「豊」の検索結果
全体で2,504件見つかりました。
ある日、街の古い本屋を見つけると、そこには秘密が隠されていた。
彩豊かなステンドグラスを施した古書店の扉には、時々なにかの色が足りない。
足りない色の名前を持つ人だけが訪れることのできる世界がその古書店にはある。
古書店の本を開くと本の中の主人公になってしまった。
文字数 18,978
最終更新日 2023.12.05
登録日 2023.06.30
薄闇の中、吉野ヶ里丘陵の南端に広がる平野を照らす篝火が、若きウズメの肌を妖しく浮かび上がらせていた。彼女はまだ二十歳にも満たぬ年頃だったが、その肢体はすでに成熟し、神々が泥土から削り出した彫刻のようにしなやかで豊満だった。
北九州の土に生まれざる異邦の血、東北地方の「蝦夷(えみし)」の血が混ざった彼女は、その異様なまでの美貌を授かっていた。背は高く、四肢は長く伸び、指先は細く白い。太い眉の下、二重の瞼に縁取られた瞳は深い黒を湛え、まるで夜の海のように見る者を吸い込む力を持っていた。耳たぶは大きく、鼻は広く、厚い唇は血の色を帯びて常に濡れているかのようだった。長い黒髪が背を流れ、風に揺れるたび、彼女の首筋から漂う甘い香りが周囲の男たちの理性を狂わせた。蝦夷の血は、彼女に頑強な骨格と野性的な魅力を与え、邪馬台国の民とは異なる異邦の気配を漂わせていた。
その夜、ウズメは巫女たちを率いて本州の山野を抜け、九州の佐賀県に広がる吉野ヶ里丘陵へと向かっていた。丘陵の南端には有明海が迫り、かつて縄文海進で海水が浸食した跡が残る遠浅の干潟が広がっていた。
文字数 39,761
最終更新日 2025.04.13
登録日 2025.04.08
怜清家の次女である、“真城 七海”(しんじょう なみ)は、全国の次男・次女が集まる学園、“千蘭次学院”(せんらんじがくいん)に通う事になったのだが…。
教師すらも全員次男・次女というこの学園で、自分の姉(長女)や兄(長男)が何故か居る!!
しかも、次男・次女として「空気を読む」戦争、“カラ戦”を勝ち抜かないと落第!?
そんなふざけた学園の中で生徒会長になった七海は個性豊かな生徒会委員と共に学園をより良い方向(?)に導いていく!!
(※ちなみに、生徒会のメンバーはロリとシスコンの兄と中二病と一般人で、顧問は自分の姉。)
そして、七海は自分のこれからの生き方や、恋愛、仲間の大切さ、それから空気を読むことを学ぶのだった。(仮)
文字数 2,205
最終更新日 2016.03.30
登録日 2016.03.30
『車輪』、それは神代文字……カタカムナ。
郵便馬車で始まった車輪屋は異世界文化の流入と同時に次第に変化していった。
斜陽を迎え、崩壊と混乱へと向かいつつある巨大な『帝国』世界。
元も辺境に位置する弱小貴族のアレキサンダー男爵の当主エドアードこと、三流魔術師クローリー。
彼は、|賢者《セージ》を名乗る異世界から召喚されてきた小太りの青年から伝え聞いたバブル時代の日本の豊かさと平和に憧れた。
世界を変えようとまでは思わない。
自分と自分の周り、つまり小さな自分の領地の中だけでも豊かにしたかった。
優れた領主というわけではない。
人望もあまりない。
みんなで食料に困らず、今よりちょっと豊かに、今よりちょっと楽ができる世界。
それがクローリーの妄想する世界だった。
混乱する帝国では各諸侯たちが暗躍する。
異世界から異能の力を持ったバランスブレイカーを召喚して戦略兵器としてキャスティングボードを握ろうとしていた。
そのために次々と異世界から召喚されるが、その多くは平凡な人物だった。
彼らは『ハズレ』と呼ばれゴミのように捨てられた。
だが、そのような存在こそクローリーの望むもの。
能力よりも豊かな異世界の文化の知識を必要としていたのだ。
例えば塾講師、例えばテロリスト……。
例えば胸の大きい女子中学生。
後で考えればその巨乳ロリ中学生の沙那を拾ったことが全ての始まりだったのかもしれない。
「なにこれ、美味しくないーい!味しなーい!」「お風呂とシャワーはー?」「街の中がトイレの臭いするー。くっさーい!」
物怖じしない超アクティブなJCに振り回されつつ、クローリーの野望は現実化していく……のだが!
