ミステリー 小説一覧
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「死神と私と、優しい殺人鬼の想い出」の続編
死期の迫った人間に寄り添う存在・死神。ある日、その姿が見える少女・遥が現れる。彼女は“他人に憑く死神”までも視認できる、特異な存在だった。死の予兆を知った遥は、大切な人を救うため、別の誰かの運命に介入しようとする。その先に待つのは、暴力や絶望に翻弄される若者、そして死神たちすら翻弄する“選択”の連鎖だった――。
死は変えられるのか? 人は本当に変われるのか?
命の交差点で、運命の歯車が静かに動き出す。
生と死の境界に立つ者たちの“決断”を描く、魂を揺さぶるヒューマンドラマ。
文字数 89,361
最終更新日 2025.08.03
登録日 2025.07.16
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犬塚真琴が望んでいたのは、ただ平穏な高校生活を送ることだった。しかし、彼の鉄壁の論理と懐疑心は、幽霊が見えるという強烈な同級生、当野玲によって打ち砕かれる。彼は今や玲の「使い走り」で、オカルトクラブの共同創設者だ。
当初、このクラブは面白いだけの儀式や学園祭の出し物で終わるかと思われた。だが、夏休みが近づくにつれて、真琴は気づく。幽霊なんて、ただの序章に過ぎないと。連続する失踪や恐ろしい死の背後には、計り知れないほど大きな何かが隠されている。それは異世界への扉。そして、彼らの現実を飲み込もうとする、絶対的な空虚という未知の力だ。
世界を救うためには、真琴はありえないことをしなければならない。つまり、これまで頑なに信じなかったことを信じるのだ。なぜなら、存在してはいけないものと戦う唯一の方法は、それしかないからだ。
文字数 121,011
最終更新日 2025.08.03
登録日 2025.07.24
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深夜、60年来の親友・達也から「昔のように二人で旅行しよう」と突然の電話が入る。離婚後、孤独な生活を送る達也を心配し、主人公はその誘いを受けるが、旅行中の彼の言動にはどこか不自然な違和感がつきまとう。かつて二人が訪れた温泉地で、達也は誰かを探すようなそぶりを見せ、宿では名前を呼ばれた瞬間に動揺を隠せない。そして、達也の背中に刻まれた古い傷跡や、語られることのない離婚の理由が、旅に影を落としていく。
やがて主人公は、達也のバッグの中から15年前の新聞記事を発見する。そこには「田中達也、55歳、自殺」と記された数々の死亡記事が。驚愕する主人公に、達也は「自分はすでに死んでいる」と告白する。実はこの旅は、主人公の無意識に残された後悔と友情が生み出した、真夏の幻想だった。
親友との再会と別れを経て、主人公は心の重荷を解き放ち、前を向いて生きていく決意をする。
――それは、陽炎のように儚くも温かな、人生最後の夏の旅だった。
文字数 6,755
最終更新日 2025.08.01
登録日 2025.08.01
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この小説を読むそこの君よ、この小説はいわば、この俺が何も考えずに適当に書き上げたギャグ怪奇小説.......読む場合は脳をパンにしよう。
文字数 8,503
最終更新日 2025.07.29
登録日 2025.06.20
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静岡県に属する離島「網島」で、美人と名高かった女子高生が、観光客の運転する車に撥ねられる事故が起こった。
五年後、被害者の同級生だった青年は「網島」でスキューバダイビングのインストラクターをしていた。そんな折、進学と同時に「網島」を離れた旧友たちが、ダイビングのライセンス取得のため「網島」に戻ってきた。
かつての仲間たちとの再会を喜びつつ講習を実施する中、事故が起こり一人が命を落とす。旧友たちは五年前の事故との関連を疑うが…。
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ばらのまち福山ミステリー文学新人賞 一次審査落選
第21回MF文庫J新人賞 一次審査通過 二次審査落選
https://mfbunkoj.jp/rookie/award/result/21/
第9回ホラー・ミステリー小説大賞 エントリー中
