「華」の検索結果
全体で6,418件見つかりました。
聖ルミエール国は暫く玉座の空席が続いていた。
王位継承者が相次いで死に、国内の派閥の思惑も絡み、じき百年に及ぼうとしている隣国ノクスフォードとの戦争は激化。
兵士も国民も敗戦続きですっかり疲弊しきっていた。そんな折、ブランシュ村に住む少女イヴリンの耳に「舞台オーディション」の話が入る。
少しでも民の慰めになるよう──聖ルミエールが望むような未来に進めるよう願う教会主催の特別公演だという。
四人の兄姉がいていつもおさがりしか着られないイヴリンは、素敵な衣装を着られる事を夢見てオーディションに挑む。
しかしそれは権力者による「人工的聖女」役を仕立てあげ、神がかりな力を持つ台本「聖典」を演じきるよう強いられる罠だった。
「これが台本だ。受け取ってくれるね?」
「はい!……あれ、でもこれ一文しか書かれていないです」
「脚本というのは最初から出来ている物ばかりじゃない。後から上がってくる場合もあるんだよ」
原初の女の名を冠する事が理由で聖女役に選ばれたイヴリンは、台本に用意された一文だけを教会が告げた時と場所で読み上げる。
それがこの舞台の開演の合図だ。
「私はイヴリーヌ。主は王太子シャルルを王位に就かしめよと私に言いました。これより私は神の声を聞く者として、この国を救います」
台本に用意されたその一言を成すべく、王位継承者の生き残りシャルル王太子を王に就かしめるべく奔走する即興劇が始まった。
イヴリンは包囲されていた都市プリーストを奪還し、その後も数々の偉業を成し遂げ、シャルル王太子を見事王へ就かしめる。
しかし、どれ程それまでの工程を華々しく遂げようと、この舞台の結末は「魔女イヴリンの火刑」で終わってしまう。
そうして火焙りにされると共に、この舞台はイヴリンに再演を強いる。
「私はシャルル王太子を王位に就かせるまでの二年間だけの聖女。三年目は魔女。そして火刑で消し炭になる」
聖典は何故イヴリンに再演を強いるのか?
オーディションをした者の思惑とはなんなのか?
火刑を逃れ、イヴリンが生きる筋書きはあるのか?
繰り返される中でも僅かにある変化から、イヴリンは聖典の望む選択肢を手繰り寄せ、筋書きを変えていく。
罪人の吸血鬼、虹を架ける弓引き、全てを視る占い師──王太子シャルルと聖女イヴリン。
全ての役者が揃う時、全てを知る時、繰り返される即興劇はいよいよ真エンディングへと走り出す。
「……イヴリーヌ・X・XXXX。あんたをこの国の聖女にしておくわけにはいかない」
──さぁご来場の皆様、席にお付き下さい。
繰り返される悲劇が×劇へ変わるまで、席をお立ちになる事はご遠慮ください。
聖女イヴリーヌは聖女
登録日 2026.03.30
生還したはずだった。
あの悪夢のようなゲームは終わり、少年少女たちはようやく日常を取り戻した――そう思っていた。
だが、数ヶ月後。
須藤颯たちは再び何者かによって拉致される。
目を覚ました先は、豪華絢爛な劇場『黒劇場(ブラック・シアター)』。
そこで待っていたのは、新たな参加者たち、より残酷に進化したゲーム、そしてすべてを操る謎の主催者だった。
仮面を纏い、王冠を戴くその男は、まるで舞台の案内人のように優雅に微笑む。
「ようこそ。第二幕へ。今回のテーマは――"罪"だ。」
命を賭けたオークション。
誰かの罪を暴く心理戦。
仲間を疑い、切り捨てることを強いられる極限状態。
それでも颯たちは、再び手を取り合い、この理不尽な舞台へ立ち向かう。
だが、その先で待ち受けていた真実は、彼らの想像を遥かに超えていた。
主催者は本当に黒幕なのか。
なぜ彼は悪役を演じ続けるのか。
そして、このゲームを作り上げた"上層部"とは何者なのか――。
絶望の中で芽生える絆。
悪役と主役が交わした約束。
二十人の少年少女が辿り着く、残酷で優しい結末。
これは、最悪のゲームを生き抜いた者たちが紡ぐ、第二の賭け。
錆びついた世界で、それでも人は誰かを信じられるのか。
『Rust Gamble II』
――最高の悪役は、最高の主役に未来を託す。
ようこそ、第二幕へ。
このショーはまだ終わらない。
文字数 8,171
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.15
華凰国に新たな皇帝が即位した。しかし彼には秘密があるようで…
なんちゃって中華ファンタジーです。
よく考えずお楽しみください。
文字数 20,319
最終更新日 2020.02.09
登録日 2020.01.12
甥である王太子の華やかな婚約発表の場から抜け出したテオドール。
自分の住処である離れに戻ろうとすると小さな少女が泣いていた。
