異世界迷惑召喚、つけは払って貰います〜二重人格のユニークスキルで俺を呼んだ連中をどうしてくれようか?

映画研究会の部員である彬樒は、文化祭で数名のお客さん達の為に、教室で次の上映準備を友達2人としていた。

その時、突然教室内に大きな魔法陣が現れる。

魔法陣の意味が解っていた彬樒は、とっさに魔法陣から友達2人を突き飛ばして助けるが、ある意味、完全では無かった。


その為、彬樒だけ他の人達と別の所に召喚されてしまう。


そこは、ダンジョンの中にあるフェデスという大賢者の研究室だった。

召喚で得たユニークスキル、ダブルパーソナリティ(二重人格)で、ダンジョンを脱出した彬樒は他の召喚者に会う為、王都を目指す。

しかし王国の目的は、一族と勇者との間に生まれる子とダンジョンに有る魔道具欲しさだった為、身の危険を感じた召喚者達は、逃げた後だった。

だが国王は、召喚者の力を怖れ執拗に追っ手を差し向ける。

王都で過去に召還された人達が、酷い扱いを受けていた事を聞いた彬樒は、自分が元の世界に戻る為と国王の目的を阻む為に、国王の必要としている魔道具とアイテムを先に手に入れる事を決め、ダンジョンの攻略を始める。

1つのアイテムを手に入れた彬樒は裏の世界の者達から命を狙われるが、その内の1人に、初代国王の時代から、勇者の血を一族に取り込み子孫に裏の世界を支配させようとしている事を聞く。

王族による勇者の血の取り入れ方に漠然と危険を感じた彬樒は、以前にメディストのダンジョンで会った不思議な精神体と話す事で悲惨な事実を知る。

元の世界に戻る為の魔道具の獲得、そして過去の召喚者の精神体を怨嗟から解き放つ為と、これから先、召喚をさせ無い為に彬樒は召喚魔法の撲滅と国王一族、召喚魔法を知る者、使える者をこの世界から消し去る事を決意する。

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