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画像素材:ぱくたそ
https://www.pakutaso.com/
文字数 136,604
最終更新日 2025.07.26
登録日 2025.03.27
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時は20世紀初頭のイギリス。ロンドンに自分のアトリエを持ち、画家として既に大成している一人の青年がいた。その青年のそばにはいつも一匹の黒猫がいる。そんな一人と一匹が詩と絵画のインスピレーションを得るためにイギリス中を旅をしながら、数々の事件に居合わせ、圧倒的な推理力て解決していく。
文字数 10,100
最終更新日 2025.07.26
登録日 2025.07.21
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とある日に届いた白い封筒。
導かれた先は、十数年前に火事と一家心中があった廃墟──白鷺館。
集められたのは、“選ばれた者たち”。
一つ、また一つと死体が増え、疑いが広がる。
これは、観客のいない演劇。
誰が演じ、誰が壊すのか。
仮面が剥がれるその瞬間、物語は終幕を迎える。
更新について
本作は初回のみ2話更新で、それ以降の更新は、毎週月曜~金曜20時の週5更新です。
また今後、一条湊シリーズとして定期的に公開していきますので、よろしければご覧ください。
第一作目の白鷺館殺人奇譚は、全27話です。すでに第27話まで書き切っており、全て予約投稿している状況です。
新シリーズが始まるごとに、紹介文とキャッチコピーは変更されます。新シリーズが始まるまでは、同じ紹介文です。
文字数 160,072
最終更新日 2025.07.25
登録日 2025.05.20
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製薬企業の研究員・如月尚也は、新薬開発の裏に蠢く不正を知り、社内サーバーから秘密のデータを抜き取った。
証拠を手にした彼の前に現れたのは――5年前に死んだはずの妻と瓜二つの女。
彼女の名は「澪」。
外部の共同研究企業から派遣されたアシスタントとして、尚也の職場に配属される。
だが、その存在はあまりに異質で、美しく、不可解だった。
記憶と顔、声、仕草――すべてが亡き妻に酷似している。
彼女は人間か? それとも、誰かが創った“影”か?
澪の正体を探る中、尚也は社内派閥、企業の黒幕、そして裏社会の暗部と接触し、
次第に自身も、彼女も、“この世界の外側”に立たされていたことに気づいていく。
観察され、操作され、所有されるだけの存在ではなく――
“自分自身の意志”で生きようとする澪の姿は、やがて人間と非人間の境界を揺るがしてゆく。
欲望と陰謀が交錯する現代社会のなかで、命とは、記憶とは、そして“名前”とは何かを問う、
静かに胸を打つ20話構成のサイコロジカル・ホラーサスペンス。
最後に彼女が手にしたものは、“過去の記録”ではなく――生きる証だった。
文字数 47,012
最終更新日 2025.07.25
登録日 2025.07.09
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ある日、洋介のスマホに非通知の電話が鳴った。
留守電の内容を確認するがなんと言っているのかわからない。
洋介は親友の直哉に相談し、電話の謎を探る……
文字数 2,667
最終更新日 2025.07.23
登録日 2025.07.23
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<<導入>>
*:
パリーン!
かいり:
あ、あわ、あわわわわわわ・・・・!
かいり:
(周囲を見回す)
・・・・これ、ど、どうすれば・・・!
*:
(冷蔵庫の光に照らされた、割れた陶器)
???:
うるさいな、今の音、何?
かいり:
ま、まずい!この場を離れなければッ!
<<XX月YY日 午前9時47分 被告人 私室>>
都内のとあるマンションでルームシェアをする5人の女子大生。
そのうちの1人、水無月火咖喱(ぽかり)の課題制作が、何者かによって破壊されてしまった。
犯人として名指しされたのは、ルームメイトの明戸院海李(かいり)だった。
容疑者には何のとりえもないがバカ、メガネ、巨乳と揃った三拍子だけはあった。
素人モノAV出演という厳罰が言い渡されそうになったその時だった!
「待った!異議あり!それは違うよ!」
颯爽と現れ、弁護を申し出る鳳燈(あかり)。
光る、論理と思考の快刀乱麻!
