恋愛 隣国 小説一覧
15
件
1
名門グランフォード家の令嬢アリシアは、婚約者である王太子カイルから突然の婚約破棄を言い渡される。すべてを失いかけた彼女の前に現れたのは、“氷の王子”と恐れられる隣国アルヴァレス王国の第一王子レオン。冷徹非情と噂される彼は、アリシアを次期王妃に迎えたいと言い出す。政略結婚か、あるいは――? 令嬢の逆襲と王子の溺愛が交錯する、異国ロマンス。
文字数 43,113
最終更新日 2025.07.25
登録日 2025.07.08
2
3
フェリシアはコルコッティ子爵家の令嬢だ。長女だが、二十三歳になっても嫁ぎ先が見つからないくらい目立たない令嬢だった。そうしたころ兄の婚約者が、実家の知り合いという男性を紹介したくれたが、妹が駆け寄って彼と向き合ったのを見た瞬間に、フェリシアはある予感がしていた。そうしてその通りに、美人な十六歳の妹が彼と婚約をする。彼女の結婚と同時に、フェシアは勢いに任せて家を出て隣国へと行く。だが、「旦那様! それは人間です! お離しください!」愛犬を失って錯乱中だという若き伯爵様に、「会いたかったよ僕のジャスミン!」と物理的に確保され、手を握ってもしゃべっても、私が全然人間だという認識をしてくれない…!
※「小説家になろう」でも連載中
文字数 45,341
最終更新日 2024.08.12
登録日 2024.07.31
4
「えぇいっ! オレは聖女リカコとの真実の愛に目覚めたのだっ。婚約は破棄。セリカ・アーカディア嬢、今日をもって我がメサイア国から追放だっ」
「捕えろ! セリカ嬢を国外へっ」
「きゃはは! 国外追放、おめでとう! けど、果たして標本の檻から逃げられるかなぁ? セリカさまぁ」
(良かった。お母様達の本当の確執がバレなくて……)
青い蝶々のように麗しいと評判の公爵令嬢セリカ・アーカディアは、母親同士が姉妹のように育ったという新興国家メサイア国の王太子と婚約していた。だが、異世界より現れた聖女リカコの策略にハマり、国外へと追放されてしまう。だが、殆どの者は知らなかった。噂以上の確執が、セリカと王太子の母親同士にあるということに。
* 六月の花嫁を題材にした作品です。
* 序章追加。過去編イリスsideが全11話、前世編セリカsideを数話予定しております。
* この作品はアルファポリスさん、小説家になろうさんに投稿しております。
文字数 37,037
最終更新日 2024.06.06
登録日 2024.06.02
5
伯爵令嬢のソフィアの婚約者、ヘリオスの義妹テレサは聖女だった。
美しく可憐な面立ちで、国一番の美女と謡われて誰からも愛される存在だった。
聖女であることで後ろ盾が必要なため、ヘリオスの義妹となった。
しかしヘリオスは無垢で美しい義妹を愛するようになり、社交界でも噂になり。
ソフィアは身を引くことを選ぶ。
元より政略結婚でヘリオスに思いはなかったのだが…
ヘリオスとその家族は絶句する。
あまりにもあっさりしたソフィアは貴族籍を除籍しようとしたのだが、隣国との同盟の為に嫁いでほしいと国王に懇願されるのだった。
そのおかげでソフィアの矜持は守られたのだ。
しかしその相手は隣国の英雄と呼ばれる人物でソフィアと縁のある人物だった。
しかもヘリオスはとんでもない勘違いをしていたのだが…
文字数 119,382
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.01.11
6
「なるほど、そのような経緯でしたか。それはさぞ辛かったでしょう。しかし、こうして偶然にまたお会いできるとは。これも神のお導きというものです。人生、いつ何が起こるか分かりませんな。はっはっはっ」
どうやら、俺が死んだことを知らないらしい。
この笑顔を見ると、正直言ってかなりほっとする。
俺の最期を見届けた人が一人でも生きているという事実が嬉しいのだ。
「あのう……」
そんなことを考えていると、王女がおずおずと言った。
「お城で何があったのですか?」
「ああ、それはですな」
教皇は事のあらましを王女に話した。
国王と宰相が共謀して俺を処刑したこと。
処刑前日に俺が逃走を図り、モンスターの巣窟と化した森を抜けたこと。
そして、その途中で崖から落ちて死んでしまったこと。
もはや、俺とは全く別人の話である。
王女は終始黙って聞いていたのだが、聞き終わると俺を見つめて言った。
「……そうですか、それはお気の毒に」
「いえ、もう過ぎたことです。教皇様さえ気になさらなければ大丈夫です」
「左様ですか。何かあればいつでも相談に乗りましょうぞ。神の御心のままに」
「ありがとうございます」
俺はそう言って頭を下げた。
まあ、何にせよ良い人に会えたと思う。
今後とも色々と相談できそうなので、少し安心した俺であった。
(これで、話は終わったな)
そう考えていた矢先……。
王女は更に驚くべきことを言い出したのである。
「ところで、お父様とお母様にはいつお引き合わせいたしましょうか?」
……え? お引き合わせって、どういうこと? 俺は教皇様を見る。
しかし、彼は首を横に振るばかりであった。
(やばい!!)
