「チタン」の検索結果
全体で56件見つかりました。
※過激な性的表現はありません。ある少女が殺される。その家の子を守るために祀られていた古い市松人形は、その子の亡骸に取り憑き、ある場所に運ぶ。そこで、最新作のチタン合金の骨格を持つリアルドールに少女の魂を移した。彼女の戦いが始まる。
文字数 69,549
最終更新日 2023.09.17
登録日 2023.07.30
君は僕に不満なんてない、そう思ってた。
だって僕といるとき、君はずっと笑ってたから。
けど僕は今日、君から別れを告げられた。
文字数 675
最終更新日 2019.09.22
登録日 2019.09.22
--あの夏、彼女は記憶を失くした。
僕たち二人は恋人だった。
けど、彼女は事故でほとんどの記憶を失って以来、何も思い出してはくれなかった。
僕は彼女とした約束を果たすため、彼女を病院の外へ連れ出した。
文字数 1,531
最終更新日 2019.08.04
登録日 2019.08.04
私は魔法が使える。時を超える魔法。
そうして私は毎晩あなたに会いに行く。
まぶしい時間、今ではもう戻れないあの頃に……。
文字数 678
最終更新日 2019.08.08
登録日 2019.08.08
人の賑わう都会の喧騒を見下ろすように、突如として謎の飛行物体がビル群の上空に現れた。
飛行物体は毎日現れては、街の大通りに沿うように飛び、気付けば忽然とどこかへ消えていく。
世間では「あの謎の飛行物体の正体は何なのか?」と話題になるが……。
文字数 1,485
最終更新日 2019.10.13
登録日 2019.10.13
新鷹荘(あらたかそう)。
3階建、鉄筋コンクリート造り。
そのマンションの104号室には天使と悪魔が住んでいる。
文字数 6,193
最終更新日 2020.01.25
登録日 2019.09.22
彼女の脳を取り戻すため、俺は自分の脳兵器に詰め込む
「苦しいんです。ここから出たいんです。この狭い宇宙服の中から」
ケイスがドキリとする。生体材料とチタン、炭素繊維のハイブリッドに詰め込まれた脳と人工の内臓と筋肉。
ゴーグル型の瞳から見える世界。人工の心肺での呼吸。ケイスにとっては潜水服に詰め込まれた感覚。
「苦しいんです」
メイサが無造作に奪ったグロッグをへこんだこめかみの辺りに当てる。躊躇なく引き金を引いた。
ゴキンと痛々しい金属音。首が左に吹き飛ばされるが、上体は崩れていない。首を再び戻すと、もう一度引き金を引いた。
再度、重々しい金属音。ピシャリと何かが飛び散った。
あまりの光景にレイチェルが手で顔を覆う。
損傷した頭部から、青い液体が流れ出す。
「安定液が・・・」
ヴァレティナが口を手で覆った。
頭部を覆っているチタン製の槽が壊れ、内部の安定液、青色の液体が流れ出している。
メイサの上体がガクガクと震え左に傾いだ。それでもまだ、グロックを持った腕がゆっくりと上がっていく。
※小説家になろうをはじめ、複数のサイトへ作品を投稿しています。
※TW: @kulokulo_net
文字数 100,103
最終更新日 2019.11.09
登録日 2019.09.30
西暦2420年。
人類の発展は遂に最高潮に達した。
人工食物で食糧危機は回避され、医療機械が病を駆逐した。
ただし、それは『富裕国』だけの話だ。
人類は発展を極めてもなお、貧富の差を埋めることは叶わなかった。いや、埋めようとすらしていないのかもしれない。
『理想郷』の裏側、『貧困国』の青年達は死に臨み何を想うか……。
文字数 2,171
最終更新日 2020.04.04
登録日 2020.04.04
「なぁ、ヤンデレな姉ちゃんっていいよな」男たちの熱い萌え語りが今、始まる!!*この話に美少女は出てきません。*不定期更新ショートショート置き場
文字数 4,140
最終更新日 2021.06.06
登録日 2021.06.03
ここは動物園。
動物たちは見せ物にされ、人間はそんな動物を眺めて楽しむ、そんな場所だ。
しかし人間は自分たちもまた見られていることには気付いていない……。
俺の趣味は"人間観察"だ。
毎日、動物園で繰り広げられる人間模様を眺めている……。
文字数 3,474
最終更新日 2019.12.24
登録日 2019.12.24
日本はキューピッド界も大不況。
業績は悪化の一途、少子化は止まるところを知らない。
そんな日本で万年平キューピッドとして働く平助は、毎日安酒をあおりながら同僚の凡田と愚痴三昧。
平助と凡田、今日も二人の愚痴は止まらない。
文字数 1,329
最終更新日 2020.02.11
登録日 2020.02.11
「意識のない男」は人間と全く区別がつかない。
「意識がない」と言っても、眠っているわけじゃない。そもそも「意識」というものが無いんだ。
「意識がない」と言っても、彼はジョークを聞けば笑うし、殴られれば怒鳴って殴り返す。
けど、そのとき彼には「楽しい」という意識も、「怒り」という意識もない。
これはそんな「意識のない男」にまつわる話だ……。
文字数 1,753
最終更新日 2019.09.15
登録日 2019.09.15
"君は物憂げな顔で遠くを見つめている時がある。
そんな顔を見るのは決まって夏だ。"
「ぼく」の恋人である「君」には幼馴染みがいた。
君と幼馴染みの彼は多分互いに想い合っていて、きっと将来は結ばれるのだと信じていた。
けど君は今ぼくの隣にいる。
そう、ぼくらの過ごす今の時間は、物語で言えばさしづめバッドエンドの後の話なんだろう……。
文字数 1,402
最終更新日 2020.03.20
登録日 2020.03.20