現代文学小説一覧
昭和60年頃、受験戦争という言葉があった。受験生たちは教師から4当5落と言われ、睡眠時間を削り、登下校中も参考書を手から離さなかった。
まだ見ぬ21世紀は、どのような未来になるのだろうと期待に胸膨らませていた時代だった。
定年を迎えた大町ハマは、予備校でも生徒たちが立ち見ができるほどのカリスマ人気教師で、その後は小学校教員を務めたが、もともとは小さな個人経営の学習塾で教えていた。
最初の生徒は遠い遠い親戚からの希望でとあるひとりの生徒、薫(かおる)だった。
ハマの得意科目は1教科だけでなく、5教科何でも来いの万能タイブの教師だ。
ハマは定年を機に隠居生活を送り、自宅の縁側で自分の教師生活を振り返っていた。
文字数 8,696
最終更新日 2022.09.27
登録日 2022.09.12
怒涛の憂鬱展開。日本にはこういう人がほんとにいるんだぞってのを強く言いたい。
ちょっとだけ性描写ございます。なかなか重いかもしれません。その辺は覚悟を。トラウマをぶり返す可能性もございます。不適切だと思われるかもしれません。これからも精進します。
また、小説家志望とかでもないので日本語や小説の書き方がおかしいところがあるかましれません。
※この先長いので興味ある人だけ
友人にこうした類いの不運な運命に翻弄されている人が多く、相談に乗ることもしばしば。私の毎日は、『どうしたらあんなに優しい友人が笑って過ごせるようになるか』『そのために何をしたらいいか』でいっぱいです。友人だけじゃなくて、見ず知らずのどこかの誰かにも幸せになってほしいと思います。私にできることはとても少ないですが、少しでも多くの人が問題に目を向けることで、少しずつ変えることができると思います。私の想い、どこかで苦しむ誰かの分も、この作品の先にいるあなたに少し受け止めてほしいと思うしだいです。
文字数 6,984
最終更新日 2023.04.06
登録日 2023.04.06
ベルリンのノイケルン地区の中古ビル1階で古書店を営むレナ・パティッツは、血の繋がらない弟ルイス・ボルマンとの恋愛に戸惑いながらも幸せを見出していた。
そんな中、ベルリン市内で連続殺人事件が起きる。犯人の手がかりが掴めないまま、レナの店の顧客が被害者になってしまった。女性ばかりでしかも金髪に青い瞳と決まっていた。
捜査に進展がないまま被害者は増えていく。
そして一人の女性の所持品から、被害者たちに共通する人物が判明する。
文字数 18,804
最終更新日 2019.11.10
登録日 2019.06.09
2人の女性の間に起こるあれこれを短編として投稿しています。百合成分を含むこともございますので、苦手な方はご注意ください。
文字数 3,526
最終更新日 2020.10.28
登録日 2020.10.28
文字数 664
最終更新日 2023.07.20
登録日 2023.07.11
内田あおいは決して笑わなかった…
それはまるでロボットみたいだった
…羨ましかった
助けて貰いたかった
決して多くを語らない彼女の
悲痛の叫び……
文字数 3,220
最終更新日 2018.08.04
登録日 2018.08.04
私は自由だ。
特別な能力はないが、健康だ。
…それだけ。
自由といったが、とっても不自由な気はしている。
今日も残業代のでない会社へ行かねばならない。
特に冴えない40前の男のお話です。
文字数 662
最終更新日 2020.03.20
登録日 2020.03.20
――賽子を振った。
そしたら1が出た。
だから、死ぬ事にした。――(本文冒頭より)
高校生の著者によって描かれた、リアルな十代の目まぐるしい変化と感情、思考を斬新な文体で描く新感覚小説。
文字数 2,647
最終更新日 2020.04.17
登録日 2020.04.17
宝石職人を務める私は、不景気のあおりを受けて職を失う。それをきっかけに、古本屋をめぐる読書三昧の生活を始めた。そうしてそのうち、娘が犬を飼いたいと言い出した。
文字数 14,642
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.30
家族の話を父の視点を借りて書きました。生きてると色んな問題に直面すると思いますが、どうか無事でいたいものですね。
文字数 7,734
最終更新日 2023.05.11
登録日 2023.05.11
文字数 524
最終更新日 2020.04.05
登録日 2020.04.05
太陽パネルの
機械故障による
事件で、
犯人が、内閣府の人間らしい
秘密親父が、壊しただけなのに
婦人は、防げるのか?
文字数 5,221
最終更新日 2022.06.26
登録日 2022.06.26
文字数 3,021
最終更新日 2016.10.05
登録日 2016.10.05
様々な不幸と幸せを。
彼の人生は幸せですか?
あなたの人生は幸せですか?
この不幸続きの彼を可哀想だと思いますか?
文字数 3,278
最終更新日 2021.04.05
登録日 2021.04.05
文字数 2,927
最終更新日 2021.07.12
登録日 2021.07.12
安部公房を知る前に書いたんです、本当なんです、信じてください。以下あらすじ。
主人公、「私」は眼球内側表面が鏡面のように濁ってゆき、最終的に網膜が剥離するという原因不明の病に侵されていた。発症し始めは自身から視界が奪われることを恐れていたが、片目の視界が拡散された光の白さだけになった時に視界が奪われるのが怖いのではなく、現状の視界の余りの刺激が気に食わないだけなのではないかと思い始める。
片目の視界が完全に奪われ、もう片方の白み方が微塵も外界を認識させないほどになった頃には、変化のない平坦な刺激に耐えられず、目の前に常に立ちはだかる壁の内側に「僕」として想像の主人公を作り出して気を紛らわしていたが、やはり精神的な発作は収まることを知らずに、「私」の楽しみは視界を完全に失い壁が消滅する網膜剥離の瞬間のみになっていった。
しかし、待ちに望んだその瞬間、不要になった「僕」が消滅して盛大に幕が引かれたすぐその後、「私」は空いていた病室の窓から誤って落下して死んでしまう。
文字数 5,076
最終更新日 2017.12.29
登録日 2017.12.29
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