世界は混沌としていくばかり。
クローリーの箱庭のような領地にも次々と難題が襲い掛かる。、
何で攻めてくるやつらがいるの?
荒波の中の小舟のように揺れるクローリーたちの明日はどっちだ!?
(この作品は下書きみたいなものなので、いずれは再構成版をアップしたいと思います)
文字数 728,211
最終更新日 2026.01.31
登録日 2022.01.28
背中に青い羽を持つ双翼の民一族と、地上で豊かな生活を送る大地の民(人間)。
古来より二つの種族が共存するアイスベルグ王国は、両種族が互いの能力を認め合い友好的な関係を構築してきた。
しかし、百五十年前に起きた陸空対戦をきっかけに、その関係に亀裂が入ることになる。
双翼の民一族の宝珠が、人間の手により強奪されてしまったのだ。以来、二つの種族の憎悪は膨れ上がり、ついには人間による双翼の民迫害が始まった。
双翼の民一族の少女、ユファ・ハメルティは、人間によって隠れ里の襲撃に遭い、アイスベルグ城の地下牢へ幽閉されてしまう。
なす術もなく牢で陰鬱とした日々を送るユファだったが、ある日。駿里(シュンリ)と名乗る謎の青年が、彼女を救出に現れた。
人間であるはずの彼が、何故危険を冒して自分を助けにきたのか分からず面食らうユファだったが、一先ずは彼の助力を得て、城を脱出することを決意する。
ユファは一族の待つ故郷へ、帰省しようとするのだが……。
文字数 96,031
最終更新日 2021.01.31
登録日 2020.12.21
この地球には約75億の人間という動物がいるらしい。その一匹一匹は個性豊かでどんな動物にも勝る奇妙さと面白さを持っている。本作はそんな人間に焦点を当て、75億のほんの一部の人間達を短編集の形で描いたものだ。
私がこの作品を書くきっかけは、一つの悪ふざけのようなものであった。
読者諸君は他人に不満や嫌悪感そして、尊敬の念を持っていると思うが、その念こそこの作品の素なのである。
観察対象にはモデルはもちろんいる。
ただ、読者諸君に味わってほしいのは
「あ、こんな人私の周りにもいる!」
という共感である。
そんな共感を意識しながら是非楽しんで頂けたら幸いだ。
大人気シリーズ「人間観察」の第三弾!
本編からガラッとテーマを変えていくんで新しい人間観察の魅力に気づけてもらえたら幸であります。
文字数 19,113
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.01.31
奇跡なんて起こらないと信じられていた、その時代のその世界。
第十次世界大戦時、核兵器に優る新兵器の有害物質や未知物質など戦争の副作用により世界は歪み、歪みからカオス空間と後に呼称される異次元がうまれた。世界は変革した。
原理と物理法則。
環境が変革した変革後の世界。
全ての因子は変革にある。現れたカオス空間と歪みからやってきた使者。
変革を産んだカオスの使者は歪みが開くとやってきて腹がいっぱいになるまでこの世界の住民を食うと満足して帰っていく。
今のところ他に奴らを退却させるには倒すか定期的に餌を与えるしかないが倒すには多大な犠牲が必要だった。
その餌【高い知能を有した生命】の確保と国力増強に各国が奪い合い殺し合いをしている。
変革後も戦争は終わらない。
そんな世界の空の下、一人の男が乱立する高層ビル群を縫う様に空を逃げている。
彼の名前はノーネーム。記憶があるのにあえて名無しを称する彼には事情がある。
主に殺しを仕事でする彼だが、本職は便利屋である。 殺しは単なる思想信条と趣味だった。
イレギュラーとインビジブルの異能を持つ彼は今日も稼業に奮闘し、逃亡劇を繰り広げていたが、仕事先のビルの屋上で逃げていた少女と出会った。
少女は男に仕事を依頼する。 私を連れて逃げてくださいと。
後々彼女は変革後の世界の戦争を終わらせる鍵として追われていると話す。
ノーネームはハンググライダーをつけ少女を連れてビルから飛んだ。
インビジブルで姿を消して、誰にも悟られずに自由に空を逃げる。
何らかの鳥の霊を宿した変革前の記憶を持つ天下無敵の殺し屋自由人×記憶を持たないが感情の豊かな少女ミルミによる、自由を求める悲喜交々爽快逃亡劇。
