「初雪」の検索結果
全体で26件見つかりました。
大いなる意志のもと、異なる世界へと輪廻転生を果たした少女。
彼女の名前は初雪の如き、きめ細かく、シミひとつない真っ白な肌に因んでユキと名付けられる。
新たに生を受けたのは、深い山奥に存在している、と謳われる、鬼人族の集落であった。
周囲の人々の誰よりも抜きん出て、魔性と称して差し支えない程に、彼女の容姿は美しかった。
誰一人として例外なく、彼女の突出した絶世の美貌に瞳を奪われる。
老若男女問わず、その類い希なる神秘的なまでに美しい容貌に魅了された。
漆黒の艶やかな、腰元まで伸ばされた、癖一つないサラサラとした美しい長髪。
切り揃えられた髪に隠れた形の良い眉の下には、黒曜石の如く輝く、美しい切長の瞳。
涼やかな目元は理知的な人物像が透けて見え、それだけである種のカリスマ性を誇る彼女は、人々からの羨望の対象だった。
長い睫毛に彩られた、その大きな瞳に魅入られた男たちは例外なく、彼女の虜となった。
その対になる瞳の中央を、スラリと通る鼻筋。
白磁の如く、シミひとつない肌の上には薄桃色の艶やかな唇が、より一層魔性とも称するべき色香を漂わせていた。
虜になった男達を無意識に弄び、彼女の手玉にとられている彼等はそれすら気付けない。
それ程までに麗しい彼女には、決して露呈されることが許されない秘密があった。
果たしてそれは一体─
文字数 958,714
最終更新日 2024.11.12
登録日 2023.04.28
何処か他の同級生とは変わったところがある、人形のような容姿をしているエマちゃん。
初雪の如きシミひとつない真っ白な肌。
金糸の如き美しい流れるような金髪。
スラリと綺麗に通った鼻筋。
ぷるんとした薄桃色の可愛らしい唇。
美しい髪色と同様に金色の睫毛に彩られた、宝石の如き透き通る碧眼。
その美しい瞳が見つめるのはいつもお世話をしてくれる、誰よりも大好きな優くんただ一人。
片時も離れることなくずっと一緒に育ってきた二人は、何処か歪な鎖で結ばれていた。
周囲から向けられる好奇の視線。
果たして二人を取り巻く世界は変化を迎え始める。
文字数 26,027
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.05.13
恋人を好き過ぎるがあまり恋人を溺愛&神聖化してしまい、『心因性ED (勃起障害)』を発症してしまった男の、波瀾万丈(?)物語。
両親が宝くじに当たり、ハワイ移住を決断。実家に置き去りにされる事が決定した八城 潤は、両親の勧めでハウスキーパーを雇う事に。潤は、雇い入れるべく面接をしたハウスキーパーの本郷 透に、プロフィール画像の段階で一目惚れしてしまうのだが、直向きに仕事に従事する透に胸を打たれ、益々透への想いを深めていく事になる。
そして、初雪が降ったある日の夜。予定外の初雪に慌てて、家庭菜園の雪対策をする為に突然訪問して来た透に、潤は、遂に自分の温めてきた想いを告白してしまう。
恋愛初心者の透との間で、すれ違いや紆余曲折ありつつも、漸くクリスマスデートまで漕ぎ着けた当日。自分自身の性自認や世界的ダンサーだった過去を告白してくれた透に、潤は、これまで以上に深い愛情を胸に抱く様になるのだが……自分に触れて欲しいと勇気を振り絞って言い募った透を前にして、潤は、自分自身の身体がまるで反応を示さない現実に直面する。
透を好き過ぎるがあまり透を神聖化してしまい、『心因性ED (勃起障害)』を発症してしまった潤。果たして、彼は、透に対する強過ぎる恋情の想いを、更なる愛情と努力によって乗り越える事ができるのか?
