「果実」の検索結果
全体で255件見つかりました。
文字数 15,584
最終更新日 2017.05.24
登録日 2017.05.21
『共有された終末:僕の予知夢と、親友の最適解』
「なぜ僕だけが未来を知り、なぜ親友だけが正解を知っているのか。僕らが世界を救う鍵は、親友との『別れ』の先にある──。」
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キィィィィィン――。
不意に、ごく微かな高周波音が脳に突き刺さった。
平和だった午後の授業。その穏やかな空気を引き裂くように、不快な音は少しずつ、確実に音量を増していく。
「な、なんだよこの音…」
「頭痛くなってきた…」
教室のあちこちで、そんな囁きが伝染していく。
僕だけじゃない。全員に、この音が聞こえている。
その事実に気づいた瞬間、安堵ではなく、得体の知れない恐怖が背筋を駆け上がった。
そして、唐突に。
全ての音が、消えた。
まるで世界から音が奪われたかのような、真空の沈黙。
次の瞬間。
ズグゥン…ゴゴォゴ…ゴ…ゴ…ゴゴゴゴォ…!
鼓膜を突き破るような轟音と共に、凄まじい衝撃が僕たちの体を叩きつけた。
舞い上がる粉塵、砕け散るガラス、生徒たちの絶叫が、阿鼻叫喚のオーケストラを奏でる。
やがて、粉塵がゆっくりと晴れていく。
僕が呆然と見つめる先、吹き飛んだ壁の向こうには、何度も夢に見た光景が広がっていた。
熟しすぎた果実のように、赤黒く染まった天。
そうだ。知っていた。
僕は、この光景を知っていた。《《夢じゃない》》。これは、現実だ。
遥か上空、渦を巻く雲の裂け目から、ゆっくりと「ソレ」は姿を現す。
一つの巨大な「眼球」。その中心にある底なしの瞳が、地上の僕らを、ゴミのように見下ろしていた。
絶望と、なぜかほんの少しの安堵が入り混じった、奇妙な感覚。
世界が終わることを、心のどこかで受け入れてしまっている自分がいた。
だが、僕の隣で、幼馴染の鈴木仁だけは天を見ていなかった。
彼は、床の瓦礫の影から染み出す、黒い液体のような「何か」を睨みつけていた。その「何か」が、近くで動けないでいる女子生徒に滑るように近づき、その体を躊躇なく引き裂く。
予知夢には、決して出てこなかった光景。
僕の思考は完全に停止し、手足の震えが止まらない。
「夢見てる場合か!今は《《生きることだけ》》考えろ!」
仁が、僕の腕を掴み、無理やり走り出させる。
その手は、驚くほど冷静で、力強かった。
なぜだ、仁。
なぜお前は、この地獄の中で、まるで『答え』を知っているかのように動けるんだ?
なぜ僕だけが、この世界の終わりを知っていたんだ?
僕の『予知夢』と、親友の『最適解』。
二つの秘密が重なる時、世界の本当の姿が牙を剥く。
これは、絶望的な世界を生き抜く、僕と彼の物語。
文字数 41,332
最終更新日 2025.08.29
登録日 2025.07.24
これは、夢を追いかけ続けた男と亜人の女の子が種族を超えて結ばれるショートストーリー。
彼女の子宮は、子種汁に恋をする。
文字数 13,552
最終更新日 2025.04.11
登録日 2025.04.11
地球に住めなくなった人間は、ある星に移住した。上手く適応できたと思った人間だが、大人と女性は長く生きられなかった。その星「ノア」には不思議な植物があった。愛し合う二人が育てると、実が成って赤ん坊が生まれるのだ。
人間がノアに移住して半世紀ほどが経った頃、ある青年が自給自足カフェを作り、仲間を募った。そこに集まった7人で、畑を耕し、カフェを開いた。一番年上で、絶世の美男であるレインは、ある男の心を確かめるべく、愛の果実が実るラブフラワーを取りにカフェのメンバー二人を連れて丘の向こうへ出かけた。しかし、そこに待ち受けていたのは二本足で歩く、獣の顔をした獣人だった。彼らに捕まり、服を引き裂かれ、ザラザラした鉄の棒で胸を突かれる。
文字数 45,256
最終更新日 2022.12.30
登録日 2022.12.13
男は死んだ。 あの世とこの世の狭間で女神と出会う。 女神が持つリンゴは一口食べると大変。 それを男は口にしてしまう。 この物語は男がどうして禁断の果実を口にしてしまったかのお話です。
