「富」の検索結果
全体で1,979件見つかりました。
かつて辺境伯ベルには、ふたりの妻がいた。第一夫人のネリアと、第二夫人のリーシュ。穏やかな時代の中で、三人は日々を共にし、愛を深め、夜を分かち合っていた。誰よりも近くにいるのに、だからこそ心が揺れることもあった。それでも、三人でいることが幸せで、確かな絆で結ばれていた。
それから幾百年——時代は変わり、彼らは新しい名と姿で生まれ変わる。
高校生の勇と、恋人の朱莉。そして朱莉の専属メイド・伊吹。
朱莉と伊吹は、勇を中心に複雑な想いを抱えながらも、三人で過ごす時間の心地よさに惹かれていく。勇がいない夜、互いの温もりを求めることもある。でも、それはきっと、彼への想いがあるから。
過去と現在、二つの時代を行き来しながら綴られる、ふたりとひとりの物語。
Hシーンは数字の後に♡が付きます。
文字数 10,204
最終更新日 2025.03.18
登録日 2025.02.26
帝都の大富豪の私生児である『雪爾』は、長年、異母兄から虐待を受けていた。それが実父の知るところになり、雪爾は実父の友人である長澤家に預けられる。そこで『長澤聡介』という青年に出会う。
何もかも諦め憎んでいた雪爾は、聡介から穏やかで暖かな日々を与えられ、幸せというものを知ることになる。だが、聡介には許嫁に近い女性がおり、その幸せも長く続かないことに気付く。雪爾は初めて見つけた幸せな箱庭を守ろうと行動に移し始めるが……。自由の檻をつくり最も執着をしていたのは誰なのか。
※攻め:長澤聡介(ながさわそうすけ) 受け:雪爾(ゆきじ)
※雪爾は他の男から犯される描写があります。(1話目)
※総受けではありません。
※割とドロドロしてます。
※執着、愛憎、多めです。
※他キャラも動きます。群像劇風。
※5~8万字ほどの予定。
文字数 5,798
最終更新日 2026.09.13
登録日 2026.09.13
もう18歳になるオメガなのに、鶯原あゆたはまだ発情期の来ていない。
引き取られた富豪のアルファ家系の梅渓家で
オメガらしくないあゆたは厄介者扱いされている。
二学期の初めのある日、委員長を務める美化委員会に
転校生だというアルファの一年生・八月一日宮が参加してくれることに。
初のアルファの後輩は初日に遅刻。
やっと顔を出した八月一日宮と出会い頭にぶつかって、あゆたは足に怪我をしてしまう。
転校してきた訳アリ? 一年生のアルファ×幸薄い自覚のない未成熟のオメガのマイペース初恋物語。
オメガバースの世界観ですが、オメガへの差別が社会からなくなりつつある現代が舞台です。
途中主人公がちょっと不憫です。
性描写のあるお話にはタイトルに「*」がついてます。
文字数 195,142
最終更新日 2024.03.30
登録日 2023.06.30
*強引、激しめの性描写あり。閲覧要注意作品です。
「俺たち無しでは生きられない躰にしてやるよ」
母の再婚によって富豪の香月家に入った美夕(みゆう)。
そこにいた美貌の三兄弟は幼い美夕に優しい義兄となったが、平穏な日々は母の死によって激変する。
美夕が高校3年生の時に母が病死すると、そこから全てが狂い始めた。
優しかったはずの兄達が、豹変する。
美夕は、義兄たちの玩具となった。
優しかった兄たちが何故?