そのロンパを、逆転せよ!
かいり:
・・・みたいな感じでお願いします!
あかり:
え・・・やだよ・・・
俺様法学部じゃねーし・・・
文字数 47,256
最終更新日 2025.07.23
登録日 2025.06.28
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この選挙、勝っても死ぬ。負けても死ぬ。
――信じられるのは、あなたの「殺意」だけ。
あなたが生き残る条件は、
「相手の死を望み、それを票に変えること」――。
この物語は、選ばれし20人の男女が“選挙”という名の殺し合いに参加させられる、異常な密室デスゲーム。
ルールは単純。
1. 推薦された者の中から立候補。
2. その中で選挙。
3. 最下位は公開処刑。
勝っても、命の責任を背負う。
負ければ、即死。
中位でも、次の餌食に選ばれる。
主人公・橘蒼太は、冷静さと観察眼を武器にこの異常なゲームの真相に迫っていくが、演説・嘘・煽動・涙・脅迫……人間のあらゆる“言葉”と“顔”が交錯する中で、真実にたどり着くのは誰か? そしてなぜこの選挙が始まったのか?
文字数 57,466
最終更新日 2025.07.22
登録日 2025.07.22
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主人公、水無月 奏(みなづき かなで)はひょんな事件から警察の特殊捜査官に任命される。
そして、同じ特殊捜査班である、透(とおる)、紅蓮(ぐれん)、槙(しん)、そして、室長の冴子(さえこ)と共に、事件の「真実」を暴き出す。
その事件がなぜ起こったのか?
本当の「悪」は誰なのか?
そして、その事件と別で最終章に繋がるある真実……。
こちらは全部で第七章で構成されています。第七章が最終章となりますので、どうぞ、最後までお読みいただけると嬉しいです!
よろしくお願いいたしますm(__)m
文字数 485,980
最終更新日 2025.07.22
登録日 2024.01.27
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深夜0時、看板の灯りがひとつだけ灯る――。
午前5時までのあいだ、「未明書房」は心の奥に眠る物語を静かに紐解く。
ここでは誰もが、“忘れていた自分”と出会うことになる。
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この物語は、ひとたびここで灯りを閉じます。
語り手の声は静かに棚へ戻され、記憶は場に沈みました。
けれど、もしこの物語の背表紙をもう一度開きたいと望む声が灯ったなら――
未明書房は再び頁の隙間を整え、
喫茶 木霊では語られなかった時間に灯りを注ぐことでしょう。
続きは語られなくとも、語りが巡ることはあります。
その声が届いたとき、語る者たちもまたそっと棚の奥から立ち上がるはずです。
それまで、灯りは静かにここで息を潜めております。
文字数 58,962
最終更新日 2025.07.22
登録日 2025.06.20
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事故によって昏睡状態に陥った弟の姿を夢で見たユウ。
彼自身もまた、事故の記憶が曖昧なまま白い空間で目覚める。
過去に見て見ぬふりをしてしまった、学校でのいじめの真実。
そして、かつての友人・佐久間との再会。
謎に包まれた記憶の断片を追いながら、ユウは自分の罪と向き合い始める。
赦しと後悔、そして再生への葛藤を描いた現代ミステリー。
失われた日々と、揺らぐ記憶の先に見えるものとは――。
文字数 6,586
最終更新日 2025.07.21
登録日 2025.07.19
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若い時に推理小説家を目指していた十全宗一郎は、希望が見いだせない変わらぬ毎日に、厭世的な言葉を吐くようになっていた。
「なぜ、俺は小説家になれなかったんだろう?」
「どうして俺は警備員の仕事を好きでもないのにやっているのだろう。なぜ、俺は……」
宗一郎は、日々、愚痴をこぼしながら道路工事の車両誘導警備という仕事を、それなりにこなす日々を過ごすのだった。
ある日、事件が起きた。同僚が車で撥ね飛ばされるという交通事故だった。
その事故から三か月後、今度は大手警備会社に入って来たばかりの若い女の子が爆発事故に巻き込まれて
