「翠」の検索結果
全体で1,112件見つかりました。
パーティの盾役として、今日も魔物にボコボコにされて死んだパラディソ。死に戻った彼は、下着一枚で宿屋のベッドの上にいた。
「……なんでオレだけ毎回殴られてんだ?」
高耐久だけが取り柄のパラディン。だが、火力の低さに限界を感じたパラディソは、誰もやらない狂気のビルドへ手を出す。
防御? 捨てた。
耐性? 知らん。
必要なのは、攻撃速度と運だけ。
AGIとLUKに極振りし、当たらなければ死なない理論で最強を目指すことにしたのだ。しかし、レベル1に初期化された彼を待っていたのは、ゼリスヨに顔面を溶かされ、装備をロストし、下着一枚で街を疾走する地獄だった。それでもパラディソは止まらない。
「武器がねぇ? 殴りゃ良いんだよ!」
これは、守るだけだった男が、拳と幸運だけで世界をぶん殴る物語。
文字数 20,178
最終更新日 2026.05.22
登録日 2026.05.22
「……これは、傑作だ」
ラヴェンダーの投げ込んだ煙幕はほとんどその役を果たさなくなり、その残りが薄く絨毯の上を這うだけになった頃、男がぽつりと呟いた。
「まさかこんなところで再会するとは……思ったよりずいぶん早かったものだな」
クツクツと喉を鳴らす男に、ラヴェンダーは喉を震わせた。
落ち着きがあり、自信に満ちた声。暗く、影が差しているが、その分妖艶さも帯びている眼差し。
ナイフのように鋭利な空気を纏いながらどこまでも蠱惑的な男の顔が目の前にあった。
ひねり上げられた右腕と共に引き寄せられた彼女の細い腰は大きくのけぞり、それに覆い被さるように彼女の眼差しを覗き込んで来る男は、どこまでも優雅だった。端から見れば、二人はまるでダンスを踊っているようにも見えただろう。
けれどその実、男は圧倒的な力で彼女を押さえ込んでおり、泰然とした笑みを吐きながらの低い囁きは半ば恫喝だった。
「お前は、誰だ?」
「……答える義務はないわね」
震えそうになる自身を叱咤し、大きく胸を上下させてから返したその言葉。
それが、二人の”再会”だった——
アメリカのスラムの孤児院で育ったらラヴェンダーは、ヨーロッパの名家に引き取られながらも、その生活になじめずにいた。
性に合わない上品で退屈なお嬢様生活に飽き飽きしていた彼女に持ちかけられたのは、第二次世界大戦中に失われてしまったシューヴァンシュタイン家の美術品収集のための怪盗家業。
ブレインにしてリーダーのシューヴァンシュタイン家後継者のエリーゼと、その分家筋でハッキング担当のフェリスとともに、狙った獲物は決して逃さず、神出鬼没に盗み出す彼女は、予告状に描かれた黒猫のイラストに関連づけて、怪盗”黒猫(シュヴァルツ=カッツェ)”と呼ばれていた。
その怪盗黒猫が初めて対決した、”同業者”は、彼女が盗み出そうとしていた美術品だけでなく、もう一つ、大切なモノも奪っていって——
暇をもてあましたお嬢様の華麗な”怪盗黒猫”としての生活が幕を開ける。
登録日 2021.01.19
影山学園の高校一年生になったばかりの女子高生、高山 翠(たかやま すい)が同じ中学で一緒に高校に上がった友達
北川 帆野(きたかわ ほの)と、夢路 凛(ゆめじ りん)と普通の学園生活を送っていた。ある日、彼女達は中学で入部していた剣道部に高校でも入部しようと話していた。放課後に仮入部をするため道場に向かった。そこには何枚も札が貼られた日本刀があった。そして仮入部を終えた彼女達が帰ろうとしたとき不可解な現象に巻き込まれ始めた。何もいないはずなのに視線を感じたり、物が動くことが多くなった。しばらくすると何かが見え始める。それは妖怪だった。スリル満点のバトルや感動などをご賞味あれ!