躰を弄ばれながらも逃げられなかった美夕は、香月家の秘密を少しずつ知っていく。
そして、それぞれの想いが複雑に交錯し、絡み合う愛憎の渦に巻き込まれていくーー
文字数 23,387
最終更新日 2017.07.06
登録日 2017.06.24
異界の錬金術士
レンタル有り働きながら大学に通う、貧乏学生のキミカ。ある日突然、異世界トリップしてしまった彼女は、それと同時に、ちょっと変わった能力をゲットする。なんと念じるだけで、地面から金銀財宝が湧き出てくるのだ! その力は、キミカの周囲に富をもたらしていく。結果、なんと王様に興味を持たれてしまった! 王都に呼び出されたキミカは、丁重にもてなされ、三人のイケメン護衛までつけられる。けれど彼らを含め、貴族たちには色々思惑があるようで……。この能力が引き寄せるのは、金銀財宝だけじゃない!? トラブル満載、貧乏女子のおかしな異世界ファンタジー!
文字数 207,577
最終更新日 2025.12.31
登録日 2018.03.01
男性しかいない、とある世界の物語。
世界は何度も滅亡の危機に晒され、荒廃しきっていた。
オーナーの翠(みどり)は帰る場所が無い、若い美男子ばかりを集め客を取らせている。
魅惑的な美男子を求め、やってくる富裕層の男たち。
それぞれの生い立ち、人生が交差する特殊な場所での愛憎劇を描く、BLストーリー。
※マニアックなプレイ、偏愛など、閲覧注意な内容を含む可能性があります。
ご注意ください。
文字数 14,858
最終更新日 2025.09.14
登録日 2023.09.08
不良 × 不良
タイトルの『*』はR18
世代交代。ヤンキー高ではテッペンの世代交代戦が始まる。
東高の現3年のテッペンと呼ばれる小倉は地域で世代一強いと言われるハセガワという男を倒したら、次のトップにすると触れ回ったが、2年の金崎派はハセガワに潰された。
ハセガワに報復に行く2年の富田は、サンドバックにされているところを助けられたが…。
・表紙 さやいんげん様
眞壁 士龍[まかべ しろう](18歳) 4月15日生まれ
185cm 71kg
垂れ目の彫りが深い甘めのマスク、ゴワゴワの金髪。鼻ピアス。クォーターなので、実は地毛で目も緑。
警察沙汰等で停学しすぎてダブっている。
2年にも3年にも敬語で話しかけられる。
自分から喧嘩はしない主義だが、頼られると放っておけない人情派。 非常に面倒くさがり。口調も冗談じみていて、飄々としている。色々抜けてて、頭の中が花畑、もしくはお散歩してると仲間からは言われる。
富田 虎王[とみた たけお](17歳) 12月24日生まれ
179cm 68kg
赤髪、つり上がり気味の目とキツめの顔つき。髪を逆立てたスタイル。
2年の派閥では武闘派。
精鋭を揃えているので派閥での戦いになれば真壁派を超えるだろうと言われている。真壁派からの離脱組が多い。真っ向対決する気がなくかわされるばかりの真壁にいつも苛立っている。
※東高 2年 4頭
・真壁
・富田
・内添
・金崎
小倉派3年 小倉遥佳(おぐらはるよし)峰 頼人(みねらいと)
真壁派3年 村澤将兵(むらさわしょうへい)栗原道郎(くりはらみちろう)
文字数 249,457
最終更新日 2022.05.07
登録日 2019.11.30
見習い魔女のエルシー(18)は、ある日不注意から絶対に触ってはいけない魔術書を開いてしまった。魔力が人より少ないエルシーはあっさりと呪いに掛かってしまう。それは、その呪いに掛かった者が一番したくない事をしないと、死んでしまうと言うものだった。タイムリミットは半日。
エルシーが一番したくない事。それは『処女を失う』事だった。魔力の無いエルシーが薬を調合する為には、その身に流れる処女の血が必要不可欠だったからだ。処女を失えば、エルシーは魔女には絶対になれない。だが、死んでしまっては元も子もない。
セックスしよう!!!そう決めたエルシーだったが相手が居ない。選ばなければ居るだろうが、初めての相手が変な男は嫌だった。だからエルシーは幼馴染の【ヤリ捨て騎士】と呼ばれているフィンレーに抱いてくれと頼むのだが……………。
