「初」の検索結果
全体で22,734件見つかりました。
世界が、静かに壊れ始めていた。
空に走る裂け目。夜ごと増える違和感。
それらの“原因”が、自分にあることを、蒼真は知っている。
幼馴染であり、隣に住む少女・夕莉。
何でもない日常の象徴だった彼女こそが、
世界を救うための「条件」だった。
――最も大切な存在を、自らの手で殺すこと。
――そして、救済の代償として、蒼真自身は世界から完全に消えること。
記憶から、記録から、関係性から。
最初から「いなかった存在」になるという結末。
選択肢はない。
それでも蒼真は、世界を選ぶ。
救われた世界で、夕莉は生き続ける。
理由の分からない喪失感だけを胸に抱いたまま。
誰にも覚えられず、
誰にも感謝されず、
それでも確かに“隣にいたはずの人”の物語。
これは、
救われない者によって救われた、
世界の、その後の話。
文字数 9,696
最終更新日 2026.01.14
登録日 2026.01.11
登録日 2026.03.27
ギルドを追放され、49階で死にかけたテイマー・深山灯。拾ってくれたのは、黄金の小さな魔獣コハクだった。辿り着いた最下層50階で出会ったのは、SS級ボス魔獣――灰銀の大狼グレイ。なぜか彼はコーヒーに惹かれ、豆を挽き始める。魔獣の感情が字幕で流れる配信と、最下層カフェの癒しの日常が始まった。
【詳細あらすじ】
ギルド『蒼穹《そうきゅう》の剣』を追放されたテイマー・深山灯《みやま あかり》は、戦闘火力がないという理由で切り捨てられ、共有倉庫の権限も奪われ、街に放り出された。生きるために受けた深層の捜索補助は崩落で瓦解し、灯は49階で瀕死のまま裂け目からさらに落ちていく。
暗闇で死を待つ灯を拾ったのは、黄金の毛並みの小さな魔獣――コハクだった。袖をくわえて引きずり、周囲を警戒しながら導かれた先は、人類未踏とされる最下層50階層。そこで灯が遭遇するのは、SSランク相当のボス魔獣――灰銀の大狼グレイ。
食われる。そう確信した瞬間、灯のユニークスキル【万獣統括《ビースト・ドミニオン》】が暴走気味に発動し、グレイに敵意がないこと、そして彼が“ある香り”に惹かれていることを知る。香りの正体は、深淵珈琲《アビス・コーヒー》――最下層に生える、あり得ないコーヒーの木。
灯が淹れた最初の一杯に、グレイは静かに満足し、なぜか豆を挽く動作まで真似し始める。巨大な前足でミルを回す、エプロン姿の「ボス魔獣バリスタ」。
そしてコハクは、不器用だけど温かい“もふもふ店員”。
さらに灯は魔石中継器を自作し、ダンジョン配信アプリ『DungeonLive』で最下層からの配信を試みる。魔獣たちの感情が短い字幕(BeastCaption)で流れた瞬間、コメント欄は壊れ、視聴者は増え、ついに協会の監査官が最下層へ査察に降りてくる――。
ルールの下で守られた居場所は、少しずつ「店」になっていく。だが、公式マークの取材DM、トップ配信者の来店の兆し、そして“追放した側”を知る者の足音が、静かな最下層カフェに波紋を広げていく。
戦わない。罵らない。けれど、居場所の差で全部ひっくり返す――最下層カフェ配信、開店。
登録日 2026.04.25
そこは19世紀初頭のロンドン。
蒸気機関が発達し産業革命が起こり、スモッグが明け方を覆う我々が知るロンドンとは少し違う世界。
南北戦争が起こり、アメリカ連合国(南部アメリカ)は大英帝国の庇護下にその戦力を拡大しようとしていたそんな時代。
リスボン(ポルトガルの貿易港)経由でチャールストン港に武器弾薬を運ぶ航路が開拓され、主人公ルガーはその航路を往復する商戦の傭兵としてマーゲイト号に乗り込んでいた。
マーゲイト号の主要な運搬物は奴隷だ。
今回のルガーの仕事は、奴隷商人マクスウェルとその商品の護衛。
英国貴族かと見間違えるほど豪奢な衣服を着せられたその商品は、銀色の髪に漆黒のオパールのような瞳と透き通るような肌を持つ、奴隷姫と呼ばれるまだ若い少女だった。
翌朝にはチャールストンに入港するというその前夜。
ポーターを飲みながら酔いを醒ますために甲板にでたルガーが見たのは、海面に身を投げうつ奴隷姫だった。
文字数 49,311
最終更新日 2020.11.06
登録日 2019.03.28
刹那の初期作品です。
未熟ですが、誤字脱字以外変更なしで投稿します。
この中から別の小説を書くかもしれません。
文字数 244,594
最終更新日 2022.02.10
登録日 2019.06.18
タイトルの通り、小さな狼と大きな羊のお話です!
