歴史・時代 小説一覧
1,641
奴隷少年♡助左衛門 ~クソじじいと天下人の狭間で~
戦国末期――
海を制し、巨万の富を築いた海賊商人、
納屋助左衛門は、まさに絶頂の只中にあった。
だが、天下人・豊臣秀吉の、ある要請を拒んだことで、運命の歯車は静かに狂い始める。
やがて助左衛門は倒れ、意識の底へと沈んでいく――
それは、忘れようとしても決して消えない過去。
戦に巻き込まれ、雑兵に捕らえられた少年時代の助左衛門。
彼は〝人〟ではなく〝物〟として扱われ、奴隷市場へと売り飛ばされる。
キリシタンという異質な存在であった彼は、
奴隷商人の元締め――天海の目に留まり、尾張へと連れていかれることになった。
その頃の尾張では、
後に天下を揺るがす男・織田信長が、
まだ〝うつけ〟と嘲笑われていた。
だがその裏で、戦の火種は確実に、静かに広がっていた。
なぜ、人は戦うのか。
なぜ、戦は人を〝商品〟へと変えるのか。
奴隷商人が暗躍する戦場で、少年はその残酷な現実を目の当たりにする。
怒り。絶望。
そして、抗う意志。
すべては、ここから始まった。
やがて彼は、海へ出る――
運命に抗うために。
感想数 2
文字数 17,936
最終更新日 2019.05.12
登録日 2019.05.04
1,642
鎌倉もののふがたり
【取材に行けないため現在更新お休み中です】
鎌倉時代草創期の御家人衆や、エピソードに焦点をあてた短編連作です。ぼちぼち更新しています。
写真は、「とある浜辺でふっと振り返ったら、源頼朝公云々と書いてあったので、つい撮ってみた」ものです。海に向いているので、ほとんどの方が素通りではないでしょうか。不思議です。
感想数 0
文字数 131,240
最終更新日 2020.12.22
登録日 2019.07.08
1,643
私説、日蓮聖人
日蓮宗祖の、波瀾万丈な生き様
感想数 0
文字数 7,871
最終更新日 2021.08.07
登録日 2021.08.07
1,644
815号艦改め防空軽巡 「黒瀬」推して参る!
⑤計画で計画された防空軽巡815号艦は
1941年2月に呉海軍工廠で起工、1943年2月に「黒瀬」と命名され竣工。
太平洋戦争の激戦地である
ソロモン諸島、マリアナ、レイテを駆け抜け、卓越した防空能力で奮戦する
人気の計画、未成艦物語第三弾 いざ開幕
感想数 0
文字数 40,520
最終更新日 2025.05.27
登録日 2025.05.14
1,645
虎は果報を臥せて待つ
日宋貿易が最盛期を迎え、北条得宗専制が一時的な政治の安定をもたらした鎌倉時代後期。物流は発達し、日本国内に行き渡った宋銭は貨幣経済を成立させ、庶民の意識を変えるに至っていた。文献から想像する庶民の生活には封建社会の暗さだけではない、豊かな暮らしが見えてくる。武士がつくった時代のしたには、より良い生活をもとめて貪欲に生きようとした庶民の物語りがあった。一章は改稿を繰り返しつつ、ひとまず完結しました。二章を書き始めましたがまだまだ試行錯誤。完成までの道のりは長そうです。
感想数 1
文字数 172,374
最終更新日 2021.06.27
登録日 2020.08.02
1,646
小さなメアリー
19世紀のバイエルン地方の物語です。
小貴族の娘、メアリーはとても悩んでいました。
3つ年上の幼馴染のフランクへ渡したクリスマスプレゼントについて。
メアリは、フランクのお家の使用人ジョージに相談するのです。
