 弁天ちゃんの暮らしていた寺が黒船に関わることになったり、外国人墓地になったりも。 物珍しさに興味津々の弁天ちゃんと渋々お供する宇賀くんが、開港場となった横濵を歩きます。 日の本の神仏が、持ち込まれた異国の文物にはしゃぐ! 変わりゆく町をながめる! そして人々は暮らしてゆく! そんな感じのお話です。 ※史実をベースにしておりますが、弁財天さま、宇賀神さま、薬師如来さまなど神仏がメインキャラクターです。 ※歴史上の人物も登場しますが、性格や人間性については創作上のものであり、ご本人とは無関係です。 ※当時の神道・仏教・政治に関してはあやふやな描写に終始します。制度的なことを主役が気にしていないからです。 ※資料の少なさ・散逸・矛盾により史実が不明な事柄などは創作させていただきました。 ※神仏の皆さま、関係者の皆さまには伏してお詫びを申し上げます。 ※この作品は〈カクヨム〉にも掲載していますが、カクヨム版には一章ごとに解説エッセイが挟まります。こちらは歴史時代小説大賞にエントリーするため、物語のみでの掲載にいたしました。
大賞ポイント 507pt
文字数 26,180 最終更新日 2024.06.02 登録日 2024.05.31
本能寺の変によって織田信長が討たれた後、後継者争いに勝利した羽柴秀吉は天下統一の事業を推進。 服属を拒む紀伊・四国・九州を制圧し、朝廷より豊臣の姓を賜り、関白・太政大臣に就任した秀吉は、最大の敵対者である徳川家康を臣従させ、実質的な天下人に。 そして天正18年(1590年)、秀吉は覇業の総仕上げとして関東の大部分を支配する北条氏の討伐を開始。 しかし、圧勝が約束されていた合戦は、北条方の頑強な抵抗と豊臣家内部で起きた予期せぬ事件によって失敗に終わる。 この事態に焦った秀吉が失政を重ねたことで豊臣政権は不安定化し、天下に乱世へと逆戻りする予感が広まりつつあった。 凶悪犯の横行や盗賊団の跳梁に手を焼いた政府は『探索方』と呼ばれる組織を設立、犯罪者に賞金を懸けての根絶を試みる。 時は流れて天正20年(1592年)、探索方の免許を得た少年・玄陽堂静馬は、故郷の村を滅ぼした賊の居場所を突き止める。 賞金首となった仇の浪人へと向けられる静馬の武器は、誰も見たことのない不思議な形状をした“南蛮渡来の銃”だった―― 蹂躙された村人と鏖殺された家族の魂、そして心の奥底に渦巻き続ける憤怒を鎮めるべく、静馬は復讐の弾丸を撃ち放つ!
大賞ポイント 15pt
文字数 15,967 最終更新日 2024.06.02 登録日 2024.05.31
歴史・時代 完結 ショートショート R15
格子の奥に、死んだ女房の姿を見た。 スッと血が引いた思いがして、頭の後ろのほうが重く痺れる。 なんだ、おめえは死んでからも廓から出られねぇのか。 年季はとっくの昔に明けただろう?どうしてまだそこに座って、客を取らなきゃならねぇんだ。 死んだ女房から逃げた男と、枯井戸から拾われた子のお話し。
大賞ポイント 6pt
文字数 9,370 最終更新日 2024.05.31 登録日 2024.05.31
黒船来航を機に天下太平の世が揺れ始めた日本。商人に身をやつしていた忍びの一流派である鵬鴻流の鳳一族は、本分たる諜報において再び活躍できることを夢見た。そのための海外の情報を収集をすべく、一族の者と西洋人とが交わって生まれた通称“赤鹿毛”を主要な諸外国に送り込むが、果たしてその結末やいかに。
大賞ポイント 4pt
文字数 52,823 最終更新日 2020.06.29 登録日 2020.05.26
