「第」の検索結果
全体で23,111件見つかりました。
選ばれた貴族の令嬢・令息のみが通うことを許される王立高等貴族院で、私は婚約者のチェスタスと共に楽しい学園生活を謳歌していた。
しかし、ある日突然転入してきたチェスタスの幼馴染――エミリーナによって、私の生活は一変してしまう。それまで、どんな時も私を第一に考えてくれていたチェスタスが、目に見えてエミリーナを優先するようになったのだ。
チェスタスが言うには、『まだ王立高等貴族院の生活に慣れてないエミリーナを気遣ってやりたい』とのことだったが、彼のエミリーナに対する特別扱いは、一週間経っても、二週間経っても続き、私はどこか釈然としない気持ちで日々を過ごすしかなかった。
そんなある日、エミリーナの転入が、不正な方法を使った裏口入学であることを私は知ってしまう。私は間違いを正すため、王立高等貴族院で最も信頼できる若い教師――メイナード先生に、不正の報告をしようとした。
しかし、その行動に気がついたエミリーナは、私を屋上に連れて行き、口封じのために、地面に向かって突き落としたのだった……
文字数 60,843
最終更新日 2021.07.30
登録日 2021.06.18
侯爵令嬢であるエリーゼ・マロウは、ある夜会の最中に突然、隣に男爵令嬢を伴った婚約者であるアーロン・ジャーマンダー公爵令息に婚約破棄を言い渡される。
婚約破棄?取引で成立した婚約者ですから、そちらがそのつもりなら構いませんわ。でもその前にこの婚約破棄について、色々とツッコミたい事があるのですが、よろしいかしら?
真実の愛と言うけれど、それは一体どのように証明するのです?
エリーゼが正論で婚約者を問い詰めていくと、不敬罪で捉えられそうになってしまう。
そこに現れたのは、遊学でたまたまこの国を訪れていた宗主国の第二王子だった・・・。
これは、常識人な侯爵令嬢がツッコミを入れながら真実の愛を見つけていくお話。
※2021.11.2本編完結しました。今後不定期で番外編を掲載予定です。R18は番外編のみ。
※R18部分は★でお知らせします。
文字数 99,517
最終更新日 2022.11.21
登録日 2021.09.27
成人の16歳を迎えた朝、ハレンスティア王国の第一王女ヘスティアが発症したのは、魔力を作る器官が育たない奇病――通称『聖女症候群』だった。
死を避ける唯一の方法は、他者の精液を体内に直接補給し続けること。
その代わり、彼女が絶頂した瞬間、注がれた男の魔力は完全に浄化されるという。
生き延びるため、ヘスティアは神殿の『特別客室』へと送られる。
そこで彼女を待ち受けていたのは、選りすぐりの「体力」と「性欲」を兼ね備えた、お国自慢のチートな男たちだった!
「ヘスティア様、移動の間も『繋げっぱなし』でいなければ危険ですよ?」
氷の騎士団長、腹黒な副団長、魔力責めをしてくるドSな魔導士団長、規格外の馬力を持つ大型犬副団長、さらには完全管理を企むエリート宰相に、怪しい薬を飲ませてくる薬師長まで――!?
(ちょっと待って、どいつもこいつも性癖の癖が強すぎるのよ!!)
24時間ノンストップ、入れ替わり立ち替わりで愛され、注がれ、啼かされまくる王女殿下。
抱かれっぱなしの過酷(?)な日々に戸惑いながらも、抗えない快楽の沼へと蕩かされていく、淫らで甘い神殿生活が今、幕を開ける!