俺の背中に冷や汗がダラダラと流れる。
もうすでにこの時、俺の心臓はバクバクである。
そんな俺を見て王女は言う。
「そういえば、まだわたくしのこと話していませんでしたね」
「わたくしの名前はティアラ・レオーノと申します」
これはまずいことになった……。
文字数 826
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.27
7
いつも妹に奪われてばかりだ。
あらゆる物も両親の愛情すら。
なのにあなたは私からまだ奪うのね。
大好きだった婚約者まで奪われた‥‥。
もう‥‥疲れた。
逃げてしまおう。
誰も知らない場所へ。
貴族令嬢としての自分を捨てて。
どこか遠くへ‥‥。
ーーこれは妹に全てを奪われてきた主人公が自由になって幸せになるお話。
*1話1000文字以上目指してます。
初めての短編小説なので温かい目で見てくれると 嬉しいです。
旧題『全てを奪われた令嬢は最後に笑う〜追放先で待っていたのは甘い溺愛生活でした?!〜』
文字数 29,110
最終更新日 2023.05.09
登録日 2023.01.31
8
シャーロット・グレイスは乙女ゲームの悪役令嬢の取り巻きだった。
その人物に転生してしまった私。
ゲームの結末を変えてみせる!
そう思っていたのも束の間、母と一緒に行ったお茶会で出会った未来の悪役令嬢のアリア。
しかし、話してみると気が合い友人に。
“彼女と共に幸せになる“それが私の願いだ。
時は流れゲームの舞台となる学園に入学をすることに。
さあ、待ってなさいヒロインと王子
※私の中の異世界を作ってしますので史実とは無関係です
※一応R15にしてます
楽しくみていただけたら嬉しいです
文字数 16,288
最終更新日 2023.02.27
登録日 2023.02.20
9
2話完結です。
私の母が亡くなって父は後妻を迎えた。
新しい継母とその連れ子の異母妹。
最初は塩らしくしていたけれどだんだんと本性を表した。
彼女は私から何でもかんでも奪おうとする。
ついには婚約者まで奪ってきた。
ふふっ、でも私にとってはとてもありがたいのよ。
そんなに欲しいのならどうぞ喜んで差し上げますわ。
文字数 2,075
最終更新日 2022.12.20
登録日 2022.12.19
10
領地の特産品を更に広める為、販路拡大を夢見て隣国へとやってきたナターシャ。そこで、一人の女性を助ける。が、その女性が助けてくれた御礼にと、うちの息子と結婚しなさいと言ってきた。
しかし、いきなり引き合わされたその息子にはすでに心に決めたい人がいて。
御礼になるなら他でもいいだろうという事で、その息子に違うコトをお薦めされて更に困るが、もうなるようにしかならないとそれを承諾し、いつの間にか伴侶を得てしまったナターシャのお話。
☆現実世界にも、似たような名前、意味、地名などが出てきますが作者の世界観ですので全く関係ありません。
☆過去作品に出てきたある主人公がナターシャの母親です。が、それを読んでいなくても話は分かります。
よければ、過去の作品(私、噂の令息に嫁ぎます!)も読んでもらえると嬉しいです。
☆完結してますので、随時更新していきます。全二十話です。
文字数 42,569
最終更新日 2022.05.18
登録日 2022.05.10
11
辺境伯爵次男のユーリには婚約者がいた。
侯爵令嬢の次女アイリスは才女と謡われる努力家で可愛い幼馴染であり、幼少の頃に婚約する事が決まっていた。
そんなある日、長女の婚約話が破談となり、そこで婚約者の入れ替えを命じられてしまうのだったが、婚約お披露目の場で姉との婚約破棄宣言をして、実家からも勘当され国外追放の身となる。
「国外追放となってもアイリス以外は要りません」
国王両陛下がいる中で堂々と婚約破棄宣言をして、アイリスを抱き寄せる。
