「吉田」の検索結果
全体で248件見つかりました。
雨が降り続ける灰色の街。元検察官・桜井ミノル、42歳。三年前、権力者の汚職を追及しようとして上層部の圧力に屈し、検察を去った男。正義を信じていた彼は、今や無職の社会不適合者として生きていた。
ある日、旧友の弁護士・高橋ケンジが訪ねてくる。「力を貸してほしい」——依頼人の田中ショウタは、国会議員・西村タダオの秘書として働いていたが、議員の汚職を告発しようとした矢先、殺人罪で逮捕された。西村の愛人が殺され、すべての証拠が田中を指している。完璧な冤罪事件。
桜井は直感する——これは西村の陰謀だ。三年前、自分が追っていたのもこの男だった。東邦建設から三億円の違法献金、不正入札、そして今度は殺人。権力を使って真実を握りつぶす男。
内部告発者・吉田タカシから決定的な証拠のUSBを入手した桜井。だが翌日、吉田は「自殺」として処理される。明らかな他殺。証拠を持って検察に向かうが、担当検事は「起訴できない」と冷たく拒絶。権力への忖度、組織の保身——正義は、どこにもなかった。
新聞社も大株主への配慮で報道を拒否。追い詰められた桜井は、最後の手段に出る——匿名ブログでの証拠全面公開。違法行為だと知りながら。瞬く間に拡散され、メディアは報道せざるを得なくなり、西村の汚職は白日の下に晒された。
だがその夜、西村本人が拳銃を持って桜井を襲撃。「君のおかげで、私の人生は終わった。だから、君の人生も終わらせる」——刑事・中村アキコの銃撃で西村は死亡。巨大な汚職ネットワークは崩壊し、田中は無罪となった。
しかし、正義には代償が伴う。証拠の違法取得、守秘義務違反——桜井自身が容疑者となった。起訴は政治的判断で見送られたが、心は晴れない。法を破って正義を実現した。これは正しかったのか。
一年後、田中は国会議員として当選。桜井は法律事務所で冤罪被害者を支援している。ある若者が訪ねてきた。「正義のために戦いたい」——桜井は答える。「正義を追い求めるな。ただ、目の前の人を助けろ」
完璧な正義など存在しない。だが、人は正義を求め続ける。法と正義の乖離、権力の暴力、そして個人の良心——答えのない問いを問い続けることこそが、人間の証なのだと。
雨の街に、いつか青空は訪れるのか。正義の残像を追いかけて、男は今日も戦う。
文字数 12,837
最終更新日 2026.01.19
登録日 2026.01.19
※逆ハーものではありません
※当作品の沖田総司はSっ気強めです。溺愛系沖田がお好きな方はご注意ください
▼あらすじ
――私、ずっと知らなかった。
大切な人を失う苦しみも、悲しみも。信じていた人に裏切られたときの、絶望も、孤独も。
自分のいた世界がどれほどかけがえのないもので、どんなに価値のあるものだったのか、自分の居場所がなくなって、何を信じたらいいのかわからなくて、望むものは何一つ手に入らない世界に来て初めて、ようやくその価値に気付いた。
――幕末。
それは私の知らない世界。現代にはあるものが無く、無いものがまだ存在している時代。
人の命は今よりずっと儚く脆く、簡単に消えてしまうのに、その価値は今よりずっと重い。
私は、そんな世界で貴方と二人、いったい何を得るのだろう。どんな世界を見るのだろう。
そして世界は、この先私と貴方が二人、共に歩くことを許してくれるのだろうか。
運命は、私たちがもとの世界に帰ることを、許してくれるのだろうか。
――いいえ……例え運命が許さなくても、世界の全てが敵になっても、私たちは決して諦めない。
二人一緒なら乗り越えられる。私はそう信じてる。
例え誰がなんと言おうと、私たちはもといた場所へ帰るのだ……そう、絶対に――。
◆検索ワード◆
新撰組/幕末/タイムスリップ/沖田総司/土方歳三/近藤勇/斎藤一/山南敬助/藤堂平助/原田左之助/永倉新八/山崎烝/長州/吉田稔麿/オリキャラ/純愛/推理/シリアス/ファンタジー/W主人公/恋愛
文字数 196,669
最終更新日 2022.09.03
登録日 2022.01.09
