婚活パーティーで、国一番の美貌の持ち主と両想いだと発覚したのだが、なにかの間違いか?



 日本から異世界に落っこちた流星。
 その時に助けてくれた美丈夫に、三年間片思いをしていた。

 学園の卒業を目前に控え、商会を営む両親に頼み込み、婚活パーティーを開いてもらうことを決意した。
 二十八でも独身のシュヴァリエ様に会うためだ。
 お話出来るだけでも満足だと思っていたのに、カップル希望に流星の名前を書いてくれていて……!?

 公爵家の嫡男であるシュヴァリエ様との身分差に悩む流星。
 一方、シュヴァリエは、生涯独り身だと幼い頃より結婚は諦めていた。

 大商会の美人で有名な息子であり、密かな想い人からのアプローチに、戸惑いの連続。
 公爵夫人の座が欲しくて擦り寄って来ていると思っていたが、会話が噛み合わない。
 天然なのだと思っていたが、なにかがおかしいと気付く。

 容姿にコンプレックスを持つ人々が、異世界人に愛される物語。


 女性は三割に満たない世界。
 同性婚が当たり前。
 美人な異世界人は妊娠できます。
 ご都合主義。



24h.ポイント 362pt
1,643
小説 3,397 位 / 183,892件 BL 796 位 / 23,938件