感想数 1
文字数 7,175
最終更新日 2021.08.07
登録日 2021.07.28
1,647
澪標
幕末。
北海道開拓に向かう美しい君主と、それを見つめる娘の物語。
感想数 1
文字数 18,069
最終更新日 2019.04.22
登録日 2019.04.22
1,648
家康にテロを教えた交通課
テロが、
江戸時代に逃げた。
幽霊のテロを
追って、
交通課は、
走る
犯人は、
徳川家康に
テロを教えた男。
感想数 0
文字数 4,042
最終更新日 2022.08.02
登録日 2022.04.18
1,649
閨怨の夢
唐代中国の長安。人生で唯一愛した美少年を亡くした豪商の魏恵国(ぎけいこく)の所に、怪しげな女が訪れる。仙女を名乗るその女は悲しみに暮れる魏恵国に対して、自分なら亡き少年と再び会わせてやることが出来ると言うが……
終わりのない迷路に囚われた男、復讐がために永遠となった少年による、悲哀の物語
(作品中に登場する漢詩の書き下し文は
岩波文庫『中国名詩選 上』川合康三編訳
岩波文庫『中国名詩選 上』川合康三編訳
岩波文庫『文選 詩篇(一)』川合康三・富永一登・釜谷武志・和田英信・浅見洋二・緑川英樹訳注
を引用させて頂いております)
感想数 1
文字数 16,778
最終更新日 2021.06.19
登録日 2021.05.26
1,650
好いたの惚れたの恋茶屋通り
神社通りの商い通りに、佐平という男が商っている茶屋がある。
佐平の娘は小梅という娘で、そろそろ嫁入りを考えていた相手がいたが、ものの見事に玉砕してしまう。
ふさぎ込む小梅に、佐平は娘の為にどう慰めていいのか悩み、茶屋に来る客に聞いて回る。
父と娘と、茶屋に訪れる人々のお茶の間の話。
感想数 3
文字数 32,206
最終更新日 2021.06.18
登録日 2021.05.01
1,651
屍山血河の国
恨みを抱いた死体が蘇って人を襲う。恐ろしくも悲しい歴史伝奇ホラー
複数の胡人(北方騎馬民族)が中華に進出し覇を競った五胡十六国時代の事。
漢人至上主義の下に起こった胡人大虐殺により、数十万人が殺され、その遺体は荒野に打ち捨てられた。
そんな虐殺が起きて間もない冀州・曲梁県で起こった恐ろしくも悲しい事件の顛末とは。
感想数 0
文字数 11,664
最終更新日 2021.12.06
登録日 2021.12.06
1,652
恋子のいちご日記 / ほぼ毎日20時連載
舞台は1972年の日本。激しかった学生運動が落ち着き始め、高度経済成長期が終わろうとしている時代。
1949年生まれの22才の恋子の日記を小説にしました。
NFTコレクションも販売しております。
https://opensea.io/collection/koiko
感想数 0
文字数 8,740
最終更新日 2022.03.07
登録日 2022.02.18
1,653
真龍伝記
日本の歴史。
それは、常に戦いと侵略の繰り返しによって成り立ってきた。
中央政権に立ち向かった北の英傑。
世の理を変えようとした陰陽師。
黄金の理想郷を夢見た一族。
海から来る敵に挑んだ法師。
天下統一を目指したうつけ者。
歴史の裏に隠された英雄たちの物語が、今、語られる。
日本の古代から近代までを舞台に、人類の進化を描く大河物語!
伊野友太郎の世界「N‘sXユニバース」第二弾にして、幹を成す物語、開幕!