初めてなので、変なところがあるかもしれません!
あったらコメントおねがいします!
文字数 3,755
最終更新日 2020.02.02
登録日 2019.12.01
――……一度死んだ俺にせっかく与えられた命だ。思い残すことのないようにせいぜい楽しく過ごすことにしよう――
これは元猫現人間のちょっぴり義理堅い主人公がいろいろな人の思惑に振り回されながらも楽しく自由に生きていくお話
初めて書かせていただきました。温かい目で見ていただけると嬉しいです。
文字数 7,979
最終更新日 2020.12.18
登録日 2020.12.06
旅の途中にルートは森の中で、気を失ったエルフの幼子を見つけた。
通常エルフは森深くの里に住み、外へ出ることは滅多にない。
珍しいことの上、ルートとしてはできれば関わりたくなかった。
エルフは人間にとって珍しい存在で、さらにその外見の美しさから奴隷にしたがる者も少なくない。
また体のあらゆる部位は様々な効能があり、薬や素材として欲しがる者もいた。
そのためエルフにとって里の外は、奴隷商などによるエルフ狩りの危険性がかなり伴う。
危険でしかない人間たちのいる場所は、まだ幼いエルフにとって困難な場所でしかないだろう。
なおさら放っておくことはできない。
ルートは、その幼いエルフを助けることにした。
その小さなエルフは、ルーフォリアと名乗った。
最初は警戒していたが、少しずつ会話をしてくれるようになった。
そしてルートは、ルーフォリアの里を探すことにした──
文字数 21,613
最終更新日 2021.06.03
登録日 2021.05.26
昭和初期。旧制第四高校では、後に七帝柔道と呼ばれる寝技専門柔道に全てを青春の全てをかけて取り組む男たちがいた。
四高柔道部の落ちこぼれ、長湯陽三郎は、不敗の主将由布院から、基礎だけを続けるよう命じられた。
ある日、居残り稽古をしていた陽三郎に、由布院は柔道への己が熱情を語りかける。
歴史BLロマン短編。
文字数 7,144
最終更新日 2021.05.31
登録日 2021.05.31
中学生の頃は吹奏楽部に所属していた筆者が、日常生活を送る中で気づいたことや考えたことなどをつらつらと書いていくエッセイ。自身の中学校時代を振り返りながら読んでみてください。
初投稿です。かなりだらだらと進めていきます。毎週金曜日と投稿頻度も遅いです。それでも許せる方のみお読みください。登場する人名はすべて仮名です。
小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 14,878
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.07.25
人間の意識を機械に移植する。
かつての世迷い言が現実味を帯び、夢と現の境界線が消え去った遠くも近くもない未来。人類は、寿命という足枷を外す鍵を手に入れようとしていた。高度に発達した医療は、人類の寿命を百三十年まで引き延ばし、玄孫の顔まで見られるようにしている。
そこへ、宗教家や倫理観に唾を吐き掛けるようなある思想が持ち上がってきた。それが『人間の意識を機械に移植する』という思想である。かつてはSFの中だけの絵空事だったこの思想も、同時期に実用化されたナノマシンを利用することで大真面目に研究されるようになった。そして、何十年も経った後、それは成功する。
最初の被験者として選ばれた主人公は、人類の悲願を担い金属製のカプセルでその時を待っていた。主人公の隣にあるのは意識を移植する器、その名も”機巧核”が鎮座し、その下には移植後のボディとなる流動状のナノマシンがあった。
大勢の科学者が見守る中、いよいよ実験が開始された。
