正体不明小説一覧
11
件
山と海に囲まれた辺境の田舎町で23歳の相田一郎はまだ若いというのに惰性ともいえる人生を過ごしていた。変化の乏しい退屈な毎日ではあるが一郎はそんな生き方、そして生まれた頃から形をほとんど変えることのないノスタルジーに満ちたこの町を気に入っていた。そんな中、一郎は自家用車での通勤時に海岸沿いに生えた奇妙に歪んだ一本の木を目撃する。始まりは小さな違和感だった…”それ”は時を増すごとに加速度的に奇妙に醜く変異していくのであった。破壊される日常。ロボットのように感情を失ってゆく人々、作り変えられる不気味な生態系、それはなぜ何のために起きたのか? やがて若者たちは町の外を目指し集う。それぞれの思惑を胸に…そして謎が謎を呼び事態は思いも寄らない方向へと向かってゆくのだった。 ※一度完成した長編作品ですが全部書き直してます。
文字数 18,286
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.04.15
フリーの記者をやっている俺はある精神病院に取材に来ていた。
最近入院した患者の一人がなにやら尋常じゃない体験をしたらしいのだ。
病室に入ると、遠い目で「これは私への罰なんだ、目を逸らして捨てたから」
と呟いている男を見つけた。彼が件の患者なのだろう。
早速インタビューを始めよう……
文字数 2,110
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.02.29
黒木市に伝わる都市伝説。
「悪事を働く人間の元には、ブラックライダーが現れて『制裁』を受けさせる」
面白半分に噂される裏で、ブラックライダーは確かに暗躍していた――
※オムニバス形式作品です。
文字数 4,241
最終更新日 2024.02.27
登録日 2024.02.04
「寝てる間に大口開けてると色々入っていってしまうんですよ」
真っ暗な部屋に、異質な声が響く。
夜、いびきで眠れなかった「私」が体験したこと。
文字数 1,559
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.11.05
文字数 1,230
最終更新日 2023.08.16
登録日 2023.01.28
正体不明の男4人が宇宙の片隅でうだうだしてるお話。
山なし落ちなし意味なし話。
なんちゃって宇宙ファンタジー。
他サイトにも投稿しています。
文字数 26,437
最終更新日 2020.04.08
登録日 2020.04.06
主人公のカナは、幼い頃から空を飛ぶ為の訓練を受けていた。
訓練はとても厳しく、激しいものだったが大好きな空を飛ぶために必要な事だと思えばなんとか耐えられた。
そして、いつものように飛行訓練をしている際に突如として空に現れた、正体不明。
襲い掛かる正体不明と戦う日々の中で、自分が何のために空を飛んでいたのか理解していくカナ。
飛ぶ理由を、生きる理由を無くしたカナは、ある日偶然ナオという少年と出会った。
ナオとの出会いがきっかけでカナの心に変化が生じ、人間としての当たり前の感情を取り戻していく。
幾度となく襲い掛かる正体不明に対しカナは、ナオを守るために戦い、死ぬ事を決意する。
今、再びカナが空を舞う。
文字数 18,411
最終更新日 2018.08.26
登録日 2018.08.19
11
件