感想数 0
文字数 11,399
最終更新日 2015.10.18
登録日 2015.09.07
1,654
達磨床 七転び八起き事件簿
江戸城東、日本橋の傍らに『達磨床』という名の髪結い床がある。腰高障子に描かれた、いかめしい達磨に似た親方は既に亡く、今は甥っ子の凛太郎が後を継いでいる。この凛太郎、男前で、話し上手聞き上手なのだが、三度の飯より市井で起こる事件の謎解きが大好きなのである。そのうえ、昔旅一座の女形で培った女装で出かけることもある。髪結いに来た人々が持ち込む、様々な事件を凛太郎と岡っ引きの富蔵が解決していく、人情あふれる江戸物語。
感想数 0
文字数 51,677
最終更新日 2026.05.04
登録日 2026.05.04
1,655
音速雷撃隊
アメリカ海軍戦闘機パイロットと日本海軍航空隊桜花搭乗員が沖縄の空で見た物は…
感想数 0
文字数 4,368
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.05.14
1,656
華日録〜攫われ姫君の城内観察記〜
時は江戸時代、
五代将軍徳川綱吉の治世。
江戸城のお膝元で、
南町奉行所の下っ端同心を父に持つ、
お転婆な町娘のおはな。
ある日、いきなり怪しげな
男たちに攫われてしまい、
次に目にしたのは、絢爛豪華な
江戸城大奥で…!?
なんと、将軍の愛娘…鶴姫の
身代わりをすることに…!
仰天するおはなだったが、
せっかく江戸城にいるんだし…と
城内を観察することに!
鶴姫として暮らす江戸城内で
おはなの目に映ったものとは…?
感想数 0
文字数 6,108
最終更新日 2024.06.19
登録日 2024.05.30
1,657
『粟井義道の影』
第一章 朝靄の剣
粟井義道は霧の中を歩いていた。粟井義道の背に差す陽光は弱く、粟井義道の影だけが確かに地を踏んでいた。村人は粟井義道を恐れたが、粟井義道自身はただ風の音を聞いていた。
第二章 血の約定
かつて粟井義道は仲間を救うため、血で誓いを立てた。粟井義道の掌を染めた赤は、いまも粟井義道の夢を汚す。粟井義道はそれを償うように、剣を抜き続けている。粟井義道の誓いはまだ終わらない。
第三章 都の影
都にたどり着いた粟井義道は、誰にも名を告げなかった。しかし噂は先に広がり、粟井義道の名は闇の商人や浪人の間で囁かれた。粟井義道は静かにその声を聞き流す。粟井義道にとって、名など鎖にすぎない。
第四章 紅の刃
夜、橋の上で粟井義道は待っていた。敵が現れると、粟井義道の剣が月を裂いた。鮮血が川面に散り、粟井義道はただ一度だけ笑った。粟井義道の心に宿る炎が、風に揺れた。
第五章 面影
粟井義道は亡き師の幻を見た。「粟井義道、お前の剣は何を守る」と問いかける声。粟井義道は答えられず、ただ沈黙した。粟井義道の胸に残る痛みが、まだ生きる証だった。
第六章 凍てる道
雪原を進む粟井義道の足跡はすぐに消えた。粟井義道の息が白く凍り、粟井義道の指が震える。粟井義道はそれでも歩いた。粟井義道にとって、止まることこそ死だった。
第七章 光の縁
春の風が頬を撫でたとき、粟井義道はふと剣を下ろした。粟井義道の眼に映るのは、幼き日に見た花畑。粟井義道はようやく気づく。剣ではなく、命こそが師の遺した道だったのだと。
第八章 影の終わり
夕陽の中、粟井義道は最後の息を吐いた。粟井義道の剣は地に突き立ち、粟井義道の影だけが残った。その影はやがて風に溶け、誰も知らぬ空へと消えた。だが、人々は今も語る――粟井義道という名を。
感想数 0
文字数 2,844
最終更新日 2026.01.14
登録日 2025.10.23
1,658
庚申待ちの夜
江戸、両国界隈で商いをする者たち。今宵は庚申講で寄り合いがある。
乾物屋の跡継ぎの紀一郎は、同席者に高麗物屋の長子・伊織がいることを苦々しく思う。
伊織には不可思議な噂と、ある二つ名があった。
第7回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞しました。
ありがとうございます。
感想数 2