主人公が目を覚ますと、そこは全く知らない何処かの研究室であった。そこは完全に密閉されており、逃げ出す余地もない。あるのは”機巧核”とボディとなるナノマシンだけ……。”機巧核”に搭載された主人公の意識をサポートする人工知能と共に、何とかしてそこを脱出するも、結局ここが何処かはわからないまま……。巨大な研究所らしいということはわかるのだが、研究員も誰もおらず聞くにも聞けない。
兎に角逃げ出そうとしていると、遠くで連続した銃声が聞こえてくる。急いで駆けつけてみると、そこには何者かによって虐殺された人々の死体が転がっていた。辛うじて息のあった少女を甦らせることに成功した主人公は、少女の容姿、使う言語を解析し地球では確認されていない人種、言語であることを突き止める。そして、言語を解析した主人公は、少女からここはダンジョンと呼ばれる建造物の中だという情報を得ることに成功する。
数々の証拠から自身のいる場所が異世界だと断定した主人公は、助けた少女と共に新たな一歩を踏み出すのであった。
文字数 47,358
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.08.12
愛と豊穣を司る女神を信仰するヒューナレル王国。
自由恋愛至上主義でエロと同性愛に寛容なこの国では、16歳で脱童貞もしくは脱処女するのが慣例になっている。16歳の誕生日を迎える兎獣人のラヴィは、養父の友達からの紹介で、熊獣人ダイモンと初体験をすることになった。
ちょっと気弱な兎獣人(16歳)×おっとりマッチョな熊獣人(41歳)
※兎耳つきとかではなく、兎頭の毛だるまボディな感じの獣人です。マッチョ獣人受けです。
ふんわり設定です。前編中編後編です。
ケモナー(心の同志)に捧げます。
※ムーンライトノベルズさんでも公開しております。
文字数 29,769
最終更新日 2022.07.11
登録日 2022.07.09
〝文明論が詩になった!? ロマンティックな♥未来学。〟
『文明の星』シリーズ初の、詩です。
下記の作品に感動して、書きました。
イラスト:『りんご少女』 https://www.pixiv.net/artworks/89725681
『とじこめた』 https://www.pixiv.net/artworks/72893925
『てづくりの星』 https://www.pixiv.net/artworks/89325475
『Stardust II』 https://www.pixiv.net/artworks/55643591
動画:『星環世界』 https://www.youtube.com/watch?v=WXP4Ey1QOpo
『M@STERPIECE LIVE!!』 https://www.youtube.com/watch?v=apIbKft6fFw
『M@STERPIECE』 https://www.youtube.com/watch?v=I2u_EAbcoUg
『アオノショウドウ』 https://www.youtube.com/watch?v=V5wNMUbj0iw
素敵な刺激を与えてくれる、文化的作品に感謝します。
文字数 1,038
最終更新日 2021.11.23
登録日 2021.11.23
大切な人が目の前で死んだ時あなたはどうする。
基本的に一話完結たまに蛇足編
アルファポリスでは初投稿 稚拙な文章ですが何卒
文字数 3,370
最終更新日 2022.08.06
登録日 2022.07.09
見習い死神のイリスの『一人前の死神昇格試験』の際のミスにより死んでしまった澪
生まれつき体が弱く一度も外に出たことの無い澪の16歳での死を哀れんだ神様から、クラフトスキルを授かり死神見習いのイリスと共に異世界に転生することに
神様より授かったクラフトスキルを駆使して、まったりスローライフを目指します!