【読者様へのご案内】
※本作は、ヒロインが複数のチートな美形男性たちに交代で、四六時中愛されまくるお話です。
※コメディ寄り・ツッコミ多めの等身大ヒロインでお送りします。過激なシーンを含みますのでご注意ください。
※ゆるふわ設定のアホエロ系です。苦手な方はブラウザバックしてください。
文字数 30,736
最終更新日 2026.08.05
登録日 2026.07.17
もはや現代のゴールドラッシュ、世界中に現れたダンジョンから持ち帰られた品により、これまでの常識は一変した。
ダンジョンから与えられる新たな能力『ステータス』により人類は新たな可能性がうまれる。
そのため優遇されたステータスを持つ一部の探索者は
羨望の眼差しを受ける事となる……
そんな世界でどこにでも良そうな男子高校生、加藤光太郎は祖父の悲鳴で目が覚めた。確認すると裏庭にダンジョンが出現していた。
光太郎は、ダンジョンに入る事を猛反対されるが、病気の妹を癒す薬を取りにいくため、探索者となる事を決意する。
しかし、光太郎が手にしたスキルは、常時発動型のデメリット付きのスキル【禍転じて福と為す】だった。
効果は、全てのモンスターが強化され、障碍と呼ばれるボスモンスターが出現する代わりに、ドロップアイテムや経験値が向上し、『ステータス』の上限を突破させ、追加『ステータス』幸運を表示するというものだった。
「ソロ冒険者確定かよ❗❓」
果たして光太郎は、一人だけヘルモードなダンジョンを生き抜いて妹の病を癒す薬を手に入れられるのか!?
※パーティーメンバーやダンジョン内に同行する女の子が登場するのは第一章中盤37話からの本格登場です。
文字数 391,654
最終更新日 2024.01.04
登録日 2023.07.15
「またサボるのか?」
ベンチで寝ていた男爵家の三男坊が声を掛けてくる。
「あなたに言われたくないわ」
私と彼はいつからかこの場所で同じ時間を過ごすようになっていた。
ボルヴァンド侯爵家の娘である私イザベラは、半年前に母親を病気で亡くした。
しかし父親は三ヶ月前に男爵家の未亡人と再婚し、その娘は私と同じ歳だった。
男爵令嬢のアリサは、フワフワしたキャラメル色の髪にグリーンの瞳をした愛想の良い子で、皆に取り入るのが上手かった。
彼女は学園の皆に、家では私にいじめられているという嘘をつき、無愛想な私はあっという間に悪者にされてしまった。
クラスに居づらくなった私は、人目につかないベンチで時間を潰すようになっていた。
初めは一人だったが、いつの間にか男爵家の三男坊という彼もベンチで寝ているようになった。
そんな時、第一王子がアリサを婚約者に選んだようだと聞かされ、アリサはさらに私を見下すようになった。
家での立場はより悪化していく。
こんな家はもう出ようと考えていたのだが‥‥
※作者の妄想世界の話です。
文字数 32,542
最終更新日 2023.08.07
登録日 2023.07.17
探偵として他人の裏側を覗き込む仕事をしていた俺は、逆恨みの刃に脇腹を刺され、あっけなく命を落とした。
目を覚ませば、そこは魔法が当たり前に存在する異世界。
自称・女神とかいうやかましい女から押しつけられたのは、あらゆる事象を解体し、無に帰す力――《終焉の理(デリート・コード)》。
使い方次第では、国どころか世界すら滅ぼせるという、とんでもない代物だ。
だが、俺が欲しいのは平穏な暮らしだけだった。だから力は隠す。
看板は「便利屋」。
そこへ転がり込んできたのが、亡国の元処刑姫にして底なしの胃袋を持つ少女、ラピス。
そして、格安で借りた「幽霊付き物件」に棲みついていた、記憶を失った幽霊の少女、ルナ。
旅の先で拾うことになる、ワケありの相棒。
魔法に頼らず、観察と推理だけで謎を解く。
だが、辺境都市に隠された謎を暴くたびに、俺の「静かな暮らし」はどんどん遠ざかっていくらしい。
正体を偽った最強の便利屋が、拾った少女たちと囲む食卓を守るため、今日も小さな謎と、途方もなく大きな謎を「解体」していく。
等身大の異世界便利屋譚。
文字数 97,414