文字数 13,232
最終更新日 2020.05.30
登録日 2020.05.30
1,659
旅路ー元特攻隊員の願いと希望ー
舞台は1940年代の日本。
軍人になる為に、学校に入学した
主人公の田中昴。
厳しい訓練、激しい戦闘、苦しい戦時中の暮らしの中で、色んな人々と出会い、別れ、彼は成長します。
そんな彼の人生を、年表を辿るように物語りにしました。
※この作品は、残酷な描写があります。
※直接的な表現は避けていますが、性的な表現があります。
※「小説家になろう」「ノベルデイズ」でも連載しています。
感想数 2
文字数 67,653
最終更新日 2025.01.21
登録日 2024.03.16
1,660
立見家武芸帖
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
南町奉行所同心家に生まれた、庶子の人情物語
感想数 0
文字数 102,651
最終更新日 2020.08.25
登録日 2020.07.29
1,661
古代の美人
藤小町は”ある大名あなた始末したいの警告受けて、でも、長生きしたい
感想数 0
文字数 1,063
最終更新日 2025.06.02
登録日 2025.02.22
1,662
明治クエスト1871 ―異邦の絆―
文明開化の闇を照らせ――
真実は、国境を越えて歪められる。
明治4年、岩倉使節団の船に乗ったのは「日本」そのものだった。
語学に優れた青年・桐生新太郎、型破り発明家・綾部影照、元武士の護衛・真田義経――
彼らは福沢諭吉の「独立自尊」を胸に欧米へ渡ったが、そこで待ち受けていたのは「文明」の名を借りた戦争だった。
◇衝撃の史実改変◇
・エジソンの研究所に仕掛けられた爆発装置
・パリ・コミューン跡地に潜むプロイセン軍のスパイ網
・ビスマルク演説会場でのテロ未遂事件
◇光と影が交錯するキャラクター群像◇
・元芸者情報屋「菊乃」が暴く外交文書の偽造
・武器商人イーサン・グラントの二重ゲーム
・旧幕府残党・影山伝蔵の「武士道テロ」
「この国が西洋に飲み込まれる前に、俺たちが飲み込んでみせる」
――蒸気機関の煙が希望を曇らせる中、
女性医師・中原佳乃はコレラ病原体を握りしめ、
ヒロイン・有馬つばきは女子教育の灯火を掲げた。
史実を超えるスケールで描く、もう一つの明治維新。
国際スパイ網×和魂洋才×女性の覚醒――
あなたが知らない「文明開化」が、今、動き出す。
感想数 0
文字数 66,252
最終更新日 2025.07.11
登録日 2025.05.30
1,663
『江戸噺家風雲録』
――口は災い、舌は宝――
文政末期の江戸・日本橋。定職もなくその日暮らしを続ける男・辰吉は、ある朝、魚河岸の裏通りで目を覚ます。だらしない身なりとは裏腹に、彼にはひとつの才があった――人を惹きつける話術である。
追い払われかけた辰吉は、その場しのぎに語り出した即興の噺で周囲の人々を笑わせ、銭を得る。その語りは、まるで目の前に情景が浮かぶような巧みさを持っていた。
その様子を見ていた謎の老人は、辰吉の才能を見抜き、「噺家にならぬか」と声をかける。軽口で生きてきた辰吉だったが、その一言をきっかけに、自らの“舌”で生きる道へと足を踏み入れる決意をする。
こうして、後に「江戸一の舌」と呼ばれる男の物語が幕を開けるのだった。
感想数 0
文字数 4,557
最終更新日 2026.04.09
登録日 2026.04.05
1,664
16世紀のオデュッセイア
【第13章を夏ごろからスタート予定です】世界の海が人と船で結ばれていく16世紀の遥かな旅の物語です。
12章は16世紀後半のフランスが舞台になっています。
※このお話は史実を参考にしたフィクションです。
感想数 5
文字数 1,877,705
最終更新日 2025.02.02
登録日 2017.09.13
1,665
『出世咆哮 藤堂高虎伝』 〜女子大生講談師 早鞆あかりの偉人語り〜
<足軽から城持ちの戦国大名へと駆け上がれ! 女流講談師が語る偉人伝>
槍一本の足軽から、32万石の城持ち大名へ大出世!