死亡するという事件が起きた。
三か月前に起きた交通事故に当初から不審を抱いていた警察は、三か月前の交通事故も今回の爆発事故
も、殺人を目的とした事件ではないかと捜査を開始する。
どちらの事件にも深く関わりのあった宗一郎は、大手警備会社K支店社内で働く人々の事情と、状況証拠
から、事件の背後で蠢いていた犯人を推理する。
犯人は以外にも、誰にでも優しかった大手警備会社K支店の事務員 大阪明美さんだった。
明美さんは、警備員の日々野洋子と手を組み、一連の殺人事件を起こしたのである。
が、その明美さんたちを巧みな心理誘導で教唆していた人物が他にいた。
その人物とは⁉
文字数 93,487
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.20
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再生数、いいね、コメント、ギフト──それが“価値”。
平凡な女子高生ユイは、誰にも気づかれない日常から抜け出すため、TikTokでのバズを目指し投稿を始める。
初めは誰にも見向きされなかった彼女の動画が、“地雷メイクで泣く”という演技をきっかけに突如バズを起こす。
承認欲求の快楽に取り憑かれ、「もっと、もっと」と再生数に溺れていくユイ。
だがその先に待っていたのは——数字を操る化け物たち。
画面の向こうに現れたのは、配信帝王・キングコウジ、虚飾の女神・アイミパリス、ギフトの魔王・ミギル……
彼らは語る。「ここは、ただのSNSじゃない。生き残りのゲームだ」と。
そしてユイの配信に届く謎のコメント——
「……覚えてないの? あの日、君がしたこと。」
バズらなきゃ、生き残れない。
バズったら、もう“普通”には戻れない。
SNS×心理スリラー×実録バズ地獄。
これは、“注目”に喰われていく少女の、物語。
文字数 6,413
最終更新日 2025.07.19
登録日 2025.07.17
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恋か、事件か。それとも両方!?
警視庁捜査一課――それは凶悪事件の最前線。
そこに突如配属されたのは、恋愛経験ゼロの“ど天然”新人刑事・霧島まどか。
だが彼女には、ある”異常な特性”があった。
なぜか、事件関係者からやたらとモテてしまう――
しかも背が高いのがコンプレックスで、極度の近眼。
眼鏡を外すと何も見えず、外しても見惚れられるというモテ体質。
真面目に事件を追うほど、なぜか相手の心を動かしてしまう……
そんなまどかを支えるのは、甘党で潔癖症なベテラン刑事・橘直哉。
理論派だが女性に極端に不器用、
そして密かにシークレットブーツ愛用中という秘密持ち。
事件は常に予想外、
恋はいつも予定外。
殺人、失踪、ストーカー、謎の密室――
毎回一話完結で描かれる本格ミステリーの中に、
ほろ苦い恋心と、笑える“捜査の珍道中”が詰め込まれていく。
■ モテすぎる新人×拗らせ系ベテラン
■ 事件と恋が交差する、ミステリー×ラブコメ
■ ほんのり切なく、ときどきキュンと。だけど最後はちゃんと謎が解ける!
読み始めたら止まらない、
軽快でクセになる新感覚ミステリーコメディ、ここに開幕!
文字数 121,274
最終更新日 2025.07.19
登録日 2025.07.05
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探偵見習いの速水健人の日常は、行きつけのカフェ「月読」で一変した。
そこにいたのは、いつもぼんやりと宙を見つめる不思議なアルバイト、夢見ひな子。だが、ひとたび事件の謎を前にすると、彼女の口からこぼれるファンシーな呟きは、どんな難事件をも解き明かす、神の啓示へと変わるのだ。
日常の小さな謎から始まった凸凹コンビの謎解きは、やがて警察をも手玉に取る劇場型連続殺人「ノスタルジア事件」へと巻き込まれていく。
全ての元凶は、十年前に偽りの幕引きをした「雨宮家一家無理心中事件」。交換殺人、心理誘導の罠、そして顔のない黒幕「K」。幾重にも仕掛けられた謎とトリックの先に、健人がたどり着いた、あまりにも悲しい真実とは。
信じていた仲間、尊敬していた師、そして隣にいた少女の、あの夢見るような瞳……。
その全てが、あなたを欺くために仕組まれた、一つの壮大な物語(フィクション)だったとしたら?
