「雑誌」の検索結果
全体で209件見つかりました。
警備員の京澤は、勤務先の社長の息子でチェロ奏者、上羽雅和の秘書となるよう唐突に命じられる。畑違いの異動に困惑するも、理由を教えてくれる者は誰もいない。そして赴任先で待っていたのは、眉目秀麗でありながら性格は偏屈で傲慢、しかも恋人の倉森との異様な性行為に京澤を同席させるような奇行の音楽家だった。当然ながら倉森には疎まれ、ほかにも雑誌記者が上羽の近辺を嗅ぎ回るなど、周囲は常に不穏な空気が漂っている。そんな中、京澤は上羽一族の内紛に巻き込まれ、身も心も淫らに翻弄されてしまう。だがこれにより京澤は、自覚せぬまま芽生えていた上羽への恋心に気づく。また、秘書抜擢の理由や上羽の真意、倉森の境遇、さらには上羽家の歪んだセックスのモラルや因果などが次々と明らかになっていく。加えて今度は上羽と倉森が属する楽団にとんでもなく厄介な問題が勃発。それらは四方に波及する。こうして京澤を取り巻く状況は、ますます複雑になり泥沼と化していく――
※小説家になろう(ムーンライトノベルズ)様へも投稿しております。
文字数 192,537
最終更新日 2022.06.04
登録日 2022.06.04
両想いになったと思えたのも束の間。留学をすることを諒に告げた京。4年もアメリカに行くと言うのに、自分のことを何とも言わない京に、諒はモヤモヤしていた。
京の留学中、諒がアメリカでの雑誌の撮影の合間に、京に会いに行くと、京が女の子にハグをして部屋に連れ込む姿を目にする。諒はショックを受けて京にもう好きじゃないと告げてしまう。
留学を終えて帰国した京は、家族に諒への想いを話す。2人の想いを知った両親の反応は?
今後の2人の関係は?
文字数 28,384
最終更新日 2022.10.11
登録日 2022.10.11
月に一回移動販売車で花を売る龍之介。そこに花を買いに来た、記者の岡田輝樹と佐々木麻美。爽やかな見た目と誠実な接客に2人はどんどんと龍之介に魅かれていく。雑誌に龍之介の花屋の特集を組むことにして龍之介を取材をすることにした。龍之介から出された条件は自分に直接取材をすることは禁止。周りへの取材のみというものだった。どうしてそこで花を売っているのか、なぜ月に一回なのか。龍之介の周辺を調べていくにつれ、徐々に様々なことが明るみになっていく。次第にわかっていく龍之介の過去。昔何があったのか、龍之介の行動の真意とは。
文字数 23,364
最終更新日 2023.05.21
登録日 2023.05.18
ある日、アルバイトを探す為に求人雑誌を眺めていると、〝勇者〟と言う職業に目が止まった。良く見ると、そこには急募と書かれており、今直ぐ電話するしかないと、電話を掛けたら何故かそこは異世界で!?