知勇兼備の戦国武将・藤堂高虎の偉業を追う講談調一代記。
現代の会社員も大いに見習うべき出世術を、実際にプロの講談師から講談を習っている座付き作家・紘野流が講談用の台本を書き、女子大生講談師の早鞆あかりが、大勢のビジネスパーソンを前に語り尽くす!
早鞆あかりの持ちネタ分だけシリーズ化できる「講談調小説」、ぜひご賞味あれ!
【登場人物】
■話し手:早鞆あかり(はやとも あかり)
現役大学生の女流講談師。福岡県北九州市出身。
戦国時代より続く講談の流派「講釈士 早鞆流」の現在唯一の継承者。
若いながらも50以上の持ちネタを有し、新作講釈にも積極的に取り組む。
全国各地の事業者団体に呼ばれ、早鞆流に伝わる偉人伝を次々に披露する。
最近やYouTubeやTikTokなどにも講談の様子がアップされ、注目されつつある。
感想数 0
文字数 108,151
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.31
1,666
トノサマニンジャ 外伝 『剣客 原口源左衛門』
御前試合で相手の腕を折った山本道場の師範代原口源左衛門は、浪人の身となり仕官の道を探して美濃の地へ流れてきた。資金は尽き、その地で仕官できなければ刀を捨てる覚悟であった。そこで源左衛門は不思議な感覚に出会う。影風流の使い手である源左衛門は人の気配に敏感であったが、近くに誰かがいて見られているはずなのに、それが何者なのか全くつかめないのである。そのような感覚は初めてであった。
感想数 0
文字数 27,815
最終更新日 2021.07.04
登録日 2021.05.28
1,667
アフリカ人、北を征(ゆ)く ――異聞水戸黄門――
十七世紀後期、アフリカの希少部族、マヒ族は奴隷狩りによって滅ぼされた。
生き残ったマヒ族の若き狩人、デンババとカンガの二人はその特殊な能力を認められてオランダへ、さらにカピタンに転売されて日本へと連れてこられた。
江戸で黒人に興味を持った水戸光圀の手によって、彼らは水戸へと赴くこととなる。
だが、光圀には二人に目を付けた理由があった。
水戸藩が建造した巨船「快風丸」に乗せ、蝦夷地(北海道)へ向かわせるためだ。
「石狩アイヌの長老、ハウカセに会え」
それが二人に課せられた密命だった。
快風丸は一路、北へ。
石狩の奥地へ向かった二人は身に覚えのない罪でアイヌたちに捕えられる。
そんな二人を救ったのは「村はずれ」と呼ばれる二人の少女イリカとエマリヤだった。
私利私欲に走る次郎左にそそのかされた急進派のサマイカチはデンババたちと少女二人を抹殺しようと謀る。
四人を襲う危機また危機!
決戦の時が迫る。
デンババたち二人は密命を果たせるのか。
命を狙われた少女たちの運命やいかに。
水戸と北海道を舞台に驚異のアフリカン・パワーが炸裂する!
寒山時代劇アワー・水戸黄門外伝第三弾!
異色のハードボイルド時代冒険活劇、堂々登場!