文字数 8,718
最終更新日 2025.01.15
登録日 2025.01.13
ある日、私は知らない世界に救われる。
空には魚が泳ぎ、海には人型の鳥が住んでいる、空と海が逆転した世界。
そして陸には言葉を話す動物がいて、人間のように暮らしていた。
そんな世界に住む人型の鳥、スーに拾われ、少しずつ世界に馴染んでいく。
心に傷を負った17歳の少女が知らない世界で花になるまでのお話です。
文字数 1,121
最終更新日 2021.05.20
登録日 2021.05.20
夏の部活動。それは暑さと、疲労との戦い。精神はギリギリまで追い詰められる。しかし、そんな痛苦を一瞬で吹き飛ばしてしまう瞬間がたまに存在するから、また僕らは走り出す。
文字数 1,352
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.06.15
婚約者のいる男性に手を出したとして、娼館送りにされた男爵令嬢リリス。実際のところそれは冤罪で、結婚相手を探していたリリスは不誠実な男性の火遊びに利用されていただけだった。
馬車が襲撃を受けた際に逃げ出したリリスだが、気がつけば老婆の姿に変化していた。リリスは逃げ出した先で出会った同じく訳ありの美少年ダミアンの世話役として雇われることになり……。
人生を諦めていて早くおばあさんになって静かに暮らしたいと思っていた少女と、ひとの気持ちがわからないがゆえに勉強のために子どもの姿にされていた天才魔術師とが家族になるまで。ハッピーエンドです。
この作品は、エブリスタ及び小説家になろうにも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりアディさんの作品をお借りしております。
文字数 20,236
最終更新日 2022.06.05
登録日 2022.06.05
主人公の理沙は、学校の帰り道に家の鍵をなくしてしまった。途方に暮れる彼女に手を差しのべたのは、幼馴染の悠人。学校でも人気者で、女子にモテモテの悠人に気後れしつつ、ありがたく理沙は悠人の言葉を受け入れる。
その後悠人は、鍵探しのためにまさかのカード占いを提案してきた。占いをしながら、思い出話を語り合うふたり。ところが悠人は突然、「理沙が、自分のことを避けるようになった理由が聞きたい」と言い始める。
すれ違って回り道をした幼馴染たちが、お互いの想いを伝えあって無事に仲直りするまでのお話。ハッピーエンドです。
この作品は、小説家になろう及びエブリスタにも投稿しております。
文字数 8,037
最終更新日 2021.06.19
登録日 2021.06.19
《R18作品のため、18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。》
芹沢林檎は、生花店で店長として働く26歳。
ある日、見慣れない植物が店内に置いてあることに気付く。その後、知らない世界に飛ばされ、命の危険にさらされる。そこで林檎を保護したのは、街の駐在軍だった。
林檎に一目惚れした心優しき青年将校・梛、クールで気難しい藤大佐、真面目で苦労人の参謀・槙、変態軍医の竜胆。美形ばかりが揃う場所で、林檎は彼らに求められながら、様々な困難に巻き込まれる。
ここは『翠緑(すいりょく)の国』。日本の大正時代を彷彿とさせる、和を基調とした異世界。林檎はなぜ、ここに来たのか。
*12万文字まで書いていましたが、現在三人称単視点へと改稿中です。
*表紙イラストはまっする(仮)様よりお借りしております。
文字数 44,734
最終更新日 2018.06.16
登録日 2018.01.20
文字数 3,850
最終更新日 2025.11.20
登録日 2025.11.20
文字数 14,980
最終更新日 2023.04.27
登録日 2022.01.06
『神黒翡翠』 ……それは、人生の成功が約束されていると言われている魔法石の事です。
魔術師達は一般人を『遣い』 とし、神黒翡翠を探させているのですが、相手の領土に入る方法の1つに、戦い勝たなければいけないと言うルールがあるのです。
