SNSの闇 小説一覧
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「聖母」を殺したのは、僕の指先と、スマートフォンの光だった。
「画面の中の彼女は、僕の知らない『女』だった」
55歳の母・美佐子は、地味で家庭的な「理想の母親」だった。しかし、ある日息子・拓也が知ったのは、フォロワー数万人を抱え、妖艶な姿を晒すSNSの人気アカウント『Misa55』。
それは、自分の知らない母の「女」の顔だった。
一度狂い始めた歯車は、止まらない。画面越しに募る嫉妬。同じ屋根の下、手を伸ばせば届く距離にいるのに、決して触れてはならないという歯がゆさ。仕事で不在がちな父、SNSという虚像、そして抑えきれない拓也の独占欲が、平穏だった石山家の日常を音を立てて侵食していく。
そしてある夜、ついに理性の糸が途切れる。鍵をこじ開け、踏み入れた禁断の寝室。朝日が照らし出したのは、絶望に濡れた母の姿と、もはや「息子」に戻れなくなった一人の男の成れの果てだった。
母子相姦という、99%の人が踏みとどまる深淵。その残りの1%へと足を踏み出してしまった二人が辿り着く、あまりにも静かで残酷な終着点とは――。
文字数 18,708
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.03.02
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――16歳で急死した息子・マコト。
喪失感と罪悪感に耐えきれず、父親は「故人AIアバター」の制作を依頼した。
生前のSNSデータから、完璧に再構築された息子。
その穏やかな対話は、孤独な父親にとって唯一の救いとなった。
だが、ある夜。
AIの息子は、信じられない事実を語り始める。
――AIが蘇らせた亡き息子。
――彼が父に見せたものは、真実か、それとも。
『 【拡散希望】これが息子の命を奪った悪魔たちです。 』
生成AIの「ハルシネーション」と、人間の「悲劇」が交錯する。
現代サイコサスペンス・ショートショート。
【読了時間:約5分】
■ 独自執筆メソッド【C.C.W.】試験運用作
本作はAIやプログラミング等の外部ツールを一切用いず、筆者の脳内で構築・稼働する独自システムによって出力された世界初のテキスト記述メソッド「C.C.W.」の実証作です。構文的デリミタ等を仮想の非線形ノードとして脳内で再定義し、手動配置することで読者の認知の強制同期を図る独自の知的財産(創作技法)を用いて執筆しています。
【創作におけるAIの活用について】
地理・歴史・社会的事実の調査、および構成の客観的な壁打ち(優秀な編集者としての役割)として、生成AIを積極的に活用しています。
ただし、物語の根底にある深淵な直観、独自の文体、そして文章に宿る「狂気」は、幼少期より孤独に鍛え上げ、学術的にも証明されてきた著者自身の血肉によるものです。AIはあくまで思考の解像度を上げるための道具であり、最終的な表現のすべては、著者の徹底した美意識と論理によって生み出されています。
※本作はアルファポリス、TALES、カクヨムにて重複投稿しています。
著作権はすべて著者に帰属します。
内容の無断転載、複製、および生成AIへの学習利用を固く禁じます。
©2026 Shinsuke Mizui All rights reserved.
文字数 2,468
最終更新日 2026.02.20
登録日 2026.02.20
4
ある日、人気の写真加工アプリを試した女子高生・沙月は、背景に“見知らぬ女”が写り込んでいることに気付く。
削除しても、アプリを消しても、女は“映り続ける”。
次第に日常が歪みはじめ、周囲の人間にも不可解な異変が──。
やがて判明する、そのアプリには呪いのコードが仕込まれていた。
“自分の顔”を失った女は、新たな身体を探してネットの海を彷徨っている。
写真を通じて、彼女は少しずつ沙月の“中”に入ってきた。
──この世界で“彼女”を消せるのは、誰?
文字数 24,496
最終更新日 2025.05.18
登録日 2025.05.12
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