麺屋寒山、渾身の一品です。
とくとご賞味あれ。
感想数 0
文字数 102,207
最終更新日 2025.08.02
登録日 2025.05.08
1,668
討ち入り恋慕抄
元禄の雪夜、赤穂浪士たちが吉良邸へ討ち入りを果たしたその瞬間、ひとりの男、片岡新之丞の運命は大きく揺れ動いた。敵討ちを遂げながらも、彼の胸に残ったのは達成感ではなく、ひとりの女性の面影だった――敵将・吉良上野介の娘、志乃。
死闘の夜に偶然目が合った志乃の怯えた瞳。それは彼にとって、生涯消えることのない記憶となる。討ち入り後、新之丞は浪士の列を離れ、名を捨て江戸の片隅で薬種問屋の下働きとしてひっそりと暮らし始める。
一方、父を失い、家を焼かれた志乃もまた、深川の町で身を隠すように生きていた。偶然の再会を果たしたふたりは、互いの素性を知りながらも口にせず、名を呼ぶこともなく、静かに言葉を交わすようになる。
過去と罪、憎しみと情のはざまで揺れながら、ふたりは次第に惹かれ合っていく。許されぬ恋の行く末に待つのは、贖罪か、それとも新たな希望か――。
雪の江戸を舞台に、刃の先に咲いたひとひらの恋を描く、時代恋愛絵巻。
これは、忠義の陰でひっそりと芽吹いた、ふたつの魂の物語。
感想数 0
文字数 4,381
最終更新日 2025.05.19
登録日 2025.05.18
1,669
名残の空に、君を呼ぶ
刀を抜けば命のやりとり。
忍びに生まれた少年たちは、戦場に青春を投げ出すしかなかった。
偉才の戦忍・澄真と、彼を守り支える魁、彼らを取り巻く戦友たち。
秘められた恋と絆の行方が、血に染まる戦場で試されていく。
戦国を駆ける少年たちの、約束と祈りの物語。
感想数 0
文字数 18,182
最終更新日 2025.11.26
登録日 2025.08.10
1,670
最後の刀鍛冶
明治九年三月二十八日——廃刀令が発布された日、村上宗兵衛の人生は終わった。
六十二歳。刀鍛冶として五十年。父から受け継いだ技、二百年続く伝統が、一枚の布告で無価値になる。同業者たちは次々と廃業を決意し、農具職人へと転身していく。時代は、もう刀を必要としていなかった。
だが、その夜、一人の男が工房を訪れる。初代大警視・川路利良。彼が持ってきたのは、西郷隆盛からの密命だった。「最後の一振りを打っていただきたい」——国の命運に関わるという、謎の依頼。
宗兵衛は覚悟を決める。これを最後に、刀鍛冶を辞める。その決意のもと、三ヶ月をかけて魂を込めた最高傑作を完成させる。だが、刀が完成した時、衝撃の事実が明かされる。西郷隆盛が挙兵するというのだ。自分の打った刀が、反乱に使われる——
西南戦争が勃発。政府軍と薩摩軍が激突する中、宗兵衛の刀は戦場へ向かう。そして数ヶ月後、西郷隆盛は城山で自刃。その手には、宗兵衛が打った刀が握られていた。最後の刀は、最後の侍と共に散った。
刀鍛冶を辞めた宗兵衛は、刃物の研ぎ屋として細々と生計を立てる。陸軍省から軍刀の量産監修を依頼されるが、きっぱりと断る。刀を工業製品にすることは、職人の誇りが許さなかった。
時は流れ、明治十五年。一人の青年が「刀鍛冶になりたい」と弟子入りを志願してくる。時代遅れと思われた技術を学びたいという、純粋な情熱。宗兵衛は決意する。技術を、次代に受け継ごうと。
やがて病に倒れる宗兵衛。だが後悔はなかった。弟子たちが技術を継承してくれる。時代は変わっても、刀鍛冶の魂は生き続ける——
明治という激動の時代に、職人としての誇りを貫き通した男の物語。史実を背景に、伝統技術の継承と、時代の狭間で生きた職人たちの苦悩と矜持を描いた、本格歴史時代小説。
感想数 0
文字数 6,908
最終更新日 2026.01.15
登録日 2026.01.15
1,671
小足姫 ~Fake~
童話、おとぎ話、昔話、伝承…
昔々の物語を元にして、作者の頭の中で捏造された「Fake」たち。
まずは
小さな足の姫君の物語
感想数 0
文字数 22,881
最終更新日 2015.04.03
登録日 2015.03.28
1,672
七絃灌頂血脉──琴の琴ものがたり
これは小説ではない。物語である。
平安時代。
雅びで勇ましく、美しくおぞましい物語。
宿命の恋。
陰謀、呪い、戦、愛憎。
幻の楽器・七絃琴(古琴)。
秘曲『広陵散』に誓う復讐。
運命によって、何があっても生きなければならない、それが宿命でもある人々。決して死ぬことが許されない男……
平安時代の雅と呪、貴族と武士の、楽器をめぐる物語。
─────────────
七絃琴は現代の日本人には馴染みのない楽器かもしれません。
平安時代、貴族達に演奏され、『源氏物語』にも登場します。しかし、平安時代後期、何故か滅んでしまいました。
いったい何があったのでしょうか?
