「石」の検索結果
全体で5,338件見つかりました。
「--…あきらちゃん、わたしの大事な大事な友だち。これからもずっと」
----私にそう言った女の子は、鏡のなかにいた。
※ ※ ※
「お嬢様が…っ! お嬢様がー!!!」
「な、な…」
いつも通り目覚めた私は、
「…どこ、ここ」
部屋をぐるりと見渡して血の気が引く。
バカデカイベッド。
高い天井。
まったく知らない部屋にいた!
※ ※ ※
銀色の髪の男が私に聞く。
「----おまえ、何者だ?」
「目的はアリス様の力か。こんなちんちくりんに彼女の身体を乗っ取れるほどの力があるとは俄に信じがたいけど…、まあ、話は引き摺り出してからだな」
違うよ! そんなこと考えてないし!
※ ※ ※
鏡に映った呆然とした表情のアリスが私を見返している。
…もしかして。
「私がアリスになってる!?」
※ ※ ※
「正体が露見しないよう大人しくしていろ。…首と胴体を離したくないなら」
…私、もしかしてとんでもない状況に立たされているじゃないの…?
「お前、名前は?」
「あきら…真澄あきら」
鏡に映っているのは間違いなくアリスで、私じゃない。
※ ※ ※
「…ん?」
本のページの間に何か挟まってる?
パラパラと捲ると、ぽろっとページのすき間から落ちるものがあった。
床に落ちたそれがきらりと光る。
「その…破片は…」
※ ※ ※
「『魔宝石、消え去る刻大いなる厄災訪れん。救世主、遥か時空の彼方より来たりて、魔導書を手に、これを直し、厄災を阻止せん』」
「さっきもそれ言ってたよね。それは何なの?」
「この国に昔から伝わっている予言の言葉だ。歴史学をかじった者なら誰でも知っている」
「へぇ〜」
古文が苦手なだけに我ながらアホみたいな反応しか返せない。
「随分と呑気な反応だけど」こめかみを押さえたフィンが続ける。
「いいか、これはお前のことを救世主だと言っているんだぞ」
「は…え、救世主!? 何かの間違いでしょ!?」
※ ※ ※
「魔宝石を元に戻し厄災を阻んだ救世主は、その後再び遥か彼方の時空の向こうへ去ったと言われている」
「まさか…」
「つまり、魔宝石を元に戻さなければお前は元いた世界に還れない、ということだな」
「は、はあー!?」
「これからよろしく頼むよ。救世主様?」
よろしくしたくないよ!!
文字数 12,101
最終更新日 2024.09.23
登録日 2023.09.24
30歳、実家暮らしの佐藤悠斗は、働くことが大嫌いで、生きるためだけに派遣会社を転々とし、料理、倉庫作業、イベント設営など多種多様な仕事をこなしてきた。寝坊が原因でまたも派遣会社をクビになり、スマホで新たな仕事を探していたところ、「異世界派遣会社」という怪しげな会社を見つける。半信半疑で説明会に足を運ぶと、美人でミステリアスな受付嬢・美月が迎え、異世界への「単発派遣バイト」を提案される。ルールはシンプル:24時間限定で異世界に派遣され、任務を終えて元の世界に帰還。次の派遣でまた別の異世界へ行き、そこで稼いだ金やアイテムは現実世界に持ち帰れる。
初派遣先は剣と魔法のファンタジー世界。派遣生活で磨いた料理スキルで冒険者たちに食事を提供し、倉庫整理のノウハウでダンジョンの物資を効率化するなど、悠斗は意外なマルチスキルを活かして活躍。クエストで手に入れた「魔法の宝石」は現実で高額換金! だが、異世界の過酷な環境や突然のトラブルに翻弄され、24時間内に無事帰還するだけでも一苦労。美月の意味深な微笑みと、異世界派遣の裏に隠された秘密も気になり始め…。行く先々の異世界でスキルを駆使し、元の世界と異世界を行き来する悠斗の、気ままだけど少しずつ変わっていく人生を描く、ユーモアと冒険の異世界派遣コメディ!
文字数 24,743
最終更新日 2025.05.13
登録日 2025.05.13
相羽 倫(あいば りん)は、18歳のオメガ少年だ。
両親を相次いで亡くし、悲しみに暮れて雨に濡れた墓石の前に膝をついていた。
そのはずだったが、気が付くと温かなそよ風の吹く場所にいる。
しかも、冬だった季節が春に代わっているだけでなく、見知らぬ人間が次から次へと現れるのだ。
奇妙なことに、彼らは姓を持たずに名だけで暮らしている。
姓は、上級国民にしか与えられていない、この世界。
知らずに姓名を名乗った彼は、没落貴族の御曹司と決めつけられてしまう。
ハーブガーデンで働くことになった倫は、園長・和生(かずお)に世話になる。
和生と共に、領主へ挨拶に向かう倫。
北白川 怜士(きたしらかわ れいじ)と名乗るそのアルファ男性に、倫にある記憶を呼び覚ます。
(北白川 怜士、って。僕が大好きだった本の、登場人物だ!)