ひょんなことから勇者になってしまった少女アオイは、勢いそのままに異世界で知り合った仲間と共に、いざ魔王退治へ。ゆるり、かわいい、まったり、四コマ的スローファンタジーライフ。
登録日 2015.06.23
3年前、雑誌の優秀賞を飾った小説『現代奇譚』を書いた綿貫 隼人。出版も予定されていたが胃潰瘍が原因で取りやめに。
19歳になった隼人は文学部に進学し、小説家を目指していた。しかしなまじ幸福を味わってしまった彼は自分の作品が認められないことに耐えきれず河へと身を投げてしまう。あまりの苦しさに水面から顔を出すとそこには赤で統一された城下町が広がっていた。
魔法の威力が語彙力に依存する世界で隼人は圧倒的な魔力を手にするものの、彼の願いは勇者になることでも、魔王を倒すことでもない。それは小説を書くことだった。
2作目ですが続きではないので前作を読まなくても楽しめるようになっております。
文字数 14,216
最終更新日 2016.09.12
登録日 2016.09.04
アント出版に勤めるアラサー女、佐和 柚希(さわ ゆずき)は彼氏兼上司と絶賛社内恋愛中!いつか彼と温かい家庭を……と夢見ていた柚希だったが、自他共に認める味音痴のせいで「味覚が合わないから君とは結婚できない」と一方的にフられてしまった挙句、アント出版一のお荷物部署と呼ばれているグルメ編集部へ異動させられてしまう。
そんな絶望の淵に立たされた柚希がたまたま訪れたのが和食料理店「志の田」。味もさることながらそこで働く料理人の発条 翔太郎(はつじょう しょうたろう)に、柚希はハートも胃袋も見事に打ち抜かれ……。
味音痴なグルメ雑誌編集者でポジティブアラサー女の、恋と仕事を一生懸命頑張るお話。
文字数 141,442
最終更新日 2020.07.24
登録日 2019.01.12
『 多田重信と言う小説家は非常に器用な小説家だ。掛け持ちでいくつもの長編小説を書き上げているのだから。しかも全てジャンルが違い、文章の構成の仕方も違う。一部の人は『何人もゴーストライターを雇って書いているだけだ』と言う。しかし、それらの噂は最近影を潜めている。この前とある雑誌の特集で仕事の様子についての記事を見たが、ゴーストライターを雇っている様には見えなかった。では、何故あんなにも違う人物が書いているような小説が書けるのだろうか。
…まるでいくつもの人格を持っているようだ。』
以上の資料を持って今回の議題はーーー
『もしも多田重信が多重人格だったら』
文字数 7,518
最終更新日 2017.12.09
登録日 2017.09.24
ラーメンの恋しくなる冬の日。
ラーメンを愛してやまない私と後輩の彩は、雑誌に掲載されている『ラーメン・ゴリ』という店へ赴いた。すると、彩は奇妙なことを言った??「私、ゴリラにしようかな」。
その店には、秘密のメニューがあった??それは、ゴリラ。
ゴリラとは何なのか。疑問に思いつつ注文をした我々の前に現れたのは、風呂敷を担いだマウンテン・ゴリラだった。
ゴリラがゴリラを呼ぶ、摩訶不思議ゴリラファンタジー。
文字数 6,090
最終更新日 2017.09.27
登録日 2017.09.27
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天使の伝説が残る村で、少年少女は空を翔るーー……
舞台は王国の北端に位置する牧歌的な寒村、フィルベスタン。
隣町の女学校に通うアリーチェは、自分が先祖返りの『天使』であることを隠しながら生活している。
それは幼馴染で飛行機乗りを目指す少年、シィバにも内緒。
だけど、天使のミイラが発見されたことで世間は騒がしい。
ある日、王都の役人がシィバを訪ねてきた。なぜなら彼こそが『天使』の末裔だったから?
* * *
第180回雑誌cobalt短編小説新人賞の最終選考作品になります。
雑誌が休刊する直前(2016年3月号)だったこともあり、メクるにて初公開しました(そちらは当時の選評についてちょろりと語ったあとがきがついてます)。
表紙イラストは朔羽ゆきさん(http://mecuru.jp/user/profile/yuki)に描いていただきました。
素敵なイラストをありがとうございました!
文字数 9,720
最終更新日 2019.04.04
登録日 2019.03.31
元雑誌記者のパルテアと写真師見習いのササンは、メガネ職人の町サヴァーにある小さな出版社に招かれ、町の文化やニュースを紹介する雑誌を作ることになった。二人は知らず知らずのうちに町の謎に接近していくことになる。
登録日 2016.01.02
魔法が存在する現代
10年前突如として東京に開発された
実験都市 栄宮区
雑誌記者の釜蔵 仁は栄宮区に出没する謎の人物「ROACH」の記事を書く為
以前助けてもらったと言う
大学生の神谷舞に取材を申し込む。
ロクな取材内容ではなかったため
途方に暮れてしまう仁。
だが仁の目の前に 唐路 進 と名乗る
高校生があらわれて……!?