5/31~6/4毎朝5時更新・全5話 【あらすじ】 (朝(あした)の信濃に、雷(いかづち)、走る。 ~弘治三年、三度目の川中島にて~) 弘治三年(1557年)、信濃(長野県)と越後(新潟県)の国境――信越国境にて、甲斐の武田晴信(信玄)と、越後の長尾景虎(上杉謙信)の間で、第三次川中島の戦いが勃発した。 先年、北条家と今川家の間で甲相駿三国同盟を結んだ晴信は、北信濃に侵攻し、越後の長尾景虎の味方である高梨政頼の居城・飯山城を攻撃した。また事前に、周辺の豪族である高井郡計見城主・市河藤若を調略し、味方につけていた。 これに対して、景虎は反撃に出て、北信濃どころか、さらに晴信の領土内へと南下する。 そして――景虎は一転して、飯山城の高梨政頼を助けるため、計見城への攻撃を開始した。 事態を重く見た晴信は、真田幸綱(幸隆)を計見城へ急派し、景虎からの防衛を命じた。 計見城で対峙する二人の名将――長尾景虎と真田幸綱。 そして今、計見城に、三人目の名将が現れる。 (その坂の名) 戦国の武蔵野に覇を唱える北条家。 しかし、足利幕府の名門・扇谷上杉家は大規模な反攻に出て、武蔵野を席巻し、今まさに多摩川を南下しようとしていた。 この危機に、北条家の当主・氏綱は、嫡男・氏康に出陣を命じた。 時に、北条氏康十五歳。彼の初陣であった。 (お化け灯籠) 上野公園には、まるでお化けのように大きい灯籠(とうろう)がある。高さ6.06m、笠石の周囲3.36m。この灯籠を寄進した者を佐久間勝之という。勝之はかつては蒲生氏郷の配下で、伊達政宗とは浅からぬ因縁があった。
大賞ポイント 1pt
文字数 7,009 最終更新日 2024.06.02 登録日 2024.05.31
男の背を踏む夢を見る── 不老不死となった弥生時代の巫女・ミトヤは回想する。全てが始まった、あの男との出会いのことを。 紀元前一世紀、弥生時代。北陸地方の小さなムラ。巫女のミトヤの元に、文化の進んだ奴国から来た生口(奴隷)の大男・コウが現れる。親子程に年齢が違う二人だが、ミトヤはコウを一目で気に入り購入して自分の配下とした。技術を持つコウと共に、ムラを大きくしようと画策する。 だが、西の国々はそれより遥かに早く動き出していた。金属の剣を持つ国々が北陸地方とミトヤを得ようと嵐を起こす中、二人は運命に抗いながら次第に愛を育んで行く── ※フレーバー程度のファンタジー要素がある、本格弥生時代設定のお話です。こんな読者様にオススメ! ◎弥生時代(邪馬台国の卑弥呼がいて、古事記や日本書紀でも描かれている神話の時代)の人々がどんな風に生きていたか興味がある  ◎歳の差主従(10代の女の子が主、30代の男が従)のくっつきそうで中々くっつかないモダモダと駆け引きが見たい
大賞ポイント 0pt
文字数 23,660 最終更新日 2024.03.21 登録日 2024.02.19
【あらすじ】 幕末の終わり近く、薩摩と幕府の緊張はこれ以上ないほど高まっていた。折りしも、その薩摩と長州を同盟させることに成功した坂本竜馬は、薩摩と幕府の間の争いを止めるべく奔走する。 そんな竜馬が在京中、ふと、勝海舟に師事した同門の赤松小三郎の私塾――宇宙堂に立ち寄り、ついうとうとと午睡(ひるね)をしてしまい、珍妙な夢を見た。 「赤いきつねと、緑のたぬき!」と、自分――竜馬のような扮装をした男が叫ぶ夢をだ。 【登場人物】 坂本竜馬:薩長同盟の立役者、海援隊隊長 赤松小三郎:薩摩藩軍事指導者、私塾「宇宙堂」主人 中村半次郎:薩摩藩士、小三郎の弟子 中岡慎太郎:土佐藩士、陸援隊隊長 豊玉宗匠:小三郎の句友、だんだら羽織を着ている ????:坂本竜馬に扮装している俳優 【表紙画像】 「ぐったりにゃんこのホームページ」様より
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文字数 4,363 最終更新日 2023.06.18 登録日 2023.06.16
五胡十六国時代、燕国でひとりの将軍が武名を馳せていた。彼の名は、馮安。時の燕帝に重く任ぜられるも、ゆえにこそ国難に大いに翻弄された。その苦悩と、懊悩の果てにかれが見たものは。
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文字数 20,524 最終更新日 2022.07.05 登録日 2022.06.29