僕、もしかして、本の中に迷い込んじゃったの!?
怜士と倫、二人の軌道が交わり、不思議な物語が始まる……。
文字数 83,105
最終更新日 2023.11.02
登録日 2023.10.09
俺がワガママ王子なわけがない!
~交通事故で転生したら、評判最悪の王族になっていた件~
物語の裏の日常
――王城の廊下に広がる「恐怖の噂」。
――執事ギルバートの胃薬消費量は加速中。
――そして、アレクシス王子(中身:倫太郎)の“休暇”作戦はことごとく裏目に……!?
本編で描かれるのは、王国を揺るがす召喚石の謎や、襲い来る不協和の怪物たちとの戦い。
だがその裏で、城内や村の食堂ではもっと人間くさい事件が巻き起こっていた。
「重鎧騎士のフリで安全確保!」 → なぜか“恐喝事件”に。
「引きこもり宣言で休暇ゲット!」 → 王都に“黒衣伝説”の噂が拡散。
「侍女との秘密共有」 → 廊下中が「恐ろしいご乱心」で大混乱。
真面目に生きようとしても空回り、誤解と笑いに包まれる日常の数々。
けれどその中で、仲間との信頼は少しずつ深まり、王子としての倫太郎の姿も確かに形をなしていく。
――これは、王国の命運を背負う裏側で繰り広げられる、
笑って泣ける“ワガママ王子の裏日常録”。
文字数 4,202
最終更新日 2025.09.27
登録日 2025.09.13
四年前突如世界に現れた集団、NW(ニューワールド)。少数精鋭そろいの最強集団として混沌とした世界全体を一年で平和にした後、解散し姿をくらました。その二年後元NWを名乗る人物が世界征服を掲げ、再び世は混乱を迎えようとしていた。
主人公ハルは訳アリの元メンバーとして身を隠し旅をしていたが、ある日国を滅ぼされた王女を助け、成り行きで国の再建を手伝う事に。
いかに強く見せて誤魔化し、戦いをしないで切り抜けようと奮闘する日々が始まった。
文字数 8,535
最終更新日 2018.09.05
登録日 2018.08.31
灘本昇子は高校受験を控えた中学三年生。中学時代からの親友で同じパソコン部の帆夏に影響され百合・BL・乙女・萌え系深夜アニメなどオタク趣味に嵌るようになってから成績も酷くなる一方。一学期中間テストの結果もやはり悪かったことから母にスパルタ教育式進学塾、烈學館へ強制入塾されそうになる。
翌日、昇子は幼馴染で成績優秀な森優(もゆ)と、入学以来学年トップの成績を取り続けている学実に通信教育の受講を勧められた。昇子は小学校の頃の経験からまた長続きしないだろうと初め乗り気でなかったが、部活中に通信教育をもう一度やってみようと思い直す。萌え系の女の子向け高校受験対策用の通信教育はないものかとネットで根気強く探してみるとなんと見つかった。昇子は帰宅後、母に塾行く代わりに萌え系の通信教育で勉強したいと懇願した結果、期末も成績が悪いままなら塾へ行ってもらうという条件付で認めてもらえた。数日後、教材が届いたのだが……
文字数 109,036
最終更新日 2021.04.26
登録日 2021.04.26
どこにでもいるごく普通の不良、石川竜子が極道から煙草を恐喝っていると、地球を侵略しに来た謎の異星人『インベーダー』に襲われたところを、魔法少女である内田神流に助けられた。
インベーダーの血液を浴び、魔法少女へと覚醒した竜子は、内田神流、飯辻巴と共に魔法少女として、インベーダー達を迎え撃つ。
浪川市の地下に眠るカラミティナイトを狙い侵略に来るインベーダー達!! 別に愛してはいないが縄張りである地元を荒らされ、石川竜子は斧を手に取り敵地へと乗り込む!! ぶち殺す理由は単純、何故なら喧嘩を売られたから!!
登録日 2026.02.12
石崎 翔(いしざき かける)十六才。趣味はゲームとか小説とかスポーツとかとにかく幅広い。小学校から9年間サッカーを続けており、トレーニング選手に選ばれるほどサッカーに夢中だ。中学三年生のときはユース日本代表に選ばれた逸材でもある。身長は181㎝という長身で俊足のサイドバックだ。顔は妹の顔が整っていることもあり、ありがちな兄弟比較はされないほど大差ない。つまり少し女顔で童顔だ。イケメンというより可愛いげがある顔に近い。本人も男なのに......と気にしている。義妹なのに顔が童顔という共通点を持っている不思議な兄妹。成績は中の下。運動については一番の自信を持っている。
文字数 25,694
最終更新日 2017.08.21
登録日 2017.08.12
『負け犬隊』と呼ばれる騎士隊の隊付き作家を目指して押しかけてきたセレッソ。
彼女の目的はただ一つ、負け犬隊の汚名返上!
