ファンタジー 狩人小説一覧
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これは、異なる歴史を辿った世界の物語。
熟練の狩人ランドルフは呪いによって魔獣と化し、森をさまよっていたところを美貌の騎士ディアナに救われる。
「私を殺してもらいたい」
月光の下。
微笑みを浮かべ、「彼女」はランドルフにそう願った。
自らも「魔獣」であり、不死の「呪い」を受けた存在である、と……
かくしてランドルフはディアナと共に「魔獣狩り」の任務を引き受けながら、自らの内側に残った「呪い」の制御を学び、ディアナの「呪い」を解く方法を探ることになる。
彼女は人か。獣か。
それとも……
それ以外の「何か」か。
これは、獣と人の狭間で揺れる恋物語。
痛みを背負った者が、再び歩み出すためのお話。
※現実世界のあらゆる物事とは一切関係がありません。
※この作品には暴力的・差別的な表現も含まれますが、差別を助長・肯定するような意図は一切ございません。
※特殊性癖や一般的でない性的指向および嗜好が登場します。キャラクターそれぞれの生き方、それぞれの愛の形を尊重しています。
文字数 111,355
最終更新日 2023.02.07
登録日 2022.08.11
昔々あるところに、今にも倒れてしまいそうな不死鳥がおりました。この不死鳥、生まれたばかりにも関わらず災難に次ぐ災難で狩人の罠に掛かってしまったようなのです。
自ら命をあきらめて、再び輪廻転生の旅へと向かおうとしていたところ、近くの村に住む少年に奇跡的に助けられたのでした。
何とか恩返しがしたいと思った不死鳥は数年の時を経て、少女の姿に変身できるまでに成長すると、あの時の恩を返すべく少年がいる村へとやって来たのでした。
これは不死鳥による過剰な恩返しと、美しい少女(不死鳥)に心奪われてしまったアルトリオの恋と成長を綴った物語です。
ブクマの準備は出来ていますか?
それでは、はじまりはじまり。
文字数 52,973
最終更新日 2021.03.31
登録日 2021.03.20
――"進化"によって人類が獣人《ホモ・ルプス》となった惑星〈ルカリシア〉。
――そこで人は老いると、白銀の大狼――白狼へと姿を変えるのだった。
二度にわたる世界大戦〈天狼大戦〉と〈英雄戦役〉を経て、ルカリシアは惑星規模の国際協調へ舵を取り、数多の国は統一と分裂を繰り返しながらも、平和な国際社会が築かれていた。
――時は過ぎ、22世紀を迎えた現在。
舞台は、永世中立企業“千年”王国・ラクリキア。
ルカリシア随一の経済力を誇り、世界有数の創薬企業〈LCファーマ〉を母体とするラクリキアは、〈天狼域〉でのみ採取できる秘材〈ルカタイト〉を精製し、さまざまなテクノロジーを開発、莫大な利益を上げることで小国ながらも多方面に影響力を持っていた。
18歳のラクリキア王女・ヴァヴァリアは、弟で王子だったフルヴィオが夭折して以来、王務を放棄し王立研究院に引きこもるラクリキア王・ハイギスの名代として、王国の運営に日夜奔走していた。
王国最大の祝祭〈入社式〉を目前に控えた秋、反王国過激派〈欠けた月〉からハイギスの暗殺予告がヴァヴァリアの元へ届く。
ヴァヴァリアは精鋭部隊〈狼王の牙〉を率い、過激派の潜伏先へ向かった。
――だが。
直ちに王国へ引き返したヴァヴァリアの前に、謎の男が立ちはだかる。
男の傍らには、勝ち誇った表情の幼い少女がヴァヴァリアを睨みつけていた。
そうしてヴァヴァリアを指し、少女は言う。
『――妾が、真のラクリキア女王じゃ!』
――数時間前、遙か海の彼方・日本では、一人の女子高生が意気揚々と出発の荷造りをしていた。
『――ぜったい、面接受かっちゃるけんね!』
出逢うはずのなかった3人の少女。
彼女たちの出逢い――それは運命か、はたまた謀略か。
少女たちが邂逅するとき、ルカリシアの歴史が大きく動き始める――。
異色の"ガール×ミーツ×ガール"で送る現代ファンタジー超長編、ここに開幕!
――少女たちを待ち受けるのは希望か、それとも――。
文字数 12,918
最終更新日 2023.04.20
登録日 2023.04.20
グリム奇譚・赤ずきんちゃんの物語に寄せて
市瀬まさき様との雑談から生まれたお話。
「オオカミを割腹すると宇宙だった」という一文から、物語ってみました。
ちょっぴりダークテイスト。たぶん。
他サイトにも重複投稿しています
文字数 2,109
最終更新日 2024.01.10
登録日 2024.01.10
モンスターが駆け抜ける世界で人類は狩人として暮らしてきた。
そんな世界で暮らしている少女。
彼女はギルドの落ちこぼれだった。
仲間に見捨てられ、遭難した先で出会った一人の狩人。
彼との出会いが、彼女を大きく成長させたのだった。
文字数 5,320
最終更新日 2018.05.03
登録日 2018.03.15
猫は世界の記憶を管理する歯車の一部だった。
「あなたの瞳はまるで夏の夜を閉じ込めたようだ」
男は言った。男の傍は居心地が良かった。
だけど猫は狩らねばならない。
その魂。
しいては彼の「瞳」を。
文字数 2,031
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.15
狩りを生業とする職業である狩人(かりびと)。その頂点であるSランクの狩人。狩人としてある種極めたと言える男には、ずっと以前からどうしても納得がいかないことがあった。
変わらないそれを自分で変えるため、実行するために男はパーティを抜け行動に移る。
その物語の前日譚。それがエピソード0である
文字数 16,862
最終更新日 2020.06.07
登録日 2020.06.07
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