老い 小説一覧
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10件
1
少年の無垢を殺した性が、いま静かに死にゆく
性は、少年たちの無垢を殺す。そして長い年月を経て、その性自体も老いて死にゆく。けれど、どれほど性が消え去ったとしても、かつての無垢が戻ってくることは決してない。
老人となった康太さんは、ある研究の協力者として若い女性とセックスをすることになった。バイアグラで無理に勃起させた陰茎は、もはや生殖の機能を失いかけた抜け殻のような姿をしている。人生最後の射精を終えたとき、そこに残るのは、性的な機能が子供の頃に近づいたとしても、二度と無垢なちんちんには戻れないという絶望的な事実だけである。
2
老獣
老元傭兵と現役がたまたま平時に接点を保つ。
最後を看取り、弔い、現役はまた仕事に向かう。
3
下り坂に向けて
粗筋
定年を間近に控えた片倉(かたくら)惣一(そういち)は自宅の和室で爪を切りながら、ふと、前々から禁煙を試みようとしていた事を思い出す。また、その主な理由は定年を機会にして、自分に変化を求めるため……だと思っていた。一方でその定年退職という、人生のある種の節目に対して生じた淡い禁煙宣言が、奇妙な強迫観念に囚われている事にも気づく。
それは友人・御厨純也(みくりやじゅんや)に掛ける回顧。
自分が禁煙を思いついた発端となったのは、一考すると豪放磊落な御厨純也がうつ病を患ったという、意外な事実に起因するのではないか? そんな懐疑にも似た思いが、強迫観念に変わっていったことに。
片倉は共に青春を生き抜いた御厨純也との記憶を交えながら過去を顧みつつも、自分の第二の人生について思案を巡らし始める。
4
禊ごっこ
定年後、突然「清くなりたい」と霊山巡りに目覚めた元・鬼の商社マン。
“禊ポイント”を稼ぐつもりで挑んだ霊峰で、男は自分の底に沈んだ醜さと向き合う――。
ブラックユーモア仕立ての現代風刺怪談。
5
VTuberのその「次」は…?
ふと思ったことを文章にしてみました。VTuberのその「次」についての私の考えや、VTuberの「老い」について語っています。
6
花粉の季節
大学3年生の私は祖母の転院の手伝いをすることになり、1年振りに祖母に会うことになる。1年前は元気に話していた祖母は寝たきりになって会話をすることさえ出来なくなっていた。その事実が受け入れられない私は声をかけてやることができず、最初の面会が終わってしまう。声をかけられない自分は、ただただ未熟なのだと花粉に任せて涙を流す。祖母が亡くなるまでの心の病を抱えた少女のお話。
「自分が死ぬなら全く辛くないのに」
大好きな祖母の老いを目にした私の短編私小説
7
【短編024】 お礼回り:お礼の旅の終わりに残るもの
七十八年分の住所録を手に、富子は「ありがとう」を言い残した人々を訪ねていく。すでに消えた住所、変わってしまった記憶、そして変わらず残っていた想い。人と人のあいだに静かに積もった時間を辿るうちに、彼女自身の名前だけが最後に残っていく――。
8
変わらぬ想いの先に
治郎は荒れた畑で必死にクワを振った
9
【とある老人の人生】永遠のノスタルジア
既に悟りをひらいてる(?) とある老人のショートショートより短い小説です。わかりにくい人のための解説もアリ。
10
生涯の美貌(ショートショート)
生涯の美貌を求める女が、悪魔と交わした契約の落とし穴とは……。
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