龍爪花の門 ― リコリスゲート ―
成人の儀――それは、異界の魔物と戦う力となる、加護を授かるために執り行われる儀式である。
国が信仰する神により振れ幅はあるが、ほとんどが魔物との戦いを有利にするための加護が与えられた。
しかし、王太子の婚約者であるユスティティア・ルヴィエ侯爵令嬢は、その中で最も印象が悪く、呪われていると言われる加護を授かってしまう。
婚約破棄と共に家を追い出されることが確定してしまった彼女の未来を考え、不憫に思った国王が『慰謝料』という名目で与えたのは、王家が所有する中でも一番小さな領地であった。
彼女は、その地で呪われた加護が自分にとって最高の加護であることを知る。
これは、何も知らなかった彼女が再び出会った彼と共に、異界の魔物を招く【龍爪花の門】の謎に迫る――はずだけど、先ずは加護の力と知識を駆使して、生活基盤を整えようと必死になるお話である。
国が信仰する神により振れ幅はあるが、ほとんどが魔物との戦いを有利にするための加護が与えられた。
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