しかしもし、その戦いに負けてしまうと最悪の場合、魔力を失う事になり、魔法の国にいられなくなってしまうかも知れないのです。
更に、そうなってしまった者は、数年分の記憶も消される事になってしまい、謂わば記憶喪失状態になってしまうのです。
だけど、私達遣いは神黒翡翠で叶えたい願いがあるので、魔法を駆使して戦う事になっているのです。
でも……私は魔術師の遣いになった事により、悲しみや絶望も経験しました。
それでも、影が作る闇は光がなければ存在し得なかったのです。
文字数 137,319
最終更新日 2018.09.21
登録日 2018.09.21
長く苦しい戦いの果てに、魔王を倒した勇者トウヤは地球に帰る事となった。
だがそこで予想もしない出来事が起きる。
なんとトウヤが強くなりすぎて元の世界に帰れなくなってしまったのだ。
仕方なくトウヤは元の世界に帰るアテが見つかるまで、平和になった世界を見て回る事にする。
しかし魔王との戦いで世界は荒廃しきっていた。
そんな世界の状況を見かねたトウヤは、異世界を復興させる為、ついでに自分が住み良くする為に、この世界の人間が想像も付かない様な改革を繰り広げてしまう。
「どうせいつかは地球に帰るんだし、ちょっとくらい住み良くしても良いよね」
これは故郷に帰れなくなった勇者が気軽に世界を発展させてしまう物語である。
ついでに本来勇者が手に入れる筈だった褒美も貰えるお話です。
※序盤は異世界の現状を探っているので本格的に発展させるのは10話辺りからです。
おかげさまで本作がアルファポリス様より書籍化が決定致しました!
それもこれも皆様の応援のお陰です! 書き下ろし要素もありますので、発売した際はぜひお手にとってみてください!
文字数 551,983
最終更新日 2020.07.15
登録日 2017.01.08
「君は、俺の女でしょ? 俺だけ見てて」
【独占欲強め眼鏡男子と純真天然女子の初恋物語】
女子校から共学の名門私立・祥徳学園に編入した白藤涼香は、お互いにひとめ惚れした土岐奏人とカレカノになる。
付き合って一年。高等科に進学した二人に、新たな出会いと試練が……。恋の甘さ、もどかしさ、嫉妬、葛藤、切なさ。さまざまなスパイスを添えた初恋ストーリーをお届けできたら、と思っています。
風が、髪をさらっていく。柔らかなそれは、甘い花の薫りを含んで。
風が、頬を撫でていく。涼やかなそれは、目に鮮やかな青葉が奏でる音色とともに。
風が、私たちを包み込んで、ふたりの距離をゼロにする。
待ちかねた季節を風が運んできた。
目に映る全ての光が、翡翠色に輝く季節。
それは、ふたりの新しい道の始まり。
☆.。.*・☆.。.*・☆.。.*・☆.。.*☆.。.*・☆.。.*・☆.。.*☆
『花霞にたゆたう君に』の続編です。
◆本文、画像の無断転載禁止◆
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表紙:香咲まりさん作画
文字数 49,903
最終更新日 2022.03.24
登録日 2022.03.05
主人公・紅羽(くれは)は、古くから妖怪を封印し、人間と調和を守り続けてきた「天穹院(てんきゅういん)」家の末裔。 しかしその力は薄れ、今では名家の誇りも形骸化した。紅羽は妹分の小さな妖怪・朱鷺(とき)と村の平穏を願い穏やかな生活を送っていた。
しかし、村の祭りの日に事件が起きる。巫女・翠蓮(すいれん)の神殿に異変が起き、村は妖怪に襲われる。混乱が広がる中、翠蓮は紅羽を「封印を破り妖怪を解放した裏切り者」と非難する。
翠蓮は朱鷺を怪しげな術で操り、虚偽の証言をさせる。紅羽は朱鷺を人質に取られ、弁明する間もなく、追放を言い渡される。燃えさかる怒りと絶望を胸に、紅羽は故郷を後にした。
文字数 6,851
最終更新日 2025.01.05
登録日 2025.01.02
桜華学園大学に通う秋月玲は、友人の嵯峨野要の兄 樹と愛人契約を結ぶ。要に秘密の関係に後ろめたさを感じながらも、孤独さを埋めてくれる温もりを求めてしまう。
文字数 251,250
最終更新日 2019.12.09
登録日 2019.12.09