文字数 8,706
最終更新日 2021.05.24
登録日 2021.05.24
記憶をなくした少女、メイが異世界で生きる物語。個性豊かな仲間達と今日も事件を解決していく...。世界の秘密、仲間の秘密、自分の秘密...全てを知り、思い出すことはできるのか...。彼女の取り戻す度が今、始まる
文字数 1,205
最終更新日 2021.12.20
登録日 2021.12.20
新米の神「ネフラム」が治めるとある異世界。
その世界は、新米の神が創造した人を可愛がり過ぎ、加護を椀飯振る舞いした結果、人間が好き勝手生きすぎ、収集がつかなくなった世界だった。
その世界に、神の仕事の尻拭いとして神ネフラムに選別された主人公の「前山鈴鹿」。
ネフラムの世界と相性がいいという理由で、世界を無に帰すべきレベルまで崩壊した世界に転生する事になる。
ネフラムの道連れに成功した鈴鹿は、ネフラムと共に世界の頂点に立つ組織"アリストクラート”打倒を掲げていく。
その世界では、一見皆が豊かな生活をしているが、その実は人が人を搾取し、虐げ、家畜化計画を進行させている世界。
目に見えない小さな綻びが、積み重ねが、臭いものには蓋をしてきたツケが、手のつけようがないほど膨れ上がった世界で、暗い冒険を強いられた鈴鹿はーー。
暗い冒険をしているゆえのシリアスさと、凡人丸出しで肝心なところで締まらない神と主人公の織り成すファンタジー。
文字数 32,409
最終更新日 2022.02.28
登録日 2021.10.04
主人公 香月 琴葉 (かつき ことは) 15歳 2月16日
夢希高校、1年Aクラス
好きなこと絵を描くこと。ことわざ。
人見知りだが友達は多い
高校の友人 咲野 冬花 (さきの ふゆか)16歳5月1日
夢希高校に1年Aクラス
好きなこと ゲーム。あそぶこと!!
先輩後輩問わず友達が多い
中学の友人 小森 瑠七 (こもり るな)16歳 4月8日
好きなこと ファッション雑誌を見ること。冷淡高校の1年生
感情豊かな子が多い。
主人公の好きな人
宮野 成悟 (みやの せいご)
17歳 2月3日
夢希高校に2年Bクラス
1つ年上でモテるやつである。
すごろく。友達と遊ぶこと。
保健室の先生
橘 春樹 11月27日 26歳
好きな もの・こと
ラーメン ちょっかいを出す
性格 少しいたずらっ子ではあるが大人ぽいところもある。
文字数 4,418
最終更新日 2022.01.14
登録日 2021.12.20
俺と豊と弘は幼馴染だ。ある冬の日、突然豊が亡くなった。それから何だか弘の様子がおかしい。そしてどうやら俺もおかしくなっているようだ。だって俺は今、弘に覆いかぶさっているのだから。
【時代はなんちゃって大正?辺りでお願いします。そして全く時代感がありません。勉強不足ですお許しを!!!】
文字数 16,974
最終更新日 2022.09.04
登録日 2022.08.15
まだ花も恥じらう乙女だったころ、私は村の人から『歌うたいの巫女』なんて名前で呼ばれていた。故郷の村は自然豊かなことだけが誇りの場所で、まともな娯楽らしいものとも縁がない。そこで私の歌は重宝され、目を付けた村長にさまざまな制限をかけられるようになる。冠婚葬祭をはじめとした節目ではみんなのために歌をうたい、言われるがまま生きていた私に、とうとう山神様の元へ行くように命が下された。事実上の生贄と分かりつつも、なすすべのない私。最後に少しでも悪あがきをしようとしたところ、運命の出会いが訪れた。
文字数 10,603
最終更新日 2023.02.19
登録日 2023.02.19
西暦一八四〇年ごろから、西欧の脅威に晒されることになった清王朝。その事態を強く憂い、末期の清を支えるために尽力した者達の中に左宗棠がいる。
挙人の資格は得たものの、科挙試験に失敗した癖に、自らを「湖南の今臥龍」と称していたため、周りの人間からは変人と見られていた。しかしそんな彼が、ひょんなことから高級官僚の陶澍に気に入られ、親戚となる。