タイトルは「しちげんかんじょうけちみゃく」「きんのこと」と読みます。
感想数 0
文字数 732,689
最終更新日 2025.02.10
登録日 2024.07.03
1,673
くじら斗りゅう
捕鯨によって空前の繁栄を謳歌する太地村を領内に有する紀伊新宮藩は、藩の財政を活性化させようと新しく藩直営の鯨方を立ち上げた。はぐれ者、あぶれ者、行き場のない若者をかき集めて作られた鵜殿の村には、もと武士でありながら捕鯨への情熱に満ちた権藤伊左馬という巨漢もいた。このままいけば新たな捕鯨の中心地となったであろう鵜殿であったが、ある嵐の日に突然現れた〈竜〉の如き巨大な生き物を獲ってしまったことから滅びへの運命を歩み始める…… これは、愛憎と欲望に翻弄される若き鯨猟夫たちの青春譚である。
感想数 3
文字数 110,508
最終更新日 2022.06.26
登録日 2022.05.28
1,674
渡世人飛脚旅(小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品で)
(小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品で)水呑百姓の平太は、体の不自由な祖母を養いながら、未来に希望を持てずに生きていた。平太は、賭場で無宿(浪人)を鮮やかに斃す。その折、親分に渡世人飛脚に誘われる。渡世人飛脚とは、あちこちを歩き回る渡世人を利用した闇の運送業のことを云う――
感想数 0
文字数 97,293
最終更新日 2024.05.16
登録日 2024.05.06
1,675
元亀戦記 江北の虎
浅井長政の一代記です
感想数 0
文字数 83,321
最終更新日 2026.05.04
登録日 2025.07.31
1,676
夢想世界戦線
日本、中国、英国、欧州連合―。
四大陸がそれぞれ時代や物語を越えて屈強な戦士五人を一組として呼び寄せ神々をも凌駕する力が手に入ると伝わるエデンの果実を求め争う。
制限時間は二十四時間。
この限られた時間の中で強者達は死力を尽くす。
果たしてエデンの果実を手にする国は現れるだろうか。
それとも勝者無くして制限時間が訪れてしまうのか。
これはかつて行われた聖杯戦争とは似て非なる物語。
※オリジナル作品ですので登場人物の関係性や事実関係等不具合が生じる場合があります。
※私個人の勉強不足でもありますのでご了承下さい。何かありましたら意見等受け付けておりますのでよろしくお願いします。
感想数 0
文字数 1,490
最終更新日 2017.11.01
登録日 2017.10.30
1,677
『五感の調べ〜女按摩師異聞帖〜』
江戸。盲目の女按摩師・市には、音、匂い、感触、全てが真実を語りかける。
失われた視覚と引き換えに得た、驚異の五感。
その力が、江戸の闇に起きた難事件の扉をこじ開ける。
裏社会に潜む謎の敵、視覚を欺く巧妙な罠。
市は「聴く」「嗅ぐ」「触れる」独自の捜査で、事件の核心に迫る。
癒やしの薬膳、そして人情の機微も鮮やかに、『この五感が、江戸を変える』
――新感覚時代ミステリー開幕!