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.08.28
リフォーム訪問販売の営業部員、椎名園子は同じ営業所の所長、尾形美佐夫と同棲を始めたが、次第に粗野になっていく美佐夫の態度に不満を隠しきれない。
そのせいか営業成績も振るわず、おまけに生理も遅れていた。妊娠検査薬を買って仕事に向かう園子。
しかし美佐夫の本心を計りかねる園子は美佐夫に相談するタイミングを先送りにしてしまう。
そんな園子の下に年下のイケメン新人、藤間翔太が配置される事になった。
最初は滑稽だった園子と翔太のペア営業は徐々に様になっていき、やがて二人で初の契約が目前に迫る。前祝いで盛り上がる園子と翔太。
最終段階のクロージングを仕掛けるのは、所長の美佐夫だった。
その美佐夫は密かに営業所の事務員、若木早苗と浮気を繰り返していた。
何も知らない園子は成約に向けて気合いを入れる。
クロージング当日、美佐夫は園子に他営業所が詐欺まがいの営業で摘発された件を問い詰める。誰かがリークしたのではないかと。
園子と翔太の関係に不信感を抱く美佐夫は車中で園子を弄ぶ。
それでも園子は願わずにはいられなかった。契約が取れたら何もかもうまくいく、出会った頃の優しい二人に戻って全てをやり直せる、そう信じていた。
弱肉強食のホーハンの世界で荒々しい男達に小突かれながらも逞しく生きようとする園子と、年上の園子を憧れの目で見つめ続ける無垢な少年翔太の純愛ストーリー。
文字数 31,470
最終更新日 2021.02.03
登録日 2020.12.25
青嵐高校に通う兎穴鈴(とけつりん)は現在高校三年生。"兎穴神社"の跡取り息子——十七代目の宮司になる予定。
鈴が遅刻をした二学期の始業式の日。転入生として鈴の前に現れたのは獅子原聖(ししはらせい)。
聖は鈴の幼馴染で"ひかりのルーテル教会"の跡取り息子。十年ぶりの再会を喜ぶ聖は突然鈴を抱き締める。
十年前の幼かった日。鈴は聖にほのかな想いを寄せていた。そして十年ぶりの再会。聖は鈴の事を好きだと言い、鈴も聖を好きだという自分の気持ちを知る。
秋祭り、文化祭、修学旅行、クリスマス。そして受験。高校生活の中、鈴の片思いは両思いに変わっていく。だけど簡単には進まない二人の関係。鈴と聖が"好き"を越える"愛"を手に入れるまでの六ヶ月。
# 獅子搏兎(ししはくと)……ライオンは小さなウサギを捕まえる時でも全力を尽くす事から、何事にも手を抜かず全力で尽くす事の例え。
# 全30話。
# 表紙絵・挿絵はAI生成です。
# 第2回青春BLカップ参加中! 応援・投票お願いします!
# お気に入り登録・感想、お願いします! 励みになります!
# 「ラジカルな君 ロジカルな僕」もよろしくお願いします。
文字数 85,297
最終更新日 2026.08.15
登録日 2026.08.01
森と泉に囲まれた小国ラインハートの16歳姫君エレナ・ラインハートは遊びに夢中なお年頃。そこへ縁談話が持ち上がり、大国のパーティーへ。国母候補となるも一番最下級の第七国母候補!登城を拒否するも退っ引きならな事情で大国へ。しかも従者が姫君で姫君が従者に入れ替わり?その結末やいかに
文字数 69,851
最終更新日 2026.10.17
登録日 2026.07.11
アリシア・ファンドリッヒはファンドリッヒ公爵家の長女。魔法の才能が有り、将来の魔術師団団長とも言われる天才だ。同じく勉学に関しても秀でていて同い年の六歳の皇太子と婚約している。アリシアと皇太子との関係は良好以上で、溺愛されているほどだ。話が動くのはマリア・ラリアータ男爵令嬢が学園に編入してからだった。マリアが目をつけたのはアリシアの婚約者の皇太子ではなくアリシアの妹の婚約者、フランドール第二王子であった。勘違いをしたマリアは第二王子にいいよりアリシアとの婚約を破棄するように進言する。彼もアリシアと婚約しているという馬鹿な勘違いをしてくれたおかげでアリシアは王宮に呼び出され第二王子に架空の婚約破棄をされた。激怒した皇太子はマリアを平民にし、第二王子を王位継承権を剥奪した。城を追い出された第二王子は再びマリアと恋に落ちアリシアをはめるために全力を尽くす。しかし、魔法と勉学、両方の才能を持っているアリシアに返り討ちにされてしまう。そんな中、王国を訪れた魔王がアリシアを見た瞬間言った。「そこのものは私の番だ。」と。連れていかれそうになったアリシアは皇太子と駆け落ちし、平民になった。魔王はアリシアを血眼で探し、ついに二人を見つけてしまう。魔王の攻撃から逃げ切ったアリシアと皇太子はある商人から、魔王が軍を組んでいると聞き、唯一二人の味方をしてくれた龍王に助けを求める。