これは、ただのミステリーではない。
優しくて、切なくて、そして、あなたの世界を根底から覆す、魂の物語。
文字数 64,219
最終更新日 2025.07.18
登録日 2025.07.04
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未解決事件解決部。
突如としてA学園に現れた謎の部活。
それは新たな始まりであり、終焉でもあるのだった。
島崎の提案から始まったこの未解決事件解決部に、突如として現れた「黒崎」。黒崎は数年前の未解決事件により、入院中で、ビデオ通話しかできないとのこと。そんな黒崎に対し、島崎は自分の姿を重ね始める。島崎も同様、未解決事件による記憶喪失だったからだ。
黒崎と何か関係があるのかもしれないと考え始めた島崎は、部員として協力したいという黒崎を入部させることに。
そして、一人目の相談者がやってきた。
「ライム社」総裁、ライム・タシロである。
彼女は数年前、エンジニアであった兄が消え、未解決事件の名のもとに事件の記憶すら消えさられようとしていたという過去を持っていた。黒崎と島崎はこれを調査することになるが…。
島崎の隠された過去とは?そして、黒崎の「禁断の真実」とは?!
文字数 830
最終更新日 2025.07.18
登録日 2025.07.18
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※残酷シーンや胸糞展開をギャグとして描写している箇所が有りますので苦手な方は御注意下さい。
※基本的に狂人の一人称視点の物語です。苦手な方は御注意下さい。また、主人公が「真実」だと思っている事の中には、作品内でも現実世界でも明らかな誤り・事実誤認であるものが多数含まれますので、この点にも御注意下さい。
※R15指定は暴力描写・残酷描写の為です。エロについては「これをズリネタに出来る人が居たら近所に住んで欲しくない」ようなシーン以外は期待しないで下さい。
※直接的な描写は有りませんが、成人男性による年少者の同性への性暴力が行なわれた事を匂わせるシーンを描く予定ですの御注意下さい。
何度かドラマ化された程度の人気が有る漫画「祟り屋・大阪難波店」。
その作者・安房清二の元に、シリーズ最高傑作と言われるエピソード「呪詛返死(がえし)」の映画化の話が持ち込まれる。
しかも、お笑いの帝王と言われるコメディアン・杉山ゲンが出演&製作総指揮で……。
だが、その内で、安房と杉山を破滅させようとする何者かの陰謀が……?
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベルアップ+」「Tales」に同じモノを投稿しています。
文字数 39,019
最終更新日 2025.07.18
登録日 2025.05.30
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芸術家の卵が集う高校に、神として君臨する正体不明のイラストレーター「アノニマス」。
ある日、その神を「偽物だ」と批判した生徒が、アトリエで謎の死を遂げる。
誰が彼を殺したのか、それとも神の天罰か。
内気な少女、橘陽菜(たちばなひな)は、友人と共に事件の渦中へと巻き込まれていく。
キャンバスの裏に隠された真実は、あまりにも残酷だった。
これは、神に成り代わった悪魔が描く、戦慄の学園サイコサスペンスーー。
文字数 3,000
最終更新日 2025.07.17
登録日 2025.07.17
874
文字数 55,011
最終更新日 2025.07.17
登録日 2023.05.19
875
文字数 2,165
最終更新日 2025.07.17
登録日 2025.07.17
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決して結ばれない男女の果てしなく遠い悲しき愛の物語。
高2の夏休み。ついに計画を実行する時が来た。
両親の離婚で疎遠になった父に会うために帰省。
五年前の少女との約束を果たすべく父の故郷の集落へ。
一人旅のはずがなぜかサマー部の仲間がついて来て……
集落では祭りの準備で大忙し。そんな中ある事件が勃発。
【チュウシンコウ】を巡って争いに巻き込まれてしまう。
果たして【チュウシンコウ】とは一体何なのか?