☆マークはR18
エロは人によっては、下品だと感じる描写や不快になる描写が有るかも知れません。ご了承下さい。
5話完結予定。
短いお話です。
更新不定期です。
文字数 19,259
最終更新日 2021.11.22
登録日 2021.09.10
「アデーレ! お前との婚約を破棄させてもらう!」
「お姉様、わかって下さい。これ以上私を虐めたり私達の仲を裂かないで!」
「……無理よ。あなた達は結ばれる事はない。」
「負け惜しみもいい加減にしろ! お前は妹に嫉妬しているだけだ!」
「いいえ。あなた達二人は絶対幸せにはなれません。なぜなら……」
文字数 2,378
最終更新日 2022.10.09
登録日 2022.10.09
「俺が慣らしたげよっか?」
「は…?」
過去の恋愛の傷が残ったまま大学の友人にも自分がゲイであることを隠している久(ひさ)。ある日、いつものメンツと話しているとやかましい友人・阿川が「童貞は大学三年まで。へたくそはフラれる」と持論を語りだし、経験のない久は柄にもなくその話題を真に受けて頭を悩ませる。そこで久は経験豊富であろう幼馴染のヤリチン・葉大にその真偽を確かめることに…。
⚠性描写がガッツリ入ってくるので注意です
完結しました。
ここまでお付き合いくださった方々本当にありがとうございます。いいねやお気に入りとても嬉しいです。
文字数 153,001
最終更新日 2025.09.29
登録日 2025.03.09
冒険者のレオンはダンジョンで突然、所属パーティーからの追放を宣告される。
レオンは経験値貸与というユニークスキルを保持しており、パーティーのメンバーたちにレオンはそれぞれ1000万もの経験値を貸与している。
そういった状況での突然の踏み倒し追放宣言だった。
それにレオンはパーティーメンバーに経験値を多く貸与している為、自身は20レベルしかない。
適正レベル60台のダンジョンで追放されては生きては帰れないという状況だ。
パーティーメンバーたち全員がそれを承知の追放であった。
追放後にパーティーメンバーたちが去った後――
「…………まさか、ここまでクズだとはな」
レオンは保留して溜めておいた経験値500万を自分に割り当てると、一気に71までレベルが上がる。
この経験値貸与というスキルを使えば、利息で経験値を自動で得られる。
それにこの経験値、貸与だけでなく譲渡することも可能だった。
利息で稼いだ経験値を譲渡することによって金銭を得ることも可能だろう。
また経験値を譲渡することによってゆくゆくは自分だけの選抜した最強の冒険者パーティーを結成することも可能だ。
そしてこの経験値貸与というスキル。
貸したものは経験値や利息も含めて、強制執行というサブスキルで強制的に返済させられる。
これは経験値貸与というスキルを授かった男が、借りた経験値やお金を踏み倒そうとするものたちに強制執行ざまぁをし、冒険者メンバーを選抜して育成しながら最強最富へと成り上がっていく英雄冒険譚。
※こちら小説家になろうとカクヨムにも投稿しております
文字数 113,307
最終更新日 2022.07.10
登録日 2022.06.08
パウゼン侯爵家のレイニーはある日「弾けた」
婚約者のフェリッツが「友人」のジュディスと不貞する場を見て、心の中で「パァン!」と何かが弾けた。
大富豪のパウゼン家。金だけは腐るほどあるのだが、王都を恐怖に陥れた黒死病でパウゼン家の血を引くものはレイニーと祖父のみ。
アンブレッラ王国では「入り婿」はとても恥ずかしい事だとされていたが、ヘゼル伯爵家のフェリッツが入り婿になるという確約の元、婚約が結ばれた。
しかしフェリッツは我が物顔でやりたい放題。
レイニーは前時代的な祖父の教えで「我慢する事」が当たり前のように考えてしまい、他人の顔色ばかり窺って「どうせお金はあるんだし」と言われるがままにフェリッツの機嫌を取って来た。
それで良いとは思っていなかったが、不機嫌をあてられるよりずっといい。そう思っていたのだが不貞の場を見たことで馬鹿馬鹿しくなった。
