「おめでたい」の検索結果
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お初にお目にかかります。私この屋敷の侍女をしております、アマンダと申します。
本日はめでたくも私がお仕えしているウォートン侯爵家ライアン坊ちゃまと、ウェーズリー子爵家のご令嬢、ステラ様の婚姻の儀が執り行われました。
新たに夫婦となった初々しい二人を、まるで空が祝福しているかのように晴天となったこの日。
幼い頃より近くで成長を見守ってきた坊ちゃまが、立派にステラ様をエスコートしている姿を見て、私恐れ多くも何度も目頭が熱くなりました。
そしてこれから本日最終であり、ご夫婦として最初の義務である初夜が行われます。
正直坊ちゃまには不安しかありませんが、ここはあのステラ様がいらっしゃるのできっと無事に終わる事でしょう。
――ガタッ。
――ドンドンドンッ。
――ガタガタッ。
おやおや、早速ご夫婦の寝室でトラブルがあったようです。
折角のおめでたい日に、寝室に使用人が乱入する事態は避けたいのですが……。
※傲慢侯爵子息(ただの駄犬)が初夜の場で嫁いできた花嫁に対して罵声を浴びせたら、まさかの反撃をくらい秒でトゥンクしてしまう話とその後。
※頭からっぽにして読んで下さい。汗
文字数 5,131
最終更新日 2022.12.25
登録日 2022.12.25
天羽生 深春(あもう みはる)は憂鬱であった。
妹達の卒業式というおめでたい日がもうすぐなのだが、それと共にある約束を果たす日でもある。
(どうにかしてあちらから約束を断ってもらえないかしら)
自分から言えないその理由は、約束の相手である五百雀家に多大な恩があるからだ。
穏便に済ませるには向こうから言ってもらえるのが一番なのだけど、何故かそういう話が出ない。
(私の事を好きではないはずなのに)
将来共になる話をした時の、彼が見せた怒りの表情が忘れられない。
カレンダーを見て、またため息をついてしまう。
すれ違いと両片思い、そしてハッピーエンドです。
いつもの私が書くテイストそのままに初現代恋愛にチャレンジしました。
あくまでもフィクション。創作ストーリーの為、おかしい部分はお目溢し下さい(*ノェノ)
カクヨムさんでも投稿中。
文字数 29,827
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.10.13
ー白い蛇が目の前にいる。
彼か彼女か分からないそれは私の前に
佇んでいるだけで何も言わないし、何もしない。
すると白い光が私全体を包み込み、あっという間に私の記憶を奪っていった。
記憶が蘇ったのは、自分の部屋だ。
その時に、夢か現実か区別がついた。
その夢について、友人に話すと「おめでたい話だねぇ。そんな夢を見られて、羨ましいわ。だって、白蛇って神様の使いって言うじゃない。あんた、幸せ者だよ!」想定内の回答。私だって、白蛇はおめでたい存在だって知ってる。だが、夢は夢だ。覚めてしまったら、物語はそこで終わり。「はぁー、現実だったら、よかったのに…。」
その頃の私といったら、交際している彼との間で問題を抱えていた。
それは、彼と音信不通になったことだ。一方的と言ったら一方的だが、彼だけが悪い訳ではない。
私にも心当たりがある。遠距離恋愛中の私は彼が住んでいる関東に遊びに行った際に2人の未来のことをそれとなく、問いかけた。私はお互いに離れたところに住んでいるし、しょっちゅう会えるわけではないから、話は当然ながらするものだと思っていた。しかし、彼は驚いた表情で「今、その話?」と放った。私は今打ち明けないと後悔すると思って、今まで疑問に思っていたことを吐き出した。
内容といえば、男女関係などなど…。
すると、彼は少し寂しそうな声で「分かった。この話は今度会った時にしよう。」それだけだった。
ーそれから、早5ヶ月。
未だに、彼から音沙汰がない。
私としても踏ん切りをつけたいが、彼から連絡がないからにはどうすることもできない。このまま、フェードアウトか。心がグレーに染まっていく中、私は深い孤独という名の沼に沈んでいくような気持ちに苛まれた。
そんな中、最近見たあの白い蛇の夢を思い出した。あの蛇は一体、何者だろう。そして私に何を訴えかけたかったのだろう。いや、ひょっとしたらあの蛇は彼の化身だったのかもしれない。化身となって、私の夢に現れて大切な何かを伝えたかったのかもしれない。白い蛇が彼の化身という確証はない。だが、少なくとも今の私はそのように思うことで、心が救われる感覚を覚えた。連絡できない、ましてや会うことも叶わない彼への寂しさを癒すことができる心の拠り所とさえも思っている。
そんなことを考えながら今、私は彼との思い出のある喫茶店で温かいコーヒーを飲んでいる。
遠い所にいる彼のことを考えながら。
文字数 992
最終更新日 2021.12.19
登録日 2021.12.19
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めでたしめでたし。
で終わるおとぎ話。そのお話の続きなんて誰も興味はないんでしょう?
でも、それほんとにおめでたいのかしら?
リーレイ公太子の婚約者だったアビゲイル・コースティはその座をファネットゥ王女に奪われた上に彼女に后教育を施すことに。そんななか新たにアビゲイルの婚約者になったアシュリーとファネットゥ王女が恋仲に?
二度も婚約者を奪われたアビゲイルだが彼女には愛する黒い狼がいた。
黒い狼✕辺境伯令嬢の双方溺愛話です
テンプレな婚約破棄、悪役令嬢ものをベースにした異世界恋愛譚
2020/02/10本編は完結済みですが”ヒーロー”視点を追加連載してます
全七話更新予約済みです
文字数 35,215
最終更新日 2020.02.16
登録日 2020.01.21
初めまして 立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花ことラン・ドルチェです
今日はおめでたい入学式(中学校)なのにあの糞、いえ、王子(仮野郎)婚約破棄?新しい愛人?ちょっとお待ちなさいな!?うるさいうるさいお馬鹿達にはお灸を据えなければいけない様ですね。宜しい 公爵令嬢たるもの売られた喧嘩は買わぬは恥
ならば、『貴方達の根性叩き直して差し上げますわ!!』
完璧チートな悪役令嬢(仮)と馬鹿な純粋王子、腹黒魔術師長子息、ワンコ騎士団長子息、ロリコン先生、眼鏡名家息子、可笑しい事ばっかりほざくビッチ男爵令嬢、この麗しの公爵令嬢が成敗して差し上げます。見るとスッキリーあの頃の自分に戻れるかも?さぁ、皆これを機に乙女ゲームを買おうぜ!!
毎週土曜日を中心に更新します
文字数 16,389
最終更新日 2019.08.13
登録日 2019.03.30
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