ファンタジー要素有り
文字数 4,889
最終更新日 2020.03.06
登録日 2019.12.05
村の人々から理由もわからず迫害を受けていたミラベル。
彼女はある日、『魔王』ユリウス・カルステン・シュヴァルツに魔王城へと連れて行かれる。
ミラベルの母は魔族の子を産める一族の末裔だった。
その娘のミラベルに自分の後継者となる魔王の子を産んでくれ、と要請するユリウス。
迫害される人間界に住むよりはマシだと魔界に足を踏み入れるミラベル。
個性豊かな魔族たちに戸惑いながらも、ミラベルは魔王城に王妃として馴染んでいく。
そして子供を作るための契約結婚だったはずが、次第に二人は心を通わせていく。
本編完結しました。
番外編、完結しました。
ムーンライトノベルズにも掲載しています。
文字数 132,207
最終更新日 2022.06.07
登録日 2022.01.01
年若い辺境伯であるアレクシスは、大嫌いな第三王子ダマスから、自分の代わりに婚約破棄したセシルと新たに婚約を結ぶように頼まれる。実はセシルはアレクシスが長年恋焦がれていた令嬢で。アレクシスは突然のことにとまどいつつも、この機会を逃してたまるかとセシルとの婚約を引き受けることに。
とんとん拍子に話はまとまり、二人はロイター辺境で甘く穏やかな日々を過ごす。少しずつ距離は縮まるものの、時折どこか悲し気な表情を見せるセシルの様子が気になるアレクシス。
「セシルは絶対に俺が幸せにしてみせる!」
だがそんなある日、ダマスからセシルに王都に戻るようにと伝令が来て。セシルは一人王都へ旅立ってしまうのだった。
追いかけるアレクシスと頑なな態度を崩さないセシル。二人の恋の行方は?
すれ違いからの溺愛ハッピーエンドストーリーです。
小説家になろう、他サイトでも掲載しています。
麗しすぎるイラストは汐の音様からいただきました!
文字数 20,380
最終更新日 2024.09.24
登録日 2023.08.24
果南(かなん)はごくごく普通の女子大生。当然、第二性もβ。だけど彼氏の千春(ちはる)はだれもが認めるαで、常々釣り合っていないと陰口を叩かれていた。そんな千春はよく果南のうなじを噛む。βである果南のうなじを噛んでも、意味はないのに。果南はαとΩの運命的な関係にあこがれる一方、千春との別れを予感しながら恐れて、しかしどこかあきらめられていると自分では思っていた。しかしいざ千春に「運命」のお相手が現れたとき、果南の体に異変が起きて――。
※異性間(男女)オメガバース。
文字数 8,725
最終更新日 2023.05.17
登録日 2023.05.10
エリアナ・ローゼライト(主人公)
ローゼライト公爵家の長女。元王太子の婚約者。
「無能」と蔑まれていたが、実は失われた「植物魔法」の真の継承者。
セドリック・フォン・アステリア
アステリア王国の第一王子。エリアナの元婚約者。
真実を見抜けず、男爵令嬢ルルアの甘言に乗ってエリアナを追放する。
ルルア・メルヴィル
男爵令嬢。天性の「煽り」と「計算」でセドリックを虜にする。
エリアナを陥れるために嘘を重ねる。
アラリック・ノア・ベルフェルド
隣国ベルフェルド王国の王太子。「氷の死神」と恐れられている。
冷徹に見えて、その実、ひたむきに努力するエリアナを誰よりも高く評価し、溺愛する。
文字数 34,853
最終更新日 2026.03.27
登録日 2026.03.27
愛の"負債"と庇護欲と、時々セイフクヨク。