そしてついに悲しき真実が明らかに。
運命に翻弄される二人に果してミライはあるのか?
五年前の夏に必ず迎えに行くと約束したところまでは覚えている。
ただそれが誰でどこでなぜそうなったかまったく分からない。
彼女の声が聞こえる。彼女も俺の声が聞こえている。
だからお喋りだって当然。近くに感じられた。
でもそれだけでいいのか? 本当にそれだけで満足か?
彼女の匂いを嗅ぎたいし触りたいし抱きしめてもみたい。
キスだってしたいし…… でもそんなミライがあるのか?
俺には不安で堪らない。
愛も夢も希望も捨てただひたすらミライを求める。
それが叶わなければ俺は…… 俺たちは決断するだろう。
あの伝説のように。
文字数 134,446
最終更新日 2025.07.16
登録日 2025.06.21
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その男はリビングのガラス・テーブルの上で両足を踏ん張り、背中を丸めて両手を膝に突いた状態で立っていた。いや、正確に言うと立たされていた。透明なガラス・テーブルの上は、男の掻いた汗と垂れ流した小便とでぐっしょりと濡れている。男は既に二時間近くもの間、ずっとこの不自然な姿勢で立たされていた。テーブルの下では、アフリカ大陸/最凶と恐れられる漆黒の悪魔が鋭い牙を剥き、男が力尽き、崩れ落ちる瞬間を待っている。もはや男が助かる方法は一つしか残されていなかった。この世界最速の悪魔を出し抜き、この部屋を飛び出したら、もう一度ドアを閉める。簡単なことなのだ。この部屋の中に悪魔を閉じ込めることができたら、未だ男にも活路が見出だせる。先ずは台所に駆け込み、水道の水をがぶ飲みにする。一息ついたら目の前の警察署に駆け込み、助けを求める。その後、男の人生は確実に破綻するが、命あっての物種だ。男の職業は、埼玉県内の公立高校の教師だった。一見すると何の問題もない普通の教師だが、男は誰にも言えない重大な秘密を抱えていた。自宅に水槽を持ち込み、無許可で四匹もの猛毒のヘビを飼っているのだ。もちろん、バレれば只では済まない。即座に教師の職を失い、中古で買ったマンションも追い立てを喰らうことになる。そんなある日のこと、男はネット上で仕組まれた巧妙な詐欺に引っ掛かり、タイのバンコクまでノコノコと出掛けて行った。マニア垂涎の毒ヘビ/キング・コブラの幼体が手に入るというのだ。男は取引の寸前で詐欺に気づくが、時既に遅く、夏のボーナスで手にした四十万円もの大金を奪われてしまう。ボロボロに打ち拉がれ、心身ともに疲労困憊して帰国した男だったが、本当の地獄は自宅のリビングで待っていた。四匹の毒ヘビの中の一匹、アフリカ大陸最凶の刺客/ブラック・マンバが水槽から逃げ出していたのだ。キング・コブラをも上回る猛毒を持つブラック・マンバは、咬まれたら最後、助かる術はない。男は顔面蒼白になり、部屋中を探しまくったが、どこにも姿が見当たらない。最後にリビングを探索中、男はゾッとするような悪寒に身震いし、思わずガラス・テーブルの上に跳び乗った。ソファーの下から悠然と這い出して来たのは、2m50cmの「怪物」へと進化したブラック・マンバだった。最大体調は4mとされているが、間近で見下ろすと、2m50cmでも充分にでかい。男はこのヘビの生態を熟知しているだけに、恐怖のあまり足が竦んで動けなくなった。真夏の窓を締め切ったリビングで、気温は確実に45℃を超えている。極度の疲労と恐怖から、男は卒倒寸前だった。最悪なことに、喉の渇きも尋常ではない。その後、男が最後の決断を下すのに二時間という長い時間を要した。男は意を決すると、テーブルの下の悪魔を出し抜くため、決死の覚悟で踏み切った。ところが・・・。
文字数 55,309
最終更新日 2025.07.16
登録日 2025.07.16