とは言え、まずは隊付き作家として雇って貰えなければ始まらない。その条件として出されたのは『魔法』を使えるようになる事。
しかしセレッソには魔法の素質はゼロでした。
持ち前の行動力と戦斧を武器に頑張るセレッソと、癖の強い『負け犬隊』の騎士達の巻き起こす大体コメディ時々シリアス。そんな感じのファンタジーです。
※小説家になろう様にも掲載しています。
文字数 167,799
最終更新日 2021.08.08
登録日 2021.08.08
「私」ゾーヤが経営する店がある朝出勤したら荒らされ、商品や宝石が盗まれていた。すぐさま警察に連絡し、捜査官が来たが、犯人の目星はついていた。姉のソフィヤだった。長女で婿を取って娘を儲けている姉は今では娘を放っておいてだらだらしている女だった。母と共に姉の部屋に乗り込んだゾーヤと、その姉との関係の裏にあるものは。
文字数 6,566
最終更新日 2022.05.16
登録日 2022.05.16
期待のアイドルの原石である少女たち三百人にトップアイドルになるための資金を一人一人に一千万円配られた。主人公を含め三人のアイドル見習いは資金を使い堕落していた。
他のアイドル見習いは既に激しい潰し合いをしており、主人公達は大きく出遅れている。経過報告を受けて自分達は最下位であることを知る。更にルールが追加され、トップアイドルになれなかった人間には、リストバンドより電流が流れて心臓を停止させるとのこと。まさに死と隣り合わせのバトルロイヤル。
文字数 450
最終更新日 2020.12.07
登録日 2020.12.07
クリスマスイブ間近の都市に突然、【冥帝の光儀】という名前の宝石を市民から高く買い取る謎の女性が現れた。その怪しげな商売をする女性に関する噂話をする複数人の男性と女性達。パブ【ロージィラプソディ】にて噂話を聞く男達はこう裏の世界では呼ばれている。
【女神の騎士】と。
やがて【冥帝の光儀】がとある悪魔を目覚めさせる物と知り、彼らの生業、【悪魔狩り】のために奔走することになる。
思いつきで筆が赴くままに書いてみた短編小説です。受けが良かったらシリーズ化も検討するかもです。
文字数 8,362
最終更新日 2023.01.20
登録日 2023.01.20
ただの一農民のルアンはある日川で偶然に光る石を拾ってしまう。
その石は、その昔勇者一向が残虐非道な魔王を打ち倒した時に紛失したと伝えられていた聖石にそっくりだった。疑心暗鬼に神殿に運び込めば、それは聖石と認められ、大司教から感謝の一時をいただけることになったルアン。しかし目の前には、司教とは似ても似つかない者が待ち構えていた。
ルアンに全く覚えはないが、自分は天の女神の生写しらしく、その女神に一目惚れした魔王は戸惑うルアンに溺愛の手を緩めてくれない。
そのうちにルアン周囲の雲行きが怪しくなり、ルアンは、大司教をたぶらかし神を冒涜した者として国から処刑を言い渡されてしまう。火炙り直前で魔王に救出されたルアンだが、なぜ自分がこんな目に遭うのか未だに分からない。しかし、ルアンに執着する残虐非道と言われている魔王は何故かご機嫌で始終満足そうなのだった。
ルアンを溺愛する魔王の姿はさらに女神の嫉妬を呼び起こし、遂にはルアンは女神に完全に見捨てられてしまう。それに対抗すべく魔王は地上との関わり一切を経つのだった。
固定CP 魔王× ルアン
R付きそうなな箇所に*入れます。
文字数 157,092
最終更新日 2025.03.15
登録日 2024.10.11
かつて剣と魔法に彩られた世界に転生した主人公は、期待に胸を膨らませて目覚めた──
……はずだった。
生まれたのは、田舎の鍛冶屋の家。
冒険も魔法も遠く、毎日火を起こしては鉄を叩くばかりの“地味すぎる”人生が始まった。
「スキル《鍛冶師》さえ手に入れば…」という一縷の望みにすがり、10年、20年、果ては100年、200年と、
鍛冶だけを続ける孤独な歳月。
だが《鍛冶師》のスキルは、彼に訪れなかった。
──代わりに発現したのは、《鍛眼》。
鉄や魔石に宿る“思い”を感じ取り、鍛冶に宿せるスキル。だがそれは、感情の奔流を直接受け取る、魂を削るような代物だった。
──これは、鍛冶の物語。
剣に宿った願いを、今ふたたび打ち直す者の、物語。
文字数 56,356
最終更新日 2025.04.05
登録日 2025.03.23