文字数 7,452
最終更新日 2020.05.09
登録日 2020.04.07
「君は僕の太陽、月のように君次第の僕」は「小説家になろう」で2006年5月から2008年2月迄、茶山ぴよが連載していた恋愛小説です。
政治家の御曹司でありながら不幸な過去を持つ不良少年とその担任教師の恋愛は、担任教師が妊娠してしまうという展開で話題を呼び、当時は恋愛ランキングで1位を獲得したり、雑誌「セブンティーン」で紹介されるなど人気小説でした。
しかし、作者の不注意により、2019年8月21日にサイトから小説データが消滅してしまいました。自サイトにて、一部改稿したものも併せて公開しています。
小説家になろう版は
https://www.alphapolis.co.jp/novel/798056935/177314153
にて復元します。
登録日 2008.01.30
各4編10章の構成になっています。
※この物語はフィクションです。
登場人物は全て架空のものであり実在はしません。
各物語の設定は実在する歴史的事実とは異なる場合がございます。
本作に登場する地名は一部架空のものがございます。
※今作は、本来の小説の表現方法に則って編集しています。
文章表示設定を『縦書き』で読むことをお勧めします。
--------【物語説明】--------
《写真》
若くして病で妻を失った岩井和也に不可解な現象が起こり始める。お盆のある日、妻にそっくりな石嶋悠子と名乗る女性と出会う夢を見る。数日後、妻の腹違いの妹と自称する女性が奇妙なブローチを持って彼を訪ねてくる。彼女は和也が見た夢と同じ名前を名乗り、その持ち主を探していた。
《ノイズ》
両親から虐待されたトラウマを抱える北野春花は、就職と同時に地元から東京へ引っ越すことに。不動産屋から勧められた賃貸マンションの格安の部屋に移り住むことになるが、夜な夜な何かを擦るような音がすることに気づく。一方で謎の不審死事件を捜査していた多部祐也は、行方不明となったとある男を探していた。
《水鬼》
死んだ人間のことを忘れてしまうという奇病を研究していた神崎賢人は、幼い愛娘・結衣が同様の症状を抱えていることに苦悶していた。ある日、病院近くの川で顔面がごっそりと抜け落ちたのっぺらぼうの女性の水死体が上がる。その死体の姿は、5年前に事故で死んだ妻・幸枝にそっくりであった。
《黒い果実》
オカルト雑誌の編集部に所属する松下絢音は、3ヶ月前に行方不明となった同僚・三島直樹の単独調査を始める。彼が失踪する直前までの動向を調べていると、使用していたパソコンの検索履歴から《叶屋》という奇妙な掲示板サイトに繋がる。そのサイトは『名前を書かれた者は消える』という悍ましい噂が広まっていた。
文字数 80,362
最終更新日 2023.03.07
登録日 2023.02.25
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帆高は高校1年生の時、ある思いを抱いて半ば家出同然の形で上京してきた。しかし、都会での生活は間もなくままならなくなり、苦労の果てに見つけた職業は望むも望まざるも曰くありげなオカルト雑誌の記事を書く仕事だった。そんな彼の淋しい心を表現するかのように雨が降り止まないある日のこと、切れ間のない人々の渦の中に、帆高はある1人の少女と遭遇する。陽菜と名乗ったその少女はとても明るい性格で、弟とこの都会という渦の中でともに暮らしているという。しかも、彼女には到底他の人間には理解し難いある能力が備わっていた。彼女が帆高の目の前で見せたその特異な能力とは、祈る動作をするだけで、それまで低く垂れこめていた雲から降り続いていた雨を瞬く間に終わらせ、一瞬にして紺碧の青空を見せるというものであった。
文字数 1,917
最終更新日 2019.07.18
登録日 2019.07.18
ごく平凡な女子大生「由莉」は華やかな女子大生生活に憧れ、衝動買いをしまくっていた。ついに親からの仕送りを使い果たし、大学生で初めてのアルバイトをする事にした。ある日求人雑誌を見ていると『占いの助手』の求人を見つける。幼い頃から星座占いや手相占いが好きだった由莉は、軽い気持ちでその占いの求人に電話してみるのだったが、そこで待ち受けていた奇妙な出来事は、由莉の学生生活をも脅かすものだった……。
文字数 5,680
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.08.27