「捨てるわ!」思い立ったが吉日。レイニーはフェリッツ達から「似合う」と買わされたものを次々に捨てて行く。物が無くなると部屋が広くなり、心にもスペースが出来た。
「なんて気持ちいいの!」
極端に逆振れしたレイニーは兎に角物を捨てた。
「婚約が破棄できないなら家も捨てる」と言い出したレイニー。祖父もならばとヘゼル家との婚約を不貞行為を理由に破棄した。
だがパウゼン家が途絶えるとなると王家も困るし、祖父も困る。
国王が仲介となって新たな縁談が持ち上がった。
今度の相手は第3王子のグラウペル・アンブレッラ。
しかし、このグラウペル。大の女嫌いだった・・・。
★例の如く恐ろしく省略し、搔い摘んでおります。
★タグは出来るだけ検索で引っ掛からないようにしてます。
★話の内容が合わない場合は【ブラウザバック】若しくは【そっ閉じ】お願いします。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションでご都合主義な異世界を舞台にした創作話です。登場人物、場所全て架空であり、時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。リアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません。
文字数 79,979
最終更新日 2024.01.08
登録日 2024.01.06
「パウラ・ ヴィンケル……君との婚約は破棄させてもらう。」
「フレド、何で……。」
「わざわざ聞くのか? もう分かっているだろう、君も。」
「……ご実家にはお話を通されたの?」
「ああ。両親とも納得していなかったが最後は認めてくれた。」
「……。」
「私には好きな女性が居るんだ。本気で愛している運命の人がな。
その人の為なら何でも出来る。」
文字数 2,726
最終更新日 2022.10.27
登録日 2022.10.27
ミザリーは困惑していた。
父であるファサン子爵は商才がなく騙されやすい。そのため借金を増やしてばかり。とうとう返済の期日が来たが返せるあてもなく……
取り立てにきた男に「返済の代わりに娘を差し出そう」そう伝え、娘であるミザリーを馬車に押し込め追い返してしまった。
銀行を営むデスティモナ伯爵家で奴隷のようにこき使われる覚悟したのに、なぜか到着した屋敷で大歓迎を受ける。ミザリーは伯爵家嫡男であるハロルドの結婚相手と勘違いされていたみたいで?
***
『社交界の毒花』と呼ばれる悪役令嬢を婚約者に押し付けられちゃったから、ギャフンといわせたいのにズキュンしちゃう件──のヒロインの兄夫婦の物語です。
『小説家になろう』に投稿していた短編を再構築しています。
文字数 36,406
最終更新日 2023.07.27
登録日 2023.05.12
三年前、リーシャ=グレイは富豪フェリックスから一方的に婚約破棄を宣言され、街を追われました。
けれど、今になってフェリックスが「申し訳なかった。もう一度やり直そう」と言ってきました。しかし、身勝手な態度は相変わらず。
生憎ですが、私にはもう新しい家族がいます。あなたとよりを戻すつもりは毛頭ありませんので。
それどころか、これをきっかけにささやかな復讐もさせていただきますので、お覚悟ください。
※反響あれば連載化を検討します。よろしくお願いいたします。
文字数 1,780
最終更新日 2021.03.11
登録日 2021.03.11
小さな浄化魔法で、快適な生活が送れていたのに何もしていないと思われていた。
皇太子から婚約破棄どころか死刑にしてやると言われて、逃亡生活を始めることに。
少しずつ、聖女を追放したことで訪れる不具合。
ま、そんなこと知らないけど。
モブ顔聖女(前世持ち)とイケメン木こり(正体不明)との二人旅が始まる。
文字数 35,503
最終更新日 2024.11.12
登録日 2024.11.08