「どうして泣いているの? 小さなレディ」
「私の王子様が結婚しちゃうの」
少女を慰めるためについ呟いてしまった……
「君は昔の王子様の婚約者になるかい?」
登場人物
テオドール・ヴァーデン
王弟殿下(元第三王子)
ジル
王弟殿下の専属侍従
オフィーリア・シーワード
公爵家の次女
※『転生先の物語と役割がわかりません!』もお読みいただいている方へ
お読みいただきありがとうございます。
独立した話ですが、最終話が十数年先が舞台の話なので未来のシリル殿下に関わる描写があります(登場はしません)
文字数 5,426
最終更新日 2021.10.21
登録日 2021.10.18
愛しい貴方へのプレゼント
ホラー部門《好き以外の感情なんてない。》の
番外編になります
ホラー部門も合わせて読んでいただけると
《わたし》と《貴方》の関係性がわかりやすいです。
文字数 3,976
最終更新日 2022.06.21
登録日 2022.03.14
六谷蜜葉(むつたにみつは)は、六谷家の長女として生まれた。
父が早くに亡くなり、母の朱海が新しい父と再婚してから全てが変わってしまった。
母は妹の朱鷺子(ときこ)ばかりを可愛がり、蜜葉は使用人のように扱われるようになった。
そんな生活を続けていたある日、とうとう蜜葉は、古くからの村のしきたりである、龍神様の贄に捧げられることになる。
死を覚悟した蜜葉を拾い上げたのは、不器用で口数は少ないけれど、心根の優しい、かくりよに住まう龍神族の王、蓮華(れんか)だった。
文字数 34,645
最終更新日 2022.06.04
登録日 2022.03.02
あの日、彼女を失った。
生徒会長であり、幼馴染であり、大切な人であった彼女を僕は目の前で亡くした。彼女を守れなかった自分の無能さに絶望し、いつしか僕の世界から色が消えていく。彼女がいない世界に色なんていらない、そう思っていた矢先に夢で彼女との再会を果たす。彼女と夢で会う日を重ねるごとに不思議と色覚が戻り始めたが、それとは反対に彼女と会う時間は短くなっていった。そして、僕の色覚が完全に戻ると彼女は…
彼女の最後の言葉がきっとあなたにも届きますように。
文字数 2,001
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
いやほーう、異世界転生成功したぜ。前世、若くして死んでしまったのは残念だが、おかげで剣と魔法の世界に転生できた。生まれは貴族だし、両親は貴族だけど仲が良さそうで美形な夫婦だ。何もかも上手くいった転生みたいで不憫不幸ハードなルートじゃないみたいで良かったぜ。これで転生チートもついてるなんて、あれ?チート、糸目って何?糸目の所為で顔立ちが整っているが華やかさはない地味な顔つきになった男が、糸目の所為で色々と誤解されて色んな所で巻き込まれる話。
注意、思いつきなので中途半端に終わってます。
文字数 8,872
最終更新日 2018.03.13
登録日 2018.03.05
ふっと目覚めると見慣れない豪華な天井。ありゃ、ここどこだ。知らない場所だな。
誰かが自分を呼んでいる。でも、これは俺の名前じゃない。
ん?
アレキサンドラ殿下?
ちょっと待てよ、それは俺が好きな人の乙女ゲームのメイン攻略キャラの名前だろおい!
自宅で寝ていたらいつの間にか自分が大好きだった乙女ゲームの中に転移していた男子高校生・齋藤和志。
転移したのはメイン攻略キャラのアレキサンドラ殿下。俺の推しじゃん。ちょっと待った、十歳なう?
十歳つったら、悪役令嬢と婚約するころか?待って、悪役令嬢めっちゃ可愛いんだけど。
やっべ、このままだとゲームが始まらないぞ・・・!
外見超絶イケメン、中身乙女な精神年齢十六歳が巻き起こす、一風変わった乙女ゲーム転生コメディ。前世(?)の推しだった王子に転生し、悪役令嬢との婚約が気が重いと思ったら・・・。
意外に可愛い?優しい?
時が経つにつれ、王子は普通に悪役令嬢と結ばれたくなった。
気ままに投稿です。
笑ってもらえたならとっても嬉しいですね。
文字数 14,261
最終更新日 2019.01.12
登録日 2018.12.10
聖竜歴54年某日、長きに渡る栄華を極めたクレストワルド帝国で政変が起こる。
莫大な財力を背景とする商工ギルド連合が軍の一部隊と結託してクーデターを勃発。
帝国中枢部は陥落し、国教アーネット教の象徴と崇められた聖女、イシリア=ヘンデルクも権力の座を追われることとなる。
血の滲む努力によって手に入れた既得権益を理不尽に剥奪された追放聖女は、しかしながら復権と復讐を諦めなかった。
――こんな所で終われないわ。聖女になるのにどれだけ大変だったと思っているの?