ほぼ初心者なので、誤字や脱字ありましたら教えて頂けると嬉しいです
紹介文ってこんな感じでいいのかな?
文字数 1,035
最終更新日 2024.08.31
登録日 2024.08.31
僕と愚かな兄の
出会ってから今に至るまでを
物語にしてみました
小説と呼べるかわかりません
書くのも初めてです
読んだ事もありません
読みづらく見づらいかも
しれません
よろしくお願いします。
文字数 3,232
最終更新日 2026.03.11
登録日 2026.03.11
「もしもこの身体が、誰かに愛されるためのものではなかったとしたら。私は、何のためにこの雨の街へ辿り着いたのだろう」
二十五歳の春。私には、誰にも見せられない「秘密」がある。
それは幼い頃から私を縛り付け、普通という幸せから遠ざけてきた呪い。長袖の奥にその境界線を隠し、ワセリンを塗る儀式だけが、私が社会と繋がるための唯一のパスポートだった。
私は生まれ育った北海道の刺すような乾燥から逃げるように、路面電車の走る水の街・富山へとやってきた。
富山の雨は、時に激しく、時に優しく私を包み込む。
立山連峰に見守られたこの街で、私は初めて、自分の醜ささえも抱きしめてみたいと思った。
これは、人魚になれなかった私が、一人の「人間」として、大切な誰かの手を握るために歩き出す――再生と救いの物語。
文字数 9,147
最終更新日 2026.04.17
登録日 2026.04.01
⓵登場人物の紹介
琉生は、火沢市の気象局魔導塔付属学院に通う二年生。火脈調律を得意とし、難しい仕事ほど前へ出る。彩愛は春の途中で転入してきた少女で、霧流制御と気流読みの才を持つ。冷静に見えて頑固で、父の汚名をそそぐため街へ戻ってきた。偉史は琉生の幼なじみで、灰霧災の夜に消えたはずの少年。いまは塔の不正を追う仮面の独行者として暗躍する。麻衣美は甘い時計を守る菓子工房の娘、弦太郎は避難導線を組む実務班長、禮は学院で琉生と競い合う上級生である。
②あらすじ
火口湖と湿地帯にはさまれた火沢市では、朝の空を整える気象局魔導塔と、甘い香りを鳴らす巨大時計が街の日常を支えていた。そこへ現れた転校生の彩愛、盗まれた砂糖結晶、冤罪を着せられる通勤ねこたち、そして行方不明だった幼なじみ偉史の再会が、過去の事故と塔の不正を浮かび上がらせる。初夏の火沢祭の日、次席長官の玄堂は古術「火沢睽」を暴走させ、街を裂こうとする。反発し合っていた火と霧が本当に噛み合うとき、琉生たちは街ぐるみの総力戦で夜明けを取り戻しにいく。
文字数 191,990
最終更新日 2026.05.02
登録日 2026.04.04
*********この本は古江椢堂著「生命の灸」(1919年7月25日発刊)を抜粋、編集して現代語に翻訳した対訳本(日本語、中国語、英語、韓国語)である。現代でも通じる先駆者の優れた知恵に深い感銘を受けて出版することになった。時代の変化とともに人との関係が疎遠される現代社会で、昔の賢人の教えは現代を生きていく私たちに精神的な糧であり、生活の道標を提示することができるだろう。
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「生命の灸」を古書店でセールをする際に購入したのが2009年夏頃だった。最初は単純な好奇心で購入したが、読んでいく間に時代が変わっても人間というものは変わらないということを痛感した。
また、経済低迷によるものか、人間性を喪失したような事件が相次ぐなど、まさに現代社会の病廃を目の前にしながら、多分この本が誰かを癒す精神的な糧になるかもしれないと考えるようになった。
この本が読者皆様の「命の灸」になることをお祈りするところである。*******
登録日 2026.04.14