魔性の女 小説一覧
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25歳の望月日陰はキャビンアテンダントとして航空会社に勤めていた。ある日、10年以上付き合って結婚を約束した恋人と友人陽子の裏切りを知る。今まで仕返しが怖くて陽子にやられっぱなしだった日陰だが余命1年を宣告され自分を裏切った恋人と友人への復讐を誓う。余命1年で怖いものなしになった日陰は若きホテル王の白川緋色からの突然呼び出されプロポーズをされる。緋色は2歳の息子に母親が自分の出産で死んだことを悟られない為に、1年後に死ぬ日陰が必要だと言う。日陰は余命1年で諦めかけていた母親になる夢を叶えられると思い、彼との結婚を決めた。男に裏切られ続けた日陰は緋色に惹かれないようにするが、彼に女としても求められ戸惑ってしまう。緋色は前から日陰を知っていて、彼女に特別な思いを抱いていたのだ。緋色の協力もあり陽子の婚約パーティーで復讐を果たすも、その日を境に隠されていた真実が明るみになっていく。日陰の出生の秘密に、20年前の殺人事件、さらには大きな陰謀の渦に日陰は巻き込まれていくのだった。これは余命1年を告げられた主人公が激動の25歳を送り幸せを掴み取るまでの話。
文字数 108,890
最終更新日 2025.10.18
登録日 2025.10.18
3
地味で目立たず、ただ真面目に働く王宮の女官・エミリア。
しかし彼女の正体は――剣術・魔法・語学すべてに長けた首席卒業の才女にして、実はとんでもない美貌と魔性を秘めた、“自覚なしギャップ系”最強女官だった!?
王女付き女官に任命されたその日から、運命が少しずつ動き出す。
訛りだらけのマーレン語で王女に爆笑を起こし、夜会では仮面を外した瞬間、貴族たちを騒然とさせ――
さらには北方マーレン国から訪れた黒髪の第二王子をも、一瞬で虜にしてしまう。
「おら、案内させてもらいますけんの」
その一言が、国を揺らすとは、誰が想像しただろうか。
王女リリアは言う。「エミリアがいなければ、私は生きていけぬ」
副長カイルは焦る。「このまま、他国に連れて行かれてたまるか」
ジークは葛藤する。「自分だけを見てほしいのに、届かない」
そしてレオンハルト王子は心を決める。「妻に望むなら、彼女以外はいない」
けれど――当の本人は今日も地味眼鏡で事務作業中。
王族たちの心を翻弄するのは、無自覚最強の“訛り女官”。
訛って笑いを取り、仮面で魅了し、剣で守る――
これは、彼女の“本当の顔”が王宮を変えていく、壮麗な恋と成長の物語。
★この物語は、「枯れ専モブ令嬢」の5年前のお話です。クラリスが活躍する前で、少し若いイザークとライナルトがちょっと出ます。
文字数 61,298
最終更新日 2025.08.03
登録日 2025.07.19
4
貝塚弘は高校の同級生だった木村綾乃と偶然再会する。
それはとある銀座の高級クラブでのことだった。
「いらっしゃいませ。初めまして麗香と申します」
その時、貝塚は麗香が綾乃だとは気付かなかった。
綾乃は「ファム・ファタール」男を破滅させる女だった。
文字数 15,536
最終更新日 2024.04.24
登録日 2021.03.18
5
時は大正、小説を書くため、そして、自身の地位を築き自由を謳歌するため、多くの男女と戯れに関係を持つ女流作家、夜羽真紅(よはねしんく)を主人公とした物語。
文字数 14,693
最終更新日 2024.01.07
登録日 2023.12.31
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伯爵の息子オスカーは容姿端麗、若き騎士としての名声が高かった。幼馴染であるエリザベスはそんなオスカーを恋い慕っていたが、イザベラという女性が急に現れ、オスカーの心を奪ってしまう。イザベラは魔性の女で、男を誘惑し、女を妬ませることが唯一の楽しみだった。オスカーを奪ったイザベラの真の目的は、社交界で人気のあるエリザベスの心に深い絶望を与えることにあった。
文字数 33,342
最終更新日 2023.08.27
登録日 2023.05.15
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最終列車で知り合った彼女。
キッカケは彼女に付いていた糸屑。
取ってあげた後のお礼の言葉?と
笑顔がとても素敵でした。
文字数 2,489
最終更新日 2018.11.25
登録日 2018.08.05
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