文字数 2,856
最終更新日 2023.06.17
登録日 2023.06.17
太古の昔。
生命の主である神という一つの存在が人や動物、火や水、風や木々等が、多くの生命が共に暮らしていた世界。
生きるモノ全てが神を敬い、神もまたそんなモノ達を愛していた。『楽園』そう呼ばれていた世界がそこにはあった。
けれど神は、突如としてその姿を消した。
禁断の果実、知恵の実。多くの名と由来を持つその果物を人が食らってしまったからである。
人以外の生命は口を揃えて言う「神を怒らせた」だから神は我々の前から消えてしまったのだと。
楽園と呼ばれたその世界は次第にその名を地に落とし、世界が元は楽園だった事すらも忘れる程に朽ち果て、変わり果てていった。
人は、悲しみと共に罪を生んでしまった。他から蔑まれ、異端モノ烙印を刻まれてしまい生命の輪から外れてしまったのだった。
だが、たった一つの種族だけ、人に寄り添った。
それは「蛇」だった。
神を激昂させた真の原因。楽園を破滅へと導いた張本人であった。
どの生命からも後ろ指を指される世界で、蛇はその姿を変え、名前も『竜』と呼ばれるモノへと変え再び人へと近付いた。
それは、再び人を陥れようとする目論見があるからか、それとも・・・。
文字数 211,324
最終更新日 2022.08.23
登録日 2022.07.20
イギリスで ある種別の 果実を手にした青年が 日本に帰り 青森で もうひとつの果実を手にし 新しい物語を創る
文字数 1,504
最終更新日 2022.01.03
登録日 2022.01.02
今年大学生になった小野田珠雨は、古民家カフェでバイトしながら居候している。カフェの店主、浅見禅一は現実の色恋は不得手だという草食系の男だ。
ある日母がやってきて、珠雨は忘れていた過去を思い出す。子供の頃に恋心を抱いていた女、あざみは、かつて母の夫であった禅一だったのだ。
女の子でありたくない珠雨と、恋愛に臆病になっている禅一との、複雑な関係のラブストーリー。
主な登場人物
小野田 珠雨(おのだ しゅう)…主人公。19歳の女の子(一人称は俺)大学生
浅見 禅一(あざみ ぜんいち)…31歳バツイチ男性 カフェ経営
※他の投稿サイト掲載分から若干改稿しています。大きくは変わっていません。
文字数 21,242
最終更新日 2021.12.09
登録日 2021.11.25
文字数 7,704
最終更新日 2023.09.17
登録日 2023.09.17
『天のかけら地の果実』シリーズのスピンオフ。
『天のはかり竜のめざめ』の八澤晶の双子の妹の萌が主人公。
女性オメガの話です。
24歳で結婚を機に美容室の店長を任された萌が、オメガバースに巻き込まれていく展開になります。
今回、BL要素はほとんどありません。
平凡な女性がオメガバースの体制に巻き込まれる話です。
ちなみに、このシリーズを時系列で並べると、
『天のゆりかご獣のすみか』
→『天の秤竜のめざめ』
→『天のかけら地の果実』です。
HP、pixiv、エブリスタ、なろうに掲載中。
文字数 7,128
最終更新日 2021.09.17
登録日 2021.09.13
遠い未来。《生命の樹》に蝕まれた世界を救うために目覚めた男。そこで彼が出会ったのは、《オレンジ型循環》の中で生きる少女だった。
楽園追放の原因となったその果実は林檎ではなく、オレンジだったという。また、冥界の王が妃に食べさせたのも、柘榴ではなくオレンジだったという。みずみずしくあふれ出る果汁は生命のスープ。全てはオレンジから生まれ、オレンジに還る。
文字数 10,492
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.11.29
私は、子供を産んで入院することになるのだが、案内された部屋は少し奇妙な部屋だった。
これは、その病室で起こった看護師さん絡みの話。
文字数 910
最終更新日 2019.08.09
登録日 2019.08.09