両家から勘当された二人はそのまま国外追放となりながらも二人は真実の愛を貫き駆け落ちした二人だったが、その背後には意外な人物がいた
文字数 110,583
最終更新日 2022.01.30
登録日 2021.11.09
12
辺境伯バクラード・スウェッジにより、伯爵令嬢のルミネ・アルコートは婚約破棄された。
ルミネは途方に暮れてしまうが、隣国の王子殿下であるエリック・ボトムスに救われることになる。
一方で辺境伯のバクラードは隣国との関係が悪くなってしまうのだった……。
文字数 3,698
最終更新日 2021.11.10
登録日 2021.11.10
13
ここイロハニ学園は国のTOPを担うエリートを養成するための学園である。通っているのは王侯貴族を始めとする貴族のみで、将来国の重要なポストに就くべく日夜研鑽に励んでいる。そんな学園に最近不穏な影が漂っていた。その渦中に居るのは男爵令嬢のホヘット。彼女は一年前に男爵家に引き取られた婚外子である。今年入学して来た。彼女はとにかく婚約者の居る男性にばかり粉を掛ける。彼女が入学してから僅か半年の間に、破局を迎えたカップルが何組も出ていた。そのような状況を打破すべく動き出したのは、公爵令嬢のアズミである。彼女はこの国の第2王子ハインツの婚約者である。彼女とハインツの仲も、ホヘットの存在によってギクシャクしたものになってしまった。ハインツの側近の有力貴族の子息達と、その婚約者達の仲も同様である。彼女は関係者を集まてこう言った。
「さあ、話し合いを始めましょうか」
☆こちらは別タイトルで投稿していた物を、タイトルと構成をやや変えて投稿し直したものになります。
文字数 29,426
最終更新日 2021.06.28
登録日 2021.06.12
14
私は生まれた時から王城に閉じ込められていました。欲しいといったものは出てくるけれど、すべての行動に制限があり、監視されている。
そんな現状が辛くなった私は、ある日、王城を抜け出しました。
ですが、すぐに私はヤクザのような集団に誘拐されてしまいます。
そんな絶体絶命のピンチの時。名前も知らない男の子が私を助けてくれました。
そして月日は流れ、7年後。
私はパーティー会場で再び――その男の子と再会しました。
これは、誰にも縛られずに、大空を羽ばたけるような大きな羽が欲しかった、私と。まるで自由の象徴の鳥のように飛び立つ、運命の彼とが織りなす奇跡を描く、恋愛物語。
文字数 1,780
最終更新日 2021.02.25
登録日 2021.02.25
15
ここ、リベル王国の王子シャハルに、婚約破棄と国外追放をされたルナティア。
「分かりました、王子様の仰せのままに。」
いわれた通りに国を出て、隣国へ住むことにしたルナティア。
住むところを探していると、偶然隣国の王太子たちに遭遇する。
一方、リベル王国の王ご夫妻は、息子がルナティア嬢に婚約破棄をしたことと、国外追放をしたことに大騒ぎをしていた。
「なんてことをしてくれたんだ・・・!!このバカ息子!!!」
「どっどうしたのですか・・・父上」
怒り狂う王と顔を真っ青にさせている王妃にシャハルはオドオドと動揺した。
「ルナティア嬢は・・・!・・・「女神の使い人」なのだぞ!・・・わしらに何も言わずに勝手に婚約破棄などと・・・!!女神の怒りに触れたら、この王国など一瞬で塵となるのだぞ!?お前の身勝手な判断で何万人もの人たちの命が一瞬で消えるのじゃ!」
「?!・・・な、なんですかそれ・・・そんなこと一言も・・・」
「ああ・・・そんでなくてもあんな素直で頭のいい子なんてそうそういないのに・・・」
青ざめる母と真っ赤になる父を横目にシャハルはー俺もしかしてやばいことしちゃった・・・?ー
文字数 4,668
最終更新日 2020.07.27
登録日 2020.07.17
15
件