【あらすじ】
毛利家を継ぎ、毛利元就となった多治比元就――しかし、強大なる出雲の戦国大名・尼子経久の支配下となり、尼子家の尖兵として、やはり強大なる周防の戦国大名・大内義興を相手に戦う日々を過ごしていた。
尼子経久の謀略により安芸の国人からの信を失い、そのため経久の威光にすがらなければならないという逆境に陥れられた元就。だが彼は着実に戦功を重ね、また独自に周囲への攻略、調略を広げ、安芸の国人の盟主としての地位を確立していった。
やがて経久が隠居したのを機に、元就は尼子家と手を切る。大内家へ嫡男・隆元を人質に出したのだ。これは――尼子の新当主、尼子詮久(あまごあきひさ)が天下人となるため京へと進軍していったため、その隙を衝いた行動だった。
そして元就は大内家に働きかけ、詮久の上洛中、「がら空き」となった安芸に攻勢をかける。頭崎城をはじめとする尼子方の拠点を陥落寸前にまで追い込んだ元就に対し、ついに尼子家は反転攻勢を開始。逆に元就の居城、吉田郡山城へと兵を進めるのであった――
【表紙画像】
「ぐったりにゃんこのホームページ」様より
文字数 110,273
最終更新日 2024.06.29
登録日 2024.04.24
吉田一(よしだ かず)はこの春二年生になった、自称硬派な高校球児だ。鋭い変化球と抜群の制球で入部後すぐにエースとなり、今年も多くの期待を背負って練習に精を出す野球一筋の少年である。
かたや蓮根咲(はすね さき)は新学期に転校してきたばかりの、謎めいてクールな美少女だ。大きな瞳、黒く艶やかな髪、凛とした立ち姿は、高潔さを感じるも少々近寄りがたい雰囲気を醸し出している。
そんな純情スポ根系野球部男子が、魅惑的小悪魔系女子へ一目惚れをしたことから、ちょっとエッチで少し不思議な青春恋愛ストーリーが始まったのである。
文字数 499,367
最終更新日 2023.01.31
登録日 2019.01.11
柴葉栄一郎(さいばえいいちろう)。
俺の名前だ。
目立つ黒のくるくるのヘアーの俺はとある女子に99回告白した。
名前は吉田彩香(よしだあやか)。
学校中で5本指に入る程の美少女であろう。
そんな彼女に俺は99回告白した。
今思えば恥じるべき過去である。
100回目を告白するつもりだったのだがようやっと(アホらしい)と気が付いて止めた。
そして俺は普段通りの生活をしていると?
文字数 1,871
最終更新日 2024.06.19
登録日 2024.06.19
主人公桜井純平(さくらいじゅんぺい)
はとある休日の日彼女の佐藤優愛(さとうゆあ)と
親友だった吉田裕翔(よしだゆうと)
が一緒にホテルに入っていくのを見てしまい
その次の日学校に行くのが嫌だったので駅のホームでたそがれていたらめっちゃ綺麗なお姉さんが声をかけてきて
小説家になろう様
カクヨム様
にも掲載しております
文字数 9,591
最終更新日 2023.06.26
登録日 2023.05.03
タイトルは『北武の寅』(ほくぶのとら)と読みます。
幕末の埼玉人にスポットをあてた作品です。主人公は熊谷北郊出身の吉田寅之助という青年です。他に渋沢栄一(尾高兄弟含む)、根岸友山、清水卯三郎、斎藤健次郎などが登場します。さらにベルギー系フランス人のモンブランやフランスお政、五代才助(友厚)、松木弘安(寺島宗則)、伊藤俊輔(博文)なども登場します。
根岸友山が出る関係から新選組や清河八郎の話もあります。また、渋沢栄一やモンブランが出る関係からパリ万博などパリを舞台とした場面が何回かあります。
前作の『伊藤とサトウ』と違って今作は史実重視というよりも、より「小説」に近い形になっているはずです。ただしキャラクターや時代背景はかなり重複しております。『伊藤とサトウ』でやれなかった事件を深掘りしているつもりですので、その点はご了承ください。
(※この作品は「NOVEL DAYS」「小説家になろう」「カクヨム」にも転載してます)
文字数 383,592
最終更新日 2021.03.14
登録日 2021.03.14