仲のいい女子校生4人組で行われた罰ゲームで主人公の佐山遥奈は、レンタルビデオ店のAVコーナーに向かうはめになる。そんな彼女が目にしたのは、レズビアンコーナーでじっくりとパッケージを見比べるクラス委員の姿で――。
見た目は真面目なむっつり風紀委員と見た目ビッチな純情娘の二人が織り成す秘密のガールズラブストーリー、ここに開幕です。
文字数 18,170
最終更新日 2023.08.13
登録日 2020.07.24
主人公が、巨額の遺産と全裸の執事と悪の組織に振り回される、変態ドタバタコメディ。
主人公はエンターテインメント業界で、裏方の雑用バイトとして働いていた。
ある日突然、巨万の富を築き上げたCEO《最高経営責任者》から遺産を相続されることに。
それにより、人生が大きく変わり始めるシンデレラストーリー。
前半は、たまにシリアスがインサートしてきますが、コメディが全力シャトルランして戻ってきます。
後半あたりからシリアスが本気出して、コメディが置いてきぼりをくらいますが、付かず離れず付いてきます。
クトゥルフっぽい要素がありますが、匂わせ程度です。
※伝説のBLゲーム「裸執事」とは、1mmも関係ありません。
もしこの作品がアニメ化されるとしたら、OPかEDに「裸執事」の歌を使って欲しいと願っている、叶わぬ野望。
文字数 112,051
最終更新日 2025.11.20
登録日 2025.10.29
弟の友達の上段正行の家に遊びに行くことになった河相佳子。
「そういえば男の子の家に遊びに行くのって初めてだな」
聞くと今日は二人きり。親御さんも夜遅くに帰ってくるらしい。
※開幕早々に性描写が始まります。
苦手な方はご遠慮ください。
一話の分量はそれぞれバラバラです。
話によってエロがあったりなかったりします。
エロ有は題名の後ろにXをつけるようにしました。
登場人物紹介
上段正行
チャラショタ。毎朝大きな鞄を背負って家を出かけている年齢だがすでに20人もの女子と交際経験を持つ。
経験豊富なだけに女性の扱いには長けている。独占欲強め。
「勘違いしないでほしいのですがチャラいのは認めますがヤリチンではありませんので。ここ重要です」
河相佳子
体育系女子。全青春をバスケットボールに費やしてきた。そのため勉強と異性との交際経験はからっきし。
面倒見がよく、近所の公園でバスケットボールを教えている。
正行を男として意識する機会は少なかったが、否応なしに意識することになる。
文字数 81,575
最終更新日 2021.07.11
登録日 2021.06.06
東にバルドハイン帝国、西にエルファスト魔法王国という二大強国に挟まれたクリトニア王国は、両国の緩衝役を担っている中立国家である。
農作業が盛んで穀物類が豊富だけど、経済を発展させるだけの技術力を持たないクリトニア王国は常に両大国から嫌がらせを受けても耐え忍ぶしかなかった。
一年前に父である国王陛下が原因不明の病に倒れ、王太子であるローランド兄上が国王代理として国政を担うことになった。
経験が浅く、慣れない政務に疲れたローランド兄上は、いつものように僕― イアン・クリトニアの部屋へやってきて弱音を漏らす。
第三王子イアンの上にはローランド王太子の他に、エミリア第一王女、アデル第二王子がいる。
そして現在、王国内では、法衣貴族と地方貴族がローランド王子派、アデル王子派と分かれて、王位継承争いが勃発していた。
そこへ間が悪いことにバルドハイン帝国軍が王国との国境線に軍を派兵してきた。
国境での小競り合いはいつものことなので、地方貴族に任せておけばいいのに、功を焦ったアデル兄上が王宮騎士団と共に国境へ向かったという。
このままでは帝国と王国との全面戦争にもなりかねないと心配したイアンとエミリア姉上は、アデル兄上を説得するため、王宮騎士団を追いかけて王都を出発した。
《この物語は、二強国に挟まれた弱小国を、第三王子のイアンが前世の日本の知識を駆使し、兄姉達と協力して周囲の人達を巻き込んで、大国へと成り上がっていく物語である》
文字数 107,304
最終更新日 2024.04.13
登録日 2024.03.30