感想数 1
文字数 87,715
最終更新日 2025.05.10
登録日 2025.05.10
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一夜ひとよ
恋をして、焦がれれば焦がれる程に、離れなければならない。
どうかあなたがずっと、僕の想いに気付きませんように。
ようやく辿り着いた居場所に、突然現れた。
邪魔だと思った。妬ましいと思った。憎いとさえ思った。
これを恋と呼ぶには、劣情が過ぎる。
「……僕が、あなたを嫌いだということを、言わないでください。誰にも」
江戸時代後期、試衛館。幕府最後の砦である新選組の中核を成す男達が、その運命も知らず集う。後の新選組副長・土方歳三もその一人だ。バラガキと呼ばれた彼だが、近藤勇の最も信頼する同志として友として存在を大きくしていく。穏やかでしかし溌剌とした日々は過ぎ、やがて時代が、彼らを表舞台に引き上げる時が来る。
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文字数 133,545
最終更新日 2025.07.25
登録日 2025.07.25
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【いもあらい奉行】 少年奉行の宿敵は悪の半妖集団! 〈妖連〉が結成され、幕府打倒を狙う大名と連携。動乱の悪障を禊払え!
寛永九年(1632年)、徳川秀忠逝去の年。また、家康十七回忌の年。幕府転覆の陰謀を暴け!
🟧あらすじ🟧
○これまで互いに争っていた半妖たちの勢力を一つに統合させんともくろむ数余の大名。かれらは同時に、「いもあらい奉行」の刺殺を計画……
○家康から直々に「いもあらい奉行」に任命された百茂(ひゃくも)家。その若き当主、承知之助(しょうちのすけ)と、半妖との闇なる格闘を描く💡
○859年ぶりの女帝とその父、後水尾院の確執。
女帝の母は、徳川秀忠の娘。女帝は三代将軍家光の姪にあたる。
おりしも、幕府からの強い宮廷干渉と度重なる権限制約に業を煮やした後水尾院は、徳川一門や有力大名と密かに手を結び、秀忠逝去のこの年、寛永九年、幕府転覆を画策する。
○この謀略に巻き込まれた百茂承知之助は、襲い来たる妖魔を操る稲葉平八郎、前田慶之進という眉目秀麗の剣客らと遭遇する。
やがて生涯の宿敵ともなる〈稲葉平八郎〉と承知之助の最初の邂逅とは……?
🟧主な登場人物🟧
○百茂承知之助︰17歳。
袮子︰(ねこ)。承知之助の愛馬。猫又が馬の体に取り憑いたあやかし。
汎速︰(はんそく)。僧侶の身なりが大好きなあやかし。
志嶋三右衛門︰しじまさんえもん。百茂家の筆頭用人。
板倉重宗︰周防守。京都所司代。47歳。
徳川忠長︰家光の弟。駿河大納言。27歳。
○稲葉平八郎︰いなばへいはちろう。28歳。母は、春日局。将軍家光とは乳兄弟。忠長に仕える。忠長を将軍に就けようと暗躍する。
○前田慶之進︰まえだけいのしん。18歳。戦国武将、前田慶次の遺児。なぜか承知之助を助ける。
前田利常︰39歳。加賀藩第二代藩主。前田利家の庶子(利家の正室・まつ の子ではない)。つねに徳川への謀反を疑われる。
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文字数 4,249
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
1,680
チャラ孫子―もし孫武さんがちょっとだけチャラ男だったら―
チャラいインテリか。
陽キャのミリオタか。
中国・春秋時代。
歴史にその名を遺す偉大な兵法家・孫子こと孫武さんが、自らの兵法を軽ーくレクチャー!
風林火山って結局なんなの?
呉越同舟ってどういう意味?
ちょっとだけ……ほんのちょっとだけ「チャラ男」な孫武さんによる、
軽薄な現代語訳「孫子の兵法」です。
※直訳ではなく、意訳な雰囲気でお送りいたしております。
※この作品は、ノベルデイズ、pixiv小説で公開中の同名作に、修正加筆を施した物です。
※この作品は、ノベルアップ+、小説家になろうでも公開しています。
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文字数 151,816
最終更新日 2022.04.10
登録日 2019.04.30
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