元禄十四年三月十四日、南蛮紅毛の暦に直して1701年4月21日。赤穂藩藩主浅野長矩が高家である吉良義央に突如松の廊下にて刃傷沙汰に及んだ。世に云う「忠臣蔵騒動」である。事件の事はあまりにも言及されているので抄略するが、この時喧嘩両成敗として裁かず、浅野のみを裁いたことにより赤穂藩藩士が決起した。 本作品は、その赤穂藩の城下にて受け渡しの使者として赴いたある龍野藩士の目線より覗き見た、その騒動記の一つの提起である。当然ながら、本物語は物語である。事実関係は我々の世界とは異なるが、こういう展開もあったんじゃないかという、一種の戦争なき仮想史である。 それでは、垣屋弾正忠七郎兵衛よりの視点である、私家江戸時代シリーズ第一弾、「私家版、忠臣蔵騒動記」、ただいま開幕します。
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文字数 9,801 最終更新日 2022.05.22 登録日 2022.05.20
白鷹の旗印の元、船団を率いる一人の若武者がいた。 死んだはずの勇将・豪傑を率いて大海原をかけるその若武者の名は豊臣秀頼 太閤の遺児でありながら、その枠に収まることなく大伯父・織田信長が夢見た異国の地を目指し旅立った。 これはその半生と冒険の記録である。 *この物語はフィクションです。  実際の人物・事件・団体等とは一切関係ありません。
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文字数 21,993 最終更新日 2017.06.25 登録日 2017.05.25
 ダリル・バスケスは傭兵を生業とするバスク人の剣士だった。  彼は雇われたジャカルタ行きのオランダ商船で、一人の日本人奴隷の若者トウジと知り合う。  彼の剣技に魅せられたダリルは、彼と剣の練習に励み、友情を育んでいった。  しかし、インドを経由して間もなく、トウジはマラリヤを患い、あっけなく死んでしまう。  ダリルはトウジの遺品である日本刀を携え、彼の遺族に会うため、そして、日本の剣術を知るために、長崎へと向かうのだった。
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文字数 175,662 最終更新日 2021.05.22 登録日 2021.05.22
日本警察の父・川路利良が描き夢見た黎明とは。 下級武士から身を立てた川路利良の半生を、側で見つめた親友が残した手記をなぞり描く、時代小説(フィクションです)。 薩摩の志士達、そして現代に受け継がれる〝生魂(いっだましい)〟に触れてみられませんか?
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文字数 148,218 最終更新日 2023.06.21 登録日 2023.05.01
板前 三次  十四歳でおやじの無念の死に顔を見た三次は、どんなことをしても腕のいい板前になろうと決意していた。二度と無念な姿を晒したくは無かった。   
大賞ポイント 0pt
文字数 8,716 最終更新日 2024.05.16 登録日 2024.05.16
2041年12月8日の真珠湾攻撃に端は発した太平洋戦争。そこには名参謀の活躍があった。これは名参謀の視点から見た太平洋戦争の物語。
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文字数 2,327 最終更新日 2024.05.22 登録日 2024.05.17
イギリス人通訳アーネスト・サトウの見た幕末。イギリス軍艦「イカルス号」の水夫が長崎で殺された。イギリス領事パークスは容疑者は土佐海援隊隊士だと推測する。煮え切らない幕府の対応に激昂するパークスは、土佐に乗り込み訊問に臨むがはかどらない。パークスの推測が間違っているのではないかと考えるアーネスト。パークスの命令で後を任されたアーネストは更なる証人訊問のため長崎へ向かう。幕府と薩摩・長州・土佐各藩の思惑に影を落とす「イカルス号事件」。果たして犯人は土佐海援隊隊士なのか。武力討幕か大政奉還かの瀬戸際に大きな影がのし掛かる。
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文字数 59,303 最終更新日 2024.04.09 登録日 2024.04.01
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