「猊下」の検索結果
全体で9件見つかりました。
9
件
推しカプのためなら何度だって死ねるオタク。それが俺。
神様に前世と今世という二部構成になったBL小説の悪役として転生し、第一部の悪役金の神子、別名金の悪魔として名を馳せ原作通りに殺される……ハズだった。
(何故俺は! 死に間際猊下とキスしてるんですかね!?)
一度目の死。俺は超絶美人で敬虔な信者である猊下にキスをされて終わりを迎える。
そして、二部の始まり。今世でも立派な悪役ムーブを噛まそうとしたのだが……。
「お兄ちゃん」
「どうした、ルド」
「御飯食べた? ちゃんと寝た?」
「……ああ、大丈夫だ」
「嘘ついてるの、俺分かるよ?」
「……お腹がすいてなかったし、眠くもなかった」
「じゃあ俺がお腹すいたし眠いから一緒に来て」
今世の猊下、どういうわけかまた俺を引き取って(関係性は義兄弟だけど)一緒に暮らしている。はじめはまた猊下を巻き込むわけにはいかない!と思ったのだが猊下、昔に色々あったみたいでトラウマを抱えており俺は心配で離れられない。
あと、前世の罪悪感があるのでせめて少しでも猊下には幸せになって欲しくている。我ながら矛盾だらけ。
「ああ、分かったよ。一緒に行こう」
「……っ! う、うん!!」
そして、前みたいに無表情じゃなくてふわりって優しい笑みを浮かべるからどうしても、どうしてもその笑顔が見たくていてしまう!!くそ!前世のキスを引きずってるのは俺だけなのに!!
――――
全六章
はじまり、第一章一部全公開。
第一章 完結毎日更新。
第二章 完結毎日更新。
第三章 完結毎日更新。
第四章 完結毎日更新。
第五章 完結毎日更新。
第六章 簡潔毎日更新。
文字数 165,011
最終更新日 2023.06.15
登録日 2022.10.23
イザベルは、婚約者の浮気で婚約を解消したばかり。もらった慰謝料を全部教会に注ぎ込んで出家してやろうとまで考えたが、出家予定の教会に相談するため足を運ぶと不機嫌そうな少年と出会う。
彼は出家予定のイザベルに、星辰語の解読という難題を吹っかける。しかしイザベルはこれをさらりと母国語レベルで訳した。
イザベルは、星辰語の翻訳を趣味…というレベルは超越していたが、ともかく嗜んでいた。というか、神学校での専攻が星辰語で、元々センスがあった上に専門的に学んだので神官レベルを軽く超える能力はあった。
イザベルは少年に気に入られる。
そして、その少年はなんと皇帝陛下の大叔父。先祖返りのハーフエルフ、ユルリッシュ様だと判明。求婚され、妻兼星辰語翻訳の弟子にされてしまう。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 86,707
最終更新日 2023.09.09
登録日 2023.08.17
紅の美しい髪とエメラルドの瞳を持つ、太陽神アギトの聖女シェイラ。
彼女は、太陽神を信仰するクルード王国の王太子殿下と結婚式を迎えて幸せの絶頂だった。
新婚旅行に出る前夜に初夜を迎えるのが王国のしきたり。
大勢の前で、新婦は処女であることを証明しなければならない。
まあ、そんな恥ずかしいことも愛する夫の為なら我慢できた。
しかし!!!!
その最愛の男性、リクト王太子殿下はかつてからの二股相手、アルム公爵令嬢エリカと‥‥‥
あろうことか、新婚初夜の数時間前に夫婦の寝室で、ことに及んでいた。
それを親戚の叔父でもある、大司教猊下から聞かされたシェイラは嫉妬の炎を燃やすが、静かに決意する。
この王国を貰おう。
これはそんな波乱を描いた、たくましい聖女様のお話。
小説家になろうでも掲載しております。
文字数 59,075
最終更新日 2021.08.17
登録日 2020.08.15
聖王国第四皇女セラスティアは、突然の勅命に驚いた。
兄である聖王猊下から、自身の婚姻が発表されたのだ。
セラスティアが一度は嫁いだ小国は兄王の統治する祖国によって滅ぼされ、出戻って来たばかりだというのに。
しかも相手はよからぬ噂の絶えない筆頭宰相ザカリアス。
曰く付きの皇女を下賜することにより、宰相の力を削ごうというのが王の狙いだった。
お互い意に染まぬ政略結婚。
宰相と皇女は反目しすれ違いながらも、しかし少しずつ心を通わせ合う……
※葦(奇数話)としゃでぃや(偶数話)の合作小説です。
葦 →https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/680880394
しゃでぃや →https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/467163294
※合作の為、文体などに多少の違いがあります。奇数話は宰相寄り、偶数話は皇女寄りの視点です。
※ほぼ打合せなし、見切り発車ではじめたので設定にはいい加減なところがあります。“ぽさ”を重視しています。
※完結済みハッピーエンドです。全22話。
※なろうにも同じものをあげています。
イラストは炉鳩様(@rohatomura )に描いて頂きました。
文字数 70,541
最終更新日 2022.05.03
登録日 2022.04.23
「君の純潔を守ってきたのは、邪悪な存在を滅ぼすためだ。リーゼル、人類のために死んでくれ」
「え……?」
私は聖リーゼル。白司祭デニス・アイネムの妻だ。
枢機卿クラウス・エグモント・ヴァルトフォーゲル猊下に連れられて、孤島に赴いた。
長く患うヘスラー伯爵の慰問という話だったのに……
崖の上の古城に住み、蝙蝠に化けて人里に下り、乙女をさらうという……
「そう。彼こそ忌々しい悪の落胤、吸血鬼なのだ!」
私は、吸血鬼である伯爵を倒すための、囮なのだそうだ。
神様と夫の愛を信じて結婚した私は、もう生きては帰れない。
伯爵を誘惑し、油断させるためだけに囚われた籠の鳥。
「ゲレオン・ゴットリープ・ニコラウス・アンドレアス・ファビアン・オスカー・アイレンベルクだ」
「長い……お名前……、!!」
彼と言葉を交わした瞬間、記憶が爆ぜた。
継母に閉じ込められた塔で一緒に過ごした、夜の友達。
空想上の存在と思っていた彼に、そっくりだった。
♡運命を覆す執愛のゴシックラブ♡
文字数 7,350
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.24
ざまぁ有り。けど温いです。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 5,059
最終更新日 2021.07.04
登録日 2021.07.04
公爵令嬢ジェシカ・ファインベリーは苛立っていた。世を席巻している大神官アナクレト猊下の主張『女性のお尻を敬い、愛でねばならない』に納得いかなかったからだ。好きでもない男にお尻を撫でられなきゃいけないなんて法があるか。ジェシカは古い聖典から反撃に使えそうな記述を見つけ出し、聖女と結託して逆襲に転じた。
文字数 4,618
最終更新日 2023.11.06
登録日 2023.11.03
9
件