『……何をしたら、勇気が出るの?僕は、潤に、何をしたらええ?』
『貴方に、触れさせて』
❇︎題名及びタグや作品紹介の時点で、苦手だなぁ、と思われた方は、ご遠慮下さい。
❇︎キャラクターが関西弁で話す場面が多くありますが、筆者は関西出身ではありませんので、だいぶと間違えている可能性があります。ニュアンスで楽しんで、生暖かい目でご覧頂ければ幸いです。
❇︎全四章。長編。
❇︎ 表紙画像は、Picrewの『男前メーカー(仮)』を使用しました。
文字数 205,526
最終更新日 2022.07.30
登録日 2022.07.22
有馬エルメと弟のメルは、神々と魔法使いが暮らす不思議で長閑な異世界に流れ着き、魔法使いとして育てられる。
十年後、神にも原因がわからないある“異変“の原因を解明すべく、研究士と呼ばれる魔法使いたちが死者の国・東京を調査していた。成長した姉弟に、研究士らは協力を要請する。
小学校では差別と偏見に苛まれ、家では威圧的な母に怯えて過ごしていたエルメは、成長してなお「自分の本当の気持ち」が見えず、自身を蔑ろにしてしまう。
日本と異世界、二つの文化の狭間で、愛すべき魔法使いたちに見守られながら、エルメは自らの在り方を模索してゆく。
なにかとマイノリティな主人公に、多くの人は共感できないかもしれない、けれど不意に魂がふわりと暖まる。そんな物語を目指しています。
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登場人物
【青の国・理天区在住】
・エルメ…日本での姓は有馬。内向的な性格の16歳
・メル…エルメの弟で15歳。良くも悪くも素直で柔軟
・ユノン…姉弟と最も関わり深い男性教師。背が高い
・シャート…女性教師。元医師で30代半ば
・サン…産科医でもあり理天では有名なベテラン教師
・ロッカ…若き教師であり調理師。姉弟の兄的存在
・ハイデ…寺院勤めの有能な女性。ロッカと同じ歳
・ガレア…神僧の男性。理天学院教師も同時に務める
【青の国・藤京区】
・フィオロン…教師。姉弟の後見人のような男性
【青の国・紫錦区】
・ライヒ…理天の農家出身。エルメ達の幼馴染
・アサン…ライヒの兄。農師だが黒海学院に勤務
・ユッセ…玄武大学から農師として招かれた教師
【朱の国】
・トキノ…理天学院出身の少年。エルメと同じ歳
【研究士】
・ジュゼ…天上武王と呼ばれる強力な魔法使い
・ソンテ…黒の国では黒武王として尊敬される
・シューラン…朱の国出身、快闊な30代
文字数 92,225
最終更新日 2022.04.26
登録日 2021.07.19
友達から紹介された年下の女の子に恋した、主人公。最初は普通の恋だと思っていたが、それはまるで映画の中にいるようでドラマみたいな恋だった。
出会いも、初めての会話も、彼女の笑顔も、初雪も、恋の始まりも、そして終わりの予感も
全部、「あの公園で」始まった。
振り返れば“そこに戻りたくなる
そんな切なさと愛しさが同居してる。
“あの公園で”――それは、ふたりだけの原点。
青春真っ只中の高校生の実話を元にした、三角関係の恋のお話
文字数 4,356
最終更新日 2025.07.15
登録日 2025.07.01
森の中に埋もれ往く小さな村、ル・ドゥファン・ヴィレ。
その村の最後の住人であるアンブルローズもまた、次の雪の夜が明ける頃にはここを去る。
彼は大きな秘密を隠したまま、晩秋のある日、町に住む幼なじみでただひとりの友であるレイズベリ―に、ある依頼をした。
旅立つ前にひとつだけ、アンブルローズが願ったこととは――。
孤独な美青年アンブルローズと、口は悪いけれど優しいレイズベリ―。
秋の森と初雪が見ていた、白い表紙の物語。
❆カクヨムさんに別名義で公開していた、BL童話風味の短編です。
❆R15は念のため。性描写は匂わせ程度。
文字数 10,629
最終更新日 2023.08.05
登録日 2023.08.04
片思い......。
