ホラー 切ない小説一覧
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その館は、監禁された女たちの苦痛と哀願、欺瞞、妄執、残虐に溢れていた。
闇の支配者に取り入ろうと媚を売る女、他の女に罪を着せ拷問にかける女。増幅する女たちの狂気と悪意。
ある日、高校生の唯がこの館に囚われてしまう。
唯の家に居候していた幽霊のわたしは、幼い頃に亡くなった唯の姉のマイと一緒に、唯が生まれた時からずっと見守ってきた。わたしたちは監禁された唯を助け出そうとするが、幽霊なのでなにもできない。
誰もわたしたちの訴えを聞いてくれない。
繰り返される拷問と殺人。四肢を切断され、肉塊と化した死体は再利用される。
そして、ついに唯が闇に呑み込まれてしまう。
わたしとマイは、唯を助け出すことができるのか。
実際の事件をモチーフに、人間の怖さを描いた作品です。
残酷な表現があります。苦手な人はご遠慮ください。
以前に公開した作品を大幅に改題・改稿しました。
ラストも大きく変わっています。
〇エブリスタでも公開しています(内容は大きく変わっています)
○本作品はフィクションです。過去にあった事件を参考にしていますが、実在の個人・団体とは一切関係ありません。また、過去に実在した個人・団体も一切関係ありません。
表紙絵はノーコピーライトガール様よりお借りしました。
素敵なイラストがたくさんあります。
https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl
文字数 155,333
最終更新日 2023.03.11
登録日 2023.02.24
日々繰り返す刺激のない生活に辟易としていた愛斗は部活からの帰宅中──人気のない路地で『誘拐』されてしまう。
愛斗のことを愛していると名乗る、見覚えのないストーカー兼誘拐犯の彼。
しかし、彼の歩んできた過去や誘拐した訳を知り、愛斗の気持ちに形容しがたい『愛』が芽生えはじめる──。
一方で、世間では行方不明の愛斗の捜索が行われていた。
東京都で愛斗の行方を捜索する二人の刑事に、誘拐犯に恋する女性教員。
更には、行方不明になった女性教員の親友に、山口県警の刑事三人や誘拐犯の隣人、そして、かつて愛斗の心に傷を負わせた先輩とその恋人。
彼らもまた、歪んだ愛情を抱き、世間に苛まれながらも、心憂い過去を経てきていた。
さまざまな視点を交え、事件の真実と個々に隠された過去、更には彼らの『繋がり』が解き明かされていく──。
この事件、そして、各登場人物の恋路の行き着く運命とは──?
大量の伏線を張り詰めた、ミステリー風、サスペンス&青春ホラー。
※本作はBLを主に3L要素が含まれます。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 120,349
最終更新日 2022.07.13
登録日 2021.10.01
地方の旧家に生まれた雅文は、進学先の大学で出会った咲良に恋をした。
理想的な交際を進めていた二人だが、雅文の家の事情から無理やり引き離される。咲良を思い切れないままに日々をすごしていた雅文は、偶然出かけた仕事先で彼女を発見してしまう。
再会をはたした雅文はとまどう咲良に再び迫り、二度と彼女の存在を手放すまいと画策する。
文字数 109,841
最終更新日 2022.06.18
登録日 2022.04.21
貧しい砂漠の町に住む青年アロンは、将来を誓い合った身体の弱い幼なじみエミリマのため、霊薬を探しに訪れた危険な遺跡から帰ってきた。
霊薬を飲んだエミリマは体調を戻しつつあったが、その後アロンは別人のように非情な態度で別れを告げる。
彼のことをよく知るエミリマには、違和感があった。
「……おかしいよ」
「何が」
「たとえリュシャーヌ姫を好きになったとしても……アロンは、こんな別れ方をする人じゃない」
*
閲覧ありがとうございます。完結しました。重め、怖めなファンタジーをのぞいてもいいかなという方、お待ちしています。メインではありませんが一部、暴力、残虐なシーンがありますのでご注意ください。
文字数 13,247
最終更新日 2021.07.07
登録日 2021.06.28
古くから奇妙な祟りに見舞われる名家・白神家。その一族を救うことができるのは、異国の風貌を持つ不思議な少年・ギルバートだけだった。
文字数 108,210
最終更新日 2019.12.31
登録日 2019.12.31
満月が浮かぶ深夜、『高月 真尋(たかつき まひろ)』は残業を終え人気のない夜道を歩いていた。
空腹だった彼は遅くなった夕食を求め道沿いにあるレストランに足を踏み入れる。
レストランにいたのはシェフとして働く1人の少女『門永 零(かどなが れい)』。
彼女は閉店直前にも関わらず真尋を飲食店に招き入れる。
天使のような笑顔に真尋は零に一目惚れの感情を抱きながら席に腰かけ料理を注文する。
誰にも邪魔されず女の子と2人きりの心躍る空間。
豪華な晩餐を味わう最中、ふと零は月を見上げて言った。
「今宵も月が綺麗ですね・・・・・・」
誰でも共感を抱くただの一言・・・・・・しかし、真尋は知る由もなかった。
それがこれから起ころう悪夢の始まりだった事に・・・・・・
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挿絵は道化ウサギさんの提供です!ありがとうございました!
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文字数 14,666
最終更新日 2019.01.31
登録日 2019.01.28
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