「ra」の検索結果
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「妖精姫」――侯爵令嬢オフィリア=ジファールは社交界でそのような二つ名をつけられている。始めは美しい容姿から賞賛の意味を込めての名だった。しかしいつまで経っても大人の証が訪れないことから次第に侮蔑の意味を込めて「はぐれ妖精姫」と呼ばれるようになっていた。
第二王子との婚約は破談になり、その後もまともな縁談などくるはずもなく、結婚を望めない。今後は社交の場に出ることもやめようと決断した夜、彼女の前に大きな翼と尾を持った人外の男性が現れた。
彼曰く、自分は竜でありオフィリアはその魂の番である。唐突にそんなことを言い出した彼は真剣な目でとある頼み事をしてきた。
「俺を貴女の友にしてほしい」
結婚を前提としたお付き合いをするにもまずは友人から親しくなっていくべきである。と心底真面目に主張する竜の提案についおかしな気分になりながら、オフィリアはそれを受け入れることにした。
とにもかくにもまずは、お友達から。
これは堅物の竜とはぐれ者の妖精姫が友人関係から始める物語。
文字数 120,658
最終更新日 2023.01.28
登録日 2023.01.22
感情能力<イモーションアビリティ>に目覚めてしまった少年、刻国 信(コクグニ シン)。
ーー信の目的はただ一つ。
「感情能力をこの世から完全に消し去ること」
信が感情能力に目覚めたのは、「イモーション・インパクト事件」に巻き込まれた時、当時は7歳であった。
この事件により、信の生活は一変した。
感情能力事件史上、最も犠牲者が多かった事件だった。
信の友人達や実の母親はその事件の犠牲者となり、遺体すら残らなかった。
信と散歩していた父親の刻国零次(コクグニ レイジ)は信を庇ったことにより、負傷。
彼の父親は感情能力の扱いに長けており、その仲間達も優秀であったため、彼らが事件対応に尽力することになる。
イモーション・インパクト事件は数時間後に無事解決……したはずだった。
ーー事件から数日後、なぜか世間は信の父親をイモーション・インパクトを起こした張本人だと決めつけ、連日に渡り報道し、零次は証拠が無いまま逮捕されてしまった。
父親が逮捕後、信にとって最も辛い日々が始まる。
大好きだった父が帰ってくる日をいまか今かと待っている間、信は村八分の扱いを受けた。
周りからは「悪魔の子」、「犯罪者の息子」、「早く消えろ」などと言われ、家には張り紙がされる。町を歩いただけで生ゴミや石を投げつけられた。小学校に行くと誰からも話しかけられなくなった。
そんな中、零次の親しい知り合いだったという統國家に引き取られてからは転校し、感情能力に目覚めた青少年が通う保護学校で児童期間は過ごした。
その学校を卒業後、5年間も冤罪で囚われた父親はようやく無罪だと判決され、自宅に帰ってきた。
ーー帰ってきた父親はもうすでに信の知っている父ではなかった。
髪の毛はボサボサでほとんど白髪になり、身体の至る所にミミズ腫れがあった。引き締まっていた身体は痩せ細り、何か話しかけても表情を何一つ変えずに返事をし、昔のように遊んではくれなくなった。
また、感情能力の後遺症により、ほとんどの感情が消え去っていることに加え、5年間拷問を受けていた様子だったのだ。
「なんで自分の父はこんな目に遭わないと行けないのか」
「なんで自分は他の人たちのように普通に生活できなかったのか」
「なんでこんな能力のせいで自分たちがイジメられなきゃ行けないのか」
信の感情はドス黒く渦を巻き、自分の世界に感情能力を創った者への復讐を決意するのだった。
文字数 40,682
最終更新日 2022.02.13
登録日 2022.01.13
シプン歴14年、ガッショツ共和国とパタリニ民主国が統合され、ガッショツ民主主義共和国が成立した。旧ガッショツ共和国では北側と東側の間に「緊張状態」とまではいかないピリピリとした空気が流れていた。統合により、東側と旧パタリニが結びつき、巨大な独裁勢力となった。統治するものは何人もいるが、考え方は1つ。北側にその多くが存在する「インカ」と呼ばれる属性を持つものを滅亡させ、自分たちの独裁政治を広げるということだけ。
要するに、北側の人間が試行錯誤して抗うお話です。
文字数 704
最終更新日 2022.10.10
登録日 2022.10.03
猫西(ねこにし)は、下校中に出会った灰青の猫と友達になる。保護の決心がつく頃には、灰青の猫は姿を消していた。そのことをクラスメイトに話すと、「あんたが殺したんだよ」と告げられる。
その後、大学生になった猫西は大学猫を保護する部活の保護部に入る。今度こそ猫を守るべく奮闘する猫西だったが、救えない命や切り離せない過去、それぞれの思惑に苛まれ、徐々に追い詰められていく。
唯一の友達をなくした少年の青春ストーリー。
使用タグ
R15/男主人公/学生/猫/現代/青春/シリアス/日常
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
不定期更新&推敲しがちです。
なろうにも掲載しています。
拙作は、短編「友と残映」と「片想いの梅雨」をベースにした連載小説です。両短編は、ノベルデイズに掲載しています。
表紙→えいとら様(https://x.com/eitora04?s=09)。
© 2023 Asatsuki Sato
文字数 39,037
最終更新日 2025.03.28
登録日 2023.04.28
15歳の少女レイラは、この世界の住人だ。
彼女がこの世界に来たのはおよそ半年前、それ以前の記憶は閉ざされている。
当初は行く当てもなかったが、ある人を助け、助けれ、現在はその人の家にお世話になっている。
平穏な暮らしを手にしたと思う彼女だったが、この世界において、本当の平穏なんてあるのだろうか......
ーー世界はいつだって動き続ける
人間が生き続ける限りーー
文字数 3,369
最終更新日 2016.04.02
登録日 2016.03.22
太古の地球。そこには有象無象の魔物がいた。神などいない。悪魔などいない。
龍も、獣も、人間の祖先も、宇宙から飛来した生物さえ全て魔物である。
その中から、4つの秀でるものが生まれた。
力に秀でる龍王。
魔力に秀でる魔王。
剣に秀でる剣王。
知力と忘却に秀でる人王。
それぞれの王(創造神)が治める4世界。
ショウはこの世界の神に敗れ去り、堕天使へ。さらに人の世界へ更迭され、きつねそして人間と生まれ変わる。封印されてた能力が目覚めようとしたとき、ショウは死んでしまい、また転生して別世界へ。
ショウのスキルはLip Magic、少しコミカルで、恋多き乙女達と歩むショウの冒険譚です。
文字数 47,411
最終更新日 2019.07.11
登録日 2019.06.24