◆殆どないってことは/まだあるってことよ/夢なんてそんなものじゃない?◆
惑星警察刑事×テラ連邦軍別室員シリーズPart17[全38話]
AD世紀から三千年の現代で千五百年前に軍人で画家だった人物の絵画の贋作が摘発される。そこでシドとハイファに下った別室命令はその画家の真作を一週間護ること。すぐさま持ち主の住む星系に飛ぶと、百億クレジットを超える価値ある絵の持ち主は財閥の夫に死なれた若いデザイナーだった。テラ連邦までが狙う絵には何やら秘密があるようで……。
▼▼▼
【シリーズ中、何処からでもどうぞ】
【全性別対応/BL特有シーンはストーリーに支障なく回避可能です】
【ノベルアップ+にR無指定版/エブリスタにR15版を掲載】
文字数 88,209
最終更新日 2022.03.29
登録日 2022.03.29
文字数 552
最終更新日 2025.12.08
登録日 2025.12.08
【完結】
◆そこは禁断の果実を思う存分味わっても誰にも咎められない、二人だけのヘヴン◆
芸能界不倫もの。ドロドロです。昼メロを目指しましたが、ほとんどエロです。
【第一章 シャングリラ】将来を近いあった不破に裏切られたと思った真理は、自殺未遂から救ってくれた馨と共に生きると決心した。ところが不破の裏切りは誤解だったことがわかり…。
【第二章 エデンの果実】スクープを狙う記者に追いかけられ、真理との逢瀬がかなわないことに焦れた不破は偽装結婚を思いつく。
【第三章 HEVEN'S DOOR】飛行機事故で死んだと思っていた真理と馨が生きていた。しかし、真理は事故のせいで記憶を失っていた。不破はついに馨の元から真理を奪い返す決心をする。
【番外編】楽園の果実(3P編) もしかしたら、こんな選択肢もあったかもしれない…という、もうひとつのHEAVENです。
文字数 109,979
最終更新日 2017.06.07
登録日 2017.05.17
プーチンが戦争を起こすには、彼を正統な政治的権力者であり上司であると認め、
命令を実行する無数の人々の協力が必要だったのである。
要は彼の権力は、軍や警察や官僚やロシア民衆といった協力者たちに依存している。
いくら偉そうにしていても、協力者がいなければプーチンと言えども
「上半身裸で馬に乗る、ただのマッチョなおっさん」にすぎないのだ。
考えてみれば当たり前にも思えるが、このコロンブスの卵に気づいて理論化したのが、ジーン・シャープである。
彼は「人々の協力」という「権力の源泉」を崩壊させさえすれば、
抑圧者が持つ権力そのものが自然に崩壊してしまうメカニズムを見抜いた。
そしてそのメカニズムを起動させるには、暴力よりも非暴力的手法の方が、はるかに強力で犠牲も少ないと悟ったのである。
シャープはこの気づきと、非暴力抵抗の歴史的実例(巷の思い込みに反して、実はたくさんの成功例がある)を挙げながら、
それが独裁者であれ、占領者であれ、権力を無力化するための198の非暴力的方法を列挙している。
それは抑圧者に対する政治的・経済的・社会的協力を、
官僚も軍も警察も組合も民間団体も民衆も
公然と拒否し、非協力を貫くための具体的方法である。
シャープはこうした手法を、時には国を挙げて一斉に、時には分野を限って選択的・集中的に行うことを提唱する。
そうすることで、占領者による統治をあらゆる局面でボイコットし、困難にさせるのである。
そして占領を継続しようとしても、人的・経済的・政治的コストばかりがかかって果実が少ないという状況を出現させ、
最終的には撤退に追い込むわけである。
暴力を使うことは、権力者が優位性を保つ土俵にわざわざ自分から乗って、
自らを不利にする行為だからである。
暴力を使うことで、非暴力闘争の力を減じることはあっても、増大させることはありえないからである。
https://ka2.link/situke/betusekai-2/#1
1、国会、国連で人類共通の闘争戦略にしていく。
2、防衛費を支援、福祉、介護、医療、あらゆる面で生きやすくなることに使う。
文字数 2,889
最終更新日 2023.02.28
登録日 2023.02.28