P.S. 詩(し)、物語(ものがたり)、詩物語(しものがたり)
文字数 2,747
最終更新日 2019.10.03
登録日 2019.10.03
二人が出会ったのは枯れた色彩の森の中、その年の初雪の降る日でした。
※主人公トーマスの名前をフィンに変更しました2019/4/17
ファンタジーっぽい世界の話を書きたくなって勢いのままに書いた作品。
『エルフの美幼女と運命的な出会いを果たしたので結婚しました。辺境の森の幸せスローライフ』
とかいうタイトル付けようとしたけど、残念ながら、作風というか、文体が……合わない……。
ストーリーはプロットを一切組まずに書きながら考えています。
なので内容はフラフラし、章タイトルも目印程度のネーミング。
現在プロットを構築しつつ、キャラクター見直し中。
口癖など詰めていきます。
ひとまず現在は、完結を最優先にゴリゴリ掲載していますがディテール等は追って全面改修する予定です。
本作は、
少年期
青年期
老年期
と分けて書いております。
目次の順が時系列、
タイトル横()内の数字の順が掲載順です。
スペシャルサンクス
万年筆文芸部a氏執筆協力(23)~(25)
文苺様にキャラデザ、表紙を描いていただきました。
文字数 162,546
最終更新日 2021.03.17
登録日 2019.04.05
タクシー運転手・松本恒一のもとには、今日もさまざまな人生を抱えた客たちが乗り込んでくる――。
第二章では、秋から冬へ移り変わる街を舞台に、人の「想い」と「ぬくもり」が
さらに深く描かれていく。夢を追い続ける女性歌手。
亡き夫との思い出を胸に、毎年ひまわり畑を訪れる老婦人。
駅前ピアノに願いを込める少女。
就職活動に悩む大学生と、母の手作り弁当。
未来に迷う高校生。
父の形見の腕時計を大切に持ち続ける男。
雪の日、病院へ父を見舞う少年――。
タクシーという小さな空間で交差する人生模様が、恒一自身の心も少しずつ変えていく。
そして、仕事帰りに立ち寄る「喫茶さくら」では、ママ・村上恵子との距離が少しずつ近づき始める。
しかし、お互いに惹かれながらも、亡き夫への想い、年齢への遠慮、そして言葉にできない感情が、二人の間に静かに横たわっていた。
そんな二人を、母・トメは優しく、時に鋭く見守り続ける。
秋雨の夜。冬の観覧車。
初雪の病院帰り――。
昭和の香りが残る街を舞台に描かれる、人情タクシードラマ第二章。
笑いあり、涙あり、そして“もう少しで結ばれそうで結ばれない”大人の恋。
読後、心に小さな灯りが残る連作短編集。
文字数 12,940
最終更新日 2026.06.06
登録日 2026.06.06
東京の雪は、いつも遠く感じていたが、初めて見たときこんなに近くにあるんだと知った。雪のはかなさを知るほっこりショートストーリー
文字数 2,515
最終更新日 2022.07.01
登録日 2022.07.01
山岳写真家を目指す望月 周は、憧れていた写真家、尾身 登の死をきっかけに、彼の遺作展に足を運ぶ。初めて尾身の作品に直に触れた周は、二度と更新される事の無い槍ヶ岳シリーズの新作『初雪』の前から立ち去る事が出来ずにいたのだが、そんな周に、尾身の長男、尾身 深雪が声を掛けてきた。
父親の作品と父親自身に向ける周の熱い想いに胸を打たれ、深雪は周を、母親の生まれ故郷である山梨にある喫茶店兼ギャラリーに招待する。そして、卒業制作の写真撮影の為に、南アルプスにある仙丈ヶ岳を訪れた帰り道に、周は、深雪の経営している喫茶店へと訪れ、その二階にあるギャラリーで、未発表の尾身の作品に次々と触れていくのだが……その中に、ただ一つだけあった『違和感のある作品』に、周の視線は集中していくのだった。
『すみません、深雪さん。もしかして、あの作品は、尾身先生の作品では無いのでは?』
『……何故、そう思われるんですか?』
南アルプスの大自然を舞台に育まれる、純愛ラブストーリー。ほんの少しだけミステリー(謎解き)が含まれますが、怖い話ではありません。二人の温かい恋愛模様を楽しんで頂けたら幸いです。全二章。