そのことで陶の女婿、胡林翼とも昵懇になった彼は、胡によってさらにアヘン戦争の立役者であった林則徐にも知られることとなった。林は宗棠青年に「最も警戒すべきはロシアである」との言葉を残し、他界する。やがて太平天国の乱が起き、湖南巡撫の客としてようやく日の目を見た宗棠は、時の皇帝である咸豊帝の声がかりで曽国藩の帷幕に加えられた。この時の活躍が評価されたので、咸豊帝崩御後も北京へ呼び出され、今度は陝甘総督として捻匪討伐の任務に就く。
砂漠に面している、西の不毛の地。捻匪の背後にいた回民との戦いにもあけくれながら、彼は、陝西省及び甘粛省の産業の発展にも心を砕いた。彼によって整えられた、西安から玉門関へ至る道には、柳が植えられており、これは宗棠にちなんで左公柳と呼ばれている。
清朝廷に対して反乱を起こした捻匪や回民を討伐し、さらにタリム盆地のほとんどを占拠していたヤクブ・ベクも滅ぼした宗棠の前に立ちはだかったのは、かつて林が彼に警告していたロシアであった。どさくさに紛れてイリ地区を占領していたロシアの理不尽な要求から何とか妥協を引き出し、新疆地区を奪回した彼に、北京からの召還状が届く。清国の代表、李鴻章が宗棠の暴走を懸念したためで、「俺を誤解している」と失望したまま宗棠は北京へ戻り、軍機大臣及び内閣大学士という、挙人出身にしては異例の栄達を遂げた。
だが、そんなポストは到底彼の気質には合わない。半年もせぬうちに病気と称して辞した後、両江総督として再び政府中枢から現場へ出た宗棠は、この時すでに七十二歳。ようやく念願であった海軍建設に着手し、曲がりなりにも形を整えた頃、清仏戦争が勃発、彼の築いた南洋艦隊は壊滅したのである。失意の上に、清にとって不利な天津条約を再び結ぼうとしている李鴻章への怒りが重なって「海軍を頼む」との言葉を残し、一八八四年九月五日、ついに清の大黒柱であった宗棠は帰らぬ人となった。
こちらも亡くなった母の小説です。たくさんの皆さんに読んでいただければ母も浮かばれると思います。
母が管理していたサイトです。アカウントもパスワードもメールアドレスも紛失してしまって放置状態ですが……
→ http://moment2009.ojaru.jp/index.html
文字数 135,916
最終更新日 2018.04.11
登録日 2018.04.03
マリアンヌは子爵家であった我が家が、隣国との交流が深まり侯爵家に上がった。喜ばしい事だけど、昔から言われている子豚令嬢の名はそのままだった。小柄で膨よかな体型。自慢の白い肌に嫉妬されるものの、子爵令嬢ではなくなったのだから、マシな名付けを誰かして欲しいものよね?
父のついて行き、隣国の言語を習得している私は接待役であるものの文化の話が聞けてとても有意義な時間だった。国内の社交界をおざなりにした皺寄せがきたのだった。
文字数 1,033
最終更新日 2021.08.07
登録日 2021.08.07
島の守護狼×健気なポメ
森の恵み豊かな緑の島では、半人半獣の島民たちが穏やかに生活を営んでいる。
幼くして養子に出されたハウは、神殿守りをして暮らしていた。神殿の主人スヴェルに振り回される日々だが、そばにいられるだけでハウは幸せだ。
そんなある日、スヴェルの元カレ・蝶族のフィンが島に帰還する。ふたりの仲睦まじげな逢瀬を目撃したハウは、そこで初めてスヴェルへの恋心を自覚して混乱。神殿からの出奔を決意するのだが……?
受け:ハウ(19歳)ポメ族の若者。天狼スヴェルに仕える神殿守り。真面目だが、思い込みで暴走する。心臓が弱い。
攻め:スヴェル(???歳)太陽から生まれた聖なる狼、天狼。尊大な性格で大抵は無表情。ハウのことを「子犬」と呼ぶ。
初出はpixiv(別名義で投稿しています)。本編8話、番外1話です。
表紙イラストは糸弓まや様にお願いしました。
文字数 42,725
最終更新日 2023.10.20
登録日 2023.10.12
慶長5年。関ヶ原の戦いで父石田三成が敗れ、居城佐和山も陥落。
その時、大坂城で豊臣秀頼に近侍していたのが次男の石田重成。
「このままでは助からない。」
絶望的な状況を見兼ね、手を差し伸べたのが同僚津軽信建。
登録日 2025.02.01