時に聖女として学んだ知識を駆使し、必要あらば自分の身体さえ武器にする不屈の女は、クセのある仲間達と共に今度こそ帝国の頂点に成り上がる!
文字数 17,451
最終更新日 2023.01.10
登録日 2022.10.15
王太子ラファエルの婚約者であるソラリスは、ある日、弟のリアムとルカからラファエルが寵愛するリリアーナという令嬢の存在を知らされる。どうも胡散臭い人物であると見抜いた彼らはリリアーナの化けの皮を剥ぐための決定的な証拠を集めていた。
華やかなパーティの最中、ソラリスはリリアーナの学業不振と退学処分、さらには「多くの男性との不適切な交際」と「父親不明の妊娠」という衝撃の事実を突きつける。王家の血統を揺るがす大罪が露呈し、リリアーナは失脚。目を覚ましたラファエルはソラリスに謝罪し復縁を望むが、彼女は潔く彼の元を去り、異国へと留学する。
二年後、学びを終えて帰国したソラリスの前に、以前よりも成長したラファエルが姿を現す。かつての「義務の婚約」ではなく、一人の女性として彼女を慕う彼に対し、ソラリスは穏やかな微笑みを向けるのだった。
登録日 2026.04.09
なんちゃってアクションギャグ。
最初からもうカオス。
キャラクターほぼ全員、太陽系がモチーフと
なっていますのでごちうい。
ひとこと登場人物紹介(今後も追加あり)
・森田翔
この物語の舞台である輝空学園の理事長の息子。
主人公だよ!本当だよ!
・火川龍也
翔の幼馴染。元デブだが今じゃただのマッチョ。
ちょいバカ。どうやってこの学園入ったんだよ。
・木野沢花菜
超天才少女。でもお茶目な面もある天然。
怪しいライオンとウサギを引き連れてるようだが…
・土屋颯斗
花菜の従兄弟。学力では花菜に次ぐ2位の成績。
クールなように見えるが…
・天宮怜王
上記4人の隣のクラスの天才スキーヤー。
花菜と颯斗とは小等部からの仲。
・日野陽太(ソレイユ)
太陽の内部の王国から来たとされているライオンの
ような妖精。普段は高等部2年にいる。
・如月優兎(ルナ)
太陽の内部の王国から来たとされているウサギの
ような妖精。本来は月出身。ソレイユの従者と
してやってきた。普段は高等部2年にいる。
文字数 2,660
最終更新日 2020.08.01
登録日 2020.01.19
伯爵令嬢のマシェリ・クロフォードは、皇帝の戯れによりーー皇太子(女嫌い)の妃候補に選ばれてしまう。
挨拶のため訪れた皇城で、礼儀知らずな皇太子にブチ切れ、暴言を吐いてしまったマシェリ。
断罪として妃候補から外され、せいせいした、と気を抜いたのも束の間。皇子様がマシェリに告げたのは予想外すぎる求愛の言葉だった。
「君に結婚を申し込む」
「謹んでお受けいたします(とりあえず今のところは)」
これは魔界と隣りあわせの世界で、恋愛より商売が好きな堅実令嬢が、帝国の無駄遣いを正したり、魔術師を打ち倒したりしながら、皇子様との結婚を回避し、ハッピーエンディングを迎える……かもしれないお話。
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※ 『小説家になろう』で先行公開中
(改稿多数。しかしアルファポリス様では第一部の修正は行っていないため、第二部で食い違いを感じた方は是非こちらへ!)(>人<;)
↓↓↓↓
https://ncode.syosetu.com/n9328ga/
【2020.4/ 15第一部完結済】過去最高PV26000、ジャンル別日間ランキング52位、勝手にランキング3位獲得!
※ R 15は保険です
文字数 173,984
最終更新日 2021.07.13
登録日 2020.03.30
春から高校一年生となる吉良祥華(きら しょうか)はとある事情のためにいきなり一人暮らしをすることに。
いきなりの一人暮らしを不安がる祥華の元に訪ねてきたのは、小さい頃によく一緒に遊んでくれていた年の離れた近所の神社のお兄さん、犬伏穂高(いぬぶし ほたか)だった。穂高は実家の神社が所有する『七福神荘』へ祥華を勧誘し、祥華は家族の勧めもあり『七福神荘』に引っ越すことを決める。
しかし、そこに住んでいたのは本物の『七福神』達だった…?!
世間知らずの神様たちと、現代を流行の最先端を走るJ K。
異様な組み合わせで繰り広げられる日常生活は一体どうなってしまうのか…?
文字数 2,024
最終更新日 2021.12.07
登録日 2021.12.07