文字数 54,855
最終更新日 2022.08.04
登録日 2022.08.01
クリスマスが近づいた、ある寒い日のこと。
「サンタさんって本当にいるの?」
ハルカはケントパパに尋ねてみた。
パパは「もちろん」と笑って言う。
「だって、パパはサンタさんと会ったことがあるからね」
娘にねだられ、ケントパパは話を始める。
これはケントパパが小学校五年生の時の、少し甘酸っぱい思い出の話。
文字数 25,174
最終更新日 2022.12.22
登録日 2022.11.29
高校2年になった赤沢青磁は過去にあった、ある出来事で女子が苦手となり、もう誰も好きにならない。本当に信頼できる3人を除いて、決して距離を詰めないと心に決めていた。
しかし、ある日を境に幼馴染である琴葉との接し方にも迷いが生じ始め、距離が開き始める。
高校生の迷いや苦悩、そして過去と向き合い進んでいく恋の物語。
文字数 12,511
最終更新日 2022.12.29
登録日 2022.12.20
自らの誕生日を目前に控えた、12月。初雪混じりの朔風が吹き荒ぶ街で、五十嵐 庄司(28)は、一回り年下の一ノ瀬 碧(16)と出逢った。
人生にただ一枚、奇跡の一枚を撮影できたなら、自分のどう仕様もない人生にもケジメがつくのにと、街を彷徨う、プロカメラマンの端くれの庄司。
自殺志願者さながらに、桟橋の縁に佇んでいた碧。
庄司は知る。今までの人生の全ては、この少年に出逢うまでの、長い長い序章に過ぎなかったのだと。
季節外れの蜃気楼や陽炎の様に、ゆらゆらと。
「ねぇ、君」
雪空の下。
夏、さんざんと。
「この川、底が意外と深いから、飛び降りても簡単には死ねないと思うよ」
蝉時雨の音を聞く。
「……死なない」
「そっか。なら、危ないから、もうちょっとこっち来ようか。知らない人に、警察とか呼ばれちゃうよ」
俺の夏は。
「あのさ、いま暇?」
まだ、始まってもいなかった。
「モデルとか興味ない?」
*こちらの作品は、歌手 笹川美和様の『蝉時雨』という楽曲にインスパイアされた作品となっております。没入感が得られる為、是非、楽曲である『蝉時雨』にも親しんでみて下さい。
文字数 28,522
最終更新日 2025.08.02
登録日 2025.08.02
高校の美術部に入部した一年生・橘灯は、旧校舎の準備室で寡黙な三年生の部長・西條瑛と出会う。ほとんど口を利かないのに、光や風や雨粒の動きを愛でるその人の横で、灯は絵を描くことの本当の意味を少しずつ学んでいく。
「好きなものを知るほうが大事」「迷う絵がいい絵になる」「草は風の形だ」——先輩の言葉は、絵の話であるはずなのに、どこかもっと大切なものを指している気がした。夏の川へのスケッチ、梅雨の日の二人きりの準備室、初雪の日に触れた指先。灯の気持ちは、描くたびに深くなっていく廊下の絵のように、静かに積み重なっていった。
しかし先輩には夢があった。東京の美術大学へ進み、もっと大きな絵を描くこと。二月に受験、三月に合格、そして旅立ち。灯は「好きです」という言葉を、とうとう口にできないまま、先輩を見送る。
先輩のいない準備室で、灯は描き続けた。後輩に先輩の言葉を伝えながら、一人で川へスケッチに行きながら、廊下の絵を何枚も何枚も重ねながら。二年が過ぎ、三年生になった灯は自らも受験を終え、合格の春を迎える。
そして帰省した先輩と、二人きりの準備室で、灯はついに言葉にする——「先輩のことが好きでした」と。先輩の答えは「知ってた」。お互い、相手を想うあまり、言えずにいたのだと知る。
答えは出ない。距離も縮まらない。それでも先輩は言う、「同じ場所を何度も描くように、続けることで見えてくるものがある」と。春の光の中、先輩は東京へ戻り、灯は新しいページを開く。
言えなかった三年間と、言えた一瞬と、続いていく二人の物語。
文字数 8,070
最終更新日 2026.03.16
登録日 2026.03.05