ホラー 怪談小説一覧
会社の帰り道。
俺は公園に行くのが日課だ。
夜の公園は人がいなくて静かだから、ホッとするんだよね。
今日もはやる気持ちを抑えて、公園へと向かった。
文字数 953
最終更新日 2020.12.26
登録日 2020.12.26
道から堕ちる果てには魔道、道から外れる果てには外道、
望み求めて欲せども、いずれ道も尽き果てる……残るは虚しい足跡ばかり。
人の世を捨てて、妖怪変化の名を冠する異能を修めた『魔道師』と、
人の世から外れ、身も心も魑魅魍魎と化してしまった『外道』。
──いったい何が違うというのか?
……民俗学者を目指す青年・源信一郎は望まぬままに魔道師『木魂』の能力を授けられ、人間のルールから外れた者として生きていくのを余儀なくされてしまった。
そんな彼を魔道の深みへと引きずり込むようにつきまとうのは、破戒僧『幽谷響』。自らの本名を明かさず、妖怪の名前を名乗る不思議な男の導きにより、信一郎は「人間でありながら人間以上の何か」になってしまった外道とのいざこざに巻き込まれていく。
一章完結型の伝奇ホラー小説です。箸休め感覚で楽しんでください。
挿絵は友人の『くろやけい』氏が描いてくれたものです。ありがとうございます。
https://www.pixiv.net/member.php?id=33963
文字数 272,300
最終更新日 2020.08.05
登録日 2019.11.24
文字数 4,124
最終更新日 2023.10.21
登録日 2023.10.21
夜、家に帰ろうと夜道を歩いていた。
すると、家から100mほど離れた場所に来ると、ベランダに黒い影が浮かんでいた。
よく見ると、
文字数 461
最終更新日 2021.03.15
登録日 2021.03.15
この町では今、近日オープン予定のとあるお化け屋敷が話題になっていた。
その名は『メゾン・ド・ストレンジ』。
それは、あたかも自分がVR空間の主人公になったかのように体験できるお化け屋敷だ。
森の匂い、風のそよぎ、ものをさわる感触などが完璧に体験できる。
どうやら、ただのヴァーチャルリアリティではないらしい。
そんな時、ホラー好きの大早子規は学校帰りに、史上最高の幽霊・サイコと出会う。
サイコは子規の名前を「オバケ・ヤシキ」と勘違いし、メゾン・ド・ストレンジのお化け屋敷コーディネーターに勧誘しに来たのだ。
そう、メゾン・ド・ストレンジとは幽霊と妖怪たちが運営するお化け屋敷だったのだ。
誤解はとけたものの、どうしてもサイコの話が気になった子規。
勧誘を受け入れ、ウワサのお化け屋敷のコーディネーターとなった。
店長であるキュウビと打ち合わせを重ねながら、次々とお化け屋敷のストーリーを書いていく子規。
そして『よくない人形』というストーリーで、これまでで一番の絶叫を引き出すことに成功する。
初めは一台だったVRゴーグルも、追加で四つに増やし、順番待ちを減らした。
幽霊・妖怪たちはお客さまの絶叫に毎回大喜び。
人間たちの恐怖の表情にお腹を抱えてヒイヒイ笑う。
それに子規は嬉しくなると同時に、もっとがんばって怖いストーリーを書こうと思った。
しかし怖すぎて、泣かれてしまうんじゃないかと心配になったこともあった。
その時には、キュウビが「むしろ、喜ぶべきだ。怖いものを書いたのだから。
そんなことは〝怖くなかった〟といわれたときに、悩むべき」と励ましてくれたのだった。
ある日、友人の一颯が遊びにやって来た。
ホラー好きの一颯はただのお化け屋敷では驚かない。
つまり、『本物が目の前に現れる』。
キュウビとサイコの正体をバラす……それが、一颯にとっての恐怖だった。
子規はホッと胸をなで下ろす。
「よかった。一颯に最高の恐怖体験を味あわせてあげられた」
表紙:ノーコピーライトガールさま
文字数 79,974
最終更新日 2023.07.31
登録日 2023.07.31
ある学園の怪談より抜粋。
即興小説リメイク作品(お題:ぐふふ、ピアノ 制限時間:15分)
リメイク前初出 2020/05/19
この作品は「pixiv/note/小説家になろう/カクヨム」にも掲載しています。
文字数 515
最終更新日 2020.07.23
登録日 2020.07.23
深夜、2階のトイレに行く私。
用を済ませた後、ふと窓の外が気になったので開けてみた。
すると、遠くにかかる橋に、じっと人が
文字数 518
最終更新日 2021.03.14
登録日 2021.03.14