親友の裏切り小説一覧
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マドレーヌは、私の友人だけれど、私の友人と私以上に仲良くなる。
まぁ、それはいいとしても、私の婚約者とも親しくなろうとするのはどうしてなの?
マドレーヌは、本当に友人?
10話完結予定
文字数 9,972
最終更新日 2021.02.20
登録日 2021.02.18
侯爵令嬢のマリアンヌには二人の親友がいる。
一人は男爵令嬢のエリーゼ。もう一人は伯爵令息のレイドリック。
身分差はあれど、3人は互いに愛称で呼び合い、まるで兄弟のように仲良く過ごしていた。
そしてマリアンヌは、16歳となったある日、レイドリックから正式な求婚を受ける。
二つ返事で承諾したマリアンヌだったけれど、婚約者となったレイドリックは次第に本性を現してきて……。
戸惑う日々を過ごすマリアンヌに、兄の護衛騎士であるクリスは婚約破棄をやたら強く進めてくる。
もともと苦手だったクリスに対し、マリアンヌは更に苦手意識を持ってしまう。
でも、強く拒むことができない。
それはその冷たい態度の中に、自分に向ける優しさがあることを知ってしまったから。
※タイトル模索中なので、仮に変更しました。
※2020/05/22 タイトル決まりました。
※小説家になろう様にも重複投稿しています。(タイトルがちょっと違います。そのうち統一します)
文字数 156,397
最終更新日 2020.08.24
登録日 2020.05.20
大国とされる天地国の王弟の嶋子は、兄王から「不老不死の薬」を、探しだしてくるようにとの無理難題な命を受け、国を追われるようにして、配下の兵士と当時、天地国で卑下されていた渡来人達を連れて、航海に出た。
それから十数年の月日が流れ、嶋子の娘摩耶は、ヌナ国の「大物主の森」と、呼ばれる森近くの村で、機織りをして暮らしていた。摩耶の暮らす村は機織りが盛んで、年若い娘はみな年頃になると、機織り女たちから機織りを教わる。摩耶の母は既に亡く、父は七年前に他界した。
機織り女達は元は王女で巫女だった摩耶の母に仕えていた者たち。摩耶と夜彦との成長を、温かく見守ってくれていた。夜彦は摩耶の父が生前、嵐の後、流れ着いた難破船から保護した少年。ふたりは村長に養子として引き取られ、実の姉弟のように仲良く暮らして来た。
ところがある日のこと。その二人の仲を引き裂くような出来事が起こる。ヌナ国の王の元に天地国から罪人である嶋子を引き渡すように要求が来ているという。それを知った摩耶は父親の変わりに出向くと言い、それを必死で止める夜彦。
夜彦と分かり合えない事に悩む摩耶は、森の湖で怪我をした美しい若者、速日と出会った。
文字数 114,844
最終更新日 2019.06.17
登録日 2019.05.27
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