社長、俺のこと好きすぎじゃないですか?―キスから始まる溺愛オフィス―

“記憶のないキスから、若きカリスマ社長の溺愛に翻弄される――。”
藤堂 颯真(とうどう そうま)は、生まれつき色素が薄く、好奇な目にさらされてきた。
美しい外見にコンプレックスを抱えつつ、唯一採用してくれた企業に入社した彼は、入社二日目の歓迎会で少し飲みすぎてしまう。

記憶が曖昧なまま帰宅したはずが、翌日、理由も告げられず社長室に呼び出される。
そこにいたのは、若きカリスマ社長・黒崎 翔(くろさき しょう)。

「昨日、俺にキスしたよね?……覚えてない?」

もちろん記憶などない。
けれど、昨日は確かに酔っていた――。

その日を境に、翔の態度が一変する。

「颯真は可愛い」
「俺のそばにいればいいのに」

オフィスではやたら距離が近く、視線も言葉も甘すぎる。

そして、蘇り始める“あの夜”の断片的な記憶。
キス疑惑の“真相”も、やがて二人の関係を揺らす鍵となる――。

独占欲全開の社長に翻弄される、新入社員・颯真。
酔った一夜が始めた、甘くドキドキのオフィスラブ。


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