伝記小説一覧
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夏目漱石の『吾輩は猫である』を始め、漱石作品やマンガを読むのが大好きな、5歳の猫の話。時代設定は2021年(令和3年)。
小説家に飼われている無名の猫は、寝るのが好きで夢と現実の間を行き来しながら、猫語を解するお家の赤ちゃんと夏目漱石の作品に付いて話し合うのでした。
精神も荒(すさ)みがちな時代の中では、愛や文学が一層、価値を持つ。無名猫が希望を持って生きていく物語です。なおアルファポリス掲載に際し、感染病に関する記載を一部、変更しています。
また、この作品は2022年4月、「小説家になろう」で完結済みです。→https://ncode.syosetu.com/n7966hm/
文字数 140,488
最終更新日 2022.09.02
登録日 2022.07.31
「お前、ホントに人間か?」
無職の青年、九(いちじく)光太はそんな問掛けと共に理不尽にも射殺された。
極々、平々凡々とした日々を送ってきた光太を襲った狂気。その瞬間から、彼の中の何かが壊れていく。
伝説の武器を持つ英雄や神と契約した幻想遣いと呼ばれる者達が影で暮らしている世界。
復讐の為に、愛する人を殺す話。
※PIXIV、カクヨムにも掲載しております。
文字数 149,732
最終更新日 2022.08.18
登録日 2021.10.30
――頃は明治 絵描きの話をしよう――
明治二十二年、ひとりの少年が東京美術学校に入学するために上京する。
岡倉天心の「光や空気を描く方法はないか」という問いに答えるために考え描かれていく彼の作品は出品するごとに議論を巻き起こす。
伝統的な絵画の手法から一歩飛び出したような絵画技術は、革新的であるゆえに常に酷評に晒された。
それでも一歩先の表現を追い求め、芸術を突き詰める彼の姿勢は終生変わることがない。
その短い人生ゆえに、成熟することがない「不熟の天才」と呼ばれた彼の歩んだ道は決して楽ではなかっただろう。
その人は名を菱田春草(ひしだしゅんそう)という。
表紙絵はあニキ様に描いていただいたものです。
文字数 121,438
最終更新日 2023.06.18
登録日 2023.05.17
村上愛子は、行方不明になった父親を探している。
大人達は言う。「忘れなさい」「お母さんが悲しむよ」と。
だがそれで諦められるのなら、『子供』などやっていない。
愛子は夏休みの自由研究を口実に、父親を探すことにした。
仲間は、同級生の香田太一ただ一人。
手がかりは、父親が失踪直前に寄越した「龍を見た」という不可思議なメールのみ。
『まっとう』な探し方なら、大人達が散々やった。だから自分は、御伽噺から手を付ける。
『何か』に導かれるように地域の伝承を調べるうち、徐々に見えてくる龍神伝説と、そのきな臭さ。
果たして、二人の中学生は行方不明事件の真相に辿りつけるのか。辿り着いて良いものなのか。
青春と伝記とSFのごった煮。
※『小説家になろう』樣、『カクヨム』様、『ハーメルン』樣にてマルチ投稿しています。
小説家になろう作品ページ
https://ncode.syosetu.com/n2147hl/
カクヨム作品ページ
https://kakuyomu.jp/works/16816927860121436837
ハーメルン作品ページ
https://syosetu.org/novel/279151/
文字数 2,362
最終更新日 2022.02.08
登録日 2022.02.08
ある王国で開かれた饗宴に招かれた一人の男は、かつて訪れた地で目の当たりにした、魔訶不思議な光景の数々を王に語った。
それは事実か、或いは男の口から出まかせなのか。
どこかにあるようでどこにもない、異世界綺譚をご覧あれ。
文字数 10,468
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.03.23
「ごめん!いま地獄にいて、お祀りに間に合いそうにないから、今回だけ頼みます!」
参考サイト
警視庁Webサイト:https://www.npa.go.jp/index.html
裁判所:https://www.courts.go.jp/index.html
内閣府:https://www.cao.go.jp/
熊谷さとるのホームページ【移転版】:https://dusklog.fc2.net/
文字数 50,270
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.02.29
源範頼は炎の中、幻覚を見た。それは昔、弟の義経が語っていた天狗という存在だった。天狗は牛若こと義経の敵討ちの為に鞍馬山から降りてきたという。方向音痴な天狗と兄、頼朝に謀殺される筈だった範頼との珍道中。
文字数 30,794
最終更新日 2020.06.28
登録日 2020.05.30
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