交際して半年目を迎えようという頃にルーカスはとある悩みを抱えていた。『愛の"負債"』与えられるばかりの現状。返そうにも拒まれ続ける日々。景介と末永くありたいと願うルーカスはめげずに償還すべく励もうとするが――。
●補足●
Pictures短編 第一弾。本編(https://www.alphapolis.co.jp/novel/710191053/871627114)本編#72のあたりのお話ですが、本編未読でも問題ないと思います。作品や人物の雰囲気掴みによろしければご活用ください(*´ω`*)
++++
【健気 わんこ ハーフ DK × 口悪 世話焼き 美形 DK】
☆……全年齢
★……おとな向け
※微リバっぽいかもです。苦手な方はご注意ください。
++++
●表紙イラスト●
本編に引き続きミツヲさま(https://www.pixiv.net/users/32699295)に描いていただきました!恐れ入りますが無断転載はご遠慮ください。
ミツヲさまへのイラスト発注のご相談は、下記サイトより行えます。お悩み中の方はぜひ♡
https://coconala.com/users/926989
●公開状況
fujossy様、pixiv様、ムーンライトノベルズ様、エブリスタ様でも同名小説をアップしています。内容はともに同じです。
文字数 11,101
最終更新日 2022.05.24
登録日 2022.05.24
目が覚めると、三度目の人生がはじまっていた。
十六歳の時代に撒き戻ったわたしは、つい先ほどの記憶を思い出したむしゃくしゃと叫ぶ。
「あー! む~か~つ~く~! 男なんてくそくらえ‼」
わたしは、二度目の人生で夫だった男――エミディオに殺された。厳密に言えば、あいつの企みによって火刑に処された。
わたしを好きだと言ったエミディオは、実際には王女であるわたしの身分がほしかったのだ。病弱な王太子を廃嫡に追い込み、自分が王になるために。
けれどもわたしは、この国で嫌われている「魔女」。
王女だけれど、生まれた時から両親には見向きもされず、五歳の時に離宮に追いやられた。
そんなわたしを妻にしたところで、エミディオが王になれるわけないのに、馬鹿な男だ。だけど、一番馬鹿なのは、エミディオの甘い言葉にころっと騙された自分だけど。
三度目の人生は、絶対にエミディオと結婚しないわ。そして、絶対に殺されない。
そう決意したまではよかったが、どうやらエミディオは、二度目の人生で知った王位を奪う計画以外にも何からくらんでいるようで……。
さらには、わたしの天敵とも言える、大嫌いなクリストバルとの関係にも変化が?
三度目の人生、わたしは無事に生き残れるのか――!?
文字数 103,508
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.04.25
「世界を救ったあとの話を、誰が書くだろう。」
――最強エルフと転生少女の、静かなスローライフ。
世界を揺るがした戦いが終わり、
ウエスの森の丸太小屋には、再び穏やかな日常が戻ってきた。
転生九十九回目のエルフ・フィーネと、
転生一回目の少女・リリィ。
神竜、女神、精霊神、ドリアード、そして猫耳の少女。
少し不思議で、どこか賑やかな“家族”は、
今日ものんびりとした時間を過ごしている。
しかし、その静けさは長くは続かなかった。
ある日、森の奥から現れた一人の放浪者――
それは、かつて世界に名を轟かせた伝説の魔王ミカエルだった。
帰る場所を失い、長い彷徨の末に辿り着いた丸太小屋。
思いがけず始まる、魔王との共同生活。
一方で、
フィーネの中には消えきらない“声”が残り続けていた。
三司祭メルティナの残滓。
世界のどこかで蠢く不穏な影。
国々の緊張と、静かに進む運命の歯車。
「この“のんびり”が、少しでも長く続きますように」
そう願いながら、
彼女たちは今日も紅茶を淹れ、食卓を囲む。
――だが、世界は決して放っておいてはくれない。
平穏な日常の裏で、
新たな因縁と選択が、静かに動き始めていた。
これは、戦いの後を生きる者たちが、
それでも“暮らすこと”を選び続ける物語。
文字数 79,553
最終